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ボロクソ駄目日記


 ■ 2010/02/28 (日) k


K「たく、誰のせいだよ・・・」
マキシマ「いいかげん、腹くくれ」
飛空挺内部にある一室でK、マキシマ、ソル、クーラ*ウパの5人は捕虜収容室内部に閉じこめられており、システムD*Pは別室で調査を受けていた原因は作戦無視と味方への戦防止攻撃だった、撃ってきたのはそっちだろうが!とKは抗議したが、傭兵である彼等の言葉に耳を貸そうとする者はいない
K「だいたい、あんた何処に行ってたんだよ」
ベッドで胡座を描いていたKが面倒臭そうに言った
ソル「仕事だ・・・・」
K「仕事?」
ソル「極秘事情て奴だ・・・坊や」
その言葉が引き金となりKがソルに掴みかかる
K「てめー・・・」
ソル「ヤルならかまわねーぜ」
マキシマ(やれやれ・・どうしてコイツはこうなのかね)
マキシマは、腕に内蔵したカートリッジの残弾数を
確認ついでに軽いメンテナンスを始めている。
協調性の無いKと言いソルといい、何処か似ている
そう感じ苦笑いを浮かべた
   *
ガリウス「どうだ?何か判ったか?」
科学者らしき人物が椅子に座られたシステムd*pを帝国アカデミーの科学者達が隈無く調査を開始していた、ドマ城でギアの情報を得た帝国軍はギア相当を名文としたドマへの侵攻開始した、しかし、ドマ城にあったのはギアでは無く謎の生体兵器だった・・・
科学者「見たところ構造上はギアと変わらないのですが、装甲や動力部分に関しては未知の技術が使われています」
ガリウス「では旧世紀の異物か・・・」
科学者「似てはいますが、別格の者です、武器をエネルギー解析に掛けて見たところ今まで発見した事の無いエネルギーが使われています、旧世紀の技術を持ってしてもこのエネルギーを得ることは不可能でしょう、どちらにしろ、此処の設備ではこれ以上の調査は無理です一度本部へ・・・」
科学者が喉を押さえるとその場で倒れ込んだ
ガリウス「ご託は良い、本部へ帰るまでに調査を終わらせろ良いな」
ガリウスは呟いた


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 ■ 2010/02/27 (土) マッシュ加勢


カイエンとザタフが背中合わせに帝国兵の攻撃を受け止めていく、ジリジリと押されそうになるも押し返して斬り捨てて行く、追撃に出た帝国兵も次々と斬倒される
K「どうやら今までの雑魚とは違うようだな」
マキシマ「ああ、そのようだ・・・行くぞ!」
マキシマとKが突進する、ザナフがαブレードを掛けるがマキシマがガードしザナフを持ち上げ、そのまま地面に叩き付けようようとすると、ザナフが腕を掴みテコの原理でそのまま腕を絡み掴み取り、顔面に蹴りを入れる、蹴り挙げられたショックでバランスを崩しマキシマはそのまま倒れ込んだ、ザナフが得意げに笑みを浮かべるが、直ぐに顔が強張る、今の一撃で片づくはずがない、予測通りマキシマが2mの巨体がゆっくりと立ち上がる
マキシマ「やるじゃねーか・・・」
カイエンの剣技「燕返し」を放つが、Kは飛び上がり回し蹴りをカイエンに向ける、直撃を食らいその場に倒れ込む、直ぐに起き上がり刀を構える、Kは顔から流れ出た汗を拭おうとしたがそれは血だった
k「へへへ、やるじゃねーか・・オッサン」
カイエン「そなたもな、敵にしておくには惜しいわ」
その時、兵士達が発砲してきた
カイエン「不意打ちとは卑怯な!」
ザナフ「畜生!味方事かよ!」
マキシマが壁を盾にしながらKを守る
K「ガリススの奴、俺達事殺る気か?」
マキシマ「お偉いさんの考えてる事は何処も一緒らしいな、奴等に取っちゃ俺達も手駒に過ぎないて事さ」
新手の兵士達が銃を構えようとする兵士の溝に拳がめり込む、続けて第二波、三波を周りに入る兵士達におみまいする
マッシュ「加勢するぜ!」
カイエン「かたじけない!」
新手の兵達をザナフ、カイエン、マッシュの3人が蹴散らしていく、しかし、四方から兵士達が突撃しようとするとマキシマのM9ミサイルが兵士達を吹き飛ばした、カイエン達が振り向くと、Kとマキシマが兵士達に攻撃を加えていた
兵士「貴様等!血迷ったか!」
K「こっちのセリフだ、味方事ドコスカ撃ちやがって」
マキシマ「まったくだ、おい、おまえら早く行け此処は俺等が食い止める」
隊長「貴様等・・・・・」
ザナフがすまねーと言うと煙玉を投げる、噴煙が兵士達の視界を遮った

       *
マッシュ、ザナフ、カイエンの三人はドマ国境地点にいた、此処から先は迷いの森と呼ばれている場所だ
帝国兵達とてソコまでは追ってはこれない
ザナフ「カイエンさん・・・」
振り返るとカイエンが夕日に照らされたドマ城を見つめていた


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 ■ 2010/02/26 (金) システム d*p


マッシュはため息をついた、野営キャンプには兵士がうろついている、どうやら此処を突破しない限りは先へ進むのは無理なようだ・・・夜まで待つか・しかし、急がなければ、エドガー達との合流地点へ向かうには此処を突破するしかない、結果夜まで待つという結果に出た・・・
        *
カイエン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
憤怒の形相でカイエンは敵を斬倒していった
部隊長「かかれ!!」
兵士達が突入するが尽く間に斬り捨てられてられた
部隊長「馬鹿な・・・」
唖然とする部隊長のクビが宙に舞ったのを見て兵士達は逃げ出した
    *

ソルは剣を振り挙げると刃のような炎が地面を這うようにザップスに向かって向かってくる、すかさず空中に飛びあがりソルに蹴り掛かるが寸での所で交わされた
ザップス「へへ・・・やるじゃねーか」
口では強気を言ってはいたが内心はカイエンの事が気になっていた、家族や国王を殺され我を忘れたカイエンは鬼神のように刀を振り回していた、ドマへ来て初めて見る顔だった・・
ザップス(畜生・・・早く何とかしねーとカイエンさんが)
カイエンが鬼神のごとき強さだとしても多勢に無勢・・・・
その時、ソルが剣を鞘に収めた
ソル「やめだ・・・」
ザップス「何だと?」
ソル「おまえにゃ興味がないんでな、興味があるのは・・・」
ソルは奧の間に通じる階段に顔を向けた、あの場所はドマの王族ですら立ち入りを許されない部屋だ
ソル「俺の気が変わらんうちに早くしろ」
敵に情けを掛けられる自分の無料差を実感した・・・しかし、こいつの言った通り今はカイエンを助け出し逃げ出すのが先だ・・生きていれば何とかなる、それが師匠が教えてくれた言葉だ・・・
    *
クーラは奥の間に迷い込んだウパを探していた、突撃が始まったと思ったら、いつの間にかウパはドマ城までハイハイしていた、追いかけようとしたが、生き残りのドマ兵と乱戦になり見逃してしまった
クーラ「どこいっちゃたんだろう・・・・」
暫く進むと古い武具や骨董品のある場所へとたどり着いた、更に進むと何やら大広間のような場所へたどり着き部屋の中央には2メートル程の玉が佇んでいた
クーラ「あ!」
近くには玉に向かってウパがハイハイをしていた
クーラ「見つけた!駄目だよ一人で行っちゃ、危ないよ」
ウパを抱き上げるとウパが仰け反り玉の方に行こうとする
クーラ「さ、皆の所に帰ろう・・・」
戻ろうとするのを制するようにウパは尚も玉の方に向こうとする
クーラ「そんなに、彼処に行きたいの?」
玉に近づくとブゥンと言う音と共に玉が輝く、好奇心に駆られた彼女はウパを抱き抱えながら玉に触れるとブーンと言う音と共に玉が幾つもの象形文字を映し出すと中央のハッチらしきものが開き、それが開花するようにハッチが開くとチューブにくるまれた女性が姿を現した、チューブが音を立てて主人の元を離れていくと目を開き起ち上がった
「機動チェック・・・、索敵機能・・・問題ありません、飛行モード・・・問題ありません・・・武器・・一部損傷あり・・・・」
女性は機械的な言葉を繰り返した後、左右を見回しクーラとウパを確認すると目が赤く点滅しだす
「遺伝子情報チェック・・・Y紫色帯確認・・・内一名。・・・Y紫色帯未確認・・・、照合確認・・おはようございますマスター、ご命令を・・」
ク−ラ「誰?」
「私の名はシステムD・P、認識番号Ωー5:8Aです、マスターご命令を」
           *
ソルが奧の間へと続く階段まで進む、間違いない帝国側の情報が正しければ奴は此処にいる、奴が・・・
突然床が赤く染まりだしたと思ったら爆発し、粉塵の中からクーラ達を抱き抱えたシステムD・Pが飛び出す
クーラ「あ!ソルだやっほー」
唖然とするソルを尻目にシステムD・Pは出口へ飛び出した
    


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 ■ 2010/02/25 (木) 30年


彼女いない歴30になりました、上京し夜間の専門学校に通ったのはいいが朝4時半に家を出て朝6時から夕方5時まで仕事、それから学校行って戻ってくるのが夜中11時、学校が無い時は10時まで仕事、〒局は日曜月曜が休みだが昼間の仕事はちゃんとある昼間はサービス業だった為、土日は忙しく月曜日も昼間だけだったが何故か戦場のように忙しい、唯一の時間は〒局の無い土日の夜、土曜日は学校、それが終わったら学校の飲み会、正直肉体的に悲鳴を挙げていた、夏休みには仕事は殺人的に忙しく朝4時から夜中の12時半に帰って来る事もザラだった、忙しい仕事の最中友人達は花火大会やらBQ大会やらで楽しんでいた、一声掛けてくれたっていいんじゃない?、勿論飲み会の時なんぞミンナ話題は持ちきり、そんな自分は仕事と音楽の事しか話題が無い為、話しが噛み合わず皆からは空気が読めないとレッテルを貼られる、それでも楽しかったんだが・・・しかし学校以外の仕事仲間との交流や少ない時間の中で知り合えたプライベートで知り合った仲間との交流は学校に居た時間よりも遙かに楽しかった、学校の皆は絵の学校だったんで閉鎖的な所が皆あったのが正直嫌だったが、他で知り合った皆にはそれが感じがなかった、そんなこんなで学校を何とか卒業したが、当時SHOPで知り合ったロカビリーと組んでいたバンドを止めた、それから知り合いのガレージパンクのライブで知り合ったゴスの青年とバウハウスのコピーバンドを手伝っていたのだが、中心人物が抜けバンドは空中分解へ、しかも当時働いていた職場が経営不振のため去年の5月で閉店、それから埼玉の古着屋で修行がてら働きだしたのだが去年の12月に左肘を脱臼骨折した上に内側の筋を切断の大怪我を追い実家で療養する事に、診断の結果、復帰が長く掛かるという診断の為、古着屋を退職、その後〒局も経営不振の為リストラされた


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cyrno 恋愛にトラウマありです。 (10/02/26 23:19)
ゆきかぜ はじめまして、私もいない歴31年なので親近感を覚え書き込みをさせていただきました。 (10/02/26 07:26)


 ■ 2010/02/25 (木) ドマ城


マキシマが自分のモニターでドマ城の内部をスキャンする
マキシマ「城内、熱反応多数、内一つにエネルギー反応がある、どうやらこいつが本命のようだな、どうするレオ将軍」
レオ将軍率いる帝国艦隊はドマ城周辺を制圧、その後
休む事無く進撃した、その結果ドマ国王は籠城を決め反撃のチャンスをうかかがっていた
レオ将軍「敵に反撃する力は残ってはいまい、此処までの戦闘で兵達も消耗しきっている、増援部隊が到着するまで、今夜は此処で野営を貼る、城への突入それからだ」
クーラ「わーい、キャンプだって」
ウパを抱き抱えながらクーラがはしゃぎ回っていた
飛行艇の壁にもたれ掛っていたソルが剣を取り徐に立ち上がりドマ城へ進み出した
K「おい、何処に行くんだ」
不振げにKが声を掛ける、ソルは歩みを止めない
レオ将軍「まて、ソル=バットガイ、何処へ行く」
ソル「決まってるだろう、仕事を片づけに行く、その為に来たんだからな」
レオ将軍「増援部隊がもうすぐ到着する、それまで待機していろ、これは命令だ」
「その必要は無いぞ、レオ将軍」
後ろを振り向くと、兵士を引き連れたガリウス大司教が立っていた
・・」
ガリウス「これより、この作戦は私が引き継ぐ事となった」
レオ将軍「馬鹿な!貴殿は帝国の人間では無いはずだぞ!、それにこの作戦は皇帝陛下より直々に私が任命されている!」
レオ将軍の抗議を打ち消すかのようにガリウスの部下がレオ将軍に一枚の書状を手渡す
レオ将軍「こ、これは・・・!」
ガリウス「皇帝陛下による直々の通達書だ、私も国を思う気持ちは変わらないのでね、本日より君には別働隊の指揮を取ってもろう、君の部下は我々が引き継ぐ事となる」
レオ将軍「判った・・・・、ガリウス大司教、一つだけ約束して頂きたい」
ガリウス「何だね?」
レオ将軍「ドマ制圧後は略奪行為や住民達に手荒な行動はしなよういにしてくれ、彼等もこの地に生きる人間なのだからな」
ガリウス「よかろう」

Kとマキシマが顔を見合わせる
マキシマ「おいおい、何だか少しややこしい事態になってきたな」
K「ああ、雲行きが少し妖しくなってきやがった」
ウパを地べたに座らせてハイハイをさせていた、
クーラが警戒心を露わにした表情でガリウスを眺める
その気配に気付いていたのか、レオ将軍の飛空挺が飛び去っていくと、ガリウスはK達の元へ近寄る
ガリウス「只今を持って君達の指揮権は私が預かる事となった」
Kとマキシマが顔を見合わせる
マキシマ「おいおい、何だか少しややこしい事態になってきたな」
K「ああ、雲行きが少し妖しくなってきやがった」
ウパを地べたに座らせてハイハイをさせていた、
クーラが警戒心を露わにした表情でガリウスを睨む
ガリウス(この女、人間ではないか・・・それにしても、この赤ん坊・・・)
ウパに興味を示したのか、視線を向けるとクーラがウパを素早く抱き抱える
ガリウス(まあ、いい)
近くに居た、兵を呼ぶ
ガリウス「おい、この川に毒を流し込め」
兵士「しかし、レオ将軍は・・・」
ガリウス「この作戦の指揮官は私だ」
命じられた兵士はガリウスの目の表情を読み取ったのかゾッとした、人間らしい感情が一切感じられなかったからだ
          *
ザップ「カイエンさん!なんで止めんだよ!」
仲間の兵士達に止められ、ザップはカイエンに詰め寄ろうとしていた
カイエン「闇雲の戦っていても此処は勝ち目が無いでゴザル」
そこへ、兵士がやってくる
兵士「カイエン殿、すまないが来て居ただけねいでしょうか、敵の動きに変化が」
カイエン「あい、わかった」
屋上へ出ると見張りの兵士が双眼鏡をカイエンに差し出した、外で野営キャンプを貼っていた帝国兵士達は皆何処にもいなかった、妙なのは河の付近で帝国兵達が倒れ込んでいた光景だった
カイエン「これは・・・毒でゴザルな」
兵士「毒?!」
カイエン「どうやら、帝国軍は河に毒を捲いたのでゴザろう、一刻も早く陛下にこの事をお伝えしなければ!引き続き警戒を頼む!」
その時奧から爆音が轟いた
兵士「敵だ!敵が城内に入り込んだぞ!」










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 ■ 2010/02/24 (水) カイエン


三人は我が目を疑ったレオ将軍が連れて来た男は別として彼等の紛れも無く赤ん坊だったからだ
クーラ「わー赤ちゃんだ」
K「おいおい、将軍、その赤ん坊も助っ人なのか」
レオ将軍「彼のたっての頼みでな」
ソルが席に着くとそのクーラが隣の席に着く
ソルが赤ん坊をクーラに手渡す、
クーラ「かわいいー」
マキシマム「将軍、今回の作戦は一体どういう事なんだ、現場に赤ん坊を連れて行くなんて正気じゃないぜ

レオ将軍「君等は知らんのも無理はないが彼はギア専門のプロフェッショナル「聖騎士団」の元団員だ、今回の戦闘では必要な人材だ」
K「赤ん坊もか?」


ドマ王国の兵士達は皆殺気だっていた、無理もない此処数年戦争などなかったのだから、大臣からの報告に国王は更に顔を曇らせた、連合国の増援隊が壊滅したというのだ、兵の数は300、対する敵は500
こちらの兵達は皆若く実戦をしらない者達ばかりだ、
カイエン「王よ、ご決断を」
国王「カイエンよ、皆を集めよ」
  
チップ*ザナップは内心わくわくしていた、夢にまで来た国、ドマで自分の腕を振るう事になるのだから
自分の師匠の出身がドマという事もあり、彼は傭兵としてこの国に身を置いているのだが、実戦という実戦を見た事がないのだ、それゆえに不満があったが、それも今日までだ、兵士が広場に集まると、国王が大臣達とカイエンを従えてやってきた
国王「皆の者、いよいよわが国にも帝国の侵略の手が伸びて来た、敵の兵は我国よりも強力だ、だが、しかし!我等は負けるわけにはいかん」
カイエン「敵は既にこのドマに進軍しつつ飛行艇艦隊を動かしている、心してかかれ!」
カイエンが刀を挙げると広場の兵達の歓声が城中に広まった


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 ■ 2010/02/23 (火) 郵便局クビになりました


4年間、早朝6時から頑張ってきた職〒場をクビになりました・・・怪我で休職中とはいえ、何かな・・・・


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しょぼんぬ(´・ω・`) 4年間、お疲れさまでした。よく朝早くから続いたなあ、と感心します。餓鬼さんえらい! (10/02/25 19:13)
toro 大丈夫。なんとかなるって。気楽に構えるのが一番! (10/02/24 23:59)
まりあ ゲッ! 私も〒狙ってました(^_^;) 餓鬼さんにとって良い再就職見つかりますように。。。応援しています。 (10/02/24 21:07)
グピッヨ 戦力外通告 (10/02/24 12:40)
あおねこ@ 休職したらそうなりますよ (10/02/23 22:59)


 ■ 2010/02/23 (火) K


帝国軍駐留所一人の将軍が時計を眺めていた、眉の無い顔にモヒカン、帝国将校の制服には幾つもの勲章は将校の経歴を物語っていた、彼の名はレオ=クリストフ、帝国将軍の一人であり、騎士道を重んじる帝国内でも人間性を帯びた少ない人物の一人だ、制圧した村や街の略奪行為を禁止する等、正々堂々としたその戦い振りは部下からは信頼を込め「レオ将軍」と呼ばれ彼の部隊に配属された兵士達は皆誇りに感じている程だった
隊長「将軍、もう時間が・・・」
レオ将軍「出発までは、もう少し時間がある」
隊長「ですが・・・」
レオ将軍「オマエの元上官なのだろう、それならば信頼に値する、それに自分の部下を信じられないようでは俺も将軍で飯を食ってはいない」
(まったく、この人は・・・)感涙を込めてそう思った、思えば最初の出会いもそうだった、自分が先頭に立ち部下を引っ張り、死に急ごうとする若い兵士には
「お前にも家族は居るだろう」と論する、彼はいや
彼の部下達はそんな所に惹かれていた
         *
ソルの抱いた赤ん坊の傍らに何かの光があった、それは人間には見えない妖精だった、妖精は不安だった、この男、ソルにウパを託して良いのか
ウパラート、通称ウパ、魔獣ザイーを封印した勇者ウパラートの子孫でもありルアークヨ王国の王子、光に包まれたと思ったら、いきなりこんな世界に連れてこられた上に、あんな男に・・・・しかし、今は時を見守るしかなかった






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 ■ 2010/02/22 (月) ギルティーギア


赤いベスト、赤いヘッドギア、椅子の傍らには剣が置かれている、男は酒を飲んでいた、客は彼一人だけだ
彼の為に用意されたと言っても可笑しくない空間だ、まだ昼だ、酒を飲むには早過ぎるというのもあるが
酒場の主人にとっては、それがよかったのかも知れない、それは壁際に掛けられた一枚の手配書にその男が写っているからだ、10分前に連絡した、もうすぐ帝国軍が現れるだろう、そすれば恩賞金がたんまり手に入る・・・暫くすると荒々しくドアを開けた帝国兵達入って来て、男を取り囲む、直ぐさま主人が隊長らしき人物に近寄る
隊長「連絡をよこしたのは貴様か?」
主人「へ、へい」
隊長が男に近寄る
隊長「ソル=バッドカイだな・・来て貰おうか」
ソル=バッドガイかつて大陸中を騒がせた生体兵器「ギア」を狩る男、素性と経歴は全て謎、ただギアを狩るだけ、『モンスター』や『功性生物』と同じ高い戦闘能力を持つうえ、指揮統率や知性を有するこれらは人類の驚異となっていた、そのギアに対抗する為に各国が成立し作られた組織「聖騎士団」がある、ギア討伐を目的としたこの組織は各国からのエキスパートを集めて作られていた、ソルもかつてその「聖騎士団」の一人だった、だが、ある日を境に彼は組織を離れた、姿を消した、彼の戦闘能力に目を付けた帝国は彼に犯罪歴を擬装し生きたまま、もしくは情報提供者には多額の賞金を用意するとしていた
隊長「おまえの戦闘能力を我が軍は強く買っている」
ソル「・・・・・」
隊長「このまま、荒野を渡り歩き続けるよりもマシだとはおもわんか」
ソルは無言でウィスキーを飲み続けていた
聞いているのか?と副隊長らしき一人がソルの酒を取り上げると放り投げた
ソルが酒瓶を取ろうと面倒臭そうに立ち上がると兵士達に緊張が入り一斉にライフルをソルに向けた、直ぐさま隊長が”よせ”と部下達に銃を下がらせる
隊長「す部下が手荒な事をしてすまない、此処の酒代は俺が持つ、気が向いたらこの場所に来てくれ、決して悪い話しでは無いはずだ」
隊長が紙切れをテーブル前に置くと酒場の主人に金を渡して部下達を引き連れて店を後にした
兵士「よろしいのですか?」
隊長「俺達が奴に銃の引き金を弾いていたら全員命は無い、奴が断ろうと断らないと本国は1個師団を率いてでも奴を捕まえるだろう」
兵士「それ程までして軍はあの男を・・・・ソル=バットガイいったい何者なんですか?」
隊長「ソル=バットガイ、かつて聖騎士団の団員であり俺の隊長でもあった男だ」
兵士「隊長の?しかし・・奴はどう見ても」
隊長「当時俺は新米だったんで、あの人は覚えてはいないだろうがな、しかし・・・噂は当たりのようだな」
       *
一人の娼婦が乳母車を優しく揺らしていた乳母車には布袋に包まれた生後3ヶ月位の赤ん坊が眠っていた、ある日一人の客が少しの間だけ預かってくれと無理矢理よこしたものだ、わけも判らず赤ん坊を預かって2週間になる、彼女にはかつて息子と夫がいたのだが息子は生まれて直ぐに病気で死に夫は戦争に駆り出たきりだ、失意の中酒に溺れ、売春婦に身を落としていた
彼女の時間の中では預けられた赤ん坊の世話をする事だけが至福の時間だった・・・、その時間を打ち破るかのように家のドアをノックも無しにソルが入る
乳母車を押していた娼婦が振り向く
娼婦「ドア位静かに開けられないのかい!、赤ん坊が起きちまうじゃないか!」
女がソルに歯を向くが、気にせずソルは乳母車に近づくと赤ん坊を袋事抱きかかえて家を後にした
娼婦「ちょっと!何処へ行くつもりだい!」
ソル「世話になったな、用が出来たんでちょいと出掛けてくらァ」
娼婦の側に金が投げ込まれた
ソル「養育費だ・・・」
外へ出ると先程の娼婦がソルの前に立ち塞がる
娼婦「待ちな!金なんかいらないよ!、行くならその子を置いていきな!、あんたみたいな血の匂いのする男なんかにゃ渡せないよ!」
歯を向いてソルに金を突き返した
ソル「オメーにゃ子育ては無理だ、どきな」
無視して突き進むと娼婦は声を張り上げた
娼婦「誰か!!!人さらいだ!うちの子を取り返しておくれ!!」
声が街中に響き渡ると、騒ぎを聞きつけた何人かの男達が娼婦の元へ近づいた
男「どうした?」
娼婦「あの男を捕まえて!私の子をさらっていったの?」
男達がソルを取り囲む
男「何者かは知らんが、その子を返してもらおうか」
ソルが鞘事剣を抜くとそいつを張倒した、男が血を吹き出して鼻を押さえ藻掻き苦しんでいた
ソルの気迫に押されたのか男達がソルの前に道を開ける、ソルに抱きかかえられていた赤ん坊はその光景を楽しむかのように無邪気な笑みを浮かべていた
娼婦「坊や・・・・」
赤ん坊を抱きながら街を去るソルの背中を呆然と見ながら彼女は呟いた






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 ■ 2010/02/22 (月) 衆


全ての装備を剥がされたハンター達はロープできつく縛られた上に、村の中にある今は使われていない小屋に縛られていた、村中の全員が島にやってきた第二の侵入者や彼等の装備品を珍しげに眺めていた
「こりゃ!凄い、こいつさえあれば岩石なんぞあっという間だ」
ボストロール族の男がハンターの持っていたハンマーを片手で振り回す
「こいつは鍋の蓋代わりにいいわい」
ドラゴンニュート族の老婆が盾を見つめながら呟いた
「それより見ろよ、この網、こんだけ頑丈ならベッド代わりなるべ」とギガンテスが傍らのゴブリン族の兄弟に話しかける
「おめーの体重じゃ、3日と持たねーよ!」
違いねー、と仲間のモブリン達とゴブリン族兄弟が大笑いする
村の住民達ははさっきまで森が荒らされていたと言うのに見せ物市でも見るかのようにハンター達の装備を手に取ってみていた、助け出したチビ=原人はというと森ジジイから容態を見てもらうと”薬草でも付けとけば直る!”と言って、自分の庭に生えた薬草を原人にバン!と貼っただけだった、現に原人のキズは1時間も経たずに瘡蓋が出来上がっており、村長宅よりくすねてきた干し肉を片手にダンを物珍しげに見ていた
どうやら先程の騒動の事をすっかり忘れているようだ
ダン(下手をしたら自分達も被害にあっていたというのに、なんて皆呑気なんだ)
ビクトル「村長、この4人どうするんだ?」
村長「暫く倉の中にでも閉じこめておけばよかろう」
ダン「村長さん、ちょっとよろしいですか?」
村長「ダン殿どうしなすったか?、腹でも減られましたかな?」
ドリア「それなら!家の店で食べて言っておくれよ!
この島に客人が来るなんて珍しいからね、皆も食べに来ておくれ!今晩は店のおごりだよ!家の亭主が腕によりを掛けて作るからね!」
女房より一回り小柄なランストーカズ亭主がエッと呻く
村長「よし!では皆!今夜は宴じゃ!」
ダンが何かを訴えようとするが村人達が歓声を挙げ、男達は自宅から机や椅子を持ち寄り、女達は自宅に戻り宴用の料理と準備に取り掛かった
結局ダンの訴えを聞かぬまま、その日の夜はお祭り騒ぎとなり、ゴブリン、ジャイアント、ランドカーズ
カメレオンマン、オーク、レッサーデーモン、ガーゴイル、モブリン、ドラゴンニュートといった魔物達や他の種族の魔物達は持ち寄った楽器を演奏したり踊ったりして楽しんでいた、ハンター達も酔っぱらった獣人達に無理矢理呑まされて酔いつぶれていた、原人も相棒のマンドリルもここぞとばかり運ばれた料理を次々に平らげる、ダンも村長からお酌を黙々と呑んでいた、酔い潰れたギガンテスが椅子事ひっくり帰り、その衝撃で椅子が潰れる
見れば体の大きい種族の魔物達は酔っ払っては家具を壊していっていた
エミリー「ビクトル、また、忙しくなりそうね・・」
ビクトルの傍らにいたエミリーが呟くとビウトルが苦笑いを浮かべる、
夜がふけると解散となり皆それぞれの家へと帰っていく、ダンは村長宅へと泊めてもる事となったが、側で寝ていた凄まじい原人のイビキに目覚めた、外へ出ると満面の星が輝いていた、これも地球では見られない光景だった、インクリーザの謎を解きにこの星に来て歓迎会とは何だか緊張に欠ける気もするが、ふと目をやると森の彼方がぼんやりと光り輝いていたと思うと、直ぐに消えてしまった
村長「ふむ、珍しいの始祖の地が輝くとは」
いつのまにかダンの後ろには村長がいた
ダン「始祖の地?」
村長「我らを生み出した始祖が眠るとされておる遺跡ですじゃ、普段霧が濃くなっとるんじゃが光が現れた時だけ霧が晴れるんじゃ」
ダン「始祖?、それはいったい?」
村長「祖父さんの話ではワシらは元々大陸に住んでおったのじゃが、大異変によって大陸が滅び、行き場を無くした所を勇者様がこの島に導いたと言う事じゃ」
ダン「大異変?」
村長「古の時代、王と破壊神との間に起きた戦いじゃが、詳しいことは判らん・・・」
        *
翌朝・・・村の入り口でたっているビクトル、原人、ダン達を、村長と村人達が見送っていた、始祖の地に興味を持ったダンが出発を求めたのだ、道中の道案内としてビクトルを同行させ、モンスター避けとして原人の同行も許可されていた
ダン「では、行ってきます」
村長「気を付けてな、チビ、ビクトル頼んだぞ」
エミリー「2人とも、気を付けてね」
ビクトルと原人はうなずくと始祖の地へと出発した
村長の心に不安がよぎった、彼の祖父から聞かされていた始祖の地に関するもう一つの良い伝え
”汝、遺跡に近づくな”と



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 ■ 2010/02/21 (日) ハンター


原人がハンター達を威嚇する
ハンターA「へへ、本命の登場か」
髭が折れた鼻を戻しながら呟く
ハンターD「気をつけろ、子共だからて油断してると痛い目に会うぞ」
ハンターA「判ってるさ・・・」
髭が腰の短剣を抜いてで両手に構えると、原人が飛びかかった、髭面はギリギリの所まで接近したのを素早くかわした後原人を蹴り上げる、蹴挙げられた原人の体は樹木をなぎ倒した、粉塵と共に原人が起き上がる
ハンターD「なんてガキだ・・・」
ハンターC「殺すな!生捕りにして捕まえるんだ!」
眉無しが仲間達に指示を出すと四方に分かれた、原人が髭に向かって再度体当たりを始める、髭はかわそうとせず長剣を柄のまま抜き原人を吹き飛ばそうした。
が、原人は柄に噛みついた、噛みつかれた剣がギリギリと音を立ててる
ハンターB「どけ!」
小柄が髭に向かって何かを放った、粉塵をもろに食らった原人はのたうちまわった、そこえすかさず残りの二人が網を掛けると小柄素早く網を木に括り付ける
ハンターA「いったい、何を使ったんだ?」
ハンターB「コショウさ、ガキの頃悪さをした時は良く胡椒の倉を掃除させられたもんさ」
ハンターD「しかし、本当だったとはな・・・」
ハンターB「ああ、このガキを捕まえた途端、モンスター達の追撃が収まっている」
ハンターA「しかし、攻性生物まで味方にしてるとはな、どうりでコイツを欲しがるワケだ・・・」
ハンターD「確かにコイツがいれば戦況は一気に変わる戦争屋が欲しがるわけだ」
眉無しが吹き飛ばされた、続けて小柄のハンターが吹きとばされた、髭と巨漢が振り向くと義手を銃に構えたダンが構えていた、出力を最小限に抑えているとはいえ、人間に向けて撃つのは忍びない、残りの二人の背後からビクトルが現れ二人を羽交い締めにした



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 ■ 2010/02/21 (日) 森


村長宅へと案内されたダンを出迎えたのは、年老いたカメレオンマンだった、側にはダンのリュックを奪ったチビと呼ばれた子供の原始人もいる
村長「ようこそ、おいでくださいました。まずはチビの非礼をお詫びさせてください、コラ!オマエも謝らんか!」
村長に杖で頭を殴られ、原始人は不服そうにリュックを返した
村長「リュックのには一切手を触れてはおりませんのでご安心ください、あつかましいかも知れませぬが、どうか悪くは思わんでください、最近島に入ってはモンスター達を連れ去って行く輩が増えておるのです、チビも貴方様を敵だと思い込んで森から追い出そうとしたのでしょう」
村長の傍らにいた原始人はいつの間にか居なくなっていた
ダン「島?、ここは島なんですか?」
        *
辺境国家群、パルメキア大陸、アレフガルド大陸、エレシア大陸、大和大陸や周辺の島々と『イース』のような浮遊大陸意外にも確認されていない海域に位置する国家である、未知の大陸や島々にも当然集落等といった小さな組織は存在するし、未知の部族や村も存在するのだが国という大きな組織が有るとは考え憎いとされていた、それは海域や上空に発生する乱気流や海域が極端に変わりやすく、飛空挺はおろか船さえ近づけずにいるといった状況のおかげで調査の手は今だに及んでいない
ナマズ太夫「おいおい、そりゃ幾らなんでも考え過ぎじゃねーんか?」
ナマズ太夫が声を挙げる

原始人=原人は面白くなかった、せっかく森の密猟者を捕まえたと思ったのに飛んだ検討違いだ、高い木の上で相棒のマンドリルと木の実を頬張る、此処は彼のお気に入りの場所だ、最近は森の中に妖しい連中が出入りしている、そいつらは何をするわけでもなく辺りを探索しては去っていく、村の皆はその事には無関心だ、頼れるのは自分しかいない・・・17M先の森の奧からメイジキメラの群れが飛び出した、普段大人しい彼等が騒ぎだすのは何かあったに違いない、原人が口笛を吹くと火竜レオリウスが羽を広げてやって来た、原人とマンドリルが飛び移るとレオリウスは異変のあった方向へ飛び去った

髭面のハンターが功性生物達やモンスターの幼体達を片手に袋に詰めていく
ハンターD「おい、そんな雑魚なんぞ捕まえてどうするんだ?」
巨漢のハンターが向かってくるモンスター達を蹴散らしながら怒鳴った
ハンターC「放っておけ!俺達の目的は奴を誘き出す事だ、とにかく暴れるだけ暴れろ!」
森の侵入者を討伐する為に出現した功性生物達をボウガンで次々に蹴散らしていく、対功性生物として作られたボウガンは固い装甲を紙のように貫いていく
ハンターB「本当に奴は現れるのか!?」
向かってくるドスジャギイやサーベルタイガー達をハンマーで蹴散らしていく
ハンターC「今までの情報が正しければ奴はこの森のボスだ!、俺達が派手に暴れれば暴れる程奴が姿を現す確率は高い!」
髭面が次の獲物を袋に詰めようとする手に何かが当たり思わず手を放した、確認する暇もなく彼は第二撃を顔面に食らいその場に倒れ込む、眉無しが石の飛んできた方角を見ると、レオリウスが突進して来た、間一髪の所で巨漢が大剣で眉無しを庇うが仲間達の中で数倍の体躯を誇る彼でも火竜の突進を防ぎ切れず、吹き飛ばされたしまった、思わぬ所で邪魔が入った火竜の横腹に粉塵があがる、小柄の放った銃が火竜の横腹を直撃したのだ、思わぬ所で不意打ちを食らった火竜はその場に倒れ込んだ
ハンターD「やったか?」
ハンターC「いや!違う!こいつは」
眉無しが獲物を確認すると同時にターザンのように蔦を使って現れた原人が眉無しに体当たりをかける、すかさずボウガンで払い除けると原人は器用にかわす
ハンターC「いたぞ!本命のご登場だ!」

村長宅にも森で起きた異変は届いていた、大量の飛行形『モンスター』達や『功性生物』の群れが空を埋め尽くしていた
村長「あれは!森に何かあったのかの?」
ビクトル「森で何かあったみたいだ、チビもいない村長俺様子見てくる」
ダン「助けて貰った恩もある僕も行きます」
二人は森に向かった

ハーゴン「しかし、ペルシア公国は独自の航空海技術を持っている商業国家でもある、可能性は無いとは言えん」
ペルシア公国は一説では『旧世紀』で用いられた移動技術を有していた、パルメキアを筆頭とした同盟軍がペルシア公国に侵攻したのも目的の一つだ
ダーム「ふむ、未知の大陸に行ける技術を有していてもおかしく無いな・・・」
ガンドロノフ「それで、こちらの戦況は?」
皇帝「心配ない、我が軍の僅かな部隊が壊滅したに過ぎん」
自分の所有する兵が死んだというのに皇帝は顔色一つ変えようとしない、この男には良心というのが無いのだろうか?


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 ■ 2010/02/19 (金) ビクトル


目を覚ますと何処かの寝室だった、服はいつの間にか
着替えさせられている、その時ドアが開いた、ダンはギョッとした、現れたのは人間では無かった、飾りだろうか?頭に花のような物を付けていたが体の皮膚は樹木のそれと似ていている、おの後ろを精気の無い少女が食事を運んできた
森ジジイ「おお、気がついたな、それにここは・・」
ダン「僕はいったい・・・」
森ジジイ「心配せんでもいい、何処から来なさったか知らんが此処は安全な場所と言えば良いかの、まえさんは村の近くで倒れていた所を近くの連中が此処まで連れてきたんじゃよ、いやはや、運がいいわい、森の中じゃったらとっくの昔にモンスター達の餌食じゃぞい、ちょっと失礼」
森ジジイがダンの腕を取った、枯れ枝の用に細い、というよりも枯れ枝のようだった
森ジジイ「ふむ、問題はないようじゃな、これなら直ぐにでも動けるじゃろう、いやはや若さかのう羨ましいわい、はははは」
エミリー「これ、お腹空いてると思って、お口に合うか判らないけど」
エミリーがパンとスープを差し出した
スープを口に運ぼうとした瞬間、視線を感じて窓を見ると、更にギョッとした何十人もの種族の魔物達が窓という窓からダンの様子を伺っていたのだ、その光景はお化け屋敷のようだ
森ジジイ「こりゃ!!おまえ達!落ち着いて食事も出来んじゃろうが!」
森ジジイの怒鳴り声と共に野次馬と化した魔物達は駆け足に退散していった
森ジジイ「すまんのお若いの、人間なんぞが村に現れるのはチビ以来なもんでの」
ダン「チビ?」
森ジジイ「森に住む子供じゃよ、モンスタ−と一緒に暮らしてたのを村長が見つけて連れて来たんじゃが、モンスターとの暮らしが長かったのか、ちょくちょく村を抜け出しては森へ帰っていくんじゃよ」
その時ノック音と共にフランケンシュタインのような大男が現れた
森ジジイ「おお、ビクトルか、どうした?」
ビクトル「村長が呼んでいる、支度が出来たら来てほしいみたいだ」
森ジジイ「おお!いかん!いかん!、客人を連れて行くのを頼まれておったのをすっかり忘れておったわい!はははは」
エミリーがダンの側に着替えを置く
エミリー「あなたの服、汚れてたから、変わりの服を調達してきたわ」
食事を済ませたダンはエミリーから貰った服を着るとビクトルの案内で村長の家へ向かった



誰もが緊張の面持ちで会議を見ていた、謁見の間に在籍する全ての兵士の目に異様な光景に移っていたのだ、自分達が此処に在籍する事が許されているのかさえ疑問に移るのだ、それもそうだろう今この広間に集まっているのは各地で名を轟かせている人物ばかりだからだ、自分達の祖国であり国王でもあるパルメキア帝国の皇帝マティアは肩まで伸びた青い髪とミスリルで作られた甲冑に似合わず女性のように化粧をしているが得体のしれない妖しさを醸し出していた、辺境の地に済む100の戦闘部族をまとめ上げ、難攻不落とも言われた国々の一つファイヤーウッズを一晩で滅ばしたとされる古の巨人族デス=アダー総司
パラメキア大陸の西に位置するロンダルギア地方を制圧している大神官ハーゴンは不気味な笑みを浮かべている、黒魔術の第一人者でもあり悪魔を操ると言われている大司教ガリウス、ハイラル王国でクーデターをおこし、現国王となったゲルド族の王ガノンドロフ
東方の国よりやって来た言われるナマズ太夫は噂では皇帝と同じく魔物を操る事が出来ると言われている、エレシア大陸から来た言われる魔物達の首領ダーム、は不気味な沈黙を守っている皆大陸にその名を轟かせた覇王達である、いったい此処で何が話し合われるのだろうか?
皇帝「さて、今回集まってもらったのは他でもない悪い知らせと良い知らせを諸君に持って来た」
ナマズ太夫「まずは、悪い知らせから聞かせてもらおうじゃねーねか」
せかすようにナマズ太夫が訴えると場の空気がかすかに張り詰める
皇帝「ペルシア公国に侵攻した軍勢が壊滅した」
デス=アダー「ほう・・・」
ガリウス「馬鹿な・・・あの国に軍勢を打ち倒す力などあるはずがない」
ペルシア公国、パルメキアから南東に位置する小さな国で「旧世紀」の遺跡が数多く存在する場所でもある
全公王が病死した後、娘であるプリンセスが王座を引く事となったが現在行方不明となり彼女の叔父、前公王の弟アサンが公王となった、その後ペルシア公国は防衛として軍備増強を注いでいるが周辺区域には『モンスター』はおろか『功性生物』を使役する技術も持たってはおらず帝国やハイラル王国の軍勢を破る程の力は持っているとは思えなかった
ハーゴン「旧世紀の遺跡か・・・」
ガンドロノフ「あの国に遺跡を復興させる技術があるとは思えんが」
デス=アダー「可能性はあるな」
ガリウス「あるいは、連合国家の加盟協力か・・・」
現在彼等の軍勢に対抗している組織は二つ、フィン王国の残党や地下組織から形成されているレジスタンスと帝国の侵攻に異を唱えローレシア、ラダトーム、ドマ、パンドーラ、タスマニカ、ホルストック、ガンディーノ、レイドック、フィガロといった9つの国家群から成る連合国である、しかしいずれの敵対組織も帝国を筆頭とした同盟軍に対しては敗戦の色は見えていない
ハーゴン「もしや、辺境国家群か・・・」
ナマズ太夫「辺境国家群?何だそりゃ?」




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 ■ 2010/02/18 (木) PC原人


ダン「待ってくれ!、それを返してくれ!」
ダンのリュックを担いだ3匹マンドリルが木々に飛び移っていく、バイオ手術とサバイバル訓練を受けたとは言え相手は動物、人間の脚力を超えている、マンドリルは木々を巧みに乗り移ってはラグビー競技でもするように仲間達にパスしていく、ふいにダンの足が何かに躓いた木の根っこを輪っか状ににして作った罠だ
バランスを崩し、その場に倒れ込む、その頭に何かが当たり髪の毛に付着した物体を拭てみる
ダン「何だこりゃ?、糞?」
見上げるとマンドリルや他のモンスター達が木の上からダンを見下ろしていた
四方八方かモンスター達が糞を投げ付けられてダンの体は糞まみれとなった、攻撃が鳴止み目を開ける一人の子供が木の上からダンを見下ろしていた、リュックを持ったマンドリルが子供の元へ駆け寄るとリュックを手渡した、映画や漫画に出てくる原始人の格好に頭髪の無い頭は太陽に照らされてキラキラと光っていた
リュックを受け取った子供が荷物とダンを交互に見つめ合う
ダン「その荷物を返してくれないか、大事な物が入っているんだ」
ダンが思わず駆け寄ると、原始人はアカンベーをして去って行った、ダンがその後を追いかけると、広い場所へ出ると、大型の翼竜、火竜レオリウスが佇んでいた、その頭には先程の原始人とマンドリルが乗っていた
ダン「これは・・・」
翼竜が羽を広げると突風と共に飛び去っていった、ダンも意を決して追いかける事にした
             *
村の入り口近くでランドーカーズ族の女性ドリアが食材の仕入れを運んでいる所に大きな影が横切り、一人の子供が、嫌 先程の原始人が降りて来た
ドリア「おや、チビ、今日は遅い到着だね」
チビと呼ばれた原始人が森を指さしたり、リュックを見せたりと何かのジェスチャーを繰り返していた
ドリア「? いったい何をいってんだい?」
どうした〜?とクワを持ったゴブリン族の男が近寄った
ドリア「それが、さっきから森を指指したり、してワケがわかんないんだよ」
ゴブリン族の男が森を見ると糞にまみれた男がふらつきながら立っていた
ダン「カバン・・・を」
ダンはその場に倒れ込んだ


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 ■ 2010/02/17 (水) 村


土砂竜ボルボロスの皮膚から遺伝子情報を分析したデータは増殖生物『インクリーザ』と同じものだった
増殖生物インクリーザ、何処から来たか、どのような過程で生まれたのか、全てが謎に満ちた生物だ、生物といえどもこれといった知性も無く行動といえば犬猫位の知能しかない、しかし増殖生物と言うだけあって繁殖能力は極めて高く、しかも、人間を捕食するしか能がない上に戦闘能力も高く一時は彼の故郷「地球」に突如出現し人類を絶滅寸前まで追い込んだ、タイムマシーンでインクリーザが現れる直後の時代ま遡って撃退する事によって全滅には成功したが、彼の脳裏に疑問が残った・・・彼等は何処から来たのか?・・何故来たのか、そんな疑問を追うように彼の武器に使われていた戦闘用コンピュータのデータを元に周辺星域をデータに掛けた、すると予測通りデータは地球外生命体だった、場所は太陽系を離れた未知の星域にある未開の惑星、大きさは土星より一回り大きく環境は地球と良く似ていた、データを元に星の距離を計算して導き出しただけの転送という無謀な試みだったが、そうでもなかった、何体かの生物を調査してみた、中には遺伝子を弄くったのもいたが、結果はまったく同じ
どれもインクリーザーと同じ遺伝子情報を持つ生物だ
増殖ではなく繁殖するという行為を除けば・・・・

      *
茂みの奧から様子を伺う二つの影があった、視線は森への侵入者へと注がれていた、森が騒がしいと思い覗いてみれば見たことも無い奴だ、周囲に警戒を払いつつ彼は暫く観察する事にした

島に4人の人影が集まっていた、ハンターの一人が船をロープで括り付け、それぞれに食料や武器や弾薬を運び出す
ハンターA「こんな所に本当に居るのか?」
髭面のハンターが聞いた
ハンターB「間違いない、依頼主の情報によるとこの島に要るらしい」
眉の無い男が髭面に答えた
ハンターC「本当、依頼主様にゃ感謝するぜ、毎度毎度、稼がしてもらってよ」
小柄の男は自分の背丈より大きい斧を担ぎあげる
ハンターA「しかし、『モンスター』やら『功性生物』なんぞ捕まえてどうすんだ?しかも今度の獲物てのは・・・」
ハンターB「余計な詮索は無しだ、俺達は依頼を済ませりゃ、それで良い」
ハンターC「目的は?」
チビが再び質問を投げかけた
ハンターB「戦争に使うそうだ、噂じゃ名国が『旧世紀』の遺跡を堀当てて兵器として利用してるらしい、その為に『モンスター』や『攻性生物』を兵器として利用するみたいだぜ」
ハンターC「更なる軍備増強に備え、そいつらを捕まえるてわけか・・・ご苦労なこった」
ハンターD「手はずは?」
船をロープに結んでいた男が答えた、4人の中では一番体格が良い
ハンターB「行くぞ!」
     *
青白い顔の少女とツギハギの顔をした大男がニ体のレッサーデーモンの前に近づき積んできた荷物が降ろさした、シーツに包まれたのを剥がすと木製の乳母車が出て来た
ビクトル「シーザさん頼まれてた乳母車だ」
シーザ「いや、こりゃすまんね、祖父さんの代から使ってた家具でね捨てるのは忍びないと思ってたんで助かったよ」
エミリ「クレアさん、パンを焼いてみたのよかったら食べてみて」
クレア「すまないね最近は歳のせいか腰が辛くてね、こいつは美味そうだ、ありがたく頂くよ」
シーザとクレアと呼ばれた二体のレッサーデーモンの老夫婦は二人に笑顔を向けた、その時一体のドラゴンニュートが近づいて来た
エミリ「あら、ドムさん、どうしたの?」
ドム「いや、お宅等の所にチビが来て無いかと思ってね」
ビクトル達は顔を見合わせた
エミリ「いいえ、今日はまだ見てないわ」
ドム「そうか、いや、何だジッちゃんがチビを呼んで来いてうるせーもんでよ、エミリちゃんとこか、シーザさん所にお邪魔してかと思ってよ、すまね、他を当たってみるわ」
ドムと呼ばれた若いドラゴンニュートは走りだした


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 ■ 2010/02/16 (火) バイオ戦士DAN


樹の枝からスライム達が顔を覗かせていた、森に居る全ての生物達がその光景を見ていた
白煙を挙げながら青年は立ち上がった
パワードスーツに身を包んだ青年『ダン』は左手に内臓されているコンピュータを見て状況を確認したad
ダン「空気、放射線、重力その他全て以上無し」
ヘルメットを脱いで空気を吸い込んだ
ダン「想像以上だ何て美味しい空気なんだ・・・」
空を見上げると水彩画のように青い空と輝く太陽が見えた、地球では滅多に見れない光景だ・・・
コンピュータが警報を鳴らすとナビゲーション画面が空中に浮き出た、ダンはナビゲーション地図を頭に叩き込むと進みだした
               
           *
森の奥地にある沼地で土砂竜ボルボロスは泥に身体を擦りつけながら泥遊びを楽しんでいた、此処はいつものお気に入りの場所だ、最近は武器を持った人間がやって来て森を荒らすが、幸運にも此処は発見されていない、彼は泥遊びを楽しむと自分の巣へと帰って行った、茂みに隠れながらその光景を見届けていたダンは
ボルボロスが泥遊びをしていた場所から、何かの塊りを発見した、ボルボロスが泥浴びをした時に剥れた古い皮膚であろう、コンピューカメラに写しだしと直に遺伝子情報を引き出した
ダン「間違いない、インクリーザーと同じ遺伝子だ」


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 ■ 2010/02/05 (金) 妖怪道中記


賽の河原の番人、安駄婆の前に一人の男が姿を現す、
黒緑の甲冑に刀を持ち、紅い髪は腰まで垂れ下がり顔に塗られた白と黒の化粧は夜叉の如き形相だ、かつて東方の国で「悪七衛」と恐られた平景清である
景清「安駄婆、何故に我を起こした」
安駄婆「フエッフエッ、何故にとは決まっておろう、御主が現世に復活した理由は一つ」
景清「否!、安駄婆よ奴は我が討ち取った筈」
安駄婆「確かに、あやつは主によって葬られた、だが蘇ったのじゃ、シドーと言う者の手によってな」
景清「そやつは、一体」
安駄婆「多くの魔物を操る者の一人と聞いておる、復活した、その後は西に向かったとされておる」
刀をしまい、歩き出すと安駄婆が声を掛ける
安駄婆「待て景清、お主が死んでから現世も変わって来ておる、道案内としてこの者達を着ける、空間が歪むと二つの影が現れた、1つは蒼い半袖シャツに短パンという裸足に靴を履いた子供「タロ助」、もう一つは、いや一匹の犬だ
安駄婆「タロ助とアマテラス大神じゃ」
タロ助「ふー到着っと!、て何この人、顔怖!」
景清の姿を見た一人と一匹は後ずさり警戒した
安駄婆「タロ助は人の身でありながら冥界とこの世を行き来する童、アマテラス大神はかつてのアマテラスの力を宿しておる」
景清「否、安駄婆よ我あやつの首を取るのは我一人で充分」
安駄婆「主とて判っておろう、あやつを倒すには「八咫鏡」「勾玉」「草薙剣」が必要と言う事を、それを探すには時が立ち過ぎ魔物が溢れ出ておる」
タロ助「安駄婆のバアちゃん、この人もこの人で事情があるんだしさ、好きにやらしたらいいじゃん、と
いうわけで俺はここで・・・」
たろ助が立ち去ろうとすると安駄婆が呼び止める
安駄婆「よいのかの、タロ助、今回の件は閻魔大王様からのオッタシじゃ、それに三途の川は冷えるでの」
安駄婆の脅迫とも言える言動にタロ助は固まった


パルメキア帝国に2隻の飛空挺が着陸した、中から兵士と護衛の兵士と黒い肌をした屈強な男が宮殿へと入っていった、その後に続いて、もう一台の飛空挺が着陸する、中から現れたのは恰幅の良い二人の男と彼等のいや、周りにいる全ての人間よりも長身の男だった、男の顔は兜に覆われていて見えないのが不気味だ、係の者が2人の客人を大広間に案内した、紫の絨毯が敷き詰められた部屋には大理石で出来た会議用のテーブルが置かれていた、テーブルには大司教ガリウスと邪神官ハーゴンが席に着いており、その向かい側にはナマズ太夫がふんぞり返っていた
兵士「ハイラル公国ガノンドルフ陛下、デス=アーダ
様御到着去れました」
デス=アダーが大理石で出来た椅子に越し掛け、続いて黒肌の男ガドロノフが椅子に腰掛ける
シドー「随分と遅い到着ではないか、ガドロノフ」
ガドロノフ「貴公等と違い、こちらには政治という仕事もあるので、戦争ばかりが仕事というわけにはいかんさ」
ナマズ太夫「は、言うじゃねーか!全王の毒殺者が」
ガドロノフ「フッ、何度でも言うが良い・・・仕事の方はすませているのだろうな?」
ナマズ太夫「ふん、ゼルダ姫の探索ならば任せておけ、現在ワシの部下が大陸中をくまなく散策しておる見つけるのは時間の問題じゃろうてガハハハハ!」
ガドロノフ(俗物が、しかし妖の術を使う、この者利用する価値はある)
ナマズ太夫(相変わらず、姑息な手を考えおるわ、まあいい、貴様の探しているトライフォースとやらの情報、せいぜい利用させてもらうわ)
ガリウス「ところでダーム殿の姿が見えぬようだが?」
「「私なら此処にいる」」
空間が歪むとそこから黒水晶を身に纏ったダームが現れた
ガリウス(相変わらず、不気味な奴だ)
その時、中央の大広間が開くと親衛隊とダークナイトが現れた、その後ろをパラメキアの皇帝が姿を現した







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 ■ 2010/02/03 (水) 鉄男2


覚醒


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 ■ 2010/02/02 (火) ワルキューレ


獣戦士・・・まだ天も地も無い世界が混沌だった頃に太古の神によって作られた最初の人類だと言われた、彼等は人の姿と獣の力、神にも勝る精神力で地上の覇権を我が物としたしていた、長い年月を経て彼等は自分達が神に取って変わる者だと驕り高り神々に戦いを挑んだ、その傲慢さに神々は怒り、彼等を迎え撃とうとした、しかし、強靭な肉体と神にも勝る精神力で他の神々は苦戦を強いられた、彼等の軍勢が神々の目前まで来た時、古代の神々は彼等を石像の中に封じ込める事に成功した、こしかし、の戦いにより古代の神々は眠りにつく事になった、それだけ彼等に受けた被害は大きかったのだ
その獣戦士達を蘇らせようというのか・・・主神ゼウスは困惑した、さらに追い打ちを掛けるような事態が主神を驚愕させた、古の巨人族「デス=アダー」が地上で復活し魔界の支配者の一人「キングブレイカー」と名乗る男と手を組みトライフォースを求め地上に侵攻し地上の各地に存在する神々は封じられ各地に封印されていた、魔物や悪魔達が次々に復活していると
事態はもはや深刻だった、地上を制圧するとなれば天界への影響は避けられない、だが彼等に選択を決定付けられた事件が2つ起きていた、一つ黄泉の国に居た死者達が復活した事、もう一つは地上の軍隊が『魔大戦』に起きた『要塞』を復活させようとした事、地上の拠点が敵の手に落ちた今、神々の軍勢を送る事は不可能、もはや一刻の猶予はなかった主神ゼウスは神の子『乙女の騎士ワルキューレ』と『獣戦士』を地上に送り出すことにしたのである

朽ち果てた神殿の奧に彼女は居た、ここは天界でも立ち入りが禁止されている場所だったが今回特例を受け立ち入りが許可されたのである、彼女は奧へと進んだ
奧へ奧へと進むたびにあらゆる姿の彫像達が並んでいた、神々によって石化された獣人達であるである、長い年月により風化が進んでいるが此処は太古の神々が済むかつての神殿だった、中央の玉座にまだ風化が進んでいない彫像があった、それは只一人人間の姿をしている
ワルキューレ「かつて天界を貶めようとした獣戦士、言い伝えが本当なら、これで目覚めるはず」
主神ゼウスによる古の神が施した封印を解くには純血な心を持つ女性の精神が適正とされ、封印の解除には接吻を必要とした、この事を告げられた彼女は困惑したが、彼女の使命感がそれを押さえた
彼女が彫像に口近づく、近くで見ると彫像なのだが、意志を感じた、彫像の頬に手をやり顔を近づける、冷りとした間食が唇を伝わった、唇を離して離れた、暫くするが何も起こらい、背後から声がした
(キキキ・・・伝説の獣戦士、どのような者かと思えば、単なる神話にひか過ぎんか・・・)
ワルキューレ「誰です!出て来なさい!」
背後から空間が歪み、形を留め現れたのはボールのような身体に翼や足に尻尾が生えて目は一つしかなく裂けた口には鮫のような鋭利な歯が生えていた
アーリマン「俺の名はアーリマン、主の名により貴様を殺す!」
アーリマンの目が妖しく光と同時に衝撃波を放った
すかさずファイアーの魔法をとなえるが弾き返された
弾き返された魔法がワルキューレの身体に直撃した
アーリマン「無駄だ!貴様等の魔法など我等に通用せん!死ね」
アーリマンがトドメを刺そうとした時、彫像にヒビがはいった、ヒビは一気に広がっていき隙間から光を放ち、中から人の姿が現れ獣戦士の登場した、あまりの閃光にアーリマンの目は潰れ翼を広げのたうち回っていた、その身体に獣戦士が投げつけた槍が突き刺ささりアーリマンは即死した、傷を負った彼女が復活した
獣戦士を呆然と見上げていた

古代に建てられた建築群、剥き出しになった煉瓦に延々と続く蔦の群れを獣戦士は地上に向かって登っていた、その後をワルキューレが登っていく、地上へと降りるために古代のジャングルを抜け二人は遺跡群を通過中であった、地上と天界を繋ぐゲートである神殿が使えな今、古びた神殿しか地上に降りる手段しかなかった
地上に降りたのはよいが一面ジャングルに覆われた原生地帯、足場の悪い地形に湿気に満ちた気候、過酷な環境下での移動の上に兜や盾、剣といった装備の重量神の子と歌われたワルキューレも疲労の色が目立っていた、それに比べ獣戦士の方はワルキューレより装備がない分身軽とはいえ、必要な食料や水と言った生活物資を担きながらジャングルを移動している、過酷な環境も神に勝る精神力と肉体の前では敵ではないのだ
見上げると獣戦士が蔦を伝いながら黙々と頂上を目指していく
ワルキューレ(なんて人なの・・このような環境下で顔色1つ変えないなんて、やはりこれも獣戦士の持つ強さの証)
その時、ワルキューレの足下が大きく崩れ落ちた、バランスを失った彼女は手を放し落下していく、その手を獣戦士の逞しい腕が掴み、自分の方へ引き寄せる
獣戦士「足手まといになる、捕まっていろ」
彼は片手でワルキューレを担ぎ上げ腰元に捕まらせると再び地上を目指した、恐るべき筋力だった

地上を出ると緑の大地とも呼ぶべき草原が広がっていた、獣戦士が彼女を降ろす
ワルキューレ「あ、ありがとうございます」
振り向きもせず獣戦士は再び歩きだした


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 ■ 2010/02/01 (月) 獣王記


生い茂る雑草を男が掻き分ける、闘志に満ちた顔立ちと鍛え抜かれた身体は芸術品といえる、その後ろを女がいた、彼女に施された武具を除けば白い肌と端正な顔立ちに蒼い瞳は正に女神といって良い、木々の間だからは森に住む全ての生き物達が二人を正視していた
いつもならこの森に入ってきた侵入者は大型の肉食獣の餌食になっていた、しかし、それが出来ないのは二人から放たれる異質なオーラを放っているからだろう
現に仲間の誰一人も襲うとしなかった、獣達はその姿をジッと正視していた


主神ゼウスは疑問の念に苛まれていた、果たしてあの選択は正しかったのか、かつて地上の覇権を狙い古の神々と戦った獣人族の戦士、彼の封印を解いた事
話は2ヶ月前にさかのぼった、神々の一人である女神イシターが何者かに連れ去られたのだ、時を同じくして地上に封印した古の巨人族や悪魔が現れだしたのだ、ここ天界においても異変は起きていた謎の魔人が出現し軍勢を率いて天界に侵攻しつつあるという、そればかりか『女神イシター』を人質として、追撃に出た部隊も連絡が途絶えたままだ、このまま神の軍勢を差し向けるか、それとも・・・配下の一人が言った獣戦士を復活させてはどうかと・・・


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