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ボロクソ駄目日記 |
■ 2010/02/05 (金) 妖怪道中記 |
賽の河原の番人、安駄婆の前に一人の男が姿を現す、
黒緑の甲冑に刀を持ち、紅い髪は腰まで垂れ下がり顔に塗られた白と黒の化粧は夜叉の如き形相だ、かつて東方の国で「悪七衛」と恐られた平景清である 景清「安駄婆、何故に我を起こした」 安駄婆「フエッフエッ、何故にとは決まっておろう、御主が現世に復活した理由は一つ」 景清「否!、安駄婆よ奴は我が討ち取った筈」 安駄婆「確かに、あやつは主によって葬られた、だが蘇ったのじゃ、シドーと言う者の手によってな」 景清「そやつは、一体」 安駄婆「多くの魔物を操る者の一人と聞いておる、復活した、その後は西に向かったとされておる」 刀をしまい、歩き出すと安駄婆が声を掛ける 安駄婆「待て景清、お主が死んでから現世も変わって来ておる、道案内としてこの者達を着ける、空間が歪むと二つの影が現れた、1つは蒼い半袖シャツに短パンという裸足に靴を履いた子供「タロ助」、もう一つは、いや一匹の犬だ 安駄婆「タロ助とアマテラス大神じゃ」 タロ助「ふー到着っと!、て何この人、顔怖!」 景清の姿を見た一人と一匹は後ずさり警戒した 安駄婆「タロ助は人の身でありながら冥界とこの世を行き来する童、アマテラス大神はかつてのアマテラスの力を宿しておる」 景清「否、安駄婆よ我あやつの首を取るのは我一人で充分」 安駄婆「主とて判っておろう、あやつを倒すには「八咫鏡」「勾玉」「草薙剣」が必要と言う事を、それを探すには時が立ち過ぎ魔物が溢れ出ておる」 タロ助「安駄婆のバアちゃん、この人もこの人で事情があるんだしさ、好きにやらしたらいいじゃん、と いうわけで俺はここで・・・」 たろ助が立ち去ろうとすると安駄婆が呼び止める 安駄婆「よいのかの、タロ助、今回の件は閻魔大王様からのオッタシじゃ、それに三途の川は冷えるでの」 安駄婆の脅迫とも言える言動にタロ助は固まった パルメキア帝国に2隻の飛空挺が着陸した、中から兵士と護衛の兵士と黒い肌をした屈強な男が宮殿へと入っていった、その後に続いて、もう一台の飛空挺が着陸する、中から現れたのは恰幅の良い二人の男と彼等のいや、周りにいる全ての人間よりも長身の男だった、男の顔は兜に覆われていて見えないのが不気味だ、係の者が2人の客人を大広間に案内した、紫の絨毯が敷き詰められた部屋には大理石で出来た会議用のテーブルが置かれていた、テーブルには大司教ガリウスと邪神官ハーゴンが席に着いており、その向かい側にはナマズ太夫がふんぞり返っていた 兵士「ハイラル公国ガノンドルフ陛下、デス=アーダ 様御到着去れました」 デス=アダーが大理石で出来た椅子に越し掛け、続いて黒肌の男ガドロノフが椅子に腰掛ける シドー「随分と遅い到着ではないか、ガドロノフ」 ガドロノフ「貴公等と違い、こちらには政治という仕事もあるので、戦争ばかりが仕事というわけにはいかんさ」 ナマズ太夫「は、言うじゃねーか!全王の毒殺者が」 ガドロノフ「フッ、何度でも言うが良い・・・仕事の方はすませているのだろうな?」 ナマズ太夫「ふん、ゼルダ姫の探索ならば任せておけ、現在ワシの部下が大陸中をくまなく散策しておる見つけるのは時間の問題じゃろうてガハハハハ!」 ガドロノフ(俗物が、しかし妖の術を使う、この者利用する価値はある) ナマズ太夫(相変わらず、姑息な手を考えおるわ、まあいい、貴様の探しているトライフォースとやらの情報、せいぜい利用させてもらうわ) ガリウス「ところでダーム殿の姿が見えぬようだが?」 「「私なら此処にいる」」 空間が歪むとそこから黒水晶を身に纏ったダームが現れた ガリウス(相変わらず、不気味な奴だ) その時、中央の大広間が開くと親衛隊とダークナイトが現れた、その後ろをパラメキアの皇帝が姿を現した |
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