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話題
大卒6人に1人「ニート予備軍」 文科省調査 |
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無職同様DQN、3Kを敬遠した。あるいは最初から諦めたんだろう。
DQNが増えたのも事実だろうが我慢強くなく、わがままと言うのも事実だろう。
@まさか俺が3K?
Aまさか俺が名も知れぬ中小企業?
Bまさか俺が工場勤め?
@〜Bで過半数の人が働いているのになぁ。
楽な仕事なんてない。仕事はしんどくて当たり前。
ほどほど以上の大学でほどほど以上の成績じゃないと望みの
職種にはつけない。今の世の中では”後のまつり”だね
no.2 ( 記入なし05/08/11 12:50 )
おそらく働きたいのだが採用内定もらえずに働く意欲がなくなりニートにいたるのではないかと思います?
no.3 ( うつで休職中の青年05/08/11 12:51 )
>2さん
無職ですか?それとも仕事就いている方ですか?
no.4 ( 記入なし05/08/11 12:57 )
とりあえず働く
↓
あまりの不条理と絶望感に苛まれる
↓
退職
↓
社会でやっていく自信がない
↓
社会の底辺へ
no.5 ( 記入なし05/08/11 13:57 )
むしろ変な会社の奴隷になるならニートの方が賢いという見方もある。
no.6 ( 記入なし05/08/11 14:24 )
残りの人数の中には、既に退職(4〜8月の間)もいるでしょうから、今はもっと多いはずですよね。
私が以前働いてた会社も、夏のボーナスが不服などの理由ですぐ辞めた人もいました。
あるいは内定拒否して把握されてない人とかも・・・
実数は25%近くいるかもしれませんね。
no.7 ( 記入なし05/08/11 15:53 )
たしかに、第1次退職組がどんどん出る時期だ。
no.8 ( 記入なし05/08/11 16:23 )
金の先物営業しか入れん奴だっているんだからしょうがないでしょう
no.9 ( 記入なし05/08/11 16:39 )
まあそれでも新卒就職できないよりはマシかな。
no.10 ( 記入なし05/08/11 16:41 )
少し前までは程ほどの大学で程ほどの会社に就職できたが、最近は程ほどでも厳しくなっている。企業は中核的労働を行う社員を採用し、代わりがきく仕事は派遣を使っている。
no.11 ( 三河屋05/08/11 16:53 )
エリート以外は死ねといってるようなもんかな。
no.12 ( 記入なし05/08/11 16:54 )
みんなでニート予備校作って金儲けするか!(笑)
no.13 ( 記入なし05/08/11 16:57 )
ニート園って作って、いろんな種類のニートをガラス越しに見るテーマパーク。
入場料2000円。
かっぷるや家族連れに人気。
なんてね。
no.14 ( 記入なし05/08/11 17:04 )
高校、大学勉強だけ。就職活動に関しては先生方は無能なのさ
no.15 ( 記入なし05/08/11 17:19 )
>15
だって学校の先公って就職したことないから当たり前っちゃ、当たり前。しかも何十年と同じことを教えてるような人間だから頭も固く面白くない人間がほとんど。で、その反動かセクハラとかのエロい不祥事犯すようなヤツは多いし。w
冷静に考えれば就職活動したことのない人間が就職活動の指導なんてできるわけがないはずで。
no.16 ( 記入なし05/08/11 17:33 )
先生を馬鹿にして言うわけではないけど、
就職したことがないひとがうまく導けるとは思えない。
大抵の所は、自主就職学習薦めるだけで終る。よくて「がんばれ」と付け替え刃程度
いっぽう、進学に関しては、資料たくさん寄せ集めるんだよな。
おいしい施設(ケーキ)ばかり載せておく馬鹿学校の多さにあきれる。
何も行くとこないなら、
公務員がBEST。
no.17 ( 記入なし05/08/11 17:40 )
日本の教育順位は、低い方だから仕方がない。
上位にはいっていない。
no.18 ( 記入なし05/08/11 17:43 )
高校に送られてくる学校案内のパンフレット(大学とか専門学校)
就職率100に近い数字を書きまくってますよね・・・・
no.19 ( 記入なし05/08/11 17:59 )
あれは、就職できなかった人もいると言うことだから、
他の学校と同じレベルと言うことが分かる。
1は、見学
2は、好きか嫌いか
3は、自分の将来性
4は、親と先生に判断させてもらうな。
これさえしっかりすれば、目標も出来ていいかと。
こうすれば、下手な大学へ行くより100倍良いです。
no.20 ( 記入なし05/08/11 18:05 )
35才以上のニートをなぜ
数に入れないのだろう?
no.21 ( 記入なし05/08/11 18:17 )
>21さん
国がリストラや中高年の就職難を黙認してるからだと思います。
若い人が就職難じゃないわけではありませんが・・・・
no.22 ( 記入なし05/08/11 18:26 )
2110
no.23 ( 記入なし05/08/11 18:41 )
ハローワーク求人の「ピークは 25歳」だと。
こうなると「求人のミスマッチ=年齢」だな..
no.24 ( 記入なし05/08/11 18:55 )
>2
わがままで仕事につかないのではなく3k仕事や中小企業や派遣すら
新卒や大卒を不採用にしまくるから。
従業員10名以下の会社でも新卒の募集者10名で一人しか取らなかったり
派遣のク○スタルグループでも新卒を10人中9人落としてたりする。
no.25 ( 記入なし05/08/11 19:23 )
新卒の求人が増えたように感じるのはブラック企業が増えて、すぐ辞めるーまた雇う
というだけで雇用数が増えたわけではない。
no.26 ( 記入なし05/08/11 20:09 )
新卒やとってもすぐリストラしたり、潰れたりして求人数だけは稼いでるけど。
会社が永いこと雇わないから、また就職してという風に就職数だけかせいでもしょうがない
no.27 ( 記入なし05/08/11 20:12 )
会社によっては新卒20人雇っても次の年には0か1人になってるところもあるから。
新卒の求人が増たとしても求人条件自体がよくなったわけではない。
no.28 ( 記入なし05/08/11 20:18 )
そもそも、今は人件費の削減や合理化や機械化で必要労働人数がどんどん減ってるのに。
毎年学校卒が現れて、労働者が余ってる。
しかも、その状況下において年金の不安や給与の削減などにより主婦や定年退職者まで
働こうとしている。
no.29 ( 記入なし05/08/11 20:21 )
大卒6人のうち1人もニートがいるわけないじゃん。30人に1人だろ。
no.30 ( 記入なし05/08/11 20:22 )
予備軍ですから、これからなる可能性のある人も含めてという意味ですよ。
no.31 ( 記入なし05/08/11 20:23 )
少し前他の記事では2人に1人はニート予備軍と書いてあった。
no.32 ( 記入なし05/08/11 20:28 )
予備軍なんて、いい加減すぎるな。可能性があるという意味で言うのなら、1歳の子供も予備軍だよ。定義はあるの?
no.33 ( 記入なし05/08/11 20:28 )
33さんに同感
no.34 ( うつで休職中の青年05/08/11 20:36 )
俺は正規軍。
no.35 ( 記入なし05/08/11 21:01 )
俺は傭兵。世界をまたにいつでもニート兵は駆けつけるぜ!そこに仕事がある限り。
no.36 ( 記入なし05/08/11 21:18 )
☆お父さん出番です!
〜思春期の子どもと向きあう法
「わが子よ“ニート”にならないで」
8月12日(金)・教育・午後11時30分〜深夜0時00分
no.37 ( 記入なし05/08/12 15:58 )
俺は羊。
どこに行っても迷ってばかりだぜ!。
no.38 ( 記入なし05/08/12 16:02 )
>30さん
私はむしろ6人に1人より更に多いと思います。
30人に1人って就職率97%ってことですよ。
no.39 ( 記入なし05/08/12 16:07 )
>37
情報さんくす
no.40 ( 記入なし05/08/12 16:15 )
〜思春期の子どもと向きあう法
「わが子よ“ニート”にならないで」
8月12日(金)・教育・午後11時30分〜深夜0時00分
みんなで観よう!
no.41 ( 記入なし05/08/12 23:28 )
今20代〜30代前半の男性が企業で一生懸命働く動機付け要因は、これからどんどん減っていくと僕は考えている。
なぜか。能力主義、成果主義人事制度導入で、企業の中で一番割りを食うのがこの世代だからだ。
成果主義人事は一般にろくに働かない中高年管理職の年俸を下げるのが目的と言われているが、それは嘘だと思う。
なぜなら、年俸切り下げのターゲットが中高年管理職であるのは事実だが、同時にこの人々はそれなりに社内政治力も持ち合わせており、制度導入の際にいろいろな「経過措置」なるものを付け加えて定年まで逃げ切る仕掛けを埋め込むからだ。
そこで実際の人件費削減の原資は、社内政治の右も左も分からない20〜30代前半までの若い連中の(主に将来の)給料からひねり出されることになる。
大手企業で成果主義を導入しているところを見れば、だいたいそうだ。で、新卒採用を大幅に絞り込んで現存する若手社員の昇級を抑制し、極限までこき使う。音を上げて辞めるやつが出ても会社は全然困らない。
給料の高い正社員が減れば、その分をパートや派遣で補ってお釣りが来るからだ。
というわけで若いやつほど割りを食うのだが、この中で唯一割りを
食わない人種がいる。それは、主に20代後半〜30代の女性正社員である。
既にパートや派遣に切り替わっている人は別だが、この年代の女性正社員は大手企業にとって極めて貴重な存在だ。というのも、上場企業中心に強まるCSR(企業の社会的責任)重視の風潮の中、「雇用」の分野でもっとも注目される指標が「女性管理職の比率」だからだ。
CSRの評価を上げるためには、何が何でも同業他社より女性管理職の比率を高めなければならない。
しかし、管理職にできる女性はいるか?社内を見回した時に、40代以上で生き残っているのはあくが強すぎ、20代では心許なさすぎる。
となると、30代女性正社員をどこまで囲い込み、マネジャーに育てていくかが最大の課題ということに気がつく。
だから、企業は若手社員をいじめても、30代女性だけは「幹部候補」というプロテクションをかけて守る。これまで女性採用数の少なかった企業では、この枠が20代後半ぐらいまで降りてくるかもしれない。したがって、20代後半〜30代では正社員に限れば男性より女性の待遇のほうが良くなってくるところが増える。
今の20代〜30代前半は、団塊世代の親の生き様から大きな影響を受けている。その影響とは「(民間企業で)働くことに対するイメージダウン」であると同時に「労働から解放されて井戸端会議に高じていられる(専業主婦という)身分の(特に老後を迎えてからの)圧倒的優位性」である。
no.42 ( 記入なし05/10/02 16:52 )
働く動機とかなくても目先の生活のために働いてもいいのでは。
no.43 ( 記入なし05/10/02 17:29 )
ニート予備軍ってちょっとかっこいいよな?
地球防衛軍みたいでさ。
no.44 ( 記入なし05/10/02 17:29 )
今は二人に一人か
no.45 ( 記入なし05/11/30 00:01 )
今年の大学生の就活者は卒業後に1から2年ほど希望の職業を探すために
フリーターになる事も一つの方法だと考えているそうです。
どうなることやら・・・・・
no.46 ( 記入なし05/11/30 00:30 )
>46
wbsの内容ですね。
新卒採用はバブル並みと言われていますので、やりたい事をのんびりと
探すという学生も結構いるのでしょうか?
女子学生も『派遣も考えてます』って言ってましたけれど、
あの番組、派遣会社もスポンサーですので---
3人ぐらいの学生の答えを流してたけれど、ホントは、非正社員を
考えているのは、100人ぐらいに聞いてやっと3人しか---かもしれません。
no.47 ( スクリュードライバー05/11/30 00:55 )
どのみち、新卒が社員になれても生き残れるのはわずかだよな
no.48 ( 記入なし05/11/30 01:06 )
新卒採用はバブル並とはいっても、あくまで数字の上の話。
実際に採用するかどうかとなれば話は別。
no.49 ( 記入なし05/11/30 01:55 )
大卒でも職種を選ばないといけないんですよ。わけわからん企業にはいってもすぐに辞めるでしょう。DQN企業っていうんでしょうか?
no.51 ( 記入なし05/11/30 08:38 )
わけわからん企業しか募集してないでしょうが。
no.52 ( リーチ君05/11/30 08:46 )
辞めたほうがいい。もっと、長くやりとおせることができる仕事を選んだほうが勝ち
no.53 ( 記入なし05/11/30 08:57 )
これこれアクセス禁止になりますぞ。俺は一時的にアクセス禁止になった?なぜじゃ?
no.56 ( 記入なし05/11/30 09:39 )
でも博士課程卒よりまし
そもそも1200枚も論文書けんし
no.59 ( 記入なし05/11/30 13:43 )
>61
同感です。
でも、馬鹿を相手にしても仕方がありません。
無視でスルーしましょう。
no.62 ( 記入なし05/11/30 20:45 )
ニートが良くないというけれど
社会現象を生む背景には必ず大人がその原因を作っているのにさも若者がといい、
物の本質を見ない。
ニートを生む経済の状況とそれをいいきっかけとして、
安くてすぐに首を自由に切れる便利な労働を進んで導入して大儲けをしている
企業の姿勢や消費者の安ければいいという悪循環が回りまわって生んでいる。
今 物を作るのは多くが外国で、日本人を雇うと高くなる。雇わないといけないとして
も派遣といういわばアルバイトを格上げしたかのような気にさせる言葉。
アルバイトほど気軽にはやらないで でも金はアルバイト並みという現実。
生産調整で暇な時は一旦切って 忙しくなったらまた雇うかもよ? 社員にするかよ?といいながらしない場合がほとんど。
例え社員で雇っても社内下請けのような子会社化。
もちろん本社とは差別して昔の準社員のような形態。
子会社同士で足を引っ張り合っているところも少なくない。
不景気になれば簡単にリストラ。いつ切られるかわからない会社に尽くす事は無理。
実力でというが多くの普通人は関係ない。才能がある人ばかりなら才能とは言わない。でもずるがしこい世渡り上手な人ばかりが得するアメリカの真似。
つられて時流に乗ったらリストラされた人がほとんど。気づいた時は後の祭り。
これからは税金は上がり 年金は微々 社会保険は取るばかりで治療するともっととられる そんな状況で子供産めますか?
子供産むなら外国で産んで子の国籍を使ってそこに住んでそこの社会保障を受けるき。日本は遅れてますよ。
最後に最近おじさんのよく言う言葉、、、働かなくても食べられる。
これは間違っている。
食べられないからニートになるんです。
no.63 ( コピペを改筆05/12/06 17:31 )
引きこもりやニート、あるいはフリーターなどを生み出した原因と考えられるものを、これまで聞いた、あるいはつらつらと思いつくままに挙げてみた。
産業
製造業の衰退と産業の空洞化によって労働市場が悪化し、失業が増加した
不況下、会社が中高年労働者を保護し若い社員を育てる役割を放棄したため、若者の就職市場が悪化した
同時にリストラも進み、終身雇用が崩壊した
サービス業の増大で臨時雇用が増え、雇用環境が不安定化した
社会
就職→結婚→子育てという従来の自立パターンが消滅し、成人化への標準的モデルが崩壊した
本人の選択的自由は増したが、同時にそれはまたリスクも大きい選択であるにもかかわらず、すでに社会は「こうすれば大丈夫」というモデルを示せなくなっている
本人の自由意志を尊重するとしつつ、しかしその裏ではもはや社会はその責任を負わずに済ませ、自己責任に帰結させてしまう社会構造になった
家庭
親自身「こうすれば大丈夫」ということが明確にわからないため自立への道筋を示せなくなり、教育のみを強化するしかなかった
教育
産業の高度化に対応するため、教育が長期化した
偏差値のみで人間のすべてを判断する「学校化社会」(宮台真司)が進んだ
偏差値競争の只中で、若者は常に勝ちつづけることを要求される
地域
子供は勉強が仕事」といった風潮が強まり、家庭や地域における役割から若者がスポイルされた
長期間にわたって実社会との接点がないため、社会に対する若者の不安が増大した
抑圧され、あるいは疲弊し、また自信なく不安な若者は、家庭・学校・社会という学校化された場所から「第4空間」(宮台真司)へと流出ないし引きこもった
本来、人間は社会的な動物であったはずなのだから、社会の影響を多大に受けて生きている存在でもある。それらをないことにして、すべて個人的な自己責任としてバッシングの対象としてしまうのは、むしろバッシングする側の個人化がゆき過ぎ、自分たちの社会に対する責任を回避していることにはならないだろうか。
いずれにせよ、モデルどおりに生きても生活が保証されるわけでもなく、増えた選択肢も失敗はすべて自己責任に帰結させられ再起もままならないのであれば、現代の若者はむかしより遥かに厳しい状況にいるといっていい。
しかしそれでも、彼らはこれからの時代を担ってゆかなければならない
no.64 ( 記入なし05/12/29 03:33 )
自分たちの社会に対する責任を回避していることを知ってか知らずか
親は自分は頑張って立派にやってきた、それに比べてお前は駄目だなというスタンスが
激しくムカついてしょうがない。
ただ、そこを精緻に説明しようとするがとても長くなり、互いの価値観がすでに全く違い
何回話し合ってもけなし合いというか分かり合えないのも現実。
たぶん、社会が変わりすぎたのだろう。
no.65 ( 記入なし05/12/29 03:36 )
ただ、リストラや自殺がもっとも多いのが中高年というのが説明材料にもなる
(若い者だけ駄目なわけじゃないと)
no.66 ( 記入なし05/12/29 03:38 )
伝統的な社会規範が弱まった時代には、外部からの規定によらず、アイデンティティの確立という内部的な要因によって、自らを規定することになった。
そして、今。
会社や学校、家庭、趣味の活動など個人の所属が多元化し、人はその場その場でちがった顔を見せるようになった
メディアの発達により関係が複雑化し、対面、電話、メール、インターネットなど、コミュニケーションの種類によってもちがった顔を持つようになった
身近によくわかりあえる親しい人、周辺にそれほどでもない人という、一貫した人格による従来の交流パターンが崩れ、会ったこともない人とも気の合う部分だけでは非常に親しく付き合うという、部分に分裂・断片化した自己による交流がおこなわれるようになった→状況志向(富田英典・藤村正之)
その場その場で自分がちがった顔を持つため、このように分裂した自分とはなにか、ほんとうの自分とはなにかという疑問を抱え込まざるを得なくなった
高度な消費社会は、かつての社会的な規定やアイデンティティの確立によることなく、記号化された消費財、すなわちブランドやイメージなど、きわめて流動的なものによって自己を規定することにつながった
同時に、このような社会は、自己の内部に基準を持つ内部志向ではない、自分の外側にある基準で自己を規定する外部志向の人間の存在を浮かび上がらせた(デビッド・リースマン)
流行というきわめて流動的で短いサイクルによって変化するものに合わせ、自己イメージも変化してしまうがゆえに、いやおうなくほんとうの自分への疑問が生じてきた
……要するに、わたしたちは内部的には分裂し、分裂した部分部分で外部の他者と付き合い、そこではいとも簡単に他者と融合してしまうような生活を送っており、そうした分裂した自己を振り返って「ほんとうの自分とはなにか?」という疑問にとらわれる状況下を生きている、ということのようである。そして、そこには社会構造の変化、とりわけ消費社会やメディアの発達が大きく関わっているということだ。
前世紀末からいわれるようになったこころの時代や、その後につづく自分探しなどといったキーワードも、さまざまな社会構造の変化の結果として現れてきた必然なのかも知れない。少なくとも、私たちはそうした自己の存在に対する危機意識を誘発する時代に生きていて、ニートや引きこもりは、それを具体的に体現している人たちだとはいえないだろうか。そしてまた、そうでない人々も、同じ社会構造を生きている以上、そうなる可能性を常に孕んでいるといってよいのではないか。
これはなにも若年層に限ったことではない。企業戦士など、仕事や会社に自己のアイデンティティを過度に依存しているような人は、それを失ったとたん、自分が何者なのかまったくわからなくなる危険をはらんでもいるのだ。それはそれまでの自分らしさをなくしたという喪失感につながって、場合によっては自死に至る可能性さえ否定できないだろう。
そう考えれば、わたしたちはみな自己喪失の時代を生きているといってよくはないだろうか。
no.67 ( 記入なし05/12/29 03:38 )
20年前と比べて、
メディアの情報が格段に増えた(ネットなど)
雇用形態の種類が格段に増えた
大人の定義が不明確になった(20代も50代も失業したら同じような事を言う)
個人・地域・会社のうち地域が無くなった(近所付き合いの激減)
なんか、雨具無しで土砂降りにふられている格好だ。
no.68 ( 記入なし05/12/29 03:46 )
ニートは、そして引きこもりも、結局のところ自己評価が非常に低い。自分への根源的な信頼を欠いているため、能力の有無に関係なく自分には価値がある、そういう実感がないのじゃなかろうか。ひとことでいえば、あるがままの自分に価値があると実感できないのだと思う。もうひとつの自己評価、すなわち能力の評価については、引きこもりの人などではわりと高いようにいわれている。なんだかプライドが高く、自信過剰であるという話もよく聞く。実際、そうとうに頭の切れる人も多いわけで、こういう人たちが表舞台で活躍できないなんて、社会の損失以外のなにものでもないなんて思ってしまうのだけれども、さておき能力自体は、ときに自信過剰になるとしても、自身がある程度の評価を与えている。
けれど、能力があろうとなかろうと自分には存在価値があるという感覚を欠いているため、挫折などで能力の評価が傷つくと、それがただちに自分の存在価値を脅かす結果となってしまう。学習性無力感と呼ばれるものがあって、これは挫折を繰り返すことで徐々にやる気が失せてゆくのだが、挫折は通常、能力に対してのみ影響を及ぼす。
だれだって失敗ばかりしていれば、自分には能力がないのじゃないかと落ち込むものだ。だが、通常は一定期間を過ぎれば、それはたんに努力不足として認識され、新たなる活力が沸いてくる。それが存在の価値が低い人の場合、たんに能力がないと感じるだけでなく、自分が存在している価値までもがないと感じられるのだろうと思う。そこから活力は沸いてこない。
つまり、能力を否定されることはただちに自身の存在価値を脅かすので、それが不安で社会に出てゆけない。あるいは社会に出てはみたものの、ちょっとした失敗経験が自分の存在価値を脅かす。だから、すぐに辞めてしまう。当然である。存在価値が脅かされるということは、つまり生命が脅かされるのとおなじ意味だからだ。ニートや引きこもりには、理由のひとつとしてそういうのがあるのじゃないだろうか。
no.69 ( 記入なし05/12/29 03:47 )
なるほど。なかなか精緻な説明だ。
コピペじゃないなら。
no.70 ( 記入なし05/12/29 03:50 )
安定性が昔より低くて、昔と比べて同じ期間における挫折回数が格段に多いから
そういう事例が多いかもしれない。
no.71 ( 記入なし05/12/29 03:52 )
「学習性無力」ってのは1つのキーワードだろうね
no.72 ( 記入なし05/12/29 03:53 )
ようは、たくさん負ければ誰だってくじけるわ。
限界こえれば。
no.73 ( 記入なし05/12/29 03:54 )
マクロ経済的に見れば、ニートとは「有効求人がないから働けない」のではなく、
「働く必要がないから働かない」層である
「働かない」理由は、30過ぎたフリーターを企業が労働力として求めないという「(主に雇用側ニーズの)外形的ミスマッチ」と、
高学歴なのに単純労働しか口がないという「(主に就労側ニーズの)内面的ミスマッチ」の2つがある
働く口はあるのにあれこれ理由をつけて働かないというニート、またあれこれ理由をつけるような30男をわざわざ雇いたくないという企業が多い以上、この問題の結語は、「個人が求職のハードルを下げて、働く気を起こせ」という精神論でしか落とせなくなる
で、じゃあ何で働く気が起きないとか俺は低能かもしれないとか言ってるわけ?働かなかったらいずれ飢え死にだよ?世の中の奴なんてお前らよりずっと低能だよ?そもそも働いてみなきゃ「自分が何であるか」なんてわかんないじゃん…といった、あっちの世界とこっちの世界の会話してそうで噛み合ってない呼びかけ合いで終わる
資本主義経済的には、「こいつらが働かないのは経済外部性の問題だから、とりあえずそのセグメントが消滅するまで待ちましょう、レッセフェール」という結論になるのは目に見えている
no.74 ( 記入なし05/12/29 04:01 )
経済学は議論の為に抽象化する必要があって、
前提条件が重要になる(大きく左右する)
複雑系は別。
現実がイス取りゲームなら、各自で新しい良いイスを作ろうという話は
経済学からはあまり生まれない。
no.75 ( 記入なし05/12/29 04:06 )
>75
実に的を射たことを仰いますねw
no.76 ( 記入なし05/12/29 04:10 )
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