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人生???


 ■ 2007/04/29 (日) 転職の報告


もとより私を知っていらっしゃる方には「お久しぶり」、そうでない方には「初めまして」。

私はこの3月末まで去る大手の進学指導塾の職員をしていましたが、
4月1日より新たな職に就きました。
現在、さる都市にて地方公務員をしております。

転職の動機は推して知るべし。
もちろん安定もあるのですが、趣味で書いている小説を書く時間がもっとほしくなったのです。あるいは、本を読むための時間が。

もう少し早めにこちらに報告するべきでしたが、忘れておりました。
今は、比較的自由になった時間を利用して、本を読み小説を書けるようになったことが何よりもありがたいです。

ホームにしているブログ(http://miyago2389.blog61.fc2.com/)に小説を掲載しています。
今はとても拙いものですが、いずれ、持込なり投稿なりしてこの道で食っていけるようになりたいと思っています。


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へたれ 日記は読みやすいよ (07/05/04 23:44)
ぺけぽむ 「過去形が多い」か…意識していませんでした。これはまったくの粗相。読み返してみると(これは小説の中のどの時点のことを語っているのか?)がわかりにくくてメリハリがないですね。「会話のみで進むシーンの多さ」ですが、会話の長さが持ち味になるかどうかわからないけれど、これはあまり削りたくない。誰の発言なのかをはっきりさせる工夫を考えて見ます。で、一番の課題になる「引き込むシーン」ですが…これが要するに小説の面白さを決めるんですよね。今作はまだ読みどころを作れていないのは確かです。というか、もっと山を作るつもりでいたのですが、結果はいま一つですね。ただ、次回掲載予定分も少し厳しいかも…。 (07/05/03 10:49)
へたれ 林望先生の「文章術の千本ノック」を参考にしますと、とても読みやすくなりますよ。この林望先生の本は読みやすい。全て「話し言葉」で書かれているからなんですね。宜しければどうぞ・・・また、批判的なコメントしてすいません。 (07/05/01 00:53)
へたれ 私の感想も「読みづらい」ですね。なぜなら、下っ端さんが仰るように「過去形」なんです。「○○だった」「○○った」というように「た」で終わっていますね。これは読み難いです。 (07/05/01 00:50)
下っ端公務員 ここでは論争ではなく、単純な小説へのアドバイスを・・・(^^;ぺけぽむさんの小説を読ませてもらったのですが、正直な感想を言えば「読みづらい」哲学書を読みなれているぺけぽむさんなら違和感を感じないのかもしれませんが、「娯楽」として本を読む人間には、ちょっとツライ文体ですね。いくつか指摘すると、「ほとんどの文章が過去形」これだと、感情移入しづらいので、読者が途中で脱落する可能性が高くなります。「会話のみで進むシーンが長い」これは誰の発言なのか読者を混乱させてしまいます。「読者を引き込むシーンがない」小説で大切なのは読者をこっちの世界に引きずりこむことです。ぺけぽむさんは、まだ序章なので盛り上げる必要は無いと考えているのかもしれませんが、クライマックスまで読者に読んでもらうためには、ある程度の盛り上がりが無いと無理ですよ。新人賞などを狙っているのでしたら、その辺りを意識して書いたほうがいいと思います。 (07/05/01 00:00)
th1969 懐かしい人が、お久しぶりです。 公務員とはいい身分になられましたなぁ(笑)。 (07/04/30 09:16)
ぺけぽむ お久しぶりです。ネタを大量に提供してくれた子供たちのそばを離れるのはとてもさびしいのですが、敢えて自分を突き放してみたかったとか、ほかにもいろいろあって転職、ということになりました。ともあれ、あなたがお元気そうで何よりです。 (07/04/29 22:28)
4と5 しばらく年度切り替えでばたばたしてネットにご無沙汰していましたら…そういう展開になっておられたのですか。執筆のできる環境になられておめでとうございます!また拝読にうかがいます。 (07/04/29 20:41)


 ■ 2006/05/30 (火) 疲れてます…。


疲れています。

塾屋で働いているのですが、そこでは子供の面倒のほかに親の面倒も見ます。
どういうことかというと、勉強の仕方を子供にも直接サポートしますが、
結局子供の勉強を一番見ているのは親なので、
放っておくと自己流で勝手にへんな勉強をしたりする人もいるわけです。
そうならないように面談するのですよ。

で、きょう、一通りそれが終わりました。
精神的に疲れます。
営業電話のほうがまだマシっぽく。

いろいろな親御さんがいますよ。
子供の将来のことを考えて、データをいろいろとって真剣に頑張っているお父ちゃん。
上の子が受験でうまく行っていないけれど、それでも下の子も受験させたいお母さん。
初めての受験で何がなんだかわかっていないけれどとにかく一生懸命な夫婦。
そういう話を聞いていると、まあ私にとっては初めてなことが多いし、
他人の人生に関わっていくことが仕事になるので、それなりに面白いです。

で、なんというか、
http://miyago2389.blog61.fc2.com/
で小説をぽつぽつ書いているのですが、
そのネタはその辺からとったりしているわけです。


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4と5 子どもの教育をしようとすると親御さんの教育もしなければならなかったりしますね…。お疲れさまです。 (06/05/30 20:49)


 ■ 2006/05/08 (月) ブログをはじめた。


ブログに引っ越します。

書き始めた小説はそっちで連載中…というか、第一回目が長すぎてアンバランスです。

二回目はすこし量考えないとなあ。
でも4000字くらいでないと書いた気がしないんだよね。

引越し先は
http://miyago2389.blog61.fc2.com/blog-date-200605.html
です。

ここの日記でかいたことも引っ越そうかどうしようか。
著作権の問題がなければもってきたいところです。


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4と5 コメント操作を誤って「管理人のみ閲覧可」にしてしまいました。すみません。公開してもかまいませんので…と、今さら言われても、ですね_| ̄|○ (06/05/10 23:30)
(´・ω・`)しょぼんぬ 時間を作って見に行きます(´・ω・`)ノシ (06/05/09 15:01)
4と5 ぜひ拝読します。お返事はお気遣いなく。 (06/05/08 21:03)


 ■ 2006/05/06 (土) 小説を書き始めた。


前回と違って、今度は書き始めようという意思があって書き始めた。

だからというのか、すこし作意が目立ってしまっているし、前回書いた「世界のズレ」的なものではない。

けれど、最後にはそこに行きそうである。
たぶん、風景のズレではなくて、心の中の暗さが日常の世界をすこしずつずれさせていくような、パズルのピースがずれて全体の絵がゆがんでしまうような、そういう感じになりそうだ。

登場人物はとりあえず私と、あと勤め先にいる子供の一人をモデルにした子と、私の恋人くらいかもしれない。
あまり多くして登場人物の印象がかぶってしまうと書きにくい。

今度は小島信夫の小説をまねして書いた感じになるだろうと思うけど、
それはそれでいいはずだ。


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ぺけぽむ お久しぶりです。ずっとコメントいただいたいたのに、お返事できなくてすいません。次の日記でも書きましたけど、ブログで展開していくつもりなので、是非読んでみてください。 (06/05/08 02:34)
4と5 タイトルを拝見して、おっ、と身を乗り出してしまいました。いよいよですか。頑張ってください。 (06/05/06 23:00)


 ■ 2006/05/04 (木) 初めて感じたこと


何日かまえ、かってに手が動いて文章を長く書いていた。

したの文章の中に出てくる私という人はこの文章を今打っている私とはべつじんのようであるけれど、しかしその文章を打った手は一緒だ。
今打っている私と、したの文章を打った私とは別人のようで、そして文章の中に出てくる私もまた別人のようにしかおもえない。
私は誰がこの文章を書いているのか知らない。

いか、いんよう
↓↓↓


どうしてあの時は気が狂ったように文章が書けたのだろう、今はまったく何もかけないのに。
こうやって書いている何かだって、結局は再び読み返すことはないのかもしれないだろう。だが、あのとき、僕には気が狂ったように文章がかけたのだ。
書いた言葉が散って散って、かいた自分でも忘れてしまって、そうなって一体そこに何が生まれるんだろう。何も生まれてないんだろう。だけれど、それを書いたとき僕は気が狂っていたのだ。なんでも思い通りにかけると思えるくらい、気が狂っていたのだ。

かく言葉が何も浮かばないのはなになのか。浮かぶもの全てが空虚なのはなになのか。まったくかけない自分はまともなのか。今でも狂っているのか。かけないくらいなら狂ってしまいたい。でもかけないのだから、狂うことも出来ない。

狂っていたと思うのはたとえば、そのときはかくこともできないのだけれど、自分でまったく住んだことのないところにいったときに、どんどん迷い込んでしまって他人行儀な家々が立ち並んでいてその全ての家々が恐ろしくて、一生そこからでられないんじゃないかとおもったことがあった。そこに住んでいる人にはあたりまえの光景なんだろうけれど、私には地獄にしか思えなかった…。あたりまえの光景があっても、それはじぶんにとってはあたりまえでない。それだけのことで、なんだか自分がそこにいてはいけない人間だという感じがしてしまって、しかし勝手がわからないからどうやればそこから出られるのかわからない。出口がないところをぐるぐる廻り続けて、なのにその出口のないところは自分がもともといたところじゃないから出口はあるはずなのだ。出口が欲しかったのに、誰も教えてくれなかった。ほんとは、その辺に住んでいる人に聞かなかったから、教えてくれたのかもしれないのだけれど、でも「ここの出口を教えてください」なんてことを言ってもたぶん困ってしまって教えてくれなかっただろう。だから、狂っていたときの自分でもそれはわかっていたので、聞けなかったんだと思う。あるいはもしかしたら、そうではなくて、そこに住んで生活しているだけの人がなんだか地獄の住人みたいに思えて怖かっただけなのかもしれない。確かに怖かった。そのときの思いで中で一番怖かった記憶があるのは、アパートの階段の下で幼稚園か小学生くらいの子供を遊ばせていたおばさんだった。子供のほうもなんだか空恐ろしかったけれど、おばさんのほうが怖かった。何で怖かったのかをすこし詳しく書くと、ようするによそ者出て行け、といわれそうな気がしていたのだけれど、ぐるぐるまわっていたそのときはそこからの出口がまったくないと思って困っていたので、つまりそこから出て行けといわれても出て行きようがない。といって出て行かないとなんだか暴力を振るわれたり、権力のある何かに話を持っていかれそうな気がしてどうしようもなかったのだ。出て行きようがないところで出て行けという圧力を受けるのは、ほとんど死ねといわれているようなものだろう。このあたりから出て行け、この周りから出て行け。うちの周囲に近寄るな。うちの家族に手を出すな。手を出すくらいなら死なせてやる。なんだかそういわれそうな恐ろしい感じがしたので、何も言えずにぐるぐるしていたのだ。要するに僕はそのとき命を失いそうなほど恐れて、心細い感じでいたのだ。今でもそういう感じになることはあまりないけれど、でもそういう気がしたことは確かなんだ。
それ以外でも、とても怖い思いをした思い出がある。電車に乗って行ったことのないところに行ったときのことだけれど、窓の外を眺めてそのとき電車に乗っていたのだけれど、ちょうどそのころ西日がぼくの背中から指してくるかっこうで、電車のまどの外をながめていたときのことだ。おてんきのいい日の夕方くらいで、西日がとてもとおくまで差し込んでいた。いろいろなものが西日を照りかえしていて、なんだか血が通ったみたいに見えてそれは綺麗だった。電車がすこし山を切りとおしたところを通ってそのときはコンクリートで固められた山の切り口のところ以外、西日もなにも見えなかったのだけれど、それが切れて視界が広くなったとたん、大きな眺めが広がった。そのとき見えたものがとても気持ち悪かったのだ。みえたというのは、はるか向こうにというか、唐突に地平線まで広がっているのではないかと思うくらい向こうまで遠く、丘陵がせりあがっていて、そこにびっしりと家が建ちならんでいて、それが西日を受けて赤く赤くなっていたのだ。こうかいても何が気持ち悪かったのかまるでわからないけれど、気持ち悪かったのはそのいえたちが、なんだかびっしりと産み付けられた虫のたまごみたいに見えて、でもそれが頭のかたすみではただ新興住宅街みたいなところに人が住んでいる家がびっしりとたっているだけで、西日で赤く燃え上がって丘陵の稜線のところまで立ちならんでいるが克明見えているだけというのがわかっているのだけれど、けれどじぶんのところからみるとちいさなちいさな、どれもおんなじ形をしたそういう繭みたいな中にちいさくちいさく人が住んでいてみんな同じ暮らしをしているのだと、言葉でそう浮かんだわけではないけれどそういうイメージがほんの一瞬だけ思い浮かんで、そうなった瞬間にその家々はもう家ではなくて虫のたまごが並んでいるとしか思えなかった。もしほんとうに、丘陵の斜面にそんなに大量に虫のたまごがびっしりと並んでいて、しかもそのぜんぶが一キロとかそういう遠さからみて「虫のたまご」だと思えるくらい大きかったとしたら、一体どんな虫がそのなかで大きくなっているのか。そういう想像を言葉でしたわけではないけれど、「虫のたまごだ」と思った瞬間にもうそのことしか思えなくなって、金縛りにあったように体が動かなくなって考えられなくなった。けっきょく電車に乗っていたから、そのまま電車は次の山の切り口の中にもぐりこんでまた山の中の断面をかためているコンクリートで視界がいっぱいになって、そしてまた視界が開けたときにはもう普通の商店街が広がっていてすぐに踏み切りが目の前を通り過ぎていったりして、ある意味では普通の光景が広がっていた。だからぼくはそういう恐ろしい世界からふつうの世界に何とか戻されたのだけれど、あのまま家の中で大きな虫が眠ったまま大きくなっていっているような世界に残されたらどうなっていたんだろう。それをおもうと今普通に生きているのがなんだかとても有難いような、そういう気持ちになる。
もちろん、その世界がまたいつか開けるんだろうという気がしていて、それかくことにつながってくるんだろうと思うのだけれど、いまのようにこちらの世界に深く足を突っ込んでいてきるとそれはどんどんなくなってきてしまう。狂いたいくらいだけれど狂えない。

↑↑↑
いじょう、いんよう

今日、童貞を捨てた。
歳の行ったソープ嬢が相手だったけれど、なかなか射精できなかった。

そういうものなのだろうか?


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コンドウマサヒロ 25才で僕は童貞です (10/09/01 20:25)
(´・ω・`)しょぼんぬ 長いので、今度印刷してじっくり読んでみます(´・ω・`)。 (06/05/05 23:45)
4と5 ある世界・光景が立ち現われるさまがありありと描かれていて、吸い込まれるように読んでしまいました。不思議な文章ですね…。 (06/05/05 00:49)
ソープの虎 ちみの脳ミソを変えるには風俗を極めることだね。じゃないと一生つまんない人生だよ。 (06/05/04 22:24)
645 ソープは高いとこいっとこうね。 (06/05/04 12:18)
645 ソープ気持ち良かった? (06/05/04 12:16)


 ■ 2005/12/28 (水) ごく久しぶりに書く


ごく久しぶりに書く。

職業…大手塾で月給をもらっている。それなりに安定。だがいまいち向きでない。一生この仕事を続けられるとは思えない。いつか辞めてしまうだろうと思う。

経済状況…親元にいるので節約も株も何もしていないのに金が異様にたまる。正直、使い道がない。

希望…とりあえず現状に大きな不満はないが、このまま年をとることを思うとぞっとする。哲学か創作の仕事をしたい。

絶望…人生は漠然とした形のない希望のもとに始まり、絶望によって象(かたど)られる。このまま人生が形なく暮れていくことへの私の不安は絶望なのか。だが不安が絶望になるためには、なお何事かが刻まれなければならない。「絶望とは死に至る病である」キルケゴール。しかしハイデガーは、ぼんやりとした対象のない死への不安が現存在=人間の本来的な存在の仕方であると述べた。ならば私はまだ死への不安の元にあって生きている。


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4と5 死への不安ですか…きついですね。私もしばらく重要な他者の死の予期と、その結果に対峙していました。死との対峙は、不幸なだけではない、それ以外の何かでもあるはずだと思いながら、生きています。お互い半端ではありませんが、どうかお体にはお気をつけて。 (06/02/09 00:11)
 難しいですが仕事って向いてるって思った仕事に対して飽きが来る方が悲惨なんだといわれたことがあります。逆に向いてないと思った仕事に対して楽しさを見つけられたら最高なんだそう。俺もそう思います。環境というのは自分で変えられるらしいので。今は無職なので会社探しが先決ですけどね。俺から見たら羨ましいですよ。 (05/12/28 21:50)


 ■ 2005/07/11 (月) 正社員たってやっぱり労働者は奴隷…か?


働かされていると思うか、自分で働いていると思うかで、仕事の意味が違ってくる。
要するに、モチベーションに反映し、さらにパフォーマンスにも影響する。

…ってことはわかるんだが。今の仕事がそれほど好きになれないのさ。

やっぱり物書きになりたいとか、そういう気持ちがまだ残ってるせいか、今の仕事にどこか逃げ腰な気分がある。

とにかく本を読みたい。
とか言っているくせに休日になると他の神経が休まる娯楽に走って結局本当は読むはずたった本、とか読んでいない。
いや、本当は何も難しい本を読む必要はないはずで、難しくなくてもなにか自分にとって滋養となる本はあるはずだし、
難しいなら難しいなりに少しづつ読んでいけばいい。

しかし読めないんだ、本が。
読めないことを仕事と今の環境のせいにしてしまっている自分がいる。

やらなければいけないことを、やりたいことをすこしに限定しなければいけない。
欲望がありすぎる。自堕落なくせに上を目指しすぎる。
削ぎ落としていかなければ自分を見失う。

なんだ、結局ガキの頃から同じことばっかりしているんだな。
……ちょっとだけ、安心できる…自分が変わってないとわかって安心できるというのは、
成長の拒否ではなくて、自分を見失っていないことを確かめたいからだ。
欲望が、やっぱりありすぎる。どこまで自分に忠実になれるのか。

自分に忠実であればあるほど、サラリーマンとしては失敗する。
そうなってしまったときに、ではどうするかは今のうちから考えておかないといけない。


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4と5 労働者でありながらどうしたら自分であり続けられるのか、と私も長く感じ続けました。ぺけぽむさんは心的生産性が豊かなだけに、いっそう強くそうお感じになるのではないでしょうか。気力が及ばないときは、書く人間として世界を見続ける、というだけでも違うと思います。そうした日々が後の糧となるかもしれません。 (05/07/19 23:16)
幸運を祈る 自分も何かと何かのせいにしてる事が多々あります^^;強い意志がないです・・・ (05/07/15 22:29)


 ■ 2005/06/20 (月) 自分が生きるために


 自分が生きるためには、仕事だけしてたらだめだとか思うようになってきた。

 今の仕事が自分に合ってないせいでそう思うのかもしれない。学生時代、ずっと頭を使うことばかりしていたせいで、今の体育会系の職場になじめない。
頭より体で動かないと何も解決しないというのは世の中の真理なのだけれど、塾という仕事に少し知性を期待していた私にとっては、なんだかその点が期待はずれというか。
 まあ、偉そうなことばかり私はこのサイトの掲示板とかで書いてるけど、要するに私は社会人としてはかなり使えない部類の人でしたから! 残念! というありがちなオチ。
まあ、無職.comに常連している時期が長いくらいだから、波長がこっちよりの人たちよりなんだろうなと思う。つまりまあ、当たり前に頑張って働いて金稼いで、ってことができないor苦手というタイプの人間なんだろうと思うのね。いい悪いじゃなくて、そういう人間性なんだよ。でも稼げて当たり前の世の中では肩身が狭いし食い扶持も実際稼げないっつう、ただそれだけのことなんだけどね。
 親元で育ってお金であまり苦労したことがないせいか、給料入ってても、ほっとはするけどうれしくはない。ほとんど役に立つことやってないのに毎月給料が入ってくるというところになんだか違和感を感じてしまう。けれど、入ってこないとなったら、それはオレで絶対搾取だとか思うわけで、給料ってものに対して矛盾した感情がある。
で、それは裏を返せば自分の仕事に対するスタンスがそうだということになる。生活の必要で働かなけりゃならない‐でも仕事は好きになれない、自分が今の仕事をしていることにリアリティがないし、永く続けていくことについて言えばもっとそうだ。

で、じゃあ、何をしている瞬間が最も生きているって実感できる瞬間なのかと考えると、今ね。まさに今の瞬間。
自分の書きたいことを書くためにキーボード叩いている瞬間。
もっと好きになって凝ってきたら、高校生の頃みたいな手書きに戻るかもしれない。ともかくこうやって書いている瞬間だけ、生きている感じがする。
最近は本を読むのもままならない。
思考力も集中力も落ち込んで、私生活の面でも仕事の面でも自己嫌悪するくらい生産性がない人間になっている。もっと、生きてる実感が欲しい。そうでないと、たぶん自分の中の何かが腐っていく。

そして腐ろうととなんだろうと、最後は一人で死にたい。
それだけが望みなんだから。だから。私に何かをあまり期待しないで欲しい…。


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ぺけぽむ コメントありがとう>4と5さん、ハンコ屋さん。結局、今の仕事って「塾」だけど「頭より体力と気遣い」の仕事で、思いっきり普通のサービス業と同じなんですよね。お客への体面とか、気遣いとかが重要。あとお客の信用とか。わりとお店に行って粗略にされてもそれほど気にならないタイプなので、かえって自分がサービスする側になると何をしていいのかからなくなってしまう。普通に人が心地よいと思えることをしてあげればいいんだろうと思うんですけど、なにぶん私は「普通」の感性を身に付け損なった人間でもあるので、それが難しい。4と5さんも、いろいろなお仕事を経験されてるんですね。その経験と内面の深さを子どもたちのために活かしてください。私は、体力勝負がまかり通っているいまの塾業界に足りないものは陰影に富んだ人間味だと思います。ハンコ屋さんも、前に私はひどいことを言ってしまったのに、心が軽くなるようなことをいってくれて、感謝です。私は自営業に憧れる日々です。いつか作家になってやる! とか思ってるだけのダメっぽい人で終わっちゃうかもしれませんけど…。 (05/06/23 00:35)
ハンコ屋 皆、大なり小なり同じ様な事を思っているんじゃないかな。仕事なんて大概の人はやりたくないと思いますよ。しかし、同じ仕事でもポジティブに思考するか、ネガティブに思考するかによって変わります。嫌な仕事でも一生懸命やっていると、仕事の中に面白味を発見できるかもしれません。逆に趣味を仕事にした人でも、仕事が嫌になる事もあります、すべては気持ち次第です。まぁ、本当に嫌になったら辞めればいいだけの事ですなぁ。リラックスした環境で仕事が出来ればいいと思います。 (05/06/22 12:18)
4と5 就職三ヶ月目、ちょうどお疲れがたまる時期だと思います。自分の時間があっても自分のことができなくて、ただ疲労回復のためだけに過ごしてしまうことがあってもご無理はないと思いますよ。ゆっくりなさってください。私も最近、列車見張員を辞めて教育関係の仕事についたのですが、まず体力を要される仕事だとは思わず、驚きました。面接でいきなり「体力はありますか?」ですからw。書いているとき、私も生きている感じがします。キーボードより手書きの方が脳が活発に働くらしいのでなるべく手書きにしようとも思うのですが、キーボードの便利さを手放せないでいます。 (05/06/21 23:32)
んむんむ 趣味を持ちましょう。バイクとか! (05/06/21 09:34)


 ■ 2005/05/04 (水) 月イチの「日記」


月イチでやっぱり「日記」はないだろうと思わないこともない。
でもまあ日記。

本部研修が終わって仮配属中です。
私に仕事を教えてくれる先輩は私よりも年上ですた。

こうなると難しいのはやっぱり誰でも同じこと。
こちらは謙虚により謙虚にできるだけ謙虚に。
向こうはやっぱりやりづらいらしく、必要以上というか自分を上に置こうと意識してくる。しゃべり方とか。
それはそれで大変なんだろうと思うので、こちらとしては謙虚になることと仕事を少しでも覚えることで応えねばならんと思う今日この頃。

あるブログでコメント欄に書き込もうと思った文章が不具合で書き込めなかったのでこっちに記載。
読みやすいように一部改変。

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投稿者名は変ですが、(自分の名前)です。○○先生、お久しぶりです。
自衛隊と憲法9条のあいだに整合性を持たせたら…という仮定を少し考えてみたんですが、一市民としての私の目には大きなメリットがないように思えました。「解釈“改憲”」でいいじゃないの、と思えます。それで60年近く誰も戦死しなかったんだし…。
というか、「60年前に戦争の当事者として大量の死者を出し」、かつ「その戦争の終了後に曖昧でぐだぐだなやり方で、なんと何十年ものあいだわりあいと運営に成功した稀有な国家が、もはや歴史的な存在になりつつある」ということについての受け止めというか、まあ「喪」ですね、これをしないで話が進んでしまうことのほうが問題に思えます。これはでっち上げの神社とかに祭って済むスケールのことじゃないと思う。
そういう「喪」をしないまま、ずるずると時を過ごしてしまうことがどういうリスクを引き出すかを思うと、改憲なんか瑣末なことに思えます。
---

以上。
最近、あまり哲学頭を使ってない。一日10ページ目標でハイデガーを読んでるけど、それも達成できてない。
まあそんなものだろうと思って自分に出来ることをやるしかござぃませんことねぇ奥様、と思って諦めないようにする。奥様って誰かとか聞かないで。適当に出て来ただけだから。

なんというかだね、自分に出来ることをやることの難しさと言うのをよく感じる。
例えば仕事で何かに気がついたら、自分に出来ることから選択肢を作って実行するよね。
だけど常にベストの選択肢を実行できるわけではないし、私のようなペーペーはそもそも何をしていいかまったく浮かばないと言うことも多い。

ただ、誰でもが何をして言いか途方にくれる状況ってのはあるはずで、それは例えば天災とかのことだろうけど、
最近の福知山線の事故もそうだろうと思う。
さっきのニュースで現場から職場に向かった二人の運転手がもう不合理なくらいたたかれているけど、
彼らの行動が一体何に則ってのものだったのか、どういう判断をしたのか、それがどういう意味で事故の結果に関連したのか、ひいては他の列車の運行にどう影響したのかについて冷静に問おうとする声はまだ聞こえない。
彼らはあの時出来る最大の対処として、「あの場を離れた」のかもしれない…という想像力をめぐらせている人がいない、なんてことではないと思いたい。
ある意味では、彼らは職責に忠実に行動して、結果としてJR他路線の影響が及ぶのを防ぐor最小に出来たのかもしれないのだからさ、そうやってヒス起こして叩くのは大人の態度じゃないと思うのね。
「人間的に何が正しいか」と言うことには今は触れないよ。これを言い出すと私は長くなるし。

で、まあ何が言いたかったかと言うと、ああいう報道の空気と一体になって運転手を呪ってるタイプの人って、たぶん職場ではまともに使えない人なんじゃないかという気がして仕方ない。
それに、ああいう報道をしている人たちは一体どうなんだろう。単純に使えない人たちだとも思えないけど、自分たちが仕事で気を遣っているだろうこと(ヒス起こして責任追及しても起きたことは変わらないし、まして再発は防げないということ)を、他人に対してはあっさり忘れているように見えるのは不自然だよね。


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4と5 ハイデガー10ページですか。生業のかたわら、自分を自分たらしめている精神活動をも維持するのはなかなか大変ですよね…。私も諦めません。 (05/05/06 21:44)
ハンコ屋 その場に居た人が、JR東日本社員ならセーフなのか?警察官だったら?自衛官だったら?医者だったら?等、対象人物が違っていたら、どんな評価を受けるだろうか?でも、それを考えたところで?と言うのもある。こんどの事件の原因は、運転士のスピード違反である事は言うまでもない。しかし、時速100k以上のスピードを出させてしまったのは、会社の体質であるかもしれません。個人的には、脱線した電車の運転士は時速110Km位なら大丈夫だと思っていたと思う、だからスピードを出した。そして会社自身も133Kmまで脱線しないと主張していた。この誤った情報がこの事件の起因ではないか、と個人的には思っている。 (05/05/04 15:05)
ぺけぽむ >韮山さん私用電話の情報は初めて聞きますた。職務の面からはそうだけど、恐らく何も考えられない状態だっただろう車掌が縋りつくような心持で家族に電話を掛けたのかもしれん、と思うとなんとも。一ついえるのは、JR西日本が電車の大規模脱線と言う「ありうる危機」に対する対応が出来ない体制であることだとは思えますね。そういう状況下で何をどうするべきかの訓練なり研修なりを受けていれば、その車掌も恐らく頭が飽和しなかっただろうし、二人の運転士の去就についても「マニュアルor平素からの危機管理方針に従って行動した、よって彼らは免責で会社に責が一切ある」という会見になっているはず。会社自体がまともに仕事できてない状態ではないかなと思ってしまう。 (05/05/04 14:34)
韮山 福知山線事件につき、必要以上にJRを叩きすぎている面はやはりあると思います。 2人の運転手が職場に向かったのは、私としては当たり前の職務だったと思います。この事故でのJRの運行支障を(別の電車を動かすことで)最小限に抑えた訳だから。 それより問題なのは、脱線車両に責任を持つべき車掌が、私用電話を家族に掛けていた事。 これはあるまじきだし、そういう電話があったことをマスコミに当たり前のように説明する車掌の家族の行動は不適切だったと考えます。 (05/05/04 13:25)


 ■ 2005/04/17 (日) 久しぶりのことで


久しぶりに日記を書く。

一日から会社員。
一応正社員。
研修中。

まだ配属も何も決まってない。
なにぶん社長が全て決める会社なのでその辺ははっきりしない。
まあ、塾だから教室のスタッフか講師になることだけはわかっている。

本を読もうとしても疲れていてあまりその気にならない。
まあ、そうしたことも努力次第なのだけれど。


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今読んでる本(というか読みたくて読もうとしている本):
内田百間集成3『冥土』(ちくま文庫)
同『サラサーテの盤』(同)
ハイデガー、訳・川原栄峰『形而上学の根本諸問題』(創文社)

仕事で読む羽目になりそうな本(というかガードナーは買ってしまったので元を取るために嫌でも読まねばならない):
ハワード・ガードナー、訳・松村暢隆『MI:個性を活かす多重知能の理論』(新曜社)
(著者名忘れた…会社で聞けば先輩が大抵知ってるらしいけど)『テストの科学』

まあなんだ、管理されていることの反動でハイデガーとか百鬼園先生が読みたくなるのだろうと。
もうすこし老成したらたぶんまたレヴィナスが読みたくなるだろうな、と。
ただむかつくことにそうなる頃には忙しくて本が読めないだろうなと。




それにしても性欲が邪魔だ。


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コンドウマサヒロ 同感です (10/09/01 20:21)
さいたまざいじゅう ご無沙汰してます。お元気そうで何よりです。 (05/04/21 08:12)
ぺけぽむ >4と5さん お久しぶりです。やっぱり私と4と5さんは本の趣味が似てますね。いま、ちょうど新入社員の大変さというのがわかりかけてきたところ。同期入社の連中の気がいいのに助けられています。体に気をつけて頑張ります。4と5さんもぜひぜひご自愛くださいませ。>ハンコ屋さん その節はどうもどうも。まあ、会社でいろいろ頭に詰め込まれる反動で、自分の好きな仕方で頭使わないとかえって疲れるんですね。学生時代は好きな本だけ読んで好きな勉強だけして好きなことだけ考えていたんで。 (05/04/19 23:21)
4と5 お、『冥土』ですか。私も百鬼園先生にはハマりました。仕事を始めてしばらくは疲れが激しいときが続くかもしれませんが、どうかお体にはお気をつけて。 (05/04/19 02:45)
ハンコ屋 難しそうな本だね。眠くなりそうですわ。 (05/04/18 14:33)


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