日記HOME TOP タイトル一覧 月別 


忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2012/08/04 (土) 高校生の就職活動に触れる オカシイ


現在9:06です

厚労省が行う高校生への就職ガイダンスの仕事にありついた。メイン講師とサブ講師がいて、おれはサブ講師だ。毎年、民間会社が受託して講師を派遣するのだが、今年は例年受けていた会社が落札できず、違う会社が落とした。どっちの会社とも縁があり、去年は例年受託の会社の研修を受けたりしていたのだが、イベントの仕事が忙しくて結局参加できなかった。
 今年受託した会社にも講師登録していたので、話が来た。応募しますっていったのに、本社がパンクしてしまい、結局、あまり仕事が貰えない。全国で1000か所行われるので、講師の配分も大変らしい。初めての作業だし。そんなんで、ほったらかしになった講師がたくさんいて、そのクレームも多いようだとさっき知った。

高校生の就職活動は文科省と厚労省のダブルスタンダードで現場は、教師、生徒のみならず企業までが混乱しているように思った。毎回、この講座に厚労省(ハロワ)の職員が見学するのだが、見学後のアンケートではコテンパンに講師が叩かれる。厚労省と作成したテキストに応じて行っているのに、だ。
 これは講師への教育も悪く、会社は簡単なマニュアルを作成しているが、あとは先生まかせ、でとなる。なので説教講師もいれば、高飛車講師もいる。むろん、柔らかい講師もいる。今節は3会場に参加したが、良い講師、普通の講師、悪い講師を見られたのが収穫だった。
 講座もイベントであり、会場のセッティングとか案内の掲示。資料の配布のしかたとか、ペンを用意するとか段取りがあるのだが、講師たちにはその訓練がないのでばたつく。こっちで持って行ったのだが、お礼をいう講師もいれば、まるで無視の講師もいた。

それはともかく

高校生は9/16に一斉に応募書類を企業へ学校を通して送る。しかも、一社だけ。学校へ求人を寄せる企業はハロワの審査を受ける。大学生の就職活動にくらべてなんと非効率で過保護に見えて、制限の多い内容なんだと感じた。日頃まともに仕事に関して意識させていないのにこの時期に「何が強み?」「なにがしたい?」とか言われてもなあ、と高校生は思ってんじゃないかと。一社だけの応募と言うのは選択の余地がなく、検討外れてミスマッチ起こるのは不思議じゃないと思う。

なんでこうなってんの??

だれか教えて。


お名前   コメント



 ■ 2012/06/15 (金) ここ最近


現在15:06です。

前の日記から3か月経過しました。超低空飛行ながらも自分の事務所で仕事しています。イベントの仕事がどうにも少ないのと、年が年なのであまり重いものを持ったりするのもどうかというので、頭脳労働であるキャリア関係の仕事を少しづつ営業していただいている最近。

暇にまかせて、東京で行われたキャリアカウンセラー1万人突破記念行事なんぞに行ったりしたんだけど、田舎侍にはハードルが高く、キャリア支援って学生か大手企業くらいしか受けられないような気が強くしてしまい、レセプションも早々に引き上げる。もっと裾野を広げないといけないと思う。

暇にまかせて、高校の同窓会でもするかということになり、うちの事務所で葉書を作ったりしてたら、今夏の選挙に同級生がちょっかいを出すらしく、なんか選挙がらみなの?と痛くもない腹を探られる始末。40過ぎての集会は、なんかそういうきな臭さが漂うらしい。毎日10通くらいあて先不明で帰ってくる葉書。わびしい。

東京に行ったときに浅草で遊んで露店でスーツを買ってしまいました。22000円が6000円になるのも怖いですが、結局古着。おやじにカモられました。でも楽しい騙され方でした。


お名前   コメント

動物農場 一国一城!取引先に仮にも社長だぞって怒られたのが懐かしい。 (12/06/16 22:31)
みみずく 大変かと思われますが、お元気そうで何よりです (12/06/16 11:55)


 ■ 2012/03/09 (金) 求人出そうとして労働行政の変化を知る


現在12:19です。

前の日記へのコメントありがとうございます。シゴトサロンも見ました。充実した業務内容でとても良いですね。



イベントの仕事で求人を出すことにした。ハロワに行くと、ずいぶん書式が変わっていて、なんだか書きづらい。事業所登録から行い、いったんは受理された。

後日、ほかのイベントでも求人を出そうと思い、行ったら就業場所の住所と本当にその事業があるのか、依頼主にハロワから確認を取ることになっていると聞かされた。



なんでも、工事の請負で応募した人たちが、違う現場へ行かされたという。原発がらみだ、と。
「その事件、知らないんですか?」とハロワの人。知らない。ちょっと悔しい。そこで厚労省は「請負求人」というカテゴリーを新設し、チェックしているという。
 事件に合われた方には同情するけども、このチェックされるというのは会場が毎回違うイベント業ではとてもツライ。発注書を明示すれば良いということになったのだが、この業界は口約束が多くて、そういう手間をかける慣習がない。下請け法から言っても、働く人にとってもそういう書式があると良いのはわかるのだけど、1日だけのイベントなのに、という思いがある。
 前はアルバイト求人は手書きのフォーマットで、ハロワの掲示板に貼るだけ。受ける人は個別に申し込んでね、というルールだったのに、パート求人になりますとか、今回の件とかどんどん窮屈になっている。悪いことをする雇用主が増えたということか? 有効求人倍率を数字的に上げたいんじゃないかと邪推もする。



その旨が書いてある紙をもらい、加えて年齢制限撤廃に関する紙ももらう。年齢制限を明示しないから求職者の混乱が生じていると思うのに。じゃあ、公務員の受験年齢の制限もなくせよ、と思うのだが。

自分はキャリアカウンセラーだけど、労働市場におけるルールをすべて許容しているわけではない。ときどき垣間見える行政のあざとさが嫌いです。


お名前   コメント



 ■ 2012/02/08 (水) キャリアカウンセリングをもっと身近に


現在10:07です。

キャリアカウンセラーの講座にアシスタントで参加してて、あらためてキャリアのことを学ぶと、老若男女にぜひ利用してほしいなあと思った。でも、キャリアカウンセリングって、求職者だけが利用すべきものとされていて、行政のやっているサービスもみんなそうだ。

地方ブランドが流行していて、当地にもそういうブランドがある。そこで、キャリアカウンセリングを仲間に入れてほしいと申請したらダメだった。求職者だけのものだろう。しかもなにをして成功とすべきなのかわからない(就職率を言っている)という返事だった。

ここに集う人々は、仕事上の悩みを持って、いろいろ苦労したり、悩んだりしている。ハロワの窓口の対応の悪さに怒ったり、失望したり。人材会社のコーディネーターに悪く言われたり。キャリアカウンセリングを受けようにも有料だと腰が引けるだろし。

仕事中の人でも、ストレスを感じることがあったり、転職などを考えているのであれば、行動に移す前にカウンセリングを受けてほしいと思う。行動してからでは遅いということが多いから。退職しなくても、好転することがあったりする。

行政の施設でも良いから、行ってみてほしい。


お名前   コメント

記入オレンジ もしあなたが札幌市民ならば是非、北海道アルバイト情報社で設置しているシゴトサロンについて、調べてみることをお勧めします。かつては個別相談が有料でしたが、現在は無料になっているようです。 (12/02/18 18:05)
まりあ 就職率という実績を出さないといけない…ツライですね。。実績にこだわりすぎず、気軽に利用でき、人が潤い癒されることにもお金が動いて欲しいなぁと常々思います。 (12/02/08 17:26)


 ■ 2012/02/03 (金) 自分の給料ってどこからくるのか?


現在11:03です

定収入がなくなって、それでも家賃とか生活費とかを払わなければならないので、そういうのをインターネットバンキングで行う。このインターネットバンキングって楽だなあと思う。銀行行かなくていいんだもの。



そういうことして、金を動かすと残高が減る。売掛金の回収があって、少し戻るけど、前月からずいぶんと資本が減った。

俺は家に生活費として、10数万円を入れている。同年代のものとくらべると低いだろう。でも、その給料ってどこからくるんだと考えると、企業って大変だなあと思う。加えて日本って人件費高いな、と思う。そりゃ、海外工場作りますよねと思う。

イカンイカン

そう思うと、どうやって金を流通させるかということを強く考える。安い賃金で安いものを買う。そう。デフレスパイラルだ。これがいけない、と思う。

時々、国の無駄遣いが云々という議論があるけど、無駄遣いしないと金が市場に出ないという話もある。公務員の給与を減らすことはやぶさかではないけど、それが国庫とか、地方自治体経済に与える影響って、そんなに大きくないんじゃないかと思ったり。でも大阪はひどすぎだなあと思ったり。無駄遣いが減ったら税金減るかっつうと、そうでもないように思うのだけど。違うのか?

とにかく、金がある人は金を市場に回してほしい。つかえということですね。物品税が懐かしい(子どもだったけど)

そこんとこ、政治家がわかりやすく言えないの?


お名前   コメント



 ■ 2012/01/30 (月) 契約書って大変


現在10:58です。

ここんとこ、土日に仕事していたので、平日、少し休んだりしていた。
そんななか、新年度用に作ったモノに対して営業代理店を探して、そことの契約についてメールで何度やり取りする。
 なんせ、相手の方が会社が大きいのと、慣れているのか、あれこれ条文に注文が多い。直して、送って、また直しての繰り返しで疲れてしまう。

ようやく文書が整い、明日は、お互いの会社の中間にあたる地点で本契約である。新幹線よりも車。ETCの方が安い(人件費含まず)ので、車で行きます



お名前   コメント



 ■ 2012/01/12 (木) 連休に働いたので代休


現在8:39です。

成人の日がらみの連休は仕事だったので、昨日はオフにして、家でレンタルDVDを見ていた。新作で返却がその日だったので、朝の9時から映画鑑賞。。。

終わって事務所へ出て、ちょっとメールの整理などして、買い物して帰宅し、また映画を観る。

こういう時間の使い方っていいのかな?と思う。自営業の難しさで、休む分、仕事してないわけで収入に影響がある、と言われる。実際、仲間で休んでいる人なんてほとんどいない。ここらへん、酒飲むときにいつも話題になる。ハングリー精神旺盛な人が多いので、休むなんて「甘い」と言われるのである。

仕事は家でもできるようにパソコンやネットなどはそろえているので、まあ問題ないっちゃないんだけど、スイッチが入らない。仕事しようと気にならない。自宅でSOHOやっている人はえらいなあと思う。



お名前   コメント



 ■ 2011/12/27 (火) 厚労省は労働者をどうしたいのでしょう?


現在10:00です。

今朝の新聞に、パートでも5年働いたら正規雇用すべしといった厚労省の発表があったのだけども、これはどういうことなのだろう? しかも、労働者が希望しなければ6か月のクーリング期間を置いて、また元通りの非正規雇用で働けるというザル方式。

さっぱりわからない。

おおかた、雇用保険と社会保険、年金を整備して、財源確保といきたいというのだろうと思う。

今時期、TPPで雇用が増えるだの、第一次産業が打撃を受けるだのいうのだけども、個人的にはアメリカの言うことはアメリカの国益ありきなので、交渉のテーブルにつくのはいいけど、OKばかりではだめだろうと思う。韓国はえらい目にあったというし。

日本の人件費が高いということを言われて久しい。安くていい商品という評価は韓国や中国、インド、ベトナムに移っているし、これから日本がどうしていくかというのは現役世代には大きな問題だ。

社会保険の財源を求めるには、自分は消費税増税だと思うのだけど、ダメみたいだし。では、公務員が掛けている共済を一般化ではどうだってんのもダメなんでしょう。もう国債発行し過ぎでないと予算組めないってのを政府はもっとアピールすべきだろう。それと、日本が買っている他国の国債の収支とかをちゃんとわかるように発表してほしい。それを盾にアメリカと交渉できると思うのですがだめなんすか?


お名前   コメント



 ■ 2011/12/26 (月) 因果論ですべては説明できない


現在9:40です。

この3連休は、ラジオ勤務があったので、昼間は休みだが、夜は仕事という3日間だった。昨日は、家族が出かけたので、家に1日中居た。ラジオ勤務まで。

新聞の集金が来た。

キリスト教系の新興宗教が冊子を持ってやってきた。「今年は大変な年でしたね。災害は天罰だと思いますか?」てなことを言われて、2009年に家を流されかけたこの地区で言うのかと思ったが「いいえ」と答えた。

「そうですよね」とか言いながら、その人は聖書を開き、「政府は他の政府と争い、人は他人と争う」という意味の一節を示した。せっかくのクリスマスなので、今回は「はぁ。そうですね」と答えておいたが、その後、冊子を読むと「災害は神の怒り」と書いてある。

就職を含む、あらゆる社会現象というのは、「こうしたからこうなった」という因果論では片付けられない。リストラだって、そうだろうと思う。ただ、原因がないと不安になる場合もあるので、その原因探しをしたりする心理ってものもある。
 だけど、災害にあって、家族知人が死んだ人に、それが天罰だなんて、外野が言うことほど思い上がりで不遜なことはない。

因果論ではすべては片付けられないし、片付けてはいけないと思う。


お名前   コメント



 ■ 2011/12/22 (木) ライフライン


現在10:13です。

退職して20日が過ぎたのだが。気が付いたら離職票が来ていない。こっちは自営業の事務所に戻っただけなので、雇用保険を受給しようとは思わないが、もしものときに備えて、もっておきたい書類だ。

以前のサラリーマン退職時の健康保険の失敗から。今回は早めに国保と社保の任意継続の金額をしらべて、任意継続の手筈を整えたのだが、勤め先から書類が出ていないので、そこから先に進まない。
 間の悪いときは悪いもので、娘がメガネを新調するのに、眼科医に行かねばならなかったり、時節柄、子どもが風邪をひくことも考えられるため、早い入手が望まれる。もちろん、いまの時期、全額負担で、あとで帰ってくるってことも知っての話だ。現金出るのを抑えたい。

一緒に任期満了で退職した人は、独身で実家暮らしだからなのか、そういうライフラインに対する危機感がない。もらった健康保険証もなくしたほどだ。(む? もしかして、これで手続き止まっている?) 「いやあ、医者に行ってないですから」って、自慢するように言うんだが、そういう問題ではないだろうに。

退職時の手続きは、各企業で人事とか総務が説明するんだろうけども、小さい会社ではそんなことがなく、いわんや喧嘩別れだったら、ほっぽりだされるのがオチなのかもしれない。ハロワに行けば、教えてくれるけど、こういうことは退職前によくよく知っておかねばならない、と思う。

ネットで見ればわかりますって話なんだけど、若くて実家住まいだったら、たぶんそういう危機感ないと思う。


お名前   コメント



前の記事 次の記事


忍者の無職 キャリアデザイン日記TOP

タイトル一覧 月別