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話題
本(自叙伝)のタイトルと内容紹介を御願いします。 |
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「いつか どこかで」
(詩集)(↓導入部分)
この世を去る時
私は幸せだと思う
心だけはいつも
愛に恵まれて
深いところで
穏やかにいられるから
たとえどんな状況でも
どんなに醜く、酷い激情があっても
たとえ"私自身"が、どんなに酷く、醜い存在でも
周りの人とうまくいかなくても
どれほど無価値に思われても…
心の、たましいのような深いところで
それでも。それでも
きっと、生きていられるから
生きていて、大丈夫だよと言われるから
no.31 ( なんか思いつき〜11/07/21 15:01 )
銃マニアの少年
少年は小学生のころから銃に興味を持つようになり、5年生のときには傘の柄を改造して手製ピストルを造って花火の火薬でビー玉を飛ばして遊び、中学1年生で大藪春彦の小説『ウィンチェスターM70』を読んで熱狂、中2で精巧なモデルガンを父親に買ってもらい、中3のときには銃を撃つため親に無断で少年自衛隊員になろうとしたが試験に落ちている。
中卒で自動車修理工になるとまだ16歳で所持資格がないのに姉の名義でライフル銃を買ってもらい、手製の消音装置をつけて室内や山林で射撃を楽しみ、銃を撃ちまくるためにアマゾン移住計画を立て、船員になって金を稼ぎ、犯行の年の4月に18歳になったのでライフル銃の名義を自分に書き換え、船員を辞めて働かずにぶらぶらしながら、稼いだ金でさらにSKB水平三連銃を買って射撃場に通っていた。
また、この頃に警官に職務質問されて、その横柄な態度に警官に反感を持つようになった。
やがて、ピストルが欲しくなり、どうせなら交番でこっそり盗んだりするよりも大きいあっと云わせるようなことをやろうと計画を練り、県をまたげば警察の管轄違いから手配が遅れることと、銃を使えば近くの基地の米兵の仕業だと誤認されることを計算して神奈川の県境で犯行を行ってから東京に逃走することに決め、何度も下見に通って克明なメモを取り、電話でしゃべるセリフもあらかじめ書き留めその通りに読んでおり、用意した標的には空気銃で撃ったような跡をヤスリで細工することまでして、さらに威力のある警官のピストルに対抗するためライフル銃の弾を細工してダムダム弾を造っていた。また、日本とのあいだに犯人引渡し条約がないことまで調べてブラジルに逃走する予定だった。
no.32 ( 記入なし11/08/05 02:46 )
叙々苑の親戚かな 自叙伝?
まだ食べたことないけど
no.33 ( 記入なし11/08/05 10:37 )
運と不運
no.34 ( 記入なし11/08/05 21:35 )
自助伝
no.35 ( 記入なし11/08/05 21:36 )
倒壊テレビは何故セシウムさん?
no.36 ( 記入なし11/08/05 21:37 )
半生記。反省記。精神病と戦って。
no.37 ( るりこう11/08/05 21:41 )
半狂記
no.38 ( 記入なし11/08/05 22:35 )
たった一人で警官隊580人と市街戦
午後6時、少年は渋谷駅前の銃砲店にひとりで入り、車から動くと撃つと脅されていた男性2人はすぐに車から脱出してそばの消防署に駆け込んだ。
銃砲店には男性店員(65)、男性店員(16)、女性店員(21)、女性店員の妹(16)の4人がいたが、少年はピストルを突きつけて「俺は警察官を二人殺してきた」と脅してピストルの弾を出すように要求した。
この店でライフル銃を買ってから数回通ってきており、警官から奪ったスミス&ウェッソン45口径拳銃の弾がサンプル品として一発あることを知っていた。ピストルにはすでに弾が一発しか残っていなかったのでまずもう一発を補充し、ほかの銃も手に入れて東北に逃走する計画でこの店にやってきたのだった。銃があるかぎり無事に逃げられると自信を持っていた。
消防署からの通報ですぐにパトカー2台がやってくると、ライフル銃を要求し、窓ガラス越しに3発撃った。それから人質に3丁のライフル銃に弾を詰めさせ、店の中から、あるいは人質を盾にして店を出て1時間のうちに130発以上撃ちまくった。
警察は、パトカー50台、装甲車10数台、機動隊員など580人で包囲し、また数千人のやじうまが取り囲んでいた。
警官5人が2ヶ月などの重傷を負い、また、やじうまの男性(21)が2ヶ月、報道関係の男性(37)が1ヶ月の重傷を負うなど、合計15人が撃たれて重軽傷を負っている。山手線も運行中止となった。
no.39 ( 記入なし12/01/08 16:39 )
【負け組】
オヤジは最低な人間だった。ギャンブル狂で、酒癖も女癖も悪かった。
それでもおっ母は文句も言わず、離婚もしなかった。そんなオヤジの口癖は、
「俺みたいになるなよ〜げひひ」
だから俺はオヤジとは違った人生を歩もうと努力した。
そんなあるとき、おっ母が心労で倒れ、あっけなく死んだ。おっ母が死んだ日も、オヤジはパチンコやってた。
俺は情けなくて、そんなオヤジを見すてて、東京に独りで働きに出た。
それから10年、一度も実家には帰っていない。オヤジがどうなったのか、全然知らない。
俺は東京で真面目に働いた。いつも頭には、ギャンブルばかりやってたクソオヤジの姿があった。だから、あんなふうには絶対になりたくなかった。
だけど、今度の大不況であっけなく会社は倒産。俺は寮も追い出され、寝るところも失った。住所がないと、生活保護も再就職もできない。とはいえ、実家に帰るなど死んでも嫌だ。
雑居ビルの間に私物を詰め込み、ボロ布とビニールシートを被ってなんとか風雨をしのぐ毎日。情けなくて涙が出た。
あるとき、一匹のネズミが現れ、俺の足元で食べカスを拾っていた。
真黒でまるい目で、俺をじ〜っと見やがる。
よく見ると、方足を引きずっている。病気で足を悪くしたおっ母を思い出し、俺はなんだか、このネズミがおっ母のように見えてきた。
なぜか涙が溢れ、目の前がにじんで見えなくなる。そういえば、オヤジも失業するまでは優しくて真面目だった。
幸せだった頃の、家族3人の笑い声が頭に響き、鼻の奥がツーンとして、涙がとめどなく流れた。
不思議なことに、ネズミは逃げもせず、まるい目で泣きまくっている俺をいつまでも見ていた。
俺は実家に帰ろうと決意した。
おっ母みたいなネズミを鞄に隠し入れ、わずかな所持金で故郷をめざす。
10年ぶりの我が家はひどく荒れ果てていた。どうやら、オヤジは2年ぐらい前に死んだらしい。
締め切った座敷の、カビだらけの床の間に、オヤジの小さな位牌だけがぽつんと置いてあった。
俺は本当に一人ぼっちになってしまった。
カビ臭い畳みに寝ころび、黒ずんだ天井を見上げる。
しばらくしてから、誰かに呼ばれたような気がして、ふと部屋の隅に目をやると、ふすまの隙間から一匹のネズミがこちらを見ている。
俺は、おっ母かと思って、鞄を開けると、ちゃんとおっ母みたいなネズミは鞄の中にいて、鞄から飛び出すと、ふすまのネズミのところへ走って行った。
そして、二匹仲良く並んで、俺を真黒な、丸い目でじーっと見ている。
ああ、あのネズミはオヤジなんだ……。おっ母と俺が家に帰るのを待っててくれたんだ…。
色々と懐かしい記憶が思い出され、涙が止まらない。
「オヤジ…おっ母…ただいま。」
俺は一人ぼっちじゃなかった。
ネズミになってまでも、見守ってくれる両親がいる。
no.40 ( 記入もれ12/01/08 22:20 )
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