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話題
オススメの本、作家などについて語りましょう。 |
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『ソリッドファイター』古橋秀之・電撃文庫
自他共に認める「もっと売れて欲しいライトノベル作家」の頂点に君臨する鬼才・古橋の、
デビュー第三作。バーチャファイターをモデルとしたアーケードゲームを通じて描かれる
高校生の戦いと青春の物語。眼鏡で出っ歯で冴えない主人公、巨乳もかすむ筋肉女教師、
会社のデバッグルームで寝泊まりするゲームデザイナーのおっさん、茶髪ロンゲの不良など
キャラに華も色気もありすぎてだれに萌えていいのかわからないくらい。ちなみに学園の
アイドルなる美少女も登場するが1ページだけで忘れ去られるという絶妙のフラグ立て。
イラストも革新的で、電撃黎明期の作品にしてすでに150年くらい後の萌えトレンドを
先取りしてしまったため爆発的な売り上げに拍車をかけた。
さらに特筆すべきはこの作品が三部作の第一巻として書かれたということであり、物語は
少年の夢と未回収伏線を胸一杯に詰め込んで進展ゼロで終わっている。しかも第二巻、
第三巻はすでに原稿があがっていたものの、あまりのヒットぶりに書店での混乱を危惧した
電撃編集部の判断によってお蔵入りとなってしまったとの噂。。現在でも、ソリッド二巻三巻を
読めるなら死んでもいいという古橋信者は多い。
非常に人気のある作品のために品薄で、新刊はもちろん古書店でもめったに見かけない。
no.135 ( 記入なし06/02/05 22:32 )
『僕らはどこにも開かない』御影瑛路
2005年、衝撃的なアナウンスが電撃文庫よりなされた。
――この新人の作品にはイラストが付いていない。
作者である御影瑛路は、自作についてこう述べた。
――あまりにも問題作。
猛者どもは期待に胸を躍らせた。いったい如何ほどに過激な作品なのだろう。
そして発売日。
店頭に並べられた作品は――「問題作ではなかった」。
なんという発想! まさにコペルニクス的大転回! ゼノンの如き矛盾を内包した小宇宙!
「問題作ではないことが問題作」!!
自然と、御影スレの住人たちは語尾に「御影」の二文字を付けていた。
誰かが強制したことではない。
作品に対する純粋な敬意が、彼らをその行為へと駆り立てたのだ。
――『御影瑛路』の名が伝説となった瞬間だった。
『飾られた記号 The Last Object』佐竹彬
この作品は殺人事件を扱ったミステリ物であるが、そのテーマは「殺人の否定」である。
某ミステリ作家のパクリとしか思えない物語。
某ミステリ作家のパクリとしか思えない文体。
某ミステリ作家のパクリとしか思えない人物。
この作品に主体性は無い。
例外なく、読者は思うだろう。
「ああ、空虚だなぁ」――と。
それこそが作者の狙いなのだ。
まさしく、殺人の空しさを世に訴える名作である。
『超妹大戦シスマゲドン (1) 』古橋 秀之・ファミ通文庫
「同級生2」の唯ちゃんを起源とし(自説)、「シスタープリンセス」、「美少女楽園 妹と少女たち」と
脈々と受け継がれてきた一子相伝の妹萌えを満を持して鬼才・古橋が継承。
「妹」というエッセンスを極限まで抽出し、それ以外のものを一切省くと言う大胆な手法。
それはまるで人工調味料どんぶり山盛りを「今流行りの添加物無しの素材のまま」とテーブルに出されるがごとく。
醤油を料理として出されて、味付けに醤油を掛けるがごとく。
その圧倒的な妹力の前には、黒幕の思わせぶるな複線も「どうでもいいや」と思わせてしまうほどの威力を誇っている。
no.136 ( 記入なし06/02/06 18:51 )
風葬の教室
no.137 ( 文月06/02/06 18:58 )
ひとり鬼ごっこ
no.138 ( 記入なし06/02/26 23:05 )
リアル鬼ごっこ
no.139 ( 記入なし06/02/26 23:06 )
シカクロード!!! 資格試験の罠!?
発行:株式会社カットシステム
no.140 ( 記入なし06/03/22 19:57 )
中宮崇『天晴れ!筑紫哲也News23』(文春新書)
no.141 ( 記入なし06/06/13 23:27 )
飛火野 耀
「もうひとつの夏へ 上・下」
「UFOと猫とゲームの規則」
no.142 ( 記入なし06/06/13 23:41 )
月並みですが、
『学問のすゝめ』 福沢諭吉・伊藤正雄 絞注。
文字を読むことのみを知りて、物事の道理を弁えざる者は、これを学者といふべからず。いはゆる論語読みの論語しらずとはすなはちこれなり。
・・・
ゆゑに世帯も学問なり、帳合ひも学問なり、時勢を察するもまた学問なり、なんぞ必ずしも和漢洋の書を読むのみをもつて学問というの理あらずや。
no.143 ( 記入なし07/03/31 20:31 )
ミチオ・カク『パラレルワールド』
ニール・ドグラース・タイソン&ドナルド・ゴールドスミス『宇宙 起源をめぐる140億年の旅』
最近読んだ一般向けの宇宙関連の書籍で結構面白く読む事が出来た本です。
no.144 ( MOTOKI07/04/03 11:26 )
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