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Author:ゆーと ( Profile )

 ■ 2013/03/17 (日) Missing


金曜日に他部署の人たちとの親睦会だった。
単なる飲み会だけど。
なんだか居心地が悪いと感じる自分が居る。
金だ女だ、そんな話はあまりしたくはなくて。

…いらない。そんな生き方したくないよ。

帰り道。久しぶりに乗った路線の電車。
普段乗ることは全くない路線。
乗ったのは、あの人の家に向かうときくらいだった。
襲う罪悪感。
仕方なかったんだと言い聞かせても効きやしない。

…いつまで、僕は僕をその十字架に磔にしておけば良い?

生きる限り。かも知れないね。
他者を自らの生に巻き込まぬようにとの戒めを破った咎なのだから。


何もいらない。
自ら死を選び取ることすらできない弱い僕だから、叫ぶことしかできないよ。

       ダレカ ボクヲ コロシテ クダサイ


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 ■ 2013/02/12 (火) MoneyMoneyMoney


サービス残業。
うん。労働法的に問題なんだろうね。

僕のいる職場はちゃんと残業が付く。一応上限はあるけど。
早出や残業をしてもちゃんと付けようとしない僕に上司は注意する。
とうとう僕は反論した。
「うちの部署ちゃんと数字上がってないのに残業もへったくれもないでしょ!」
僕は、給与を単なる労働の対価とは見たくないから…


思い出したのは、子供の頃のこと。
いつしか、正月に祖母の家に行くのが嫌になった。
行けば親戚がお年玉をくれる。それが嫌だった。

…それは僕のものじゃないよ…

それでも笑顔で取り繕い、受け取る。
家に帰ってからいつも泣いていたのを覚えてる。
どこか情けなくて、悔しくて、泣いていたのを覚えてる。
僕は、何も返すことができなかったから。
そして全額親に渡してしまおうとして怒られたことも。


「お金なんていらない」って、そんなことを言う気は無いよ。
結局生きていくために必要な物でもあるから。
でも、お金お金って言いたくは無い。
綺麗事に過ぎないけど、それでも。
きっとそうしなきゃ生きていけなくなったら汚いお金にも手を出すんだろう僕は。
毅然と断って死を選べたならどれだけ素晴しいだろうって思うけどね。
でも僕は弱いから。


お金、お金。もっともっとと、必死の形相で欲しがる人々。
お金ってなんだろうな?
ねぇ、それってさ、本当の笑顔を失ってまで欲しいものなの?

僕はどうしたいんだろう?どうするのが良いんだろう…


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 ■ 2013/01/15 (火) Street Musician


三宮の駅を出たら、前の広場で歌ってる人がいた。
それは本当に久しぶりの光景で、
「やっぱり、この方が良いよ。」って思った。
警察は取り締まるのだけど…

神戸に来たの自体が結構久しぶりで。
本当によく通ってた頃を思い出す。
考えて至ったのは、
当時追い求めた何かはそれぞれに得たものと失ったものと。
つまりは結果が出てしまっていたということ。
追う何かが無くなったから、足が遠のいたのだと。

- また何か見つけてみるのも、悪くないかもね。 -

少しだけ、そんな事を思いながら街を歩いた。


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 ■ 2013/01/03 (木) Days Again


カメラを買った。
NikonのV1。ミラーレス一眼カメラ。
既に後継のV2が出てるけど、質感の好みと中古で良い出物があったから。

ここ2年ほど、ほとんど写真を撮っていない。
秋に参加した展示は、2年ぶりだった。
「夏、からっぽ」
そう。まるでからっぽだ。そう感じたから。

軽い機材に替えて、もう一度撮ろうと思った。
このクソッタレな世界を。
もう一度。そう。もう一度。

仕事の方は、契約社員で1年、現在正規への人事考課中。
先月作文書いて、適性検査(?)受けて、今月下旬に役員面接。
形式的なものに近いけど、どうなることやら。
それ以上に、「ホントにそれで良いのかよ?」と聞こえる声。
後ろから?自分の中から?


写真を撮ろう。日記も書こう。走るのも続けよう。
どこまでできるかわからないけど、
この世界と、自分自身と、向き合ってぶつかって殴り合ってみよう。

もう一度。もう一度。


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ゆーと >通りすがりさん お久しぶりです。一応レンズはズーム2つです。 http://daylife-photo.lostworks.net/ 最近更新してないので昔の写真しかありませんが・・・ (13/03/17 22:49)
通りすがり お久しぶりです。お元気ですか? 私のカメラもv1です、ファインダーが欲しくてこちらにしました。レンズが単眼しかないんですけどねw どんな写真を撮るんでしょうね。 (13/03/04 20:13)


 ■ 2012/07/29 (日) High and Far


色々あって、現状仕事の方がかなり激務になっていて、
土日は死んでることが多い。
そのこと自体よりも、巻き込んでしまった同僚に申し訳ないことで…。
でも、いつかはしなければならなかったことでもあり、
その際に課長がありえない方向に動いた結果でもあり…。

でも、これはこれで悪くないのかなと思う自分もいたりして。
ただ、守勢に入っての戦いは好きでないのもそうで。


「なんか、面白くない生き方だな…」今の自分をそんな風にも思う。


僕は知っているから。一度知ってしまったから。
自らの魂を削りとりながらたどり着きたい場所へと進むその感覚を。
「限界かも」って言いながら前向いて戦うその感覚を。
その時に見えるその光の恍惚は、鋭く甘く、そして苦く。
彼女という存在とであい、愛し合うその感覚よりも鮮烈で…。

今、自らの手の内にそれが無いのは老いたからだと。
だからこそ戦いの結果に安住しそうにもなっていたのだと。
− もう一度 もう一度 もう一度 −
叫ぶその声を振り払おうとする僕が居る。


今の生活を別に嫌だとかダメだとか言う気は無い。
自分で選んで描いてきた形だから。
でも、
もう一度、魂削って全力で何かにぶつかって見たい衝動はずっとある。
少しでも高く遠くへ、もっと もっと。





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 ■ 2012/05/15 (火) Thanksgiving


食事を見てふと思う。
自らが食べるそれは、過去には生きていたのだということ。
そう。僕はそれらを殺したのだということ。
動物であれ、植物であれ。
何かの実であったとしても、それは地にあれば命となりえた存在。

僕たちは生きている。
他者を殺して、その屍の上で生きている。
生きるためには避けられないこと。
「いただきます」は、糧となるその命に対する感謝の言葉。

輪廻のごとく続く生命の連鎖の中、
僕たちは、死ぬ時にその命を誰に与えているのだろう?
燃やしつくし、容器に入れて、墓の中。
誰にも与えられることなく、消え行く記憶のために留め置かれる。

生も死もそこにあり、僕の存在の表と裏。
この命は誰に与えることなら叶うのだろう?

仮にドナーとなったとして、表と裏は出会えるのだろうか?
その存在は雪がれるのだろうか?




…そう。僕はただの下衆な偽善者なんだ…



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ゆーと >通りすがりさん ご無沙汰してしまいました。元気で頑張って、少しずつ幸せになってるといいな・・・ (12/07/30 00:32)
通りすがり ゆーと氏<アタシの戯言にコメントいただいて、ありがとうございました。仕事は決まりまして、今後1年が自分なりの分張り時となりそうです。この場をお借りして恐縮ですがご報告まで。あなた様へ幸あれ。お元気で・・^^ (12/06/10 00:02)
通りすがり ふと思う。人間のエゴはどこまで?って。弱肉強食は自然の摂理。。だけど君の言う通り、人間は摂理に殉じてはいないね。。そして自分も、その中の一人。どれだけ抗おうと。 (12/05/18 21:44)


 ■ 2012/05/14 (月) Escape


戻ろうとする日々とそれを拒否し続ける自分自身。

http://www.youtube.com/watch?v=azjwP6W7C5M

久しぶりに顔を出したギャラリーで僕は信じられないものを見た。
なんだろうね。
十数年前の原点回帰と述べたそこのマスター自身の個展。
そこにあったのは、まるで僕自身のような作品群。
いや、ソレデモ・・・

なんだろう? 否定したあなた自身がその作品?
それとも、もう一度僕に撮ってみせろと?
わからない。

否定され、その場に参加するのをやめた僕がいた。
帰ってみようかと、顔を出してみた僕がいた。

僕は今、逆にどうするのが良いのかわからずにいる…


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 ■ 2012/05/05 (土) Again


広島へ行く。目的は、墓参り。
それ以外には何もなし。
もう一度宮島にでも行ってみるかな。独りで歩くのも悪くない。
予定は未定。何も決まってなんかない。

流れた刻の翳りと光と、確かめるには良い機会だと思う。

自らの咎を抱えて、引きずって歩く。
それはきっとこれからも何も変わらないけど。




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ゆーと >通りすがりさん 何かが変わったような何も変わらないような。 唯一つ言えるのは、あの頃の僕は何も見えていなかったってことだけですね。 (12/05/14 01:01)
通りすがり 何かが流れはじめるといいっすね。。^^ (12/05/05 20:51)


 ■ 2012/04/23 (月) Stayer and Wanderer


土曜日はNGOの総会で。
居なくなった顔、そして、懐かしい顔。
そう。変わっていく。人も、そして場の存在も。
出会いと別れの風は絶え間なく吹き続けて。

僕はまだしばらくは独りでそこに居続けるよ。
今、連絡を取り続けてくれてるあの女性には申し訳ないけど。
前の彼女のその後の物語は風の便りすら聞こえなくなった。
でも、僕はまだ十字架に磔にした自分を下ろしてやる気にはなれないから。

… 僕はまだ、人であり続けられてるのかな? …

救えなかったのは僕の未熟さの故。
護りきれなかったのは、僕の弱さの故。
何も変わっちゃいない。

昔その道の途上ですれ違った子供が電話をかけてきた。
彼も今は成人して自らの道を歩んでる。
悩みを抱え、彼は僕に相談を持ってきた。実家から電話番号を聞いて。
今の僕にあるものから助言をし、悩みを聞くことはできても、
それは真の意味での導き足りえない。それは僕がよく知っている。
あの時僕は君を導けなかった。救えなかった。
君がそれでもなぜ僕を頼ってくれるのかはわからないけど、
僕はまだあの時の自分と正面から向き合いきれていない。弱すぎて。


… ココロのカケラ、僕はまだ持ってるのかな?棄ててしまったかな? …

歩き続ける人々と、とどまっている僕。
でも、本当の意味で彷徨ってるのは僕の方なのかもしれないね…。


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ゆーと >通りすがりさん  ふぁいと!! (12/05/05 01:39)
通りすがり あたしは、リアルに触れられる人を、自ら追いたいとおもう。 (12/05/04 22:38)
ゆーと >ジャックさん そんなもの競わんでいいよ。無意味だ。 (12/04/26 00:20)
ジャック 人間というのはどうしても初体験という年齢を競うじゃないっすか… (12/04/23 22:42)


 ■ 2012/04/16 (月) Sigh


どうにもこうにも元気が出ない。そんな週末で。
公園ではみんなお花見で楽しそうで。

Sigh...

空港に行ってみる。
此処ではない場所、此処ではない時。
そういった何かに思いを馳せるのは相変わらずで。

仕事の上で在るための場所を作ることはできた。
時に笑い、時に心配してくれる人もいる。
でも…
結局足りないピースがあって、画は埋まらない。
僕自身に欠落した何か…

「見えないよ…」
たらればの世界のもう一人の自分に投げかけてみる。
「君は足りないピースを手にすることはできたの?」
答えは、返ってこない。

ソレデモ ボクハ イキテイク
散り行く桜の花霞、その向こうには何も見えないけど。


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ゆーと >通りすがりさん なかなか見つからない。そもそも無いのか、それとも青い鳥のごとく実は既に手にしているのか・・・ (12/04/23 01:01)
ゆーと >ジャックさん なんていうか、先輩とか後輩とかそういうの関係ない気が・・・ 僕は結局人を愛することに失敗した人ですから (12/04/23 01:00)
ゆーと >記入なしさま 美しい ですか? (12/04/23 00:59)
通りすがり 昔、仲間に言ったことがある。私から見た君はジグゾーパズルみたいで、最後のピースを探していて、それが君なんだろうなって。 見つかるといいっすね☆ ゆーと氏のピース。 (12/04/17 00:46)
記入なし 詩人ですね (12/04/16 23:35)
ジャック DT違うんすか。先輩ですね。 (12/04/16 22:35)
記入なし 「散り行く桜の花霞、その向こうには何も見えないけど」とても切なくそして美しい言葉ですね。。 (12/04/16 16:48)


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