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In monochrome

Author:ゆーと ( Profile )

 ■ 2014/01/14 (火) Can you become...?


定年で辞めた人の変わりに派遣で女の子が来た。
「ちゃんと護ってあげるように」という課長の言葉。
それは、来る外部の運転手の下衆な行動からって意味でしかないのだけど…


話を聞くと、色んな事情を抱えてて。
前の彼女が抱えてたのと同じ事情。人数的に半分。
その前の彼女が抱えてた事情。ある意味期間的な意味で半分。
まるで、「護れなかった」その現実を突きつけるように。
そして、その事情は派遣会社の意向で上の人たちからは隠されてる。そんな事情も。

やれやれ、僕はKnightになんかなれないよ。そんなことは解ってる。
それに、僕はまだ自分自身を磔にした十字架から下ろしてすらいないってのに。

それはまるで過去が「忘れるな」と叫んでいるかのようで。
解ってるし忘れない。
自らの手にその力は無いことぐらい。
身の程は、ちゃんとわきまえるよ…。


http://www.youtube.com/watch?v=mlRvjBX4tKQ


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ゆーと 詩人と言われるようなことは何も書いてないと思うけど・・・ (14/01/31 01:08)
記入なし 詩人やのう… (14/01/14 01:00)


 ■ 2014/01/06 (月) In this little world


年末年始、特に何をするでもなく。そんな日々。

大掃除して、走って、ゲームして、少し出かけて、NGOの会報のWeb版を更新して、
そして、映画を見た。自分の家でだけど。
「僕たちは世界を変えることができない」
大学生が、カンボジアに小学校を建てるお話。

僕が今のNGOに関わるようになったばかりの頃、見つけた本。
当時はまだその小学校の維持のために出した自費出版の本。
今は、少し内容を改訂して(主に下ネタ部分)文庫で出てる。
映画は、名前を変え、脚色を色々入れてフィクション化してるけど、
そうやって学校を建てた。そんな人たちが居たのは事実。

その活動から波及してか、今は途上国支援の大学生サークルって結構あって、
この映画の元になったサークルも、同時期に始まったサークルも代替わりして続いてる。
おかげさまでか以前は大学生とかいたうちのNGOにそんな人は一人も居ない。
で、学校を卒業するとそれどころじゃなくなるのが大抵なわけで…
うちも見事に高齢化社会。

どうしたものかねぇ…
そんな事を思いながら僕が今の所に参加する前に候補にしてた別のグループを検索してみた。
全部、無くなってた…

なんだかなぁ…
とりあえず、今そこにあるもの、頑張っていかないとだね…


http://www.youtube.com/watch?v=MgH5xIv3hUk


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 ■ 2013/11/27 (水) Your time is over. but...


先月、異動があった。
移動した先は、親会社直轄の側の部署。
上がってくる数字も申し分無く…

大会社直系の子会社。
福利厚生その他親会社に準じ、経営も今のところ安定している。
「あの場所からたどりついたんだ十分すぎるだろ」って声も普通に聞こえるけど。
でも…


挑戦し、前進しようとする友人の姿。
ここに留まったら、置いて行かれるような、自分がダメになるような、焦り。
向き合うのは、数年前の僕。

あの時の選択や挑戦が間違いだったなんて思わない。
あの時、自分の手にあるカードを思えば、きっと今の僕でも同じ選択をしただろうから。
そして、解ってる。他の選択のその結末を覗くには、たぶんもう時間切れなんだって。

"Your time is over. You already have the fruit of your chioce."
語りかける僕。


でも、追いかけるだけ追いかけてみよう。
今もってるカードを並べなおそう。

1つは今参加しているNGOの活動をもっとちゃんとすること。そして、この分野の勉強をもっとすること。
もう1つは、おろそかになっていた英語の訓練をもう一度やり直すこと。それと自分の手にあるキャリアから何がだせるか良く考えること。
必要であれば国内で良い。MBA取得の道も探ること。

35歳。国内じゃ確かに時間切れ。
でも、この選択の相手は国内じゃなく、海の向こうに出ることだから。

あと5年。可能性を探って準備してみよう。
選択するのは、その後でもかまわないはず。だから、少しでも前に進もうとしてみよう。





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 ■ 2013/11/22 (金) Missing


周りを見回すと、自分の道を力強く歩く人たち。
まるで置いて行かれるような気がしてあせる自分。

「お前は、こんな場所で何をしてるんだ?」
聞こえる声。

前に進もう。
今いる場所は、かつて望んだ場所かも知れないけど、
でもこの場所の単に延長をその終わりになんかしたくないよ。

前に進もう。
でも、どこへ?




どこへ行こうか?
見失った何かは、もう戻らないけど…。




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 ■ 2013/04/15 (月) A little bird told me.


髪を切りに行った。

そこは、前の彼女に連れて行かれた場所で、
(http://musyoku.com/nikki/barato_1307891255.html)
別れた時にもと行ってた店に戻すか別の店に変えるか少し悩んだ。
結局、そのまま行き続けてるわけだけど。
すると、多少は勝手に近況とかも聞かされるわけで。
相変わらずしんどいだどーだ言いながらそれなりにやってるらしい。

未練がどうとかいうのとは別問題で、
話を聞かされると突き刺さるものがある。
ほっとする部分もあるわけだけど。

色を失った日常の中の、小さな出来事。



5月にまた墓参りに行くか、少し悩んでる。
「ちゃんと社員になりました。」
報告するのはきっとありだと思うのだけど。
なぜか、行こうと思えなくて。
きっと疲れてるんだろう。僕は。


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ゆーと >通りすがりさん  どうも簡単にガス抜きはやっぱり無理そう。性格的に。 (13/11/22 01:51)
通りすがり ガス抜き、してください (13/04/30 01:06)


 ■ 2013/04/09 (火) Untouchable


…そう。傷つけることも、傷つくことも嫌だから…

人に触れること、触れられること。苦手なこと。
たとえ相手が親であったとしても。
そんなことに気づいたのはいつの日か…

自ら纏った不可視の鎧。
それすらも解いた人がいたのも事実で、
失われた時の痛みは、覆うものが無くなったゆえの寒さだったのだろう。
いつしかその寒さも感じなくなった。
それは、慣れたのか、それとも何かを纏ったか。


…僕は、弱くなった。

その思いだけは以前よりも強くなった。
それは、流れる景色が思い起こさせたこと…


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記入なし 詩人だねぇ‥ (13/04/09 08:55)


 ■ 2013/04/02 (火) Things I got , Things I lost. and...


"道なき道の果てで待ち受けているものさえ
 やがて幾つかの涙にすりかえられても
 名もなき丘の上で
 ただ風に吹かれながら
 次第に明けゆく空へ叫ぶよ
       …I believe in my life…"
- from 服部祐民子 名もなき丘の上で-


数年前、枝分かれする道の前で立ち止まり、選んで歩いた道。
その向こう側まで歩いてきたはずだけど…
そこには結局何もなかったような…
そんな風にも思ったりする。

自分の存在を刻むために、働いて、勉強して、写真も撮って。
そうやって走り抜けた日々に比べ、つまらない人になってしまったような錯覚。
なりたくないと思った、つまらない大人になってしまったような…

それは引換えなんかじゃないはず。
まだ間に合うかな?取り戻せるかな?

つまらない人になることが大人になるってことだったら、
僕は大人になんかなってやらないよ。

ブリキのきこりでかまわない。また、走れるようになりたいから。


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 ■ 2013/03/17 (日) Missing


金曜日に他部署の人たちとの親睦会だった。
単なる飲み会だけど。
なんだか居心地が悪いと感じる自分が居る。
金だ女だ、そんな話はあまりしたくはなくて。

…いらない。そんな生き方したくないよ。

帰り道。久しぶりに乗った路線の電車。
普段乗ることは全くない路線。
乗ったのは、あの人の家に向かうときくらいだった。
襲う罪悪感。
仕方なかったんだと言い聞かせても効きやしない。

…いつまで、僕は僕をその十字架に磔にしておけば良い?

生きる限り。かも知れないね。
他者を自らの生に巻き込まぬようにとの戒めを破った咎なのだから。


何もいらない。
自ら死を選び取ることすらできない弱い僕だから、叫ぶことしかできないよ。

       ダレカ ボクヲ コロシテ クダサイ


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 ■ 2013/02/12 (火) MoneyMoneyMoney


サービス残業。
うん。労働法的に問題なんだろうね。

僕のいる職場はちゃんと残業が付く。一応上限はあるけど。
早出や残業をしてもちゃんと付けようとしない僕に上司は注意する。
とうとう僕は反論した。
「うちの部署ちゃんと数字上がってないのに残業もへったくれもないでしょ!」
僕は、給与を単なる労働の対価とは見たくないから…


思い出したのは、子供の頃のこと。
いつしか、正月に祖母の家に行くのが嫌になった。
行けば親戚がお年玉をくれる。それが嫌だった。

…それは僕のものじゃないよ…

それでも笑顔で取り繕い、受け取る。
家に帰ってからいつも泣いていたのを覚えてる。
どこか情けなくて、悔しくて、泣いていたのを覚えてる。
僕は、何も返すことができなかったから。
そして全額親に渡してしまおうとして怒られたことも。


「お金なんていらない」って、そんなことを言う気は無いよ。
結局生きていくために必要な物でもあるから。
でも、お金お金って言いたくは無い。
綺麗事に過ぎないけど、それでも。
きっとそうしなきゃ生きていけなくなったら汚いお金にも手を出すんだろう僕は。
毅然と断って死を選べたならどれだけ素晴しいだろうって思うけどね。
でも僕は弱いから。


お金、お金。もっともっとと、必死の形相で欲しがる人々。
お金ってなんだろうな?
ねぇ、それってさ、本当の笑顔を失ってまで欲しいものなの?

僕はどうしたいんだろう?どうするのが良いんだろう…


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 ■ 2013/01/15 (火) Street Musician


三宮の駅を出たら、前の広場で歌ってる人がいた。
それは本当に久しぶりの光景で、
「やっぱり、この方が良いよ。」って思った。
警察は取り締まるのだけど…

神戸に来たの自体が結構久しぶりで。
本当によく通ってた頃を思い出す。
考えて至ったのは、
当時追い求めた何かはそれぞれに得たものと失ったものと。
つまりは結果が出てしまっていたということ。
追う何かが無くなったから、足が遠のいたのだと。

- また何か見つけてみるのも、悪くないかもね。 -

少しだけ、そんな事を思いながら街を歩いた。


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