どうしたらよいのか

また職探しに不利な条件がついてしまった。

以前日記にも書いたが、常勤採用の募集があり不採用になってしまった。
採用されたのは外部からの応募者だった。
今一緒に仕事をしているが、そんなに飛びぬけてすごい奴とは思わない。
（まあ、そつなくやりそうな奴だが）
何年も非常勤で頑張っている人たちを出し抜いての採用。
よっぽどすごい奴かと思っていた。
ちなみにまだ仕事は覚えている最中。
それならば、今のところよっぽど以前からいる非常勤の方が仕事はできる。
奴を採用した上層部はどう考えていたのだろう。
仕事に関するアドバンテージはある程度古くからいる奴の方があるに決まっている。
公平にやったとの話ではあるが、納得できない部分もある。
奴は一生を保証されている。
天と地ほどの差だ。
奴に罪はないかもしれないが、同じ屋根の下で仕事をしているとどうしても意識してしまう。
非常に辛い。

さらに、おかげで次を探さなくてはならなくなった。

今までの面接でよく聞かれたことであるが、
履歴書等に非常勤と書かれていると「今の職場で常勤募集はないの？なかったの？」と聞かれる。
今までは「ない、なかった」（チャンスがなかった）と堂々と答えられていた。
これからは「募集はありましたけど、落ちました」になってしまう。
さらに職探しがやりにくくなってしまった。
世の中非情なものとあらためて感じている。

不採用になれば、履歴書、職務経歴書などが返送されてくることが多い。
採用されることを目指して、精一杯、練りに練って作成しているものである。
不採用に至った経緯に関して、丁寧な文章を添えて返送されてくることもあるが、屈辱のなにものでもない。
もうその履歴書などの書類は使いようがない。
屈辱とともに返送されてきてどうしろというのだ。
戻ってこなければこないで、個人情報なので気分のいいものではない。
なぜ返送しないのかの意味もわからない。
いずれにしても屈辱だ。

約2年半前、今の仕事が決まった時には、安心していた。
がんばろうという気持ちが強かった。
非常勤を意識せず、常勤に負けないようにがんばろうと思っていた。
しかし、だんだんと気持ちは変化していった。
一つのきっかけは、常勤どもが上司と話をして、自分たちのやっているたいへんな仕事を非常勤に押し付けてきた。
こちらには何の相談もなく。
はっきり言って、とてもずるいと感じた。
二つ目のきかっけは、常勤の一人が産休に入るのと、上司が実務を外れ、管理職業務を行いたいと言いだし、業務量が一気に増えてしまった。これも相談なく。
とても、非常勤の業務量ではないと感じてしまった。
この采配に強い不満と不信感をもってしまった。
三つ目は、常勤職員の質の問題である。
基本的に上記のようなスタンスである。
さらに
遅刻は平気でしてくる。
出産、育児を優先にできる。
要領よく立ち回るやつが多い。
非常勤にたいへんな業務をさせておいて、平気な面をしている奴が多い。
給料や待遇は雲泥の差である。

今は職場への不満の気持ちの方がかなり強い。
自分でも、こんなに気持ちが変化をするとは予想していなかった。
自分がすべて正しいわけではないだろうが、悪いとは正直思っていない。
当然出る不満ではないかと考えることもある。

来年度の更新はない。
今の職場にあまり未練はない。
しかし、どこもなければ、今の職場に再応募しなくてはならないことも考えなくてはならない。
もし、採用されても、また不満の中で仕事をしなくてはならない。
これは辛いだろう。
もし、次が決まらなくても、応募しない方がよいだろうか考えている。

来年度（4月以降）の更新は契約上できない。
それは今でも言われている。
もし、引き続き雇用してもらいたければ、また一般に公募するので、応募するのは構わないとのこと。
もちろん、採用されるかはわからない。

２年以上勤務してきて、常勤に応募して、不採用になった職場。
「お前は必要ない」と言われた気分になる。
また、非常勤に応募しなくてはならないのはくやしい。
万が一採用されても、賃金や待遇は今までと同じ。
常勤どもとの雲泥の差に悩むことになる。
いい大人が、人並みに人生設計できる賃金ではない。
さらに、１年後もしくは３年後には必ず同じ悩みがくる。

しかし、今のところ次に当てがあるわけではない。