28才ポンコツ女の就活日記

昨日６日間の研修を終えました。人間関係はとても良い方だと思います。知人達から〈介護職は人間関係が大変！〉と聞いていたので戦々恐々としていたのですが、怒鳴ったり乱暴な言い方をする人はいませんでした。男性職員は柔らかい物腰の人が多く、女性職員は明るくハキハキとした方が多いです。

さて発達障碍(ADHD、LD)のある自分が働くにあたって自分の課題が見えてきました。

【耳からの情報に弱い】
まず口頭での指示がなかなか耳に入って来ない事です。例えば「ハルポコ丸さん、２階の給湯室へ行って、お皿を４枚洗ってきて」と言われた時「ハルポコ丸さん、■■の給湯室へ行ってお皿を■■枚洗ってきて」のように情報が欠けてしまいます。LD(学習障碍)で算数ができない事も関係しているのかもしれません。
館内放送も同様に「何々さん、何々さん。内線■■番までお電話お願いします」の番号を聞き取れなかったりします。
対策としてとにかく必死にメモを取り、聞き取れなかったら近くにいる先輩へ確認していますが……確認し過ぎて面倒くさがられていないかが心配です。

【方向音痴】
どちらが北でどちらが南かしょっちゅう分からなくなります。北トイレへ行けと言われて南トイレへ行ったり、南トイレへ行けと言われて北トイレへ行ったり……。何かのゲームに「さまよう鎧」というモンスターが出てきましたが、自分こそそんな感じです。館内をひたすらぐるぐる回って迷子になっています。利用者様の部屋割りのプリントを眺めても、地図の見方が分からないどころか自分の現在地を把握するのにも手こずっている具合です。対策をまだ見つけきれていません。

【一日の流れが分からない】
一応仕事はきっちりスケジュールが決まっているのですが、予定とは違った作業が突然入ってくる事があります。そうすると、あれっ？いつもと違う！と慌てふためいて、どうしたらいいのか分からなくなってしまうんですよね。その結果予定時間をオーバーしてしまい、先輩から「早くしないと利用者様をお待たせしてしまうんだよ」と注意を受けてしまいました。
これも対策がまだ見つけきれていません。一応腕時計を頻繁に見る癖はつけているんだけど……。何が優先すべき内容かパッと判断できるようになりたいのです。

と、こんな感じで悩んでいるのですが、職場の障碍者支援施設で同じ発達障碍者や精神疾患のある方々と接する中で「自分は比較的軽度の方なのかもしれない」とも思ったんですよね。例えばこうしてわたしは日記を書けるけれど、重度の人って文章がぐちゃぐちゃなんです。話してても言葉の並びがバラバラだったり、やたらに論文みたいな堅苦しい口調で内容が伝わって来なかったり。そんな方々と比べると自分は健常者に近い、でもやっぱり健常者とは何か違う＝ポンコツ、っていうどっちつかずなところに生きづらさを感じた研修期間でした。

皆さん、新人へのアドバイスだとか心構えだとかあれば、よかったらコメント頂けると嬉しいです。今はただただ仕事のできない自分への悔しさが込み上げています。

今日正社員の採用通知をいただきました。
二次面接があると聞いていたんですが、蓋を開けてみると制服の採寸とか提出書類の説明、施設内の見学がメインでした。
雇用保険何とか票というのを提出するよう言われたんですが、わたしは今までにアルバイトと派遣しかした事がなくて雇用保険に加入した事がありません。それで雇用保険には加入した事がないと言ったら、では新規で手続きしますが念のため自宅を探しておいてくださいとの事。変に思われてないかな。大丈夫かな。
後は原付の自賠責保険の書類のコピーも出さなくちゃいけないようです。原付の名義も保険も家族のもののまま借りて乗っているので、この機会に保険に加入したり……するのかなあ。なんだか色々と提出するものが多すぎて、頭がパンクしそうです！保証人を立てるのとかね。きっと普通に正社員経験のある人たちは当たり前のようにこなしてきたんだろうけれど、28歳にもなってお恥ずかしい限り。
ともかく約６年のニート生活に終止符を打ちました。ものすごく安心していた母の顔を見ていたら、これから少しでも親孝行していかないとという気になりました。これからが頑張り時だな！

さっき、先週面接を受けた施設から電話があって、「もう一度お話をさせていただきたいので明日面接をしてもよろしいですか？」と。勿論二つ返事で「よろしくお願いします」と答えましたが、内心不安と驚きでいっぱいです。ええ〜、どうしようどうしよう。生まれてこの方二次面接なるものを受けた事がありません。人事部の人たちの間で「この前面接したあの女、採用するにはちょっと問題があるから、もう一回審査しよう」なんて会話がされたのでしょうか。

一時面接では主に志望動機と前職の仕事、自分の長所短所について聞かれました。次はこれとはまた別の内容を質問されるってことですよね？はあー。施設の公式ホームページを見て企業研究しておこうかなあ……。ああー、また眠れぬ夜を過ごしそうですよ(T-T)

おまけに明日は午後から心療内科の日。朝から夕方まで忙しく駆け回る日になりそうです。

昨日は介護施設の面接日でした。まず４０分の筆記試験があり、次に２０分の個人面接。学習障害があるので筆記試験に数学が出たらどうしようかと心配だったのですが、蓋をあけてみれば数学はたったの２問。一緒に面接を受けた男性いわく「介護施設の試験は、あんまり計算するような問題は出ない。それより漢字の読み書きだよね。というのも仕事で書類を作るとき、漢字ができないと恥ずかしいんですよ」との事。少し安心しました。

さて面接はというとわたし一人に対し面接官３人の組み合わせでした。職歴の空白期間について何も聞かれなかったのは、エントリーの時点で説明していたからでしょうか。志望動機、長所短所の他、「人間関係で考えすぎて、深く落ち込むような事はありませんか？」「ストレスには強い方ですか？」なんて質問をされました。介護職は人と人との仕事だから悩む事が多い、そんな時に仕事とプライベートをはっきり分けられる人がほしいのだそうです。わたしは心療内科へ通っている事を伏せ、問題ありませんと答えました。正直に答えたらよくないような気がして。

また「車の免許はとる予定はありませんか？」とも。自分は原付免許しか持っていないのです。ADHDの特徴的に注意が散漫になるところがあるので、原付の単独転倒を何度か起こしています。できるなら原付は運転したくないし、自動車免許もとりたくはありません。ただ面接では、送迎で必要であれば今後取得を考えると答えてしまいました。ああー。いっぱい嘘をついている……。

採用不採用の通知は一週間か十日後にわかるよう。落ちたら落ちたでほっとしそうな気がします。

３月に取得した介護職員初任者の資格。昔で言うところのホームヘルパー２級みたいなものなんですって。それを武器に、介護職の求人サイトからとある施設に応募をしました。大卒後約６年のニート期間は「家族の介護をしていました」なんてちょっぴり大袈裟に書いて(間違ってはいない)、正直に「正社員としての経験が一度もない」事も暴露して、後は必死の自己アピール。そしたら面接の電話がかかってきたんです。「老人ホームＡは募集を閉め切っちゃったんだけど、障碍者施設Ｂの面接に来ませんか？」って。迷う事なくお願いしますと返事をしました。

ということで早速手書きの履歴書を作成していましたが、思い余って誤字を連発してしまい、パソコン作成の方向に切り替え中。うーん、手書きの方がいいんでしょうか。どうなんでしょう。こういう所を面倒くさがるのはよくない兆候？

面接は明後日です。筆記試験があると言われました。学習障害があって算数が極度にできないためピンチ！国語なら大丈夫なんだけどな。ともかく後でネットにある一般常識の問題集をせっせと解くしかありません。

話は代わりモーニング娘が最近の癒しです。夕暮れは雨上がりという新曲がとってもいい歌です。