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日々の記録


 ■ 2004/08/27 (金) 8月も残すところあと4日、しかし自分は負担を感じる事だらけ


 一週間もブランクが空いてしまいましたが、これは前回日記を書いた時に半ば燃え尽きてしまった事もありますが、書くような気分にもなれなかったりもしたり、あるいは自分の進路の事で親との間に色々と悶着があったりしたからです。

 最近関東地方は8月の半ば過ぎくらいまでの蒸し暑い日々が嘘のような涼しい日々が続いていますが、大いに盛り上がっているオリンピックももう残りあとわずか(来週の日曜が閉会式でしょうか)となり、8月も残すところ4日となりました。それにしてもオリンピックは昼間ないしは深夜に放送されていたものをよく見ていますが、これだけオリンピックをテレビで見たのはおそらく夏冬問わず久しいように思われます。それだけ暇な時間が多すぎたといえるのかもしれません。7月までは就職活動で駆けずり回っていたので、自分としても活動的な時期だったと感じていますが、8月になってからは初めの頃に面接を受けたのみで、それを除けば大学の就職課に週一で行く事しかしていません。しかも8月に入ってから大学の就職課はおろか、新聞でも目ぼしい求人は少なくなっているように感じられます。結局8月初めの面接と大学の就職課に行く事と親の買い物に付き合った事を除けば、8月はほとんど鉄道を使って出かけた事など相当少なかったという事になります。6月や7月は月の3分の1は鉄道を使って外出していましたが、8月になってからはそうする機会がめっきり少なくなりました。ちなみに家にいる時は本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、そしてオリンピックを見たりしています。

 しかも30幾つも受けて、一つも内定が取れないという状況は私に相当な負担となってのしかかっています。オリンピック観戦のために夜更かしをしているわけではありませんが、朝起きてから前日は6時間程度寝たにもかかわらず疲労が溜まりに溜まって物事がなかなか手につかなかったりする事もあります。前回書いた親と話をすればいつしか屁理屈をまくし立てて、後になったら嫌な思いをするという事も自分にとって負担となっています。

 やはり自分の不甲斐ない人生に全ての原因があるのでしょうか。学校にパラサイトしたいだけパラサイトして、居場所を無くしてしまったが故に仕方が無く就職活動を始めて、就職課や新聞ないしはネットの求人で良さそうなものに片っ端から履歴書等応募書類を送りまくっても何処も決まらないというのには、自分が将来何をして生計を立てていくのか考えていなかった事の現われだと言えるのかもしれません。いかにも自分のやっている事は就職対策ガイドに載っている悪いパターンの就職活動と酷似しているようにも思われます。


 昨日大学の就職課に行ったついでに大学図書館にも行ったのですが、そこで私と同じように今年院を修了した同期の人(女性)と5ヶ月ぶりくらいに会いました。彼女は在学中に教職課程をとっており、教員免許も持ってはいますが、ただでさえ公立校の社会科系の教員の採用枠は少ないらしくて今地元の中学で補助教員のような仕事をしているとの事。採用試験のために勉強中という事も言っていました。

 久しぶりにゼミの同期の人と会えたのは自分にとっては良かったのではないかと思っています。大学院修了以降私は両親を除けばまともに話をした人が面接における採用担当者ぐらいしかおらず、比較的年齢の近い人と話す機会など皆無に近いという有様でした。同期の人の半分近くがドクターに進んでしまい(しかも正規の年数で修了して)会うにも会えないような状態でもありました。私の場合はひとつの事(院時代は論文執筆のみ、今は就職活動の履歴書記入や筆記・面接対策のみ)しか出来ないという社会人としても失格レベルな人間だけにアルバイトなどと同時並行で物事が出来ないためにその分損をしているのではと思える所があります。大学・大学院通して趣味に没頭したといっても、人に話せないような事ばかり(つまり奨学金をコミックやアニメ関連本や同人誌やCDなどに投じていた事)で相当後ろ向きな趣味生活をしていたにすぎないのです。普通は趣味に邁進できたら気分も晴れ晴れとしているのでしょうが、ネガティヴな趣味三昧をした結果が30幾つ受けても内定ゼロで陰鬱な毎日を送っているという悲惨極まりないものしか残っていません。

 私は大学院終了後というか奨学金の無駄遣いが発覚した2年前の7月以降は様々なものを失った生活を送っているように思っています。国内や海外に旅行したり、コンサートや展覧会ないしは博物館や美術館に多く出かける機会、さらには色々な人との出会いすら自分から捨てているように思えてなりません。今年は私の好きなアーティストの幾組(敢えて言うならばTM NETEWORKやTHE ALFEE、CHAGE&ASKA)が節目の年だけにそれに関連したグッズが多く販売されたり記念のコンサートが行われたりとかでファンに対してあたかも散財を呼びかけているかのようですが、そういった散財の機会などよりも貴重なものを多く失っているのが今の自分なのではと思う事もあります。学ぶべき時に学ぶ事を忘れた人間にはチャンスなどやってこないという事なのでしょう。



 現在私の台所事情は苦しいものになっています。もう3年近く読んでいない本などを古本屋に売りにいく事で僅かばかりですが活動資金の足しにしていますが、博物館や美術館の展覧会などに出かける事などそう出来るものでは無くなっています。今の自分にとってCDのアルバムの値段である3000円はおろか2000円ですら大金のように感じられてしまいます。一日でも早く内定を取って苦しい就職活動からは脱却したいのですが、採用担当者に自分の本心が伝わらない限りは年末まで無味乾燥の就職活動の繰り返しで終わってしまうのかもしれません。



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韮山 今は雇用情勢が厳しいだけなので、30や40落ちたくらいでくよくよしてはいけません。私は7〜90社受けました。約1年の累計ですが・・ (04/08/31 00:40)
幸運を祈る 本当に大金のように思ってしまいますよね。金があった時が、なつかしいです・・・ (04/08/28 01:47)
大人の少年 久しぶりの日記ですね。食べるのはこまららいようでしたら、一週間でも十日でもいいからアルバイトして社会の空気でも吸ってみたらいかがでしょうか。今まで見えなかったものが見えたりと・・新鮮さを感じる事が出来るかもしれません。気分転換には、ちょうどいいかもしれませんよ。あまり就職、就職って思っているとますます下向きになってしまいます。リラックス!リラックス! (04/08/27 22:50)


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