景気回復に伴って、人手が不足している自動車や電機メーカーなどで、技術職や
生産現場で働く従業員の不足を補うため、中途採用を積極的に活用する動きが
広がっています。
このうち、トヨタ自動車は、平成18年度に生産現場で働く従業員を中心に1160人を
中途採用しました。これは採用者全体の37%を占め、これまでで最高だった前の年度と
ほぼ同じ水準です。また、ホンダも採用者全体の28%に上る369人を中途採用しました。
また、電機業界では、技術職を中心にソニーが350人、三菱電機が300人と、いずれも
前の年度のおよそ1.7倍に中途採用を増やしたほか、NECもこれまでで最も多い200人を
採用しました。
さらに鉄鋼業界でも、新日鉄が2年前から生産現場の中途採用を大幅に増やしており、
採用者全体の22%に当たる110人を中途採用しました。
各メーカーが積極的に中途採用を行っているのは、景気の回復に伴って、新卒者の
採用が厳しさを増していることから、製造現場を中心に即戦力となる人材を安定的に
確保する必要があるためです。
4月以降の新しい年度でも中途採用を増やす計画を立てている企業が多く、年間を
通して採用活動を行うなど、人材の確保に向けた動きが活発になっています。
▽News Source NHK ONLINE 2007年03月27日06時19分
http://www.nhk.or.jp/news/2007/03/27/k20070327000016.html
http://www.nhk.or.jp/news/2007/03/27/d20070327000016.html
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投稿者 : スレ主 日時 : 07/03/28 12:00