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話題

欲望の河。夜のドラマシリーズ。

カテゴリ:雑談
特にないです
無職生活一般に関する話題を語ってください


投稿者 : 紅(くれない) 日時 : 05/05/18 21:40
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3300夜目

no.3300 ( 記入なし08/06/10 21:04 )


3千世界 昼寝したい

no.3301 ( 記入なし08/06/10 21:07 )


友人宅での体験談のひとつを。 

そいつ(仮称、I)とは今でもよく遊ぶんですが。 
学生の頃からの付き合いで、そいつの親父は学生時代になくなり、元々母とは離れて暮らしてました。 
なんでちょくちょく溜まり場にしてたんです。 

で、Iの親父はかなり悪い人で、それが元で母は逃げ出し、姉も成人直後に逃げました。 
暴力をすぐ起こすタイプらしくて、一度しか見たことないんですがかなり怖かったw 
いやまあスレの主旨とは違う怖さでしょうけどw 

その親父殿がなくなってからはほぼ毎日私はIの家にいました。 
私の家は大学から遠くて不便だったので半分下宿してる感じで。 

で、大学際の準備に追われていた頃のこと。 
当時サークルの幹部だった私とIは準備におおわらわでゆっくりできませんでした。 
冷え込んでくる季節だったのもあってか、私は風邪でダウン。 
車でIの家に送ってもらい休むことになりました。 
自分用にあてがわれた布団で仮眠すること数分。 
金縛りが来ました。 
この家ではわりと頻繁に金縛りにあうのです。 
以前は輪郭線だけはっきり見える透明の猫が私に乗っかってましたし。 
・・・その猫、多分Iの親父が殺した奴なんですよね。 
まあ今回の件とは関係ないんだけど。 

私は「またかいな」うんざりとしながら特にそれ以外の変調はないんでほっときました。 
普段は金縛りにあってもほっといたら解けてるんで。 
でもそのときは違いました。枕元に何かいるのに気づいたんです。

no.3302 ( 記入なし08/06/11 21:29 )


首はまわせませんがどうもそれは正座している老人のようです。性別は不明。 
なにやらごにょごにょ呟いている。 
ゾクっとしました。 
内容は不明ですが非常に呪詛っぽい。 
何故かしらんが私に対して悪意を放っている。 
しかもその老人は正座したまま口元を少しずつ私の耳に寄せてくるんですよ。 
発音は聞き取れないのですが、声が大きくなったその時。 

急速に私の体が上に引っ張られました。 
吸い込まれるというか、上に落ちていくような感覚。 
ただし身体は布団に張り付いている感じで。 
いわゆる魂だけが上に落ちて行きそうになってる。 
老人の呪詛とは別に、身体の内側からザーーーッと音がする。 
深夜のテレビの放送終了時の砂漠みたいな音です。 
呪詛は遠くなり、変わりにその音が大きくなってくる。 
次第に身体と意識が剥離していく・・・。 

で、私は、というと、それまでは金縛りを解こうと必死だったんですが。 
突然プチっと切れてしまいました。 
なんで俺がこんな奴に呪われなきゃならんのだ、いやむしろこいつを殺そう。 
貴重な休息を邪魔した奴に制裁を加えねば死んでも死にきれん。 
身体中に沸き起こる憎悪w 
なんだか内側から熱いものがこみ上げてきます。

no.3303 ( 記入なし08/06/11 21:29 )


そして叫んだ・・・はずでした。 
口から出たのは 
「羽ニュにゅれあqwせdrftgyふじこlp;」 
・・・なんかこんな感じの。 
雄叫びじゃなくて変な奴の独り言レベルの音量で。 
私の口から漏れた言葉としてはおそらくもっとも甲高くか細い声でした。 
金縛り中は喉も金縛りにあってるんですよね、多分。 
それにしてもひどい声。 
・・・・・・不幸中の幸いといいましょうか、すごい気恥ずかしさが私を覚醒させましたw 

ぱっと上半身起こして辺りを見ると、なんかおばさんが玄関から出て行こうとしてました。 
自分が寝てる部屋は玄関のそばだったんです。 
とにかくさっきまでの老人とは明らかに違う人です。 
自分の親戚に似ている気がして、「○○おばさん?」と呼びかけたんですが無視されました。 
玄関がガチャっと音を立てて、すぐに静寂。 
冷静に考えると友人の家に私の親戚が来るわけないんですけどね。 
とにかく疲労していた私は少しの間辺りを見回すとまた布団に入り込みました。 
我ながらいい性格してますなw泥棒かもしれんのに。 

しばらく寝ていたら帰ってきたIに起こされました。 
「お前水こぼしたらちゃんと拭いとけよw」 
とか言うのです。 
どうやら台所から玄関、そして枕元に僅かずつ水がこぼれているようでした。 
また、誰も閉めた覚えがないのですが玄関には鍵がかかっていたそうです。 
なんとも不思議な気分でさっきの現象を語り、うわ、こええwとかでその場は終わりました。

no.3304 ( 記入なし08/06/11 21:29 )


後日Iが青くなって語るには、Iの親父が昔京都にいた頃付き合っていた女性が入水自殺してたとのこと。 
時期はちょうど学際直前頃らしい、といいます。 
一応その人も仏壇に祀ってあるとのことで見せてもらいました。 
仏壇脇に飾ってある白黒写真は私が玄関から出たと思っていたおばさんにそっくりでした。 
そのときはIと二人して、変に辻褄合うじゃん、ははは・・・と乾いた笑いをこぼしました。 
即、線香を上げて手を合わせたのは言うまでもありません。 

しかし老人が何者だったのかは不明のままなんですけどね。 
にしても、くらった当時はかなり怖かったはずなのになんだか怖い話じゃないみたいな気がw 
あと、最近は慣れて金縛り中にも無理矢理叫べますが。 
恥ずかしくなるほど変な声を出さないように、皆様も気をつけてくださいw

no.3305 ( 記入なし08/06/11 21:30 )


自殺サイトを覗いてた時期があるんだけど、 
そこのとある男性とメールするようになって、 
ある日いよいよその男性は自殺を決意したみたいで、 
樹海の入り口から私にメールしてきた 
怖くて怖くて、何とか止めようとしたんだけど、 
結局どんどん樹海の奥に入ってしまって、 
途中で電話してもつながらなくて、そのまま連絡が途絶えた 
でも、放っておけなくてすぐ警察に電話してしまったんだ 
数日後、警察から、無事だったと連絡が入った 

2日間樹海をさまよっていたらしい 
今その人は、何とか立ち直って、社会復帰したみたい 
樹海は恐ろしい…………

no.3306 ( 記入なし08/06/12 00:12 )


バラバラ事件の階下に住んでて詳細に警察に供述したことあるけど 
みんなが、なんで?なんで?って言うほど音は出ません。 
その時の音が事件が発覚した後からそういう音だったと解っただけで 
私はノコを床に置く音や隅々まで夜中に掃除機かける音を聞いてて覚えてた。 
普段から物音がうるさい家だったけどその日は特異な音だったから覚えてただけ。 
私が遭遇した事件の場合は一晩でやったみたいだし 
そんな、鋼鉄の金庫破壊するようなことじゃないと思う。 
人間の骨、ノコで切る音知ってる人間てそうはいないだろうけど 
フローリングで椅子引きずるようなキーって音だよ。 
ノコ床に置く音(パーン)しなきゃ、何やってるかわかりません。

no.3307 ( 記入なし08/06/12 00:17 )


うちのカーチャンと弟殿は 
体質が似ているのか何かと不可思議な体験をするのだが(自分は数えるくらい) 
昔カーチャンと弟、父と自分が揃っている状態で起こったお話。 


我が家は自営なのだが 
職業柄、年末は31日まで親は仕事をしていまして 
その年は特に忙しく、大晦日にも関わらず夜11時頃の帰宅になった。 

さて飯という話になったのだが、作るには時間が遅すぎるので 
取り敢えず今夜はラーメンでも食うかという事に。 

田舎で道が少ないので、除夜の鐘目当てや夜遊びな若者の多い大通りを避けると 
必然的に山道を走る事になるわけで。 

左右両側に桜の木が生えていて、夜は鬱蒼としている感じ。 
トトロの「木が避けてる!」をリアルで体感できよる。

no.3308 ( 記入なし08/06/12 00:33 )


無事ラーメンを食し、同じ山道で帰宅中 
カーチャンが突然「ちょ、車停めて!」と、大声を出した。 
時期が時期だし、時間も遅い。 
何より、元々車通りの少ない道なので、とりあえず父は車を停めますた。 

カーチャン以外の家族はわけがわからなかったのでポカーンだったのだが 
カーチャンが焦った様子で 
「今、女の子が居たよ?こんな時間にこんな道で…喧嘩して置いて行かれたとかだったら可哀相だから、ちょっと戻って!」 
と、かなり強い口調で言った。 

こんな時間に民家も明かりも殆どない田舎山道に女の子… 
あまりにも「無いだろw」という状況に皆半信半疑だったが 
カーチャンは本気で心配な様子なので、父はバックで戻ってみた。(狭すぎてUターンできず) 

暗いのもあって、皆脇の草村に目を凝らすものの、カーチャンの言う 
「女の子」 
は、ちっとも見つからない。

no.3309 ( 記入なし08/06/12 00:33 )


だが、カーチャンだけは一点を見つめ 
「ホラ、居たじゃん。あそこ、白いノースリーブのワンピース…」と。 
弟殿だけが「あ、ほんとだー」と反応。 
近づけば解るかな?声かけてみるかー、と父が車を降りようとした時 

カーチャン「どーして」 
父・自分・弟殿「は?」 
カーチャン「どーしてこの時期に、ノースリーブなの…?」 

一瞬、車内の空気が凍った。 
今は12月の終わり。朝には水溜まりに氷が張っている。 

なんか、ノースリーブという言葉を飲み込んで理解するのに 
全員物凄く時間がかかった気がする。 

カーチャン「どうしてあそこに立っていられるの…?」 
父・自分「え?」 
カーチャン「あっこんとこ、草村のとこ、地面無いのよ。崖になってる。」

no.3310 ( 記入なし08/06/12 00:34 )


また空気が凍った。 
事態がうまく飲み込めなくて、全員が固まってた。 
カーチャンと弟殿には見えて、父と自分には見えない 
「女の子」 
ただただ静かになってしまった車内で、突然カーチャンが大声を出した。 

「車!車出して!は、早く!!」 

父はビクッとしたものの、物凄いスピードで車を飛ばし出した。 
自分は怖くて頭を抱えて下を向いていたが 
突然弟殿がおかしな声を出した。「ひうっ、きいっ、ひいっ」みたいな。 
うまく声が出せない感じだった。 

弟殿の変化に気付いて後ろを振り返ったカーチャンがまた叫んだ。 
「おっ、追っかけてくる…!もっとスピード出して!!早く!!」 

その状況に既に失禁しそうな自分は、ひたすら弟殿を抱いて丸くなり 
父は必死に車を飛ばし、カーチャンは小声で「早く…早くぅ」って呟いてた。 

この辺りからあまりはっきり覚えていないが、無事自宅に到着した時は 
真剣に神様に感謝したよ。

no.3311 ( 記入なし08/06/12 00:34 )


後日、とても現場に戻る気にはなれず 
色んな人に聞いてみた。 
わかったのは 

・あの草村は地面よりも先まで草が伸びているので 
奥まで行けるように見えるが、実際は崖になっている 
・5年くらい前に若い女の子が事故で亡くなっている(さすがに服装まではわからなかった。) 
・女の子の霊が出るという噂がある 

ということくらい。 
今は自分で車を運転できるけど 
大通りが渋滞していても、あの山道はどうしても走れない。

no.3312 ( 記入なし08/06/12 00:35 )


子供の頃、何度も同じ夢を見ていました。山の向こうに飛行機が落ちる夢です。 
その夢のことを描いた、当時の絵も残っています。母も私から何度も話を聞いて覚えているそうです。 

ですが、去年結婚して、夢の意味がわかりました。 
ある日、洗濯物を干しに庭に出てフッと後ろを向くと、その夢とまったく同じ光景が現れたんです。 
飛行機は落ちていたのではなく、山の裏手にある空港へ着陸するために高度を下げていたのでした。 
結婚してここに住むのが運命だったんだなぁ…と感じました。

no.3313 ( 記入なし08/06/14 21:22 )


樹海に入る道の手前駐車場の向かいにあるお店?の渡辺さんというオジサンは自殺志願者を長年の経験で見分けて必ず声をかけて引き止めるらしい。それで思い止まり、心新たに生きる事を選んで帰っていく人が少なからずいるという。 
ただ話を聞いてくれる人がいるだけで救われる命もあるんだな…。 
渡辺さんは自分が志願者に声をかけた最後の人間になる為、二度と顔を見なくなった人達の顔が忘れられないらしいです。 
渡辺さん、鬱にならないのかなぁ…?

no.3314 ( 記入なし08/06/15 03:03 )


一週間ぶりに会った彼氏の頭の上に天使の輪の様なものが見えるんです。 
色はグレーとベージュの中間であまり綺麗な色ではなかったです。 
掴もうとしても触れず、彼には見えてないようです。 
彼に言うと最初は冗談だと思ったみたいで笑ってましたが 
最後には気持ち悪い事言うなと怒ってしまいました。 
私は霊感とかまったくなくこんなこと初めてです。 
これはいったいなんなのでしょう。 
見たことある方いませんか?

no.3315 ( 記入なし08/06/15 03:31 )


高校の頃、バスケ部だった。 
夏休みのある日、顧問が家庭の都合で休みの日があり、 
普段はあほみたいに厳しい練習なのでほっとして、 
俺ら生徒だけでだらだらとゲームばっかやってた。 
先輩に中には途中から、喉かわいたとか言ってコンビニへ行ってたのもいた。 
そんでまあ、気づいたらもう夕方になってきたので、そろそろ帰るかと。 

その日は俺とある先輩と当番なので2人で片付けしてたら、 
ふと体育館の端から外へ出て行く顧問を見かけた。スーっと。 
「あれ?今日休みとか言って隠れて見てたんじゃないすか?」と俺。 
すると先輩が「監督〜〜〜〜!」って声をかけながら外へ出たがいない。 

監督じゃねえのかな、なんて2人で話して、部室へ戻ったら、 
コンビニ行ったりしていちばん遊んでた先輩が 
「ちょー、コンビニの近くで監督見かけたんだけどさあ」とか言ってる。 
で、当然、マジかよ!いたのかよ!っていう話になった。 
結局、「嘘ついて監視してたんだよあいつ。明日怒られるわ、うぜ〜」ってことに。 

その日の晩、部活の連絡網が回ってきた。 
今日の午後、監督が遠方へ向かう途中に事故って、現在は集中治療室入ってると。 
もうそれで、夜に部活の奴で集まって、やべえのなんのって話をして。 

その後しばらくして無事に監督は戻ってきたのでその話をしたら、 
「なんか夢だかなんかわからんけど、おまえらサボってるの見たな。 
○○がコンビニで漫画立ち読みしてるのも見たぞ」だって。さすがに震えたっす。

no.3316 ( 記入なし08/06/15 03:32 )


もう20年くらい前になるかな。すごい雪がふった年だった(北陸)。 
おじさんは、新聞の販売所に婿に行ったんだけど、あまりの雪で配達員の人が配りきれなくて 
自分で出動しなくちゃならなくなった。 

ひどく降るって事はわかっていたので、当時は深夜、日付をまたいだくらいにはもう次の朝の 
新聞が届いたそうだ。 
配達員さんはみんな長靴で歩きで配り歩いたけど、それじゃ間に合わないのでおじさんは、 
車にチェーンをつけて国道沿いの家を配っていた。 

地元でも知らない人のいない大きなお寺にたどりついたのは、いわゆる丑三つ時。 

車の窓から見えたのは、雪明かりに大きなろうそくを持ってご神木にわら人形を打ち付けて居る女。 
その女は車の音に気づくやいなや、ものすごい形相で駆け寄ってきた。 
けど、雪に足を取られてるうえに、白装束の裾が雪で濡れた足にからまりついてなかなか動けない。 

おじさんは、ものすごい勢いでバックさせ、新聞も配らずにバックのまま国道まで出たそうだけど 
バックだから、前を見ると女が追いかけてくるのがいつまでも見えたそうだ。 
今でも決して忘れられないと言う。

no.3317 ( 記入なし08/06/16 01:15 )


私が2年前に体験した?な事を。 

あれは、確か夏休みでした。本を読んでいたんですけど、 
深夜2時頃、いきなり携帯電話が鳴ったんです。 
ディスプレイを見るまで、誰か友達からだろうと思ってたんですよ。 

そうしたら「公衆電話」からで。 
しかも、着信音が通常設定してあるものと違ったんです。 

なんだろう、と思いながら電話に出ると 
「○○さんですか?」というおばあさんの声。 
私は「いえ、ちがいますけど」と答えたんです。 
そうしたら「そうですか・・」といって電話は切れました。 

電話が終わって、着信音の設定を見たら、さっき鳴っていた音とは違うんです。 
(個別に設定できますが、公衆電話だけ変えるというのはできません) 
そして、なぜおばあさんは深夜に公衆電話から電話をかけていたのか。 

・・・・・・・今でも謎です。

no.3318 ( 記入なし08/06/16 23:47 )


飲み屋でバイトしてたとき 
am2〜3:00ぐらいに常連客が近くの国道であった 
人身事故を間近で見た事喋っていると 
厨房の炊飯器の蓋がかってに 
「パカッ」 
と開きました 
店にはマスター、俺、常連客3人だけ 
炊飯器との距離は約4b 

その事故で亡くなった人が来たんだろうと思い 
「もうその話止めなよ」 
と蓋閉めにいきました 
怖いって感じは無いけど炊飯器の蓋が開いた瞬間は3人とも凍りましたな

no.3319 ( 記入なし08/06/16 23:50 )


義理のオバが、19歳まで霊感があったと話している。 
といって、日常的にユーレイが見えるなどではなく 
何だか理由もなくそわそわする感じになると 
翌日近所の親しい人物が亡くなる(事故、病気など理由はいろいろ)などだったらしい 
この調子で 
火事だの地震だのも予知できたらしいが 
身内や親友など、とくに忠告して上げなければならないほど近い仲じゃない人には 
何も言わず黙っていたそうだ 
(一度、ご近所にそれとなく事故を知らせたら変な顔されたからそれ以来「おせっかいしない」ことにしたらしい) 

また、その力がビンビンに冴え渡っているときは 
夜、暗い部屋の中で布団に入って手を天井に向けてかざすと 
白い煙が十指先端から ぼやーっと沸き立つのが見えたという。 

20歳直前までこの力はつづき、20歳の誕生日を境に、まったく力を失ったのだそうな。

no.3320 ( 記入なし08/06/16 23:54 )


これは姉に聞いた話です。 
当時大学生だった姉は家の中で一人だけ生活サイクルのずれた暮らしをしていました。 
昼夜逆転というわけではないのですが、私を含め他の家族より寝る時間と起きる時間が二、三時間ずれているといった感じです。 
必然的にお風呂の時間なども一番遅く、風呂場やトイレの電気の消し忘れで母に怒られることもしばしばありました。 
ある日姉が眠ろうと部屋の電気を消したのですが、ふすまから何かの明りが漏れている。 
最初外の街灯の明りだろうと思ったそうですが、その割には明るく電気の消し忘れと気付き 
「あ、また怒られる」 
と消しに行こうと思ったそうです。 
けれど、ふすまから漏れる明りは真っ赤。うちには赤く光る電灯なんて一つもありません。 
おかしいと思い姉は無視して寝ることにしたそうです。 
次の日、電気が点いていたとは言われなかったそうです。

no.3321 ( 記入なし08/06/17 00:15 )


北海道、海岸沿いの田舎道でのことです。 
休日の朝、ちょっと早起きして嫁さんとドライブに出かけました。 
朝市なんかを冷やかして、帰宅の途中、片道1車線だけど、前に車もいないので100k/h走行で飛ばしてました。 
先の見えないカーブに差し掛かったところに「死亡事故現場」の立てカンが。 
「フーン、こんなところでねぇ」と思いつつ、喉が渇いたので嫁さんに飲み物を取ってもらい、グビリと。 
そのためちょいとアクセル踏む力が抜け、かなり減速しかてカーブの曲がりにイン。 
カーブの曲がりを抜けて目に飛び込んできたものは10台近に追い越しかけて、対抗車線(って折れの車線)を暴走するDQN車でした! 
30m手前で相手が車線変更してセーフだったけど、こっちがもうちょい速度あったら危なかったなー 

やっぱり事故現場って・・・とほんのり怖くなったのでした。

no.3322 ( 記入なし08/06/18 00:09 )


小学校四年か五年の時の話。 
夏休みに林間学校みたいなのがあって、近くの山の中にある研修施設に泊まったんだけど 
その日私はどうしてもお風呂に入りたくなくて 
具合が悪くてお風呂に入らなかったもう一人の子と一緒に 
大部屋でみんなが戻ってくるのを待っていた。 
大部屋の窓は開け放されていて、そこからは風呂場へ行く渡り廊下とトイレがよく見えた。 
トイレの窓は開いており、トイレの個室が丸見えだった。 
個室のドアは手前に引くようなつくりで全部閉まっていた。 
その時私は、閉まっている個室のドアに赤い布が引っ掛けてあるに気がついた。 
なぜか私はそれを褌だと思い込み(当時祖父は褌をはいていて見慣れていた) 
一緒にいた子に「あそこに赤い褌があるよ」と言って笑っていた。 
ずっと見ていると、赤い褌は閉まっている個室の中にするすると引っ張られていく。 
私たちは「中で褌はいてるの誰だろう。誰が出てくるかここで見ていようよ」 
と、じっと個室のドアが開くのを待っていた。 
しかし赤い布が個室の中に消えて、いくらまっても誰も出てこない。 
そのうち風呂に入っていた子たちが上がって、渡り廊下に姿をあらわした。 
私たちは窓から「トイレに誰かいるか見てほしい」と叫んで、友人にトイレを確認してもらった。 
個室を全部開けて見て貰ったけど、誰もいなかった。 
あの赤い布は一体なんだったんだろう。

no.3323 ( 記入なし08/06/18 00:44 )


その夜、クラス全員で大部屋で寝ていたら、なんか煙たくて目が覚めた。 
私は「先生がもう朝食の準備の為外で火を起こしてるんだ」と思いまた寝た。 
友人は「蚊取り線香の焚き過ぎ」と思って、あまり気にしなかったそうだが 
どうにもこうにも煙たすぎる。再び起きたら目の前が煙で真っ白になっていた。 
さすがにこれはおかしいと数人が起き出し、あたりを見回すと、 
私と頭合わせで寝ていた子の布団が足元から燃えていた。 
誰かが寝ぼけて蚊取り線香を蹴飛ばしたらしい。 
すぐにその部屋で一緒に寝ていたPTAの親がバケツを持ってきて火を消した。 
幸い布団少々と扇風機と友人のスポーツバッグの端の方が焦げただけで、大事には至らなかったが、 
私はトイレの赤い布の事を思い出し、なんか気持ちが悪かった。 
今、その研修施設は客が来なくなったので廃業し、取り壊されている。

no.3324 ( 記入なし08/06/18 00:44 )


去年の秋ごろのことです。 
当時住んでいたアパート、自分が居た棟には階段が片方の端にしかなくて、 
隣の部屋に尋ねてくる人は自分の部屋の前を通る必要がありました。 

ある日の夜、風呂に入ってると階段を上がる音がしました。 
風呂場の窓が廊下に面していたので、何となく窓の外を見ると若い男が通り過ぎ、 
そのまま隣の部屋まで行きました。しかしそいつはすぐに引き返して帰って行きました。 
ダイレクトメールでも配ってたんだろう、と思いその時は気にも止めませんでした。 

数日後、件の隣の住民(♀)に声をかけられました。 
隣「郵便受けがたまにこう、パタって開く時があるんだけど、そういう経験ない?」 
俺「いやないな。風じゃないの?ここのところ風が強かったし」 
隣「どう考えても風で上がる高さじゃなかったよ」 
俺「この郵便受けだと簡単に中が覗けるから、変質者かも。何か目隠しした方がいいよ」 
(やり取りははっきり覚えてないけど大体こんな感じ) 
その時上の体験を思い出して、 
俺「そういや変な男が家の前を通ったことがあった。今度通ったら確認するよ」 
と言ってその日は別れました。 

それから更に数日後、また隣の人と会って、 
「昨日も開いたんだけど、通った人見た?時間は深夜1時くらい」 

実は締め切り間近のレポートがあって、前日は久しぶりに徹夜してたんです。 
それにあんな相談受けた後だから余計廊下の方を気にしてたんです。 

だから断言できます。誰も通らなかった。 

ただ変なことを言って怖がらせる事もないと思い、 
「昨日は早く寝たから」と言ってその場はうやむやにしました。 

それきり郵便受けが開くことは無かったそうですが、 
いまだにあれは変質者の仕業だったのかどうか謎のままです。

no.3325 ( 記入なし08/06/18 00:48 )


私は病院の様な施設で勤務をしています。 
(※ちょっとややこしいので病院ってことにして話します) 
ここはかなり頭のネジが飛んでいる患者さんが多く、幻覚を見る人も多いです。 
 「さっきから誰かが耳元で『殺してやる』って囁いている」 
 「窓から見える送電線の立って、私を見ている女の人がいる」 
 「お願いですから殴らないで下さい。誰も殴ってないだろ(※一人二役)」 
なんてのは天気の話題並に耳にします。 
だから今でも「幽霊が居る」なんていう患者さんが居ても本気になんてしてません。 
もともと懐疑派ですし……。

no.3326 ( 記入なし08/06/18 00:57 )


私が今の職業について間もない頃、ある部屋の患者さんが真夜中にコールを出し 
「先生、窓の外から男の人が私をにらんでいるんです。何とかしてくれませんか?」 
と泣きながら私に言ってきました。 
ウチの病院はセキュリティーがかなり厳しく、敷地内に外部の者が入り込むなんて 
ことはまずありません。 
私はめんどくさがりなので放置したかったのですが、後々面倒なので確認のために 
渡り廊下から外(中庭)に出ました。 
案の定誰もいませんでしたが、病室から患者さんが『そこにいる』と必死の形相で 
ジェスチャーしています。 
仕方ないので掃除用具のロッカーから箒を取ってきて、患者が『いる』と言っていた 
辺りめがけて何度も箒を振り下ろした。 
誰かが見たらきっと間抜けな光景だったと思います。 
で、しばらくその行為を繰り返した後、患者に「どう?」と聞くと、居なくなったと言って 
ようやく大人しくなってくれました。

no.3327 ( 記入なし08/06/18 00:57 )


念のため診回りを終えてから、警備室に寄って保安記録をチェックしましたが 
やはり異常は見つかりませんでした。 
このとき(2006年)に体験した話はコレで終わり。 

で、先月なんだけど後輩が幽霊を見たって言うんですよ。 
処置室の窓から中庭の方を見ると、男が窓に張り付くようにして病室の中を覗いて 
たんですって。 
職員かと思ったらしいんだけど、見たことの無い職員だったことと少し異様な雰囲気 
がしていたこともあり、渡り廊下まで行って中庭を伺ってみると誰もいなかった、と。 
どの辺か訊いて見ると2年前に患者さんが見たって言ってた場所と同じでした。 

まぁ怖くないんだけどなんとなくね……。

no.3328 ( 記入なし08/06/18 00:58 )


土曜ワイドは5,6年前のストック平気で初放映する。 
死んだ人が出てたり。 
以前 再放送でもないのに戸川京子が出てて驚いた。

no.3329 ( 記入なし08/06/18 20:45 )


友達と遊んでた時、返さなくちゃいけないものがあったので、友達にうちまで一緒に来てもらった。 
あがってもらうほどの用事でもなかったので、外で待っててと言ってと閉めようとした。 
その瞬間、外から友達が戸に手をついた。と思った。その当時住んでた家は、玄関がすりガラスの引き戸になっていたので、はっきりと、手の平がべたっとついたのを確認できた。 
「なに?」とすぐに戸を開けると、友達は玄関から二メートル程も離れたところで、自転車に乗っていた。 
「今玄関に手ついた?」って聞いても違うという。嘘をついてる風でもなかったし、距離的に友達には無理な事だった。 
その家は割と不思議な家だったので、またか、ぐらいにしか思わなかったけど・・・

no.3330 ( 記入なし08/06/19 00:13 )


幼稚園ぐらいのとき、両親が出かけていて、家に独りになったときがあった。 
オレは昼寝してたから親が出かけていたのを知らなくて、 
起きたときにだれも居ないから、怖くて泣きながら母を呼んでいた。 
で、探してもいないから、あきらめて居間で座って泣いていた。 
そしたら、庭の道を女の人が歩いていったのが、窓から見えた。 
白い服を着ていて、顔も真っ白で、眼も鼻も口も無いように見えたけど、 
女性だというのはわかったので、母だとおもった。 
その人が通って行った後、すぐに窓を開けて 
「お母さん!」て叫んだけど、だれもいなかった。 
追いかけていって探したけど、やっぱりだれも居なかった。 
俺んちの庭はそんなに大きくなくて、隠れるところもないはずなのに・・・

no.3331 ( 記入なし08/06/19 00:46 )


中学生の頃、近所に住むAさんとの出来事。 
私とAさんはクラスが違います。近所だからというだけで別に仲の良い友達とかでもありませんでした。 
ある日Aさんは登校直後、私のいるクラスに来て 
「昨日はありがとね!お陰で助かった〜」 
と言いました。 
訳が分からず「なにが?」と聞くと「昨日時間割とか教えてくれたじゃん」と。 
私「ちょっとまってよ。私Aさんとはクラス違うじゃん。○組の時間割なんて知らないよ?第一電話してないし。」 
A「え・・・」 
Aさんはガクブルしだすし何が何やら。そこで何が昨日あったのか聞きました。 

Aさんはその前日、風邪で学校を休んでいたそうです。 
(これ自体私は知らないほど仲良しな友達ではないという間柄。本当にただの近所の同級生というだけ) 
風邪で寝込んでいた時に、「私」から電話がかかってきた。 
電話で、「私」はAさんの明日の時間割と宿題、忘れちゃいけない持ち物を教えたそうです。 
当時私の家は犬を3匹飼っていましたが、電話口の「私」の外野はとても静かだったそうで。 
静かというか無音だったそうです。 
しかも「私」も暗くボソボソとその連絡事項を伝えたそうです。 

一方の私本人は、その時間普通に学校で、これまた普通に授業を受けていました。 
ではその電話をした「私」って誰!? 
電話番号もわからない近所のAさんちに電話した「私」って誰なんだ・・・。 

今でも謎な出来事でした。

no.3332 ( 記入なし08/06/20 00:08 )


小学生の頃…もう20年近く前の話ですが、たまたま夕方のニュースを見ていた時のことです。 

話題は幼女誘拐殺人事件で、どうやら遺体の見つかった直後の様子。 
たくさんの報道陣に囲まれ、幼女の父親がインタビューに応えていました。 
怒りと涙と悔しさとで、声を詰まらせる被害者の父親。なかにはもらい泣きする記者も映っていて、隣でニュースを一緒に見ていた私の母も 
「酷い話…かわいそうに…」 
なんて呟いていて。 

私もいたたまれない気持ちになったのですが、その後突然テレビに向かってとんでもない事を叫んでしまったのです。 

「このおじさんが殺したんだよ!」 

指差す画面の先には、うなだれた被害者の父親。隣で取り乱し、変なこと言うもんじゃないと私の母。 
私もなぜ、そんなことを口走ってしまったかわかりません。 

それから数日経って、あの父親は逮捕されました。 
我が家ではタブーになっている、不思議な話です。

no.3333 ( 記入なし08/06/20 00:13 )


小学校の修学旅行での話。20年くらい前になるな。 
修学旅行で大阪・奈良に行ったんだけど、1泊目が奈良だった。 
奈良公園に近いとあるホテルに宿泊したんだが、 
先生が各部屋を回って記念撮影。 
その部屋は8畳くらいの和室で、入口の反対にはベランダがあって 
窓ガラスで仕切られてる感じ。 
で、入り口側から先生が撮影するから、生徒はちょうどベランダのある 
窓ガラスを背に写ることになる。 

修学旅行自体は普通に終わったが、後日出来上がった写真に問題があった。 
ある女子生徒の班の写真に奇妙なものが。 
ピースサインを出して写る女子たちの背後のガラス窓の上のほうに 
女の顔がはっきりと映ってた。 
感じとしてはフラッシュで反射したあたりにくっきりと。わかるくらいに。 
ベランダなんて誰もいないし、第一あの高さに顔が来るわけない。 

何人か気づいて騒ぎになったけど、結局気のせいということにされて 
うやむやになったが、みんな「間違いないよ」と言い合ってた。 
あの写真に写ってた女子たちは購入したのだろうか。まだ持ってるのだろうか。 
今となってはもうわからないし、交流なんて全然ないが、ひとつだけ言えるのは 

例のホテルはまだ存在しているということ。

no.3334 ( 記入なし08/06/20 00:15 )


主人と子供たち(兄妹)が寝た後、後片づけとかいろいろしてて 
お風呂に入るのは深夜過ぎてしまった。 
深夜だし近所迷惑を考えて、音をあまり立てないようにして。 
すると入り口の向こうから、「ママー」と声をかけられた。 
私は完全に妹の方の声だと思って、「早く寝なさい」とドアを開けた。 
けど誰もいない。みんな寝てて、家は静まりかえってた。 
声は絶対に妹の声だった。お兄ちゃんの方ではなく。 
はっきりと聞こえたしね。 

次の日、3人目の妊娠発覚。 

主人とか子供たちは男の子がいいとか女の子がいいとか、 
いろいろ盛り上がっていたけど、私はなんだか前日の子なんだろうと 
漠然と思ってた。黙ってたけど。 

それから生まれた女の子はもうすぐ3歳になる。 
本当にお姉ちゃんそっくり。 
生まれる前にご挨拶に来てくれたのかなって思ってる。

no.3335 ( 記入なし08/06/20 00:20 )


こんなことを書くと不思議がられるかも知れないけど、歳とってくると 
「どうも、上に居る」という経験から養われた感覚がある。 

この「どうも、上に居る」という感覚は「俺を傍から見ている人が居る」という意味。 
いろんな経験をして成功したり失敗したりして、自分はそういう感覚を持つに到った。 

しかし普段、俺の上に居る人は隠れている、というか余程、何か出来事がないと 
俺の意識できる範囲に顕れない。 

最近だと、書くのも怖いんだけど去年の11月に母親が自転車で転倒して左手首 
を骨折、その3日前に俺が寝ようと布団に入って30分したかしないか位のときに 
かすれるような声で何かを囁きあう2人の声が聞こえた。 
勿論、テレビやラジオでもないし、気持ち悪いから無視して寝たんだけど。 

翌日の夜に、母親にこういう意味不明の声が聞こえた、なにか身の回りで事故が 
起きるかも知れないので気をつけてくれと忠告したんだけど、母はそういう話が大 
嫌いで「またおまえの妄想か」くらいにしか思ってくれてなかったようだ。 

なんでその意味不明の声が気になったかというと、俺もその時期、建設現場で働 
いていて(エレベーターを作る仕事)、100m以上の高所で作業をしていたので 
神経が張ることから身の回りで起きる何気ないことでも敏感になっていた。 

その3日後に母親が転倒し、全治3ヶ月の骨折と診断された。 
いま思うと、その二人組の声は高所で仕事をしている俺に「お前の身になにか危な 
いことが起きるぞ」と忠告してくれていたのかも知れない。 
結果的に危ないことは母親の方にいってしまったわけだけど。俺の身代りになった 
のかも知れないかもな。

no.3336 ( 記入なし08/06/21 22:17 )


10年あまり前、当時大学生の仲村さんは、神戸の学生マンションに暮らしていた。 
現代の若者とて近隣との交際もせず、時折聞こえる隣室の騒音にも干渉しなかった。 
マンションに住んで3年目、震災で建物は倒壊して仲村さんは九死に一生を得たが、 
それよりも恐ろしかったのは、隣室が何もない空き部屋であったとわかったことだ。

no.3337 ( 記入なし08/06/22 11:40 )


会社のおっさんに聞いた話。 
ずいぶん昔その人が16歳の頃にグモ死体の片付けに遭遇して 
手伝ってあげたんだって。「こっちに足が1本あるよ。」って 
おしえてあげたら「ぼうず、持ってきてくれや。」って言われて 
別に怖くもなかったから素直に転がっていたその片足を持って 
運んで行ってやったんだと。 
でも不思議なことに大人の片足1本だけなのにやたらめったら 
重かったんだって。その人はその頃米袋担ぐ手伝いしていたから 
重いのは慣れているはずなんだけどなぜかたった1本の足が重く 
感じたらしい。で、死体ってのは一部分になっても見かけより重 
くなるのか、と驚いたんだって。

no.3338 ( 記入なし08/06/22 11:52 )


高速道路で長年事故処理をしてるレッカー業者も、人の生首はずっしり重いと書いてたな。 

その業者の話で印象深かったのは、ある事故でドライバーが車内に閉じ込められ、 
車体から火が出てるのに、ドアロックがしてあってドアを開けられない。 
業者はドアロックを外せというつもりが、とっさに「ボタンを押せ!」と叫んでしまった。 
ドライバーは、なぜか自分の服のボタンを押しながら、煙にまかれて死んでしまったとw

no.3339 ( 記入なし08/06/22 11:53 )


今日、久しぶりに実家に帰省した時の事。 
留守番を頼まれ、2歳になる娘と二人きりで留守番中、新聞を読んでいたらさっきまで居間で遊んでいた娘の姿が無くなっていました。 
隣の仏間で物音がしていたので、ご先祖様にお参りしてるのかな?と放っておいたら、何やら年配の女性の声と、それに受け応える娘の声が… 
母の声に似ていたし、喋り方も似ていたので、気がつかない間に母が帰ってきたのかと思い仏間を覗いたら、 
娘が仏壇に向かって正座をして話しかけていました。 

会話はたいしたことなかったのですが、あの声は一体何だったのでしょう…

no.3340 ( 記入なし08/06/22 12:10 )


私がまだ幼稚園の頃の話 

当時の私は夜中になると、見えない人たちの声で目が覚めてしまうということがたびたびありました。 
1人は高い声、もう一人は低い声。 
会話の内容は私にはよくわからない難しそうな内容だったと思います。 

同じ時期に近所に住んでいた1人暮らしのおばあさんのところに、知らないおじいさんが車でやってきました。 
見るからにガリガリで1人で歩くことも出来ないおじいさんを3人の男性がおばあさんの家に連れて入っていました。 
その様子を見てなぜか私は母に「あのおじいさん今日死んじゃうよ」って言ってしまいました。(即座にひっぱたかれました) 
そのときいつも夜中に聞こえる声たちが忙しそうに早口で喋っていたのを覚えています。 
その日の夜9時ごろ、布団に入った私の耳に救急車のサイレンと男の人たちの怒鳴りあうような声が聞こえてきてとても怖かった。 
2日後ぐらいに母が喪服を着て、お葬式のお手伝いをしていました。 

家庭を持った今でも数年に1回程度、あの変な会話を聞く事があります。 
今では会話の内容もはっきり聞き取れています。

no.3341 ( 記入なし08/06/23 00:55 )


学生のころ、車の運転免許を取るために合宿制の教習所に行きました。
今はわからないけど、当時20万くらいで2週間ほど泊まり込み(むろん食事付き)、
朝から夕方まで学科や実習を受講する、というヤツです。
俺が入ったのは北関東にある教習所でした。

入ってすぐのころは講義が一日中あって遊ぶひまもないけど、順調に消化すれば
後半になると空き時間ができてきます。合宿所にはゲームコーナーや娯楽室があって、
たまたま相部屋になった人がビリヤード好きだったため、空き時間はよくそこに
行って玉突きをしてました(我々以外にはあまり人がいませんでした)。
他のゲームコーナーとか麻雀室とかは教習所と同じ施設の中にありましたが、
ビリヤードの台が2台おいてあるその建物だけは別棟で、有料だったかどうかは
覚えていませんが一人の女性職員が受付として常駐していました。

その女性、言葉で説明するのは難しいのですが、一目でわかる障害者の方でした。
それも体のどこかが不自由なのではなく、おそらく軽度の知的障害。
会話もできるし、そこの受付業務も無難にやっていたみたいなんですが、
やはり何というか…顔つきが普通じゃなく、まだ20代後半くらいに見えましたけど
内心気の毒に思いつつ、ちょっと近寄りがたい雰囲気を感じていました。

ある時、男性教官の一人と相部屋のビリヤード好きと俺の3人でビリヤード場に行った際、
教官が親しげにその女性職員と世間話などしていたのですが、その時、女性がふだん
受付をしながら読んでいる雑誌が近くに何冊か置いてあるのが見えました。
ちょっと見ただけではわからなかったんですが、よく注意すると、それらは全て
10年くらい前のファッション雑誌で(当時1992年ごろで、雑誌は1983年ころの
「オリーブ」とか「婦人画報」とか)、表紙がボロボロになっているものもありました。

障害のある女性が、あまり人気(ひとけ)のないビリヤード場で、日がな一日
大昔のファッション雑誌を何度も繰り返し読みふけっている…。
そんな光景を想像しただけで、もの悲しいやら薄気味悪いやらでとても暗い気分に
なったことを覚えています。

no.3342 ( R-708/06/23 02:26 )


40過ぎの硬い職業のご夫人から聞いた話。 

通勤途中にある惣菜屋さんのシャッターが閉まっていて、 
「家族に不幸が出たのでしばらく休業致します。」という内容の貼り紙がしてあった。 
仕事先から帰宅途中にそれを見て、「どなたが亡くなったのかな」と思いつつ 
ふと2階を見上げたら、いつも通りの割烹着を着た惣菜屋の奥さんが2階の窓から 
ぼーっと下を見ていた。 
「あら、ご主人さんが亡くなったのかしら」と思って帰宅。 
翌日、亡くなったのはご主人ではなく、奥さん(2階から見ていた人)であると知ったとの事。

no.3343 ( 記入なし08/06/23 21:46 )


眠れない。小さい頃の不思議な話を思い出しちゃった。 
こどもの絵画教室の合宿に行った時のこと。 
電車の中で、クラスメートのKちゃんを発見。 
Kちゃんだと疑わずに話をしていたのだが、その子が 
「自分はKじゃなくて、A山B子って言うの。そんなに似ているその人に会ってみたいなあ」って、ちょっと困惑気味に言われた。 
結局、合宿中に仲良くなって、住所を交換したんだけど… 
そこは廃墟と化した病院の寮だったんだよね… 
先生に聞いたら「A山は昔いた生徒(しかも年上)」だって言われたんだよね… 
やっぱ寝られないや…

no.3344 ( 記入なし08/06/24 00:49 )


高1の時に卒業した中学で同窓会をやった時の話 
食い物やジュース等を持ち寄って騒いだ後 
夜の校舎で肝試しをやった。 
俺は幹事と同じ高校だった関係でおばけ役だったので 
懐中電灯持って配置について待ってた。 
因みに校舎2階のローカの一番奥、両脇は家庭科実習室と理科室 
まだ人が来ないので懐中電灯を点けてたら 
ライトの照らす先に小さい手の影があるのに気が付いた。 
自分の手は懐中電灯より後ろにあるから違うし 
懐中電灯を確認してもそんな影が出来るような汚れとかも無いし 
懐中電灯と照らしてる壁の間にも何も無い。 
不思議に思ってたらその影が手を振るように揺れだしたんで 
気味悪くなって場所を変えたらその影も出なくなった。

no.3345 ( 記入なし08/06/25 00:51 )


勤め始めたばかりの頃の話。 
夜勤の巡回中に、真っ暗なトイレから水の流れる音が。 
何で電気点けないんだ?とか思いながら見に行ったけど誰も居ないんだよ。 
故障?とか思いながらその日の夜勤は何事も無く終了。 

で、家に帰って自分がトイレ済ませた後に手を洗おうとしたら、いきなり真っ赤な水がドバーって出てきた。 
…赤水だと思うけど、タイミング悪すぎて心臓に悪かった。

no.3346 ( 記入なし08/06/25 01:03 )


最近ほんのりこわいことがあった。 

夜中1時半に彼の家に自分の車で行った。彼の家の前の駐車場には彼の車があった。 
私は少しだけ離れた近くの駐車場にとめた。 
彼は寝ていて、私は部屋でネットしながら4時頃まで起きていた。 
5時に彼が出勤する為、駐車場に行ったら跡形もなく車がなかった。 
周りに8台くらいとまってるんだけど、彼のだけ。 
私が起きてた間エンジン音や不審な音は全くしなかったし(田舎で家の目の前に駐車場、夜中はかなり静かです)車はもちろんロックもしてありました。 

それだけなら盗難かと思ったんだけど、私が気になっていたのは 
その一週間くらい夜中の3時頃になると家の近くから男性が無理矢理高い声を出したような声で、いやー!とかそれに近い、でも何を言ってるかわからない基地外的な言葉を毎晩毎晩一度だけ叫んでいることが、その日だけなかったこと。 

引っ越したばかりなのに… 
ほんのりこわいです。

no.3347 ( 記入なし08/06/25 23:08 )


怖いというか不思議だった話 

自分が小5くらいの時、友達と某市内をブラブラしてたんだ。 
土日の昼頃だからか、気をつけないとぶつかりそうなくらい人が多かった。 
すごい人だなー、とか思いながら歩いてたら友達に何か話し掛けられて「え?何?」って友達のほう向いたんだ。 
で、また前向き直した瞬間、目の前に顔がヌッとあった。 
たぶん男の顔だった。 
一瞬だったから「?!」って何が何だかわからなかったんだけど、あと数cmで顔がつく距離。めちゃめちゃ近かった。 
パニクってなぜか「キスされる!!」って思ってとっさに顔背けた。また見たらもうなかった。 
周りみてもそれっぽい顔の奴なんていない。友達も無反応。 

その時は「あれ…?」って思っただけで人ゴミに消えたのかな…っとか思ってた。 

でも小5の時なんか背低いし、第一そんな顔近づけるとかありえない。 
そんなことしたら周りも何かしら反応すると思う。 

不思議だった。

no.3348 ( 記入なし08/06/25 23:22 )


小学校の行事なんかのカメラマンなんだけど、この間林間学習に同行した時の話。 
夜になってキャンプファイヤーやらの後、肝試しが始まった。 
打ち合わせでカメラマンさんも脅かしてやって下さいと先生方にお願いされてたんで 
撮影しながらコースを移動し、時々繁みに隠れ子供らを驚かしてた。 
しばらくして、大体のグループが折り返し地点を通過した感じだったので、 
生徒が通るコースとは別ルートでゴールに戻っている途中、横道の暗闇から子供の声がしたんで呼びかけたら道に迷ったグループだった。 
その子達は折り返し地点まで行く途中で道に迷ったらしいが、終了時間間際だったので一緒にゴールに戻ることに。 
戻ってる途中、その子達が学校から支給されてる懐中電灯を持ってないことに気がついた。 
「あれ?懐中電灯は?」と聞くと「途中で会ったおっさんに渡した、そのせいで真っ暗になったので道がわからなくなった」との答え。 
「???」そんなルールは無かったぞ・・・ 
「・・・おっさんて先生か?」 
「ちがう、スーツ着た知らないおっさん。真っ暗な中を歩いてきてスゲーびっくりしたよ〜w」 
「あれ誰?マジびびったなw」「つーか、懐中電灯無しとかマジでムズイよな!!」 
と口々に騒ぎ出す。 
・・・今この山の中には学校関係者以外には宿泊施設の人くらいしかいないはずなんだが。 
そもそも施設の人は3人いるけど、全員ジャージかジーパンだったんだが・・・ 

とりあえず、ゴールについたその子らは懐中電灯を無くした事を先生におもいっきり怒られてたけど 
やっぱり先生にも「途中でおっさんに渡した!!」と言い張ってた。

no.3349 ( 記入なし08/06/25 23:25 )


俺が小学校だったときの話 
俺は剣道部に入ってた。うちの剣道部の練習は夜練だった(火木のみ) 
んで、練習を始める前に黙想(目をつぶって瞑想)ってやつをするんだが 
夏になると必ず体育館の開けた窓の外からちりん、ちりんって鈴の音が聞こえるんだよ。 
黙想終わって目あけるとその音は聞こえなくなる。 
友達も聞こえてたらしくて、何だったんだろう?って話してたけど原因わからず、誰か通ってんだろうってことになった。 
でも近くに民家なんてほとんどないし、体育館の横を通ってもグランドしかないし、しかもその音はグランドの出口とは反対方向に動いてた。 
今思い出すと不思議な話だった。

no.3350 ( 記入なし08/06/27 00:20 )


かれこれ8〜9年前、季節は秋頃。時間はおそらく20〜22時の間。 
山梨市内の友人の家に向かうために車を走らせてたんだ。ちょうど車検の時期で俺は代車に乗ってた。カセットとAMチューナーだけの質素なオーディオで、カセットなんて持ってなかったからYBSラジオを聴きながら走ってた事を記憶してる。 
北バイは混んでるし、笛吹の土手沿いは道幅が狭くて怖かったから一丁田中を通って山梨駅南側の陸橋横に抜けようと思った。 
ラジオの感度は良かった。途切れる事も、AMラジオ特有の混線もなかった。 
一丁田中のその寺の前を通りかかるほんの少し前、ラジオがゆっくりとフェードアウトし始めた。その代わりにゆっくりフェードインしてきた音声がある。なんだと思う? 

お経 

男が淡々とお経を詠んでる。お経の種類は解らない。 
当時やってたTV番組で近くを通るとお経の聞こえる自販機という話を扱ってたから、単純にそれだと思った。だから恐怖を感じる事もなくそのままお経を垂れ流してた。 
寺を越えると石橋があるんだけど、その石橋の中頃までずーっと流れてた。渡り終わった位でお経が徐々にフェードアウトし始めた。 
ラジオはその後も無音のままで、オーディオの電源入れ直したら元に戻った。 

その後も何十回とあの道を通ったけど、お経が聞こえたのはあの一回だけだったよ。今でも寺の前を通る時はYBSラジオを点けてる。

no.3351 ( 記入なし08/06/27 00:45 )


警備員やってたんですよ、警備員。 
交通誘導じゃなくて、ビルなんかの常駐警備。 
良くスプラッタホラーとか推理物で、第一被害者になったり第一発見者になったりするアレですね。 
で、実際夜間勤務とかしてると頻繁に立つんですよ。 
死亡フラグとか嫌な物発見フラグ。 
「地下で警報出たんで確認してきます」って深夜に一人で見に行ったり、 
誰も居ない、入れない筈のフロアで動体センサーが「何か」を感知したのを確認しに行ってみたり、 
テナントさんから「包丁持った変な人が来た」と言われて、防刃ベストも無いのに駆けつけたり、 
テナントさんの人がストーカー被害にあってるって言うんで、 
帰宅時に車に乗るまで警護したり。 
実際に何かあったのは飛び降り自殺一件だけでしたけど。(未遂は何件か…) 

ストーカーとか嫌がらせの類とか、仕事先に警備員が常駐してる時は一言かけてください。 
なにがしかの対応はしますから。

no.3352 ( 記入なし08/06/28 13:46 )


数年前の話

妹が自転車で仕事から帰ってくる途中、 
高速道路の高架下に警察官が何人かで何かを探している模様。 
気になった妹が声を掛けてみたら… 
「いや、そこの側溝で人の足首が見つかったんですよ」だって。 
都内でバラバラにされた遺体がそこかしこで見つかっていた時期の話でした。

no.3353 ( 記入なし08/06/28 13:50 )


数年前、地元駅(某中央な路線のターミナル駅)で平日昼に電車を待ってたら 
1.5mくらい離れたところにいた女子高生が携帯を線路に落とした。 
女子高生、金切り声を上げながら線路へと飛び降りた。 
自分、(゚Д゚)!?←みたいな顔になったがとっさのことでまったく動けず。 

即座にものすごい音量で鳴るサイレン、絶叫みたいな構内放送、 
走ってくるたくさんの駅員達。 
女子高生、あっという間に引き上げられて駅員さんに怒鳴られてた。 
「なんてことするんだ!死にたいのか! 
今●●キロ圏内の電車が全部止まってるんだよ!どれだけ大変なことかわかるっ?」 
そのまま女子高生はどっかに連れて行かれた。自分、呆然と見送った。 

幸いにも平日昼だったので電車の本数は少なく、 
そのホームにも自分が乗るはずだった5分後の特急まで入線予定はなかった。 
これが朝夕のラッシュ時だったらと思うと今でもぞっとする。

no.3354 ( 記入なし08/06/28 13:54 )


昨年末の、小雪が降る夜、深夜1時過ぎの出来事。 
ハラシマ中に、気分転換に1階のベランダ(ウッドデッキ?)に煙草吸いに出た。 
ベランダの目の前には愛犬のケージ(10m×15mぐらいのドッグラン)。 
愛犬がベランダのほうを見ながらパタパタ走り回って「キュウキュウ」みたいな鼻声を出すから、 
遊びたいのかと思って庭の照明をつけたら・・・・ 

愛犬のケージ内(ベランダからは影になってて、月明かりでは見えない位置)に 

 お っ さ ん が 倒 れ て た 。 

あわてて警察&救急に電話。 

酔ったおっさんが道に面した愛犬のケージ柵を乗り越えて進入>そのままおねむしてしまったらしい。 
夜中になかない様に躾けた愛犬(シェパード2歳)は、どう対処していいかわからなかったらしく、倒れ 
たおっさんのそばにより添って暖めてやってたらしい。 
で、そこに私が出てきて助けを求めたのが、事件の真相。 

後日、おっさんから菓子オリとどいた。

no.3355 ( 記入なし08/06/28 13:59 )


山歩きが趣味だから、道がない、人が入らない、どっちかって言えば 
山菜採りにいくような山にいくのよ。 

だから不思議なものもたまにみるよ。 
例えば、真っ白いカモシカとか、大人くらいの大きさのワシとか 

でもさ、一番びっくりしたのは、あれだな、家族連れにあったこと。ありえない山奥で。

no.3356 ( 記入なし08/06/28 20:54 )


ピザ屋でバイトしてた頃の話。 
とあるマンション(新築、おそらくワンルーム)に配達に行った。新規の客だった。 
オートロックだったので入り口で部屋番号を押すと、ほどなく「はい」と若い女性の声がした。 
「お待たせしました、ピザ○○です」 
「あの〜すいません、今ね、ちょっと顔を殴られてケガしてて表に出れないんでね、 
 ドアの前にお金置いとくんでそこにピザ置いといてくれませんか?」 
少し変わった申し出だったので一瞬戸惑ったが 
「あ、は…はい…わかりました」 
と答えてマンション内へ。 
見せられないぐらいひどいケガなんだろうか?? 
まぁ事情は知らんが殴られたことは別に言わなくても… 
などと思いつつエレベーターで3階に上がる。 
その部屋は廊下の突き当たりにあった。 
ドアの前には剥き出しの2060円。 
ゆっくりと金を拾ってからピザをそこに置き、廊下を戻る。でもやはり気になる。 
エレベーターは3階のままだったが待ってるフリをしながら横目でその部屋を窺っていた。 
顔を見てみたい。しかしきっとむこうも覗き窓からこっちを見てるはず。 
なかなかドアは開かない。10メートルほどのあいだに漂う緊張感。 
こっちが行くまで出て来ないつもりだな…。 
諦めてエレベーターに乗り込もうとしたそのとき、音もなくドアが開いた。 
わずかに開いたドアの隙間。 
その下のほうから生白い手が一本にゅ〜っと現れると 
不器用にピザの箱を掴み、それを縦にしてドアの隙間に逃げるように消えた。 
天才バカボンに、手だけしか見せない一家の話があったのを思い出した。

no.3357 ( 記入なし08/06/30 00:50 )


深夜、田舎道をドライブをドライブしていた時、 
疲れて眠くなってしまったので、駐車場所を見つけて仮眠。 

何かの物音で目が覚める。またバンッ!という音がしたので外を見ると、 
ものすごい形相の白い服の女が窓に張り付いている。 
「!!!!!!!!」と、声も出せないぐらい驚いてのけぞるが、 
女は意味不明な言語で叫びながら、鬼みたいな顔で窓を叩き続ける。 

あまりの恐怖に、女の言葉が「意味不明な言語」ではなく 
普通の日本語であることに気付くまで、しばらく硬直状態に。 
車で事故って、助けを探していたらしい。(携帯とかあまり繋がらなかった時代の話) 
同乗者も彼女もたいした怪我してなくてよかったんだけど、 
もし彼女が怪我して血まみれ状態だったとしたら、俺気絶してたかもしれん。 

落ち着いた状態で顔見たら普通にきれいな女性だったんだが…。 
事故でパニクってたのはわかるけど、窓を叩く時は「コンコン」ぐらいで頼む。

no.3358 ( 記入なし08/06/30 01:04 )


うちに予備校の案内が時々来る。勧誘電話も時々来る。 
けど、宛先の『新井 夕貴(仮名)』なんて高校生、うちにはいないんだ。 
確かにうちは新井(仮)。しかし、住んでいるのは老夫婦のみ。 
理由あって同居させてもらってる自分は苗字も名前も違うし、何よりとっくに大学卒業済み。 
うちの住所と電話番号はタウンページに非掲載。同じマンション内に別の新井さんもいるけど、子供の歳と名前が違うらしい。 
『夕貴さんいますか?』と友達らしい男の子から電話があった事もあるらしい(何で何も聞かずに切っちゃうんだよばーちゃんorz)。 

誰かが『夕貴』を名乗ってうちの住所を騙ったのが業者の名簿に載って、それが出回ってるだけだとは思うんだけど。だったらなんで友達からもかかってきたのか…ちと不気味。

no.3359 ( 記入なし08/07/02 00:01 )


昔住んでた家はトイレの廊下を挟んで向かいに引き戸の部屋があった。狭い廊下なのでトイレから出てすぐ前に戸がある状態。 
ある夜廊下の電気を付けずにトイレに入り用を足して出た瞬間、白い手首が引き戸に挟まっているのを目撃してしまった。 
あまりの恐怖に飛び跳ねて、電気を付けて確認せずにそのまま走って部屋に戻った。 
翌朝引き戸に挟まっていたのは干してあったトレーナーの袖だった。

no.3360 ( 記入なし08/07/02 00:10 )


友達が音響関係の仕事してて、結婚式も何度かはいったことあるけど、結構嫌な声を拾うらしい 
新郎や新婦の友達関係の妬みや嫌味の声とか、酔っ払いの暴言とか 

一番怖かったのが、会場では気づかなかったけれどビデオ編集やってる友達(これも音響繋がり)に 
「ちょっと聞いてよ」といわれて聞いてみたら、各所に男性の小さな声で 
「死ね・・・死ね・・・死ね・・・」と入っていたらしい 
画像と重ね合わせてみたところ、新郎の兄(独身だったはず)の口から漏れていた言葉だった 
時々睨みつけるように高砂を見て「死ね・・・死ね・・」と繰り返す姿は、ヘタなオカルトより怖かったとか… 

ただ、友達も一度仕事でいっただけの披露宴なので、その後とかがまったくわからないのが残念

no.3361 ( 記入なし08/07/03 01:16 )


幼稚園の頃、北陸の温泉旅館で親子三人で泊まったときのこと。 
私は何も覚えていないので、母から聞かされた話です。 
案内された部屋に入った途端、母は風呂場から嫌な感じがしたんだけど、 
風呂に近づかなければいいか、と思って部屋は変えてもらわなかったらしいです。 
その後部屋食だったんだけど、何もしていないのに土瓶蒸しの注ぎ口が大きく欠けた。 
深夜お風呂から帰ってきた父が、寝ているはずの私が布団の上に正座して 
天井を無表情に見つめているのを見たんだけど、その顔が薄暗い灯りの下で 
まっ黄色だったらしい。 
揺さぶったら、何事もなかったように寝たという話。 
北陸○中温泉の大型ホテルだったと思います。

no.3362 ( 記入なし08/07/04 01:12 )


駒込駅から田端方面方面を歩くとゴルフボールの大きな模型 
があるんだけど、そこの踏み切りは出るとか。 
母親が地元出身で、30年前の出来事。 
当時学生だった母はその踏み切りのとこを買い物の時に 
通ったんだって。そしたら橋から下を見る男性がいて、 
買い物を終えてまた通った時には人だかりが・・・ 
どうやらその男性は橋から飛び降りて亡くなったらしい。 
母は自殺で死ぬ直前の人を見たって話。

no.3363 ( 記入なし08/07/05 15:16 )


平日の夜中にやってた、歌うヘッドライト?というラジオ番組が何故か怖くてたまらなかった 

内容は全く覚えてなかったけど何故かよく聞いてました。 
自分が暮らしている地域だと、オールナイトニッポンは前半部で終了。その後はそれで 
当時、勉強だとかやり残しの宿題かたす時のBGM代わりによく聞いていたけど 
深夜の寂しいだけの時間、この番組はリスナーがトラッカーを中心としていたものだった 
かな、だからトラック協会とかの協賛CMが多かった覚えがあるけど、しんみりとした 
中かからじわっとくるような、何とも云えぬ怖さがあったのは確かですね。

no.3364 ( 記入なし08/07/05 15:25 )


東京三菱UFJの「以下の期間はATMが使えなくなります」という 
告知CMが寂しすぎてちょっぴり怖くなる。 
今、40歳ぐらいの人なら覚えてる方もいるのだろうが昔、マルイが休館する 
前日にはあんな独特のCMを流してた。 
これもまたいい味わいのある寂しさに恐怖を植え込んだナイスCMだった 
んだ。

no.3365 ( 記入なし08/07/05 15:26 )


役所勤めのうちの母さんが忘年会に行ったときのこと。 
忘年会終わる時に全員で集合写真撮ったんだ。母さんのデジカメでも撮ってもらったんだが、 
PCに移して画像見てみると1枚だけ、同僚のTさんの足が無いんだわ。 
全員立って写ってるんだけど、母さんの横のTさんの足が無くて、通常なら足で隠れてる部分の後ろの屏風が見えてんの。 
Tさんは住職の息子さんだそうで、話聞いたら「よくあるんですよw」とのこと。 
母さんは「気味が悪い」ってことでデータ消しちゃったんだけど、あれ残しておけばよかったと、俺も母さんも今になって思ってる。 

もう1つ聞いた話じゃ、母さんとTさんと他2名で残業してた時、夜の19時ぐらいにガチャガチャと、引き出しを開けるような音がしたらしい。 
母さんが「今の音なんだろー」って言ったら、Tさんが苦笑いしながらこう言ったそうな。 
「聞こえちゃいましたか・・・?」 
すげー怖かったんで、すごいスピードで仕事終わらせたってよw

no.3366 ( 記入なし08/07/05 15:38 )


旅先での不思議な体験なんて、それまではしたことがありませんでした。そう、それまでは。
その当時、私は宿に泊まるだけの潤沢な資金などあるはずも無く、当然キャンプをしながらの旅を計画していました。
そして、初めての北海道に向けて旅立った初日に、その経験をしてしまったのです。

その日、国道8号線を走っていると、新潟の手前で陽が暮れ始めてきました。
市街地での野宿を避けたかった私は、新潟郊外にある弥彦山の方に向かって走ったのです。
海岸の集落にある小さなお宮で野宿しようとしたのですが・・・どうも人家の裏でテントを張るのがはばかられ、
とっぷりと日の落ちた道を、あても無く弥彦山の山中に向かいました。

弥彦山スカイラインを幕営地を探して走っていると、とあるコーナーの内側に平地を見つけることができました。
道路の工事中には資材置場にでもなっていたのでしょう。
生い茂る草が邪魔をして道路から直接覗くことが出来ないような場所でした。
人の目につくような場所での野営は避けたかった私にとって、山肌を縫うように造られ、人家の無いこの道沿いは
たまたま見つけた野営ポイントとしてはかなり上等の物のように思えました。
長い夏の陽もすでにとっぷりと暮れてしまっています。オートバイのライトの灯りでテントを張り、すぐに寝てしまいました。

no.3367 ( 記入なし08/07/05 16:07 )


寝てから何時間経ったでしょうか。
ふと目を覚ますと、テントの外になにか、気配を感じるのです。
息遣いが聞こえてくるわけではありません。でも、いるのです。
それは、テントのすぐ脇を歩き始めました。

じゃりっ ・・・ じゃりっ ・・・ じゃりっ ・・・ じゃりっ ・・・

テントの廻りを一周半ほどゆっくりと歩くと、そのままその音は消えました。


一体、あれは何だったのでしょう。真夜中にあんな場所に訪れる人がいるとはとても思えません。
第一、あの場所に行くには自動車などの足が必要です。そのあと、しばらくしても自動車のドアの音などは聞こえませんでした。
真夜中にふもとの人家から歩いてきたと考えるのは、かなり不自然です。

・・・・・・どうして一周半で音が消えたか・・・・・・この理由は考えないことにしています。

no.3368 ( 記入なし08/07/05 16:07 )


今から7,8年前にある友人から聞いた話です。
彼は高校生の頃、心霊スポットと呼ばれる場所を訪れるのが趣味で、週末にはよく友
人を連れて深夜に出掛けていました。霊感は全くと言っていいほど無いそうですが、
やはりいわく付きの場所では感じるものがあるそうです。

ある土曜日の深夜、彼は友人2名を連れて廃墟となったレストランを訪れる事に
しました。何らかの理由で開店間もなく倒産し、撤去するお金もなく、レストランの
建物だけが残されたまま1年ほど経過していました。
レストランを覆う柵を乗り越えてレストランの玄関入口に辿り着き、中へ進みまし
た。テーブルや椅子が並べられていたと思われる大きなロビーを抜け、2階へ上がり
真っ暗で何もわからないまま取り敢えず歩いて行くと、一番奥の方に厨房らしきもの
が見えてきました。そこで彼に突然、そこへは行ってはいけないという直感が横切り
ました。“なあ、そろそろ帰った方がいいなじゃないか。”という彼とともに皆すぐ
建物の外へ出たそうです。暫くの間、家に戻るまで沈黙が続いたそうですが、家に戻
ると友人らも彼と同じ場所で異常な恐怖心に駆られたという事がわかりました。
そして数日後、その建物2階奥の厨房跡から、ある男性の死体が見つかったそうで
す。調べてみると、彼等がそこへ訪れた時点で既にその死体は存在していたそうで
す。

no.3369 ( 記入なし08/07/06 03:17 )


私の故郷の宮城県で、印刷の自営業を営んでいる私の父が数年前に体験した話です。

父は印刷に使う絵柄やロゴを、車で1時間程の古川市にある製版屋に作成依頼していました。
その日も夜の10時ごろ製版屋に行って、出来上がった版を受け取って帰途に付きました。

古川市から石巻市方面へ伸びる国道を走ってました。
道の両側は日本有数の穀倉地帯だけあって、広々とした田園が広がり、見通しがとても良いのです。
突然、目の前に、道路工事を示す赤く光るコーンが並んでいるのが現れて、その先頭で交通整理の人が一人、赤いスティック状のライトで誘導しているのが見えました。

「あれ? 1時間前に通ったときは工事なんてなかったんだが。ボケが始まったかな」と父はいぶかしがったものの、誘導に従って脇道に入りました。
脇道といっても、車1台がやっと通れるあぜ道で、入ってから「こりゃ、変だぞ。誘導を間違えたのか」と思った父は、車を停めて後ろを振り返りました。
ところが、さっきまで国道上にあったコーンも、交通整理の人もなくなっているんです。
そこでは他の車が何事もないように行き交ってました。

no.3370 ( 記入なし08/07/06 03:37 )


「そんな、バカな」と父は狐につままれた思いで呆然としていました。
いくらなんでも、あれだけ派手に路上に並んでいるコーンが幻覚なわけはないし、おまけに整理員がライトを振って目の前で誘導しているのを見間違えるわけがない。
でも、都会ならともかく、こんな田舎で深夜に道路工事の真っ最中というのは変だということに、父も気が付きました。
田舎の道路工事というのは大抵、昼間と決まっていて、夜になると赤いランプやコーンだけが光っていて、工事現場には作業員はいないものです。
それが交通整理員ただ一人で、よく思い出してみるとその後ろに人影はいなかったんです。

一瞬ゾッとした父ですが、とにかく車をあぜ道から国道へ出さないことには帰れません。
しかし、国道は交通量も多く、おまけにあぜ道は狭く、バックでは危険すぎます。
あぜ道をまっすぐ行って、どこかで切り返して戻ることにして、車を走らせました。

すると、その向こうに一軒の家が見えます。
「助かった。家があるなら、ちゃんとした道もあるよな」とホッした父は車をその家に向けて走らせました。
そして、その家の近くまできた父が、その家の玄関で見たのは「忌中」と書かれた紙でした。
全身に鳥肌が立った父は、その後どう車を走らせて家に帰ったか、覚えてないそうです。

no.3371 ( 記入なし08/07/06 03:38 )


私が大学3年生の時に家庭教師をしていた女子中学生の体験談。

その年が明けてしばらくして、男性二人がスキューバダイビング中に亡くなったという悲報が新聞で報じられました。
私は特に気にも止めていなかったのですが、それからすぐのこと。
家庭教師先で勉強が終わって帰ろうとすると、「先生。この間新聞に載ったお兄さん、近所の人なんだけど…」と彼女が言いました。
何の事かと聞いたら、年明け早々事故死した男性はこの近所の人で、彼女が年の暮れ、犬の散歩中に出会ったとき挨拶を交わしたらしいのです。

その時、どうしてもその男性の声が聞き取りにくく、なんだか空中から聞こえているようで、聞いている彼女はどうしても相手に集中できず、気が付いたら既に別れて家に帰ろうとしている自分に気付いたそうです。
ずっと何だか変だと思っていたそうです。

no.3372 ( 記入なし08/07/06 11:19 )


北海道にある診療所の夜間当直で経験した不思議な体験。

アルバイトで時々、深夜だけ営業するこの診療所の当直を今もやっているのですが、ここで時々不思議な事が起きるのです。
古ぼけたこの診療所は町中にある、古い木造で割と広い平屋建てです。
私は本職を終え、疲れを残したまま、ここに夜9時過ぎに時々やってきます。
診療所の入り口から一番遠い奥に医師当直室があります。
患者さんがいなければ普段はそこでゴロゴロしています。
看護婦さんたちのいる診療室に患者さんが来ると、部屋の電話で知らせてくれるのですが、待合室から人の声や物音がかすかに当直室に響いてくるので、それでもわかります。

その日、日中の仕事で疲れていた私は11時過ぎ、最後の患者さんをみおえると、さっさと奥の薄暗い当直室へ帰り、ドアを閉めるとベッドにぐったりと横になりました。
明かりを消した当直室は、換気扇とスチームのかすかな音がするだけで静かなものです。
いつしかウトウトして、やがて深い眠りに落ちようかとする頃、何となく耳に男の子のかすかな泣き声が聞こえてきました。

押し殺したように泣くその声は、いかにも悲しげで、哀れで何となくゾクッとしました。
が、ウトウトして起きるのはとてもつらく、それで「じきに呼ばれるな」と思いながら、電話が鳴るまで横になっていました。
男の子の声は次第に弱々しくなってきて、聞こえなくなりました。
「一体どうしたのだろう。まだ呼ばれない。変だなあ」。
そう思いながらも眠気には勝てず、とうとう寝込んでしまいました。
それから朝まで、実によく眠れました。

目覚めてすぐ、昨日のあの子の事が気になっていた私は、当直室から起き出すと、診察室で後片づけをする看護婦に尋ねてみました。
すると、「男の子? 先生だれのこと言ってるんですか。先生が部屋に帰られてからは、誰も来てませんでしたよ」。
「え、だって12時ごろに男の子が泣いてたでしょ」。
「いいえ、誰も来てませんでしたよ」と言うのです。
あれは空耳かと我が耳を疑ったのですが、それにしてははっきりと、その声が思い出されます。
本当に空耳だったのか

no.3373 ( 記入なし08/07/06 11:22 )


大学時代、探検部に所属していた頃のこと。

夏の活動で屋久島に行くことになり、希望のあった8名の部員とともに8月に島に渡りました。
屋久島はご存じのとおり、樹齢数百年の杉が残る、鬱蒼とした深い森に覆われた山でした。
それでも標高が高くなると、杉は姿を消して見晴らしの利く低木や草地が現れて、山頂まで見渡せるようになります。
有名な縄文杉や大王杉、ウイルソン杉を過ぎて、最高峰の宮之浦岳を目指して登っていた私達は、見晴らしの良い低木と草地の尾根道にさしかかりました。
夕闇が迫り、この先の小高塚岳の近くにある小さな小屋を目指して、あと一歩、あと一歩と重い足をこらえて登っていました。
それでも一向に小屋は見えず、すっかり陽が落ちて真っ暗になってしまいました。
私達は懐中電灯を探しだすと、その光を頼りに登り続けましたが、グループを先導してた私達はここで次第に「迷ったのかなあ」と、不安になりました。

その時、私達の進む尾根筋の前方に、かすかな光が見えました。
小屋の明かりかと思ったのですが、考えてみれば小屋は無人で、電気など引いてるわけがありません。
それに見つめているとその光は、ゆらゆらとまたたいて、時代遅れのカンテラの光のようでした。
「誰かくるぞ、これで道を確かめられる」と急にホッとすると、思わず力が抜けてその場でへたりこんでしまいました。

光はだんだん近づいて、やがて200mほど先の林に消えました。
「林を抜けて出てくるだろう」そう思ってボーっと皆で尾根道の先を見ていたのですが、いつまでたっても現れません。
そのうち遅れて登ってた最後の二人が追いついて、8人全員が揃いました。

心細い気分になってた私達は元気をとりもどし、再び歩き出そうとしました。
その時「おい、カンテラの光みたいなの見なかったか? 前からふらふら近づいてきたんだ」と、すぐ後ろから登ってた後輩が言いだしました。
「カンテラって言えば、俺達が杉林を抜けて見晴らしの利く尾根道に出たとき、ずうっと後ろで弱々しい光みたいなものがゆらゆら見えてた。
それで一体あれ何だって、きっと土地の人かなって思ったけど、ここから里まで5時間以上かかるし、絶対あれは変だった」。

先頭で見た光は、私達を追い越して、仲間の間をすり抜けて、こんな遅い闇の中を下っていったのでしょうか。
その日の8時過ぎに、やっと小屋を探し当てた私達は、あらためて皆とさっきの「カンテラの光」について話し合いましたが、結論はでませんでした。

no.3374 ( 記入なし08/07/06 11:26 )


もう10年以上前になりますが、ゾッとする体験をした事があります。
私の弟がまだ小学3年生の頃の話です。
弟の担任の先生が国道50号線にある渡良瀬大橋で交通事故を起こし、亡くなってしまったのです。
先生が亡くなられたという連絡は、その日の夜11頃に入ったのですが、夜も遅かったので、弟には明日の朝に話そうという事になったのです。
翌朝、母が弟に話そうとした時、「夜中に先生が僕の部屋に来た」と弟が言うのです。
びっくりした私が詳しく聞いてみると、弟は次の様に話し出しました。

夜中に自分を呼ぶ声が聞こえたので起きてみると、先生が枕元に立っていて、「お別れを言いに来た」と言ったそうです。
しばらくすると先生は消えてしまったということでした。
あまりの事に私と母は顔を見合せ、しばらくの間、言葉が出ませんでした。

no.3375 ( 記入なし08/07/06 11:27 )


去年の夏に体験したこと。

現在大手ゼネコンに勤めている僕は、シールド機という地中を掘る機械で地下トンネルを掘る現場にいました。
そのトンネルは、右1km左2kmと二手に分かれていました。
配属になった当初から何かしら嫌な感覚があり、一人で作業していると人の視線を感じたり、視界を横切る人影があったりと、絶対にいる!
そう確信させる出来事がちょくちょくありました。(現場に入った人間はみんな感じている)

夜勤の勤務となったある日のこと、監督の僕は午前2時から3時頃、トンネル内の巡回をしていました。
その時もう一人の監督は地上の事務所で電話番、作業員は奥で作業をしていました。
作業員に指示を与えて事務所へ帰る途中、誰かがついてきます。
直線になった所で振り向いたところ誰も居ません。
気のせいだと思い歩きだすと、また足音がカシャカシャっと…、作業員の悪戯と思い急に止まりました。
すると足音はワンテンポ遅れて止まりました。
確認のためもう一度止まってみると、やはりワンテンポ遅れて足音は消えます。
しばらくその場でジッとしていましたが何も聞こえず、後ろには人の気配もしませんでした。

驚かせやがって! そう思いながら歩きだそうと前を向いた瞬間でした。
ガシャン! 1m後ろで金属の落ちる音がしました。
何とも言えない嫌な雰囲気のなか振り返りましたが何も落ちていません。
背中に突き刺さるような視線を感じつつ、事務所まで走って帰ったのは言うまでもありません。

それから昼の勤務へと変わったある夜のこと、恐い話を扱った番組を見ていて急に尿意を催しトイレへと急ぎました。
ホッとしたのも束の間、またあの嫌な感覚が襲ってきて何故か以前の事を思い出しました。
寮のトイレは人を感知して水が流れる仕組みになっており、自分は左端で用を足していました。
すると誰も居ないはずの真ん中の小便器のセンサーが働き水が流れ始めました。
これはよくあることなので気にも留めずにいたところ、右端のセンサーも働き水が流れ始めました。
僕から真ん中のセンサーまでは1mほどしか離れていないため誤作動も考えられますが、右端のセンサーまでは2.5mほどあり誤作動は考えられないのです。
久しぶりに一人で夜のトイレに行くのが恐いと思いましたよ。(笑)

それから2週間ほどで盆休みに入り、実家に帰ってからは毎日のように飲んでまわっていました。
その日も布団に入ったのは2時半過ぎ、アルコールのためそのまま眠りへと落ちていきましたが、ふと人の気配を感じました。
そっと目を開けると(じわーっとしか開かなかった、手足は動かなかった…動かす気が無かったので動かなかったのかも)、足元に祖父が片膝を抱えてこちらをじっと見つめていました。
なんだ、じーちゃんこんな時間に!
そう思いながら動かない体をもぞもぞと動かして、窓を閉めようと身をよじり祖父に背を向けました。

そのとき、ハッと気付いたのです。
祖父は僕が中学2年の時に交通事故のため、7年も前に亡くなっていたのです。
振り返るとそこには祖父の姿はありませんでした。
飲み過ぎていた僕を心配して出てきたのでしょうか。

no.3376 ( 記入なし08/07/06 11:33 )


今から20数年前、国鉄の寝台特急「金星」が名古屋、九州間を走っていた頃の不思議な体験です。
私が大変お世話になった恩人の訃報をうけて、「金星」に飛び乗りました。
当時、夜9時すぎに名古屋駅発、九州に翌朝到着のダイヤだったと記憶しています。
四人掛けのボックスは京都で一人、新大阪で二人乗り込み、満席になりました。
夜の長旅の事とて、お決まりの世間話に花が咲きました。
ところがどうでしょう、3人のうち2人が私と同じ駅に降りるというではありませんか。
それは北九州の小倉から支線に乗り換えて秀峰英彦山の麓の小さな駅です。

その内に突然「○○さんも亡くなって寂しくなりましたね」という話が出てきました。
その方は何と故人のお母さんで、23年前に亡くなった方だったのです。
昔の思い出話が小倉に着くまで続き、故人を偲びました。

名古屋と九州を行き来して30数年になりますが、同じ駅で降りる人と乗り合わせたことは、その時が最初で最後でした。
それも三人で、しかも故人を偲ぶことが出来ました。
非常に珍しい体験でした。
故人の導きがあったのかと、今でも忘れることが出来ません。

no.3377 ( 記入なし08/07/06 11:40 )


今から18年位前に、父が亡くなった時の話です。
父は享年80歳でこの世を去りましたが、晩年は寝たきりの状態でした。
ある時、意識が朦朧としているため医者の手配により近くの救急病院に搬送され、緊急入院することになりました。
今回で2回目のことなので、私はまた回復して自宅に戻ることになるだろうと思っていました。
結局、大部屋から個室へ、そして集中治療室へと移り、最後の入院となりました。

私の母は、ある銀行の社員寮の管理人をしていて、朝夕の食事や清掃が終われば比較的自由な時間が取れたので、毎夜父の病室に徹夜で付き添っていました。
私も独身で母と共にその社員寮に住んでいました。
会社の帰りだけ病室を覗いて父に声をかけて、家に帰る毎日が半年位続いたでしょうか。

ある時、その日に限って父が私の手を病人とは思えない力で握りしめ、「今夜だけは帰らんとここに居てくれ。怖いんや」と、何度も私を引き止めました。
私は、どうして今夜はこんなに引き止めるのだろう、と不思議でいましたが、疲れていたのと翌日が土曜日ということもあり「また明日早めに来るから。な」と父の握りしめた手を振りほどき帰りました。
その翌日、朝の7時過ぎ位に母から「お父さんが息をしてないねん。すぐ来て」と連絡があったのです。
それが父の最後でした。

あとで母に聞くと「今思うと不思議やけど。毎日夜は本を読みながらお父さんの側に付いてたけど、今まで眠ったことなんか一回もなかったのに、昨日の夜だけはぐっすりと寝てしもた。なんでやろ」ということでした。
父も最後は母に「お疲れさま」ということで熟睡させたのでしょうか。
あとで、父は死期が来たことを強く感じていたとしか思えません。

父が生前よく私に話していたことですが、父が田舎で一時期お寺に住んでいた時、誰かが死ぬと決まってお寺の周りを歩く人の気配があったそうです。
その音を聞くと住職が「誰か亡くなったな」と言い、その通り翌日に葬式の依頼がきたそうです。
この場合は、死者が直接連絡に来たということで父の例とは異なりますが、不思議なこともあるんですね。
私は霊感もありませんし小心者ですから、霊の話は信じたくない反面で、自分の死後には「無」しかないと考えるのも、それ以上に信じたくない気持ちもあるんですが、皆さんは如何ですか?

no.3378 ( 記入なし08/07/06 11:42 )


私自身が体験した不思議な話をします。
大学3年生の頃、朝起きて出掛ける準備をしているとき、ふとある人のことを思い出しました。
仮にA君としておきます。
彼は私の中学時代の同級生で、高校卒業後に開かれた同窓会で会ったとき、「青森の大学に行く」と言ってました。
それから何の音沙汰もなく、私は彼のことをすっかり忘れておりました。
ですから、その日の朝、なぜ突然彼のことを思いだしたのかわかりませんでした。
私は自宅から通っておりますので、電車に乗ると知っている人に会うことが多いのです。
その日、私は別の中学時代の同級生に会いました。
彼は少しうつむき加減でした。
「どうしたの?」と聞くと、彼は「知ってた? Aが死んだんだって」と答えました。
「何でも事故って死んだって話だよ。葬式前にAの家に行っておけよ」。
この言葉に私は「ああ、今日A君のことを思いだしたのは、虫の知らせに近いものなのかな」などと思ったりしました。

no.3379 ( 記入なし08/07/06 11:50 )


夫が大学生の頃、富士山近くの湖で合宿をしていた頃の話。

合宿仲間二人が夜の山道を走っていると用を足したくなり、車を止めて崖をほんの少し降りたそうです。
彼らのすぐ横にコカ・コーラの赤い看板があり、友人は「流石コカ・コーラ。こんな所にも看板立てて…」と思いながら用を足していました。
友人と一緒にいた人が、その人は霊感が強いらしいのですが「なあ、終わったら振り向かずに行こうな」と言ったのです。

友人は「この人がこう言う時は、その通りにしよう」と後ろを決して振り向かず車に戻り、山道を急いだそうです。
しばらくして落ち着いた頃に霊感の強い人が言うには「崖に血だらけの女の人が立っていた」らしいのです。
友人が見たコカ・コーラの看板は、実は看板ではなく血だらけの女の人だったのです。

ところで、トンネルの両端に佇む販売機の話、ご存知ですか?
いわゆる霊体が目撃される所には、必ず販売機があるそうですが…。

no.3380 ( 記入なし08/07/06 11:56 )


そんなに不思議ではないのですが、私の周りで起きたことです。
私は一戸建ての貸家に3年くらい彼と住んでいました。
ここは5件の貸家が並んでいて、隣はブラジル人の夫婦、斜め向かいにはMさん老夫婦、そして不思議なのはすぐ前に住んでいるTさんでした。
いつも留守らしく新聞や郵便物が、玄関前に山積みになっていました。

去年の夏の早朝、ブラジル人の奥さんが凄い勢いでうちのドアを叩くので、何事かと思い家の方に行ってみると、ご主人が(多分)脳溢血か何かで意識不明の状態でした。
慌てて救急車を呼びましたが、その後その夫婦があっという間に貸家を引き払ったことから、最悪の事態だったと思います。
ご主人が倒れたその日、Tさん宅の窓から明りが漏れていました。
居るんだ…位にしか思わなかったのですが、同年、次にMさん夫婦の奥さんが亡くなった時も、またTさんが帰ってきているようでした。

そして、今年の出来事です。
つい3ヶ月前、私の彼が仕事からくるストレスで自殺してしまったのですが、その当日、やはり帰ってきているのです。
他の日にはTさん宅に人(本人)がいる気配なんて無いのに。

ただでさえ狭い貸家の敷地内で3人も亡くなって、偶然にもその当日だけ帰ってきている…。
次の日からは、また留守になるTさん、何をしている方なんだろ??
その後、私もすぐに引き払いましたが、Tさんはまだ居るのかなぁ。

no.3381 ( 記入なし08/07/06 12:04 )


今52歳の母が、まだ高校生の頃の話です。

母は全くと言っていいほど、幽霊などの存在を信じていませんし認めてません。
その母が、今でも不思議だという話があります。
それは、いわゆる「虫の知らせ」というヤツです。
母が高校生の時、東京の大田区を走っている東急池上線が脱線(だったかな?)する事故があり、乗客の何人かの生命を奪いました。
その中に、たまたま母の仲良しの友人が乗っていて、運悪く帰らぬ人となってしまいました。
その友人は、家が貧しく住み込みの下働きをしながら学校に通っていたそうです。

母が葬式の時、その友人の家を訪ねると、世話をしていたその家の人が母に話したそうです。
「不思議なものね。あの子、先週の日曜日に急に自分の荷物を整理し始めて、急にどうしたの?って聞いたら『思いついた時に片付けないと、なかなかやらないから』って言ったの。
隅々まで片付けて、まるでこうなるってわかってたみたいで…」らしき事でした。

no.3382 ( 記入なし08/07/06 12:11 )


茨城県取手市の某デパートで,私の妹が実際に体験した話。

当時、妹はこのデパートの1階の売り場で働いていました。
毎日決まって開店前の朝9時前から出勤して準備をしていました。
ある日のこと、いつものように通用口から中に入り、誰もいない店内の広場を横切って歩いていたときのことです。
ふと横を見ると、ベンチの上に黒い洋服を着た20歳位の女性が座っています。
妹は、はじめ他の売り場の店員かと思って「おはようございます」と声をかけたのですが返事がありません。
不思議に思いながらも通りすぎて、ふとベンチを見ると、女性が消えていたとのことです。
そこは遮蔽物もなく、人が突然消えたりするなんてことはできません。

あとで妹が上司に報告したところ、その女性はよく他の店員にも、しかも真っ昼間とかでも目撃されていて、別に不思議ではないとの話。
よく見ると、妹の勤めている売り場には、客には見えない所に魔除けのお札が貼ってあります。
妹が見たのは、やっぱり何かの霊現象だったのでしょうか。

no.3383 ( 記入なし08/07/06 12:18 )


研修医の頃に勤務していた病院での話です。
そこは、どちらかというと公立の福祉医療を行っている病院でした。
患者さんの大半は経済的に貧しく生活保護を受けている人が多く、地域としても貧しい地区でした。
患者さんには、身よりのない一人暮らしの老人や、かつて極道をして親族から見放されたような人が多い病院でした。

その患者さんは、かつて戦時中は海軍の軍人であったとのことですが、戦後落ちぶれて、一人暮らしで生活していました。
生活保護を受けて生計を立てていたと思うのですが、親族からも見放されていたようです。
体調を崩したあと入院になったのですが、入院したときの病名は、梅毒性脳髄膜炎、梅毒性大動脈弁閉鎖不全症でした。
おそらく若い頃の放蕩がたたったと思われます。

年齢と病気の状態から、手術は無理であり内科的治療も効果がないだろうと考えられ、あとは死期を待つだけの状態でした。
脳髄膜炎のため、時々辻褄のあわないことや、若い軍人であった頃の話を口走っていました。
病気の進行から、心不全に陥り亡くなりました。

亡くなられてから、親族に連絡をとろうとしましたが全く手がかりがありません。
生活保護を受けていた関係から区役所の福祉課を介して調べてもらっても、親族等の身寄りが全くわかりませんでした。
今後の埋葬のこと、お骨のお祀りの事があるため、その病院ではよくあることなのですが、区役所の福祉課にお願いして、無縁仏として葬っていただきました。
通常区役所では、半年間お骨を最寄りのお寺にお願いして保管し、半年後に身寄りが判明しないときは、無縁仏としてそれなりのお寺に埋葬することになっていました。

その患者さんが亡くなられて半年後、突然初老の女性が病院を訪れました。
女性の話では…。

長年音信不通の兄が昨夜枕元にたった。
兄のことを思い出すのが本当に久しぶりであったため、どうしているか心配になり、以前風の便りに聞いていた兄のアパートを訪問してみた。
管理人の話では病院に入院しそのアパートを引き払ったままだという話を聞いた。
入院中の兄は元気でしょうか?

というものでした。
病院の事務の方が、入院からの顛末をお話しし、半年前に亡くなられ遺骨は某寺に祀っています、訪ねてみて下さいと説明しました。
その女性が、お寺を訪れたところ兄の遺骨はまだそのお寺にあったのですが、実の所、翌日無縁仏として他のお寺に埋葬される事になっていました。
女性は兄のお骨を引き取り自宅の仏壇に祀ったとのことです。

no.3384 ( 記入なし08/07/06 12:43 )


自分は山形に住んでおりますが、仕事の都合で去年の6月に富山に行きました。
朝方4時頃、高速道路の北陸道を車で走っていた時のことです。
あれは多分、富山県に入るか入らないかの県境だったと思います。
車のラジオが壊れていてテープしか聞けませんでした。
そろそろテープにも飽きてきて、聞くのをやめようと思い、テープを取り出しました。

すると、壊れていたはずのラジオのスイッチが勝手にONになり、不思議な話が流れてきました。
内容は、「貴方は、人間を怨んでいますか?」と男の人が聞いているのです。
相手は、おばあさんだと思います。
返答はよく聞き取れませんでしたが、地元の方言か何かで、生きていた時の事、周りの人間への怨み、多分、自分の肉親の悪口等々…。

自分の他に一緒にいた同僚まで聞いているのです。
なんか、霊界の方と交信をしているような会話でした。
しかも、ラジオが鳴ったのはトンネルの中です。交通情報しか入らないトンネルでした。
トンネルを出てしばらくの間、5,6分は流れていたと思います。

今でも忘れられません。
場所は多分、富山県だったと思います。

no.3385 ( 記入なし08/07/07 00:26 )


学生時代、夜中に2階の自分の部屋でラジオを聞いていたら 
1階から「うわっ!」という寝ていたはずの父の声が聞こえた。 
「何事?!」と即座に降りていくと、父が「義兄が夢に出てきた…」と呟く。 
その人は数年前に亡くなったはず。 
父が手首を掴まれた気がしたので叫んだと言うので手首を見たら 
指の跡が残っていた。 

…怖くなってソッコー寝ますた。

no.3386 ( 記入なし08/07/07 01:28 )


もう25年も前になる。
高等学校の山岳部に所属していた私は、先輩の決定に従って飯豊連峰を縦走していた。
私は当時2年生。ようやく奴隷の身からは解放されていたがOB3人,3年生2人で、そこそこ厳しい山行であった。
当時は飯豊連峰は開けておらず、駅からトラックをチャーターして、行けるところまで運んでもらい、そこから歩き出すような始末であった。
5泊6日であったと思う。下山日に高度を下げ最終宿泊地まで急いでいた。
道は林を回り込むように続き、くねくねと見通しが悪かった。
ザックは軽くなり気分も高揚し、16人のパーティーは快調に足を運んだ。
やがて、林の脇に川筋を見るようになり、林と川に挟まれた細い道を進んだ。
すると突然道がとぎれ、モッコ渡しが現れた。川の両側からロープを渡し、そのロープにつり下げられている網に乗って対岸に渡ることになった。
川までの高度は7,8メーター、ほかに道がないので体重の一番軽い2年生から先に渡した。
モッコは大きなきしみ音をたてたが無事に対岸に着き、次に荷物の運搬を行った。その後全員が対岸に渡った。
渡った先には河原に降りる小道があり、水面から十分な高度を取った場所が開けており、大きな木がはえていた。
その木の根本に三張りの天幕を張り、幕営を始めた。
夕食の準備と帰路の偵察を行い気分は最高、みんなで歌を歌い大いに盛り上がった。
時刻は9時前後、山行としてはかなり遅くまで騒いでいたことになる。

紅茶を飲み、残った食料を平らげ、さあ寝るかという雰囲気の時、OBの1人が不思議そうな顔をした。
「どうしたんですか」と問いかけると「遭難者かもしれない。静かにしろ」と言う。聞き耳を立てたが川のせせらぎ以外に聞こえる物もない。
OBが見つめている先を追うと、懐中電灯の光が林を縫うように近づいてくる。ヘッドランプを付けた登山者と同じぐらいの高さを、林の木々に遮られながらモッコに近づいてくる。
仲間は次に起こるであろうことを想像し、静まり返った。
すると、光が消え、あたりは漆黒に染まった。
数秒ほどたっただろうか、2年生が「どうしたんでしょう、見に行きましょうか」と聞いた。
OBは「ちょっと待て、もしかしたら帰路に失敗し遅くなったのが恥ずかしくて電気を消したのかもしれない、もうちょっと様子を見よう」と話した。
モッコ渡しは大きな音がする、渡れば分かるし、異常があれば見に行き助ければいい。もう少し相手の出方を見ようという雰囲気で静寂の中数分ただ暗闇を見つめていた。

すると、突然3年生が声を上げた。彼は大きな木の梢を見つめ「何だこれは」と叫んでいる。
全員が立ち上がり、彼の見つめる梢を眺めた。そこには先ほど梢に隠れながら近づいてきた明かりが輝いていた。10メートルほどの高さにかなり明るい光だった。
「見てみろ」という叫びが聞こえた。懐中電灯を点灯し梢を照らす者もいた。すると突然明かりが消えた。
「何だろう今のは」「化け物か」「何かの発光現象か」と緊張の後の話声がした。
すると「まて、あれを見ろ」誰かの叫びが聞こえた。彼の指さす方向、川に沿って20mほど下流、今、梢で輝いていた光があった。
その後、光は川を下るようにかなりの早さで移動し、やがて見えなくなった。
もちろんその間にモッコのきしみは聞こえなかったし、偵察に行った自分は川に沿っての道がないことを知っている。
光の大きさは20cmほど、ちょうどヘッドランプの光のような色だった。

あれからずいぶん時間がたつが、いったい、あれは何だったのだろうか?

no.3387 ( 記入なし08/07/08 01:15 )


今から14年前の独身時代、京都の古い農家で下宿していた頃に体験した話。

京都の中心地から北山を越えた洛北に、岩倉の街があります。
ここには地名のとおりに岩倉具視が隠居していた旧家があり、都市の喧噪が嘘のように静かな、田園と武家屋敷の残る落ち着いたところでした。
私はこの地が気に入って、学生時代は、とある古い農家の離れの二階に部屋を借りて暮らしていました。

その離れですが、一階は納屋で、中央に玄関と木製の階段があり、13段を上り詰めると廊下に突き当たります。
二階に部屋は廊下を挟むように三つずつ向かいあって6部屋あり、私は上がって右側の角の部屋を借りていました。
住人は他になく静かなもので、左手の窓を開ければ比叡山が目の前に見え、南側は広々とした畑が広がって、気持ちのよい眺めでした。
しばらくして気付いたのですが、木製の階段は古く、人が上がってくると「キュッ、キュッ」と音がして、部屋にいればその音を数えていると、部屋に人が顔をのぞかせるタイミングがわかるほどでした。

ある夏の日の晩のこと、夜も更けて外はしんみりと漆黒の闇に包まれ、すっかり涼しくなっていました。
期末試験の一夜漬け勉強がなかなか終わらず、気が付くと午前4時になっていました。
そろそろ諦めるかと、布団に横になってウトウトとしていたそのとき、「キュッ、キュッ、キュッ…」という音が、ドアの外から聞こえてくるのに気付いたのです。
今頃、いったい何だろう…?
部屋の片隅で半開きのドアを、凍った目で見つめていました。

「キュッ、キュッ、キュッ…」、9,10,11回、そろそろ来るなと思ったその途端、半開きだったドアがふわっと開いて、廊下の暗闇から一陣の冷風が吹き込んできました。
我に返った私は泥棒でも来たかと思い、廊下に出て電気を点け、あたりの部屋じゅうを調べましたが薄暗い部屋に人の気配はありません。
再び廊下に戻り、階段の下の薄暗い玄関をみると、戸もしっかりと閉められ、風が通る隙間もありませんでした。
あの風はどこからきたんだろう?
すっかり、疲労困憊した私はもう考える気力もなく、そのまま部屋に帰ると寝てしまいました。

翌朝、けたたましい電話のベルに起こされてでてみると、実家の母からで「千葉のおばあちゃん、病院で今朝早くに亡くなったよ。早く帰っておいで」との知らせでした。
幼い頃からとてもよく私を可愛がってくれた祖母が亡くなったとの知らせに、「あっ、そういえば…」と私は先程の晩のことを思い出しました。
あのときの風は…。
最後に祖母が私に会いに来てくれた、その知らせだったと、今もそう信じています。

no.3388 ( 記入なし08/07/08 01:29 )


私の体験した不思議なこと・・・・

今、私は長野県に住んでいるんですけど、5年くらい前に、友達4人と一緒に肝試しみたいなものをしにいこうということで、夜中1時過ぎ頃、○○寺という所に行ったんです。
車で行くには、くねくね曲がった道を上がっていかなくてはいけないのですが、登りきった所にちょっとしたダム(幽霊が出るという噂の)があるんです。
そこでちょっと怖い気分を味わった後、またあのくねくね道を下っていったんです。
すると、下っている間は一台も私達と擦れ違った車なんていないのに、車のライトとしか思えない光が、上がって行ったんです。
それも、一直線に…。
どこを探しても、車の通れる道は1本しかないんです。

不思議に思った私達は、もと来た道をまた上がって行ったのですが、どこにも車なんてないんです。
仕方なく諦めた私達は、「さっきの光はなんだったんだろうね」なんて話しながら、またもと来た道を下って行ったのでした。
その間、やっぱり他の車とは擦れ違いませんでした。

no.3389 ( 記入なし08/07/09 01:37 )


怖いというか不思議な話 

実家の近くに嫌われもののお婆さんが居た 
周りの人はほとんどお婆さんと関わりたがらなかった 
お婆さんは線路脇の小さな小屋に住んでいてホームレスのような生活をしてた 
なので近所に一軒だけお婆さんに小銭を渡してお墓の掃除とかを頼んでいる人が居た 

ある日の夜中。外がざわざわしている気がして目が覚め 
窓から覗くと火事でかなり燃えているのが見えた 
方向からするとお婆さんの小屋の方 
結果、お婆さんはその火事で亡くなってしまった・・・ 

後日聞いた話 
お婆さんにお使いを頼んでいた家の人は針仕事をしていて 
夜中に母娘で仕事をすることもざらにあった 
娘さんがトイレに行こうと玄関の横を通りすぎょうとした時 
硝子のサッシの外で白い手が手招きしているのが見えた 
気味が悪いのでお母さんを呼びに行って戻ってきてもやっぱり手招きをしてるのが見える 
あいにく娘さんのご主人は夜勤で留守だったからどうしよう? 
と二人で相談していると手招きする手が消えた・・・ 
するとサイレンの音が聞こえてきたので外に出て火事にに気付いたらしい 

その家は線路から少し離れていて神社の敷地に面した方に玄関がある 
神社と言っても田舎の護国神社 
夜は外灯もなく闇に包まれるようなところ 
その手招きの正体は結局わからないままなんだけど 
私が帰宅する時はお婆さんの家があった横の道か 
神社のある方の道のどちらかを通らないと辿り着かない 
暗くなって帰るのがなんか怖くて仕方なかったです。。。

no.3390 ( 記入なし08/07/10 00:51 )


基本的に私は霊感は無いと思います。幽霊等を実際に見た事はありません。
ですからここの趣旨とは、ちょっと違うかもしれません。
私が学生時代に体験した、奇妙というか「偶然にしては多すぎるでしょ」という、お話です。

それは、私が高校〜専門学校へ通っていた間(計4年弱)の事です。
その間、毎日とまではいきませんが、2日に一回程度、多い時は週5,6回の割合で深夜にふと目が覚めます。
特に時間を確認していませんが、恐らく3〜5時の間(夏場は空が白くなりかけていた事もあったので)だと思います。

その時、必ずといって良いほど、救急車のサイレンが聞こえるのです。
最初は遠くから、耳を澄まさないと聞こえないくらい小さい音です。
次第に近づいてきて、やがて遠のいていきます。

本当に救急車が走っていたのかもしれませんが、では何故私はそのサイレンを、わざわざ目を覚まして聞かないといけないのでしょうか??
生活そのものは、それほど規則的ではありませんでしたが、普通に睡眠をとっていました。
が、23時までアルバイトをしていたので、途中で起きるほど疲れていない状態ではありませんでした。
今は引っ越したので、その現象は無くなりました、というより、途中で起きなくなりました。
今思い出すと、不思議というか奇妙な体験です。

あと、その間に例の阪神大震災がありましたが、名古屋にも揺れが伝わってきました。(震度4程度)
この日だけは、救急車のサイレンは聞こえませんでした。
しかし揺れがくる前に目が覚めてまして「あ、また救急車が来るな」と思っていたら、ゴゴゴゴ…と地鳴りが聞こえてきました。
「えっ!?」と思っていたら、ドーンッ!という音と共に激しい揺れが襲ってきました。

no.3391 ( 記入なし08/07/10 01:10 )


これは私の兄の友人が実際に体験した話です。
この話を聞いたのは、もう15年ほど前になります。

東京のW大学に通っていた友人(A君とします)は、ある夏の暑い夜、2階の下宿先で窓を開けっ放しで寝ていました。
この頃はクーラーのないアパートは珍しくなかったのです。

ふと目を覚ますと、窓からサークルの先輩が後ろ向きに入って来るではないですか。
A君は毎日のようにサークルに顔を出しており、この先輩は後輩の面倒見がとても良く、すぐに先輩だとわかったそうです。
「あっ、先輩」と声を掛けようとしたのですが、なぜか声が出ない。
そうして窓から入ってきた先輩は背中を向けたまま部屋に座ったのです。

どれくらい時間が経ったでしょうか。
振り返って顔を見せることもなく、しばらくすると立ち上がり、入ってきた窓から出て行きました。
普段は陽気な先輩が一言も喋らず部屋から出て行ったので「おかしいなぁ」と思ったそうですが、そうこう考えているうち、また寝てしまいました。

あくる日A君は、何故あのような事をしたのか先輩に早速聞いてみようとサークルに顔を出したのです。
ところが、サークル内の様子がおかしい。
聞くとなんと昨夜、あの先輩が自●したと言うのです。

昨夜会った先輩は死ぬ前なのか、それとも…。
冷静に考えてみると、2階の部屋に夜中、後ろ向きに窓から入ってくるのはかなりおかしい。すると…。
この日はサークルの別の友人(B君とします)も不思議な体験をしているようです。

夜中にアパートに帰ってみるとなぜか玄関の鍵があかない。
夜中なのであまり騒ぐのも近所迷惑ということで、仕方なく他の友人の家に転がり込んだそうです。
次の日の朝、もう一度B君はアパートに戻ってみると何事もなく鍵はあいた。
彼も先輩には可愛がってもらっており、アパートの玄関に先輩からもらったスキーの板を立てかけていました。
その後にサークルに顔を出し、先輩の話を聞いて大変なショックを受けていたそうです。

no.3392 ( 記入なし08/07/11 01:13 )


一年くらい前、私はあるホテルで清掃のアルバイトをしていました。
客のあまりいない所を中心にしていたので、接客嫌いの私にとっては、すごくいいバイトでした。
ある日、ウエディングドレスなどを置いてある階の担当になったのですが、そこには客はおろか従業員でさえも居ないというのに、視界の隅で黒い服(タキシードだと思います)を着た男性が足早に通り過ぎてゆくのが見えたのです。
ああ、ここの階の人なのだな、と思いつつ覗くと、そこには誰もおらず…。
背すじがぞっとしましたが、見間違えなのだと思い、忘れることにしました。

次の日、そこの階に行くと、またタキシードの男の人が…。
それ以来、違う階の担当にさせられたので、その人が誰なのか分からずじまいでした。
けっこうホテルは変な話をたくさん聞けるところですから、もしかしたらあれもそうだったのかな、と思います。

no.3393 ( 記入なし08/07/12 14:48 )


Aさん(男性の友人)の話。

その当時、Aさんは都営住宅に住んでいました。
その住宅は、同じ造りの部屋が左右対称になっていて、2軒で1棟という住宅です。

ある夜、彼が仕事から帰って来ると、隣の家でゴソゴソと人が動く気配が。
隣には一人暮しのご老人が住んでおり、いつもなら彼が帰宅する時間には寝静まっていて、何の音もしないはずなのに、その日に限って音がしたらしいのです。
「じいさん、トイレにでも起きたのかな?」そう思ってそんなに気にも止めず、その日はすぐに寝たそうです。
しかし、それから2,3日経っても同じ音が聞こえます。決まって夜の12時頃。

そしてあくる朝。
外が騒がしくて目が覚めたAさんは、庭に警察が来ているのを見てビックリしたそうです。
警察は隣の家に出入りしています。
外に出て、野次馬で集まっていた近所の人に尋ねてみると「お宅の隣のおじいさん、自殺してたらしいのよ」という答えが返って来たそうです。

no.3394 ( 記入なし08/07/12 15:14 )


小学生の時に一つ上の先輩のうちにアポ無しで遊びに行った 
時の話。先輩の家行って数分後に先輩の母親が帰ってきて、訳が 
分からない言葉喋りながら自分と先輩がいる部屋に入ってきた。 
先輩の母親は焦りながら「あっ!友達来てたの!?」と気まず 
そうな感じだった。俺は軽く挨拶したけど、先輩がいきなり俺の 
胸ぐらを掴み「・・今の事は誰にも言うなよ・・さっさと帰れ」 
と怖い顔と声で脅され訳も分からず先輩と先輩の母親が俺に睨み 
を効かせる中、帰された。結局、親には言わなかったけど学校で 
先輩と逢う度に俺の事を睨み付けて「あの事は言うなよ」と 
しきりに脅され続けた。訳が分からないけど怖いから「言って 
ない言ってない」とは言ってたけど。で、小学校を卒業してその 
先輩と出会う事は無くなり脅される事も無くなった。で、大人になりあの事を思い出すと「あれって朝鮮語 
かなぁ?」って感じがする。名字も成り済ましの朝鮮人が使う 
ような名字だったし。とにかく朝鮮語を聞かれた時の2人の殺気立った顔とその場の 
空気は今でも忘れない。

no.3395 ( 記入なし08/07/12 15:45 )


http://ime.nu/s01.megalodon.jp/2008-0707-2331-21/page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/113751159

no.3396 ( 記入なし08/07/12 22:14 )


僕も、ちょっとした事だけど不思議だと思ったこと書かせてもらいます。
あれは1992,3年頃の10月です。僕は都営住宅の1階に住んでいました。
ある朝、トイレに入っていると、隣のおばさんの声で「寒い、寒い、こんなに寒くて死んじゃうよ」という声が隣の玄関先から聞こえてきました。
10月とはいってもまだ初旬で、朝は冷え込む日はありません。
僕は、全然寒くもないし、何いってんだろう変だな、と思っていました。

それから2,3日して隣のおじさんが訪ねてきて「家内が亡くなりました」と言いました。
それは、ちょうど僕が、あの声を聞いた日だったのです。

おじさんの話では、奥さんは心不全で、夜寝てそのまま朝には息を引き取っていたそうです。
隣のおばさんとは仲があまり良くなかった僕ですが、自分が最後の言葉を聞いたみたいでなんか変な感じでした。

no.3397 ( 記入なし08/07/13 02:49 )


大学生の時に妹から聞いた話。

私の実家は神戸の田舎です。
妹は短大生の時に、家のあるとこから二つ目の駅の前にあるファミレスで、バイトをしていました。
ある日、私が大学から帰ってくると妹が「ねーちゃん、バイト先でお化けがでてん」と話してくれました。

話しによると、その店は午前2時まで営業していて、深夜は男性ばかりで働いていたそうです。
営業時間が過ぎ、最後まで残っていたA君が、従業員用の控え室に泊まろうとしました。
控え室の大きさとかは忘れましたが、大きな観葉植物と鏡があったそうです。

A君がふと鏡の方を見ると、鏡に映った観葉植物の横に血塗れの女の人がしゃがんでいたそうです。
彼は慌てて、近所の友達の家へ走ったそうです。

no.3398 ( 記入なし08/07/13 03:32 )


私の祖父の話。

祖父の奥さん、つまり私のお婆ちゃんは10年以上も前に病気で他界しました。
その1週間後?、祖父はこんな事を言ったのです。
「死んだ婆ちゃんが枕元に立って、何か言っていた」と。

そして、花輪の飾ってある部屋から夜になると花輪の揺れる音が聞こえるとか。
祖父いわく「おまえ達の事が心配なんだろう」と。
その話以来、私は毎月1回は仏壇に手を合わせるようになりました。

no.3399 ( 記入なし08/07/13 03:41 )


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