37歳フリーター正社員の道

昨日の会社は、結局ダメだった。具体的な話を進めていく過程で、勤務地が地方で、引越しなければ通えない。引越の費用や転居先アパートも自分で探さなければならないなど、色々問題があり諦めた。

実際に転職（就職）活動してみて本当に厳しいと実感している。私自身、学歴もないし、華麗なキャリアもない。お金にならない知識はあっても、お金を稼ぐための知識は余りないので仕方がない。
とりあえず、バイトしているので今の生活を維持する事は問題ない。良い出会いがある事を期待し、安易に妥協せず粘り強く良い条件の会社を探そうと思っている。

今日は中堅企業の面接試験。役員の方から、会社について色々な話を聞いた。感触は良かったが、さてどうするかなあ・・・

この会社、外資系で歴史は浅く、会社組織としては発展途上、待遇面については、完全実力主義の年俸制である。話を聞いた限りでは堅実そうな感じもするが、今は積極的に中途採用によって体裁を整えているようである。将来的に不安な面もあるが、私の貧弱なキャリアを考えれば、多少冒険でもあるけど悪くないのかなあ・・・など悩んでいる。

すべてが完璧で理想的な会社など存在しないし、ダラダラしていても仕方がないので、最終的にはある程度、妥協して決めなければならないと思っている。

肉体労働系バイト2週間目の疲れからか昨日の夜から夕方まで熟睡した。筋肉の疲労感が強いので近所の銭湯で黒湯に浸かりながらのんびり過ごしてた。

私の住んでいるアパートの近くには、番台があり富士山の銭湯画（ペンキ画）が描かれている昔ながらの銭湯がある。ここの銭湯のお湯は地下から汲み上げられた黒湯で、私の思い込みかも知れないが、筋肉痛などには良く効く気がする。昔は人で溢れていたというこの銭湯も、今では近所の一部の人しか利用していないようで寂しい限りである。

バイトに、就職活動に昼も夜も忙しい日々が続く、苛酷な肉体労働系バイトも２週間経過した。このバイト、重さも形もバラバラな荷物をベルトコンベアに載せて、行き先別に仕分けするという単純な仕事だが、この荷物が曲者で、鉛が詰まった段ボール、石が詰まった段ボール、米袋など、30kg近い荷物を持ち上げてベルトコンベアに載せなくてはならない。この単純な作業を8時間殆ど休みなしに続ける。全身汗まみれの作業である。こんな苛酷な仕事なのでアルバイトを募集しても、人が集まらないし、一日で辞めてしまう人が多いようである。

どんな仕事にせよ、お金を稼ぐという事は大変な事である。

就職活動の方は、焦りはあってものんびり構えている。月曜日に中堅企業の役員と面接試験がある。そこは、試用期間もないので安心である。毎週色々な企業にエントリーして、良い出会いがあればと思っている。

ここ最近、面接して感じるのは、首都圏の景気ものすごく良い（田舎と比較すると）という事である。中小企業の中には、年収600万以上という条件提示するところもあったが、ベンチャー的な要素が強い企業なので辞退した。

やはりある程度、堅実なところで、年収は400万もしくは350万ぐらいからでも良いと思っている。そう言えば私が20歳の頃の新卒での年収が400万ぐらいだったから、なんとも言えないが・・・

就職活動において給与面での交渉は、何となく言い出しにくいが最初が肝心である事は確かである。

肉体労働系のバイト（8時間勤務）を何とか5日連続勤務した。週末は2日間休みである。週休2日にしたので一ヶ月働いても、それ程稼げるわけではないが、バイトの時間帯が深夜なので、昼間はフリー、その空いている時間を使って就職活動している。

それにしても、私自身37歳で体力的に肉体労働が辛いと感じるが、今の職場には、40代、50代、60代の人達で、会社が倒産したり、リストラされたりと事情は色々だが、そういう人達が大勢働いており、その中では、30代の私はまだまだ若手である。まさに社会の縮図だと思う。

それでも、このバイト、屋内作業なので雨風に当たる心配はない。前にガソリンスタンドでバイトしていた時は、雨が降ったら大変だった。

このバイトの唯一良い点は、運動不足にならない事である。（笑）

今日から9月、何とか今月中には、自分に合った会社を見付けて、このフリーター？生活から抜けたいと思っている。

日曜日から近所で肉体労働系のバイトを始める。結局、求職活動していても、空いた時間がもったいない。とりあえず毎日お金を稼いでいれば、お金の不安からは解消される。そのバイト、出たい時に出れば良いという感じなので、楽な面もある。それでも内容的には重い荷物を運ぶのでハードである。

昔、平日に事務仕事しながら休日にバイトしていた。倉庫内作業、ガソリンスタンド、ホテルでウエーター（配膳）など色々やった。比較的に時給の良いバイトをやっていたので、どれもハードであった。

今回、久しぶりの肉体労働だったので、仕事はただただ辛いだけだが、お金の為と割り切って頑張っている。

求職活動の方は、特別進展していないが、昨日、人材紹介会社２社を訪問して、話を聞いてきた、とりあえず紹介して頂いた幾つかの求人にエントリーした。

また、来週、別件でエントリーした会社の面接試験がある。ここは本命ではないが、技術的な相談メールから試験を受けることになった。

バイトと求職活動で、寝る暇がないほど忙しい状態が続いている。

�@誠実で堅実な経営姿勢
会社が安定していないと安心して働けない。

�A正社員（試用期間なし）
隠れ人材派遣会社に引っかからないよう注意。

�B給料（世間並み）＋ボーナス（年2回以上かつ世間並み）
安い給料条件で譲歩すると後で苦労する。歩合給に注意。
会社の誠実度による。

�Cキャリアおよび役職
キャリアがあれば、次に転職するような事態になっても、転職先を見つけやすくなる。37歳という年齢を考えれば当然マネジメント能力も重要になる。入社してすぐは無理でも、そういう事を任せてもらえる会社を選択したい。

�D休日
休日と（キャリア／給料）は相反する条件である。民間会社では両方を満足させる事は困難だと思っている。特に私の職種は残業が多いので、会社選びでは重視していない。今後10年ぐらいは過労死しない程度に働くつもりである。

�E人間関係
年下で生意気な上司が居るかも知れないし、どうしてもそりが合わない奴はいるかも知れない。それを気にしていたらどこにも就職出来ない。37歳色々人生経験もある。嫌な奴は、適当に煽てて受け流して行くしかない。時には馬鹿およびボケを演じる事も大事である。みんな良い人なんていう職場は稀だと思っている。

企業にとって、37歳はそれなりに色（プライド）に染まっていて使い難い。兵隊として使うなら20代の方が色に染まりやすくて適当に煽ててこき使える。実際、私も20代の頃は酷い条件でこき使われた。

もう20年近く前の事だが、学校を卒業後、新入社員研修として具体的な内容を一切知らされず、バスに乗せられて連れて行かれた所が、富士山の麓にある管理者養成学校だった。この研修施設の存在は、以前から知っていたし、山田太一のドラマ「ふぞろいの林檎たち」でもこの研修施設が描かれていたが、私が体験する事になるとは夢にも思わなかった。その学校に入ると、紺のパンツに白い服を着せられて、外界との連絡を遮断され、夜中に40km歩かされたり、変な歌を大声で歌わされたりしたと散々な体験をした。

管理者養成学校もしくはその他のセミナーを頼りにする中小企業経営者は多いと聞く。転職先でまた行かされないかと警戒している。

こういうセミナーすべてに言えるが、個人のプライドを潰して、その企業にとって従順な犬に仕立てる事を目的としている。変なプライドは転職の妨げになるが、だからと言って自分を安く売るのも考え物である。

20代に比べれば年齢的には圧倒的に不利であっても、その他の部分（今までのキャリアや人生経験）をアピールして出来るだけ高く売り込みたいと思っている。

逆に言えば、時間は掛かっても出来るだけ高く自分を買ってくれた企業に就職したいと思ってる。

なんだかあんまり嬉しくないけど、37歳トリオに認定されたようだ（笑）

今日は、朝から良い天気だが、相変わらず求人票と格闘している。それにしても私の住んでいるところは、静かな住宅地のなかにあるアパートで、隣近所とは面識があり、毎日のように昼間からブラブラしていると、何となく気まずい感じもする。

本当は８月中に決めようと思っていたが、今一つ良い条件の求人がない。それにある程度時間を掛けて見ないとどんな企業かわからないし、年中求人票を出しているような企業は避けたい。

楽観的に考えれば９月になれば、良い会社が見つかるのではないかと考えている。新卒の学生だって就職活動に半年以上掛ける。中途であってもそのぐらいは掛かるかも知れない。結局、良い会社にめぐり会えるかは運としか良いようがない。

そんな事を考えながら適性検査対策（頭の体操）をしてる。（笑）

もう８月も終わりに近づき、そろそろ本命を決めて勝負しなければならないと思ってる。月末になると色々支払いもあるし、無職もそろそろ飽きてきた。

求人を見ると、なかなか惹かれる会社もあるけど、中小企業で待遇が今ひとつだったりする。中小企業が悪いわけではないが、若いうちであれば、業績が悪くなったら転職すれば済むが、また10年後に就職活動なんていう事態は、やはり避けたいし、安月給で我慢するのも辛い。中小企業の場合、求人票に書いてある待遇は余りあてにならない。また試用期間何ヶ月と書いてあるような求人も若い時なら良いが、今はそれほど暢気に構えている余裕がない。色々考えるとなかなか決められないが、慎重に考えて決めたいと思ってる。

この掲示板でも、人生を悲観して自殺を選択する人がいるようであるが、どんな人生でも良い事は必ずあると思う。私には自殺する人に生きる希望を与える事は出来ない。

人間は本人の意志とは無関係に何時かは死を迎える。私の両親は生きることを望んでいたが、病魔により死の宣告を受け、死の恐怖で、大きな声を出して泣いていた。あんな弱々しい両親を見たのは初めてであった。世の中には生きたくても生きれない人もいる反面、簡単に死ぬ人もいる。無情としか言いようがない。

私の幼なじみも最近、自殺した。私だってもう人生の半ばを越している。父が亡くなった年齢まであと20数年しかない。そんなに死を急がなくても、自然に死ぬまで待てば良いのにと思った。

最近も私の同級生が煉炭自殺したという話を聞いた。そんなに死を急がなくても良いと思う。急がなくても誰でも自然に死ぬのだから。

私の隣に住んでいる婆さんは、97歳で元気に生きているけど、身体が思うように動かないし、一日中家に篭りっきりだから早くお迎えこないかなんて言ってる。それでもなかなかお迎えはこない。ボケようが寝たきりだろうが、その時になるまでお迎えはこない。私の両親は、その婆さんに比べると30年以上早くお迎えが来てしまった。

昔、ヨーロッパを放浪していた頃、夜中、田舎町の駅を降りたら、ストリートチルドレンが麻袋をかぶって、固まって寝ていた。また、小学生ぐらいの少女がお金をもらって売春している現場を見たり、駅では20代前半ぐらいの若者が、大の字で寝ていたり、日本もそれに近くはなっているが、まだまだそれに比べるとましだと思う。

首都圏では頻繁に人身事故が起きているが、人間なんて死ねばその存在はすぐに忘れ去られる。どんな人間でも生きていれば何かしら良い事あると思うんだけどと自殺願望の全くない私は思う。

こんな事書いても自殺しようとする人が思い留まるとも思わないが、ふと思った事を書いてみた。