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駄目日記


 ■ 2006/03/15 (水) 特攻の拓


ブックオフで特攻の拓を数年ぶりに読んでみた。
ギャグ漫画じゃないのに真面目な場面で結構笑ってしまった。
拓の自意識過剰ぶり、虎の威を借るような卑屈な態度と気持ちにイライラした。
そして思った。「ああ、少年漫画だ。」
俺にも、これを心底カッコイイと思い、主人公に心から共感できた時期があったんだな。
当時、社会人で大人である作者は嫌々描いてたのかも。





 ■ 2006/03/13 (月) 何で生きてるんだろ


人間との出会いが人生そのものなら、
今まで全く人と心から共感したり触れ合ってこなかった俺は何で生きてるんだろ。
空気みたい。
「生きてて楽しい?」とか昔良く言われたけど、
確かに全然楽しくないわな。
寂しいなぁ。。寂しさに慣れる事は無いみたい。群れるように出来てる動物だもんな。
でも、現時点で俺と世間のズレは、ほぼ修復不可能っぽいんだよなぁ。。
もう23歳の大人だもんな。こんな事ウジウジ言ってる年齢じゃないんだよな。
同年代は友達とか恋愛とか、そういうものを一通り経験して、次の段階に進んでるのに、
俺はいつまでも中学生みたいな精神年齢で何やってんだって感じ。
既に現実に心を向ける事を無意識にやめてる気がする。
漫画や小説、ネットを見て逃避する事の方が・・・・

あれ・・・書いてて気付いたけど、現実逃避は今始まったわけでもないな。
現実に正面から向き合って立ち向かった事なんてなかった。
そういえば小学生の頃から空想癖があった。
一人ぼっちの下校では頭の中で空想に浸りながら歩いてたな。
休み時間も小説ばっかり読んでた。
あの頃は友達と遊ぶより小説の中の世界の方が面白く感じたんだ。
空想の世界に意識を置き続けて、現実を見て見ぬ振りして生きてきた結果が今の俺か。
なるべくしてこうなったんだ。
なんかすっきりした。これが俺なんだな。



 ■ 2006/03/07 (火) どうしよう


採用決定しちゃった。
ああー、この無職ライフも今週で終わりか。
名残惜しいのう・・・
嬉しいような、嫌なような、怖いような、そんな気分。



※追記
この後、結局採用を辞退した。



 ■ 2006/03/05 (日) なにやってるんだ


部屋を掃除していたら6年程前に買ったエロゲが出てきたので、
久しぶりにインストールしてプレイしてみた。

泣いてしまった。

23にもなってエロゲやって感動して泣いてしまった。

だって良く出来てるんだもの、このエロゲ。


しかし、今週の火曜日に面接で筆記テストがあるというのに、何やってんだ俺。
勉強してない、面接の練習もしてない、履歴書も書いてない。
さすがに最低だな。今から履歴書だけでも書こう。



 ■ 2006/03/03 (金) 何故だろう


俺の家は決して金持ちではない。
20年前のストーブを使い続け、ウニクロで服を買う、そんな家だ。
なのに、何故か「ボンボン」と言われる。
特に初対面のおっさんに言われる。
エアコン修理に来たおっさん。面接官のおっさん。
世間話をしていると、突然言われる。
「大事にされて育てられたんやな」「ボンボンやな」
どうやら俺は笑うと童顔になるらしい。
男前でキリッとした童顔だと良いんだが、俺の場合はふにゃけたデブの童顔。
通りすがりの女に「赤ちゃんみたいでキモイ」と言われた事もある。失礼な。
やはり内面の幼稚さが滲み出ているのだろうか。
うーむ



今日は少し勉強した。
来週の面接で簡単な筆記テストがあるというので、
とりあえずダンボールから中学の数学問題集を出してきて解いてみた。
半分ぐらい解らなかった。
さすが俺。




 ■ 2006/03/02 (木) ぐわーめんどくせー


親にばれたー。
一ヶ月過ぎても給料貰ったと言い出さない俺を見て、
会社に電話かけるとかいきなり言い出したから、もう隠し切れなかった。
成人してる息子の事でそこまでするか普通。過保護すぎる。
毎日ハロワ行ってた事、何回か面接受けてた事、
仕事決まってから話すつもりだった事を全部喋った。
予想通り、軽くショックを受けた様子ながらも半笑いで許してくれた。
でも、俺はその変な甘さが嫌なんだ。

あーあ、めんどくせー。
これだ、戻ってきた。この精神状態が嫌なんだ。たまらなく嫌。
家の中でビクビクして気を使う感じ。
尻尾を握られた感覚。
俺を自立をさせまいとしているようにさえ思える。
俺を放っておいてくれ。変に気を使うな。構うな。



 ■ 2006/03/01 (水) ううむ


面接の日時が決まった。
25日の日記に書いてある求人とは違うが、中々良さそうな求人だ。
ただ、問題は所持金が現時点で200円しかないという事だ。
このままでは面接に行く時の電車賃すら無い。
親に仕事を辞めていることを正直に言って電車賃を出してもらうか、
それとも黙って親の財布から電車賃を拝借するかどうか。
あれが居なかったら結構すんなり言い出せるんだけどな。
あれに俺が仕事を辞めてる事がバレたら、いい攻撃材料が出来たとばかりに、
俺を見下し、馬鹿にし、ネチネチと言ってくるに決まってる。
言い返したらヤクザみたいな怒鳴り声で逆ギレしてくる、理屈の通じない馬鹿。
しかも、俺だけじゃなく、関係の無い母親にまで俺の事で攻撃するから嫌なんだ。
ああ、また愚痴ってしまった。
もう『愚痴日記』に名前変えようかなw



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