綴っていく

現在の職場はヌルい。

事務所では暇なのかお喋りばかりしている。
現場でも出来ない奴はいつまで経っても出来ないまま。
入職後１年以上も経っているのに夜勤を任せられない職員なんてもいる始末だ。

一部の権力者が「ユニットケア」なんてもんを掲げているのだが、
まるで機能していない。
また言いだす奴に限って、仕事が遅い。いい加減。
だってさ、普通のケアが出来ていないんだもん。ユニットケアはその後のオプション
でしょう？
何年も前から準備してサービス残業で会議して・・・この有り様である。

先日応募して採用された施設は規律が厳しそう。
仕事もキッチリこなさないと村八分にされちゃいそうだ。
ぬるま湯施設で惰性で働いてきた俺に務まるのだろうか？

まだ時間はある。じっくり考えよう。



休憩時間に喫煙所で一服キメていると厨房からｽﾈｰｸが出てきた。

ｽﾈｰｸは俺に、「何サボってるん？」「すみませーん！この人サボってまーす！」
などと俺をイジってきた。

俺「休憩中だよ！それにクソ女がいるんだろ？バレたらやべーだろ！」

ｽﾈｰｸ「中で盛り付けやってるから大丈夫だよ」

ｽﾈｰｸは職場で俺のことを一番よく知っている人間だ。
クソ女だけじゃない。他の連中に俺とｽﾈｰｸの事を悟られてはいけない。


今日もｺﾘﾝと少しメールした。
他愛もない内容である。

ｺﾘﾝは不思議でカワイイ子。
同性には、女の子っぽい、って評価されている。
いつも俺は緊張している。

○美は純粋で優しい子。
いつも俺は飾らない言葉で〇美と会話する。
〇美がいると落ち着く。

先日のメール。
「会いたいよ」が頭から離れないでいる。

俺もヌルい。

○美と肉�Aが俺のユニットに来た。

面接を受けて採用になったことを○美と肉�Aに話した。

○美が、「本当だったの？考え直せよ」って俺に言う。
私服に着替えた○美は可愛らしい。
異動して少し痩せた様な気がする。

○美「何？○○○（クソ女）の事が原因なの？もう忘れろよ！」

俺「そんなんじゃねーよ。あんなの忘れた。自分の中では消去済みだっての」

○美「でもライブは行こうね！」

俺「当たり前だろ。高いチケット買っちゃったんだし。」
○美を見ていると淋しい気持ち。考え直そうかとも思う。

肉�Aは、「光砂今が考えて出した結論なんだから仕方ないよ。」と大人の発言。
俺は肉�Aにｺﾘﾝのことを相談している。彼女も複雑だろう。

しばらく３人でお喋りした。
ここもそんなに居心地悪くないかもな。

仕事に対しても煮え切らない俺である。

ｺﾘﾝのこと。
腐れ縁の友人に相談した。

友人「３回も映画に行って何も無しかよ？相手だって待ってるんじゃねーの？
光砂今って中学生みてーだな」

以前、肉�@に同じようなこと言われたのを思い出した。

友人に言われた内容をパー子に話してみると、

パー子「あー、それはあるかもね。ｺﾘﾝだって待ってるかもしれないよ！」


俺は先日面接受けた施設にお世話になろうと思い始めている。

告白したら結果はどうあれ辞めよう。



そして、
他フロアに異動になった○美からメールが着た。

「○○○（光砂今）󾬍

会いたいよ󾌾」と。




俺だって会いたいよ・・・



クソ女、ｺﾘﾝ、○美。

俺ってヤツは全てが消化不良のまま職場を去ることになるかもしれない。

面接行ってきた。

特養で新規オープンのとこ。
通勤時間は自宅から車で２０分くらいかな。

久しぶりのスーツに袖を通しネクタイを締めて自宅を出発。
約束の時間の10分前に到着。

応接室に通されて３０分ほど待たされる。
施設長と事務長が面接官である。
いかにも「介護」って感じの二人である。

前職の営業時代のことを延々と質問された。

年収は現職とほぼ同等。休みは圧倒的にこちらが多い。
しかし施設内禁煙である。
休憩時間にタバコも吸えないってのが痛すぎる。

口頭で採用されたが、「現職場のシフトの関係もあるので・・・」と
１ヶ月ほど時間を頂いた。



ｺﾘﾝについては、パー子と肉�A、ｽﾈｰｸに相談している。
俺の知る限り、女性は恋愛相談が好きである。

3人のご意見をまとめると、

パー子：自分の気持ちを素直に伝えるべき。

肉�A：焦るな。もっと皆で出かけたり、映画でも行ってから気持ちを伝えるべき。

ｽﾈｰｸ：ｺﾘﾝは不思議ちゃんだから分からない。でもイイ感じじゃん。

こんな感じである。

ほとんどの人間がこの試練を乗り越えて恋をして結婚してるんだよね。
考えてばかりで手を拱いている俺にはその資格すらないのかな。
結局さ、自分が傷つくのが怖いんだよね。

遅番勤務が終わり速攻でコリン宅へ迎えに行く。
仕事時のコリンはいつもノーメイクだけどお出掛けの時はメイクアップしてくる。
服装もショートパンツで決めてきた。

カワイイ…

コルンを車に乗せていつものショッピングセンターへ行く。

マレフィセントはレイトショーで21:30から。
コリンと映画観にいく時は、いつもネットで前売り券を買い良い席を確保しておく
A型の俺である。

上映まで時間があるので2人で雑貨屋を物色した。
コリンはセーラームーンが大好きな不思議系である。
セーラームーンのCDとキーホルダーを買っていた。

それから食事。
和食店で食事した。

食事を済ませていよいよ映画鑑賞。
マレフィセント 、俺的には良かったです。
なんつーか、世界観が良かった。
コリンも隣で笑ったりしてた。

映画が終わってお互いの感想や、次回は思い出のマーニーを観に行こうとか、
ハンターハンターの話をしながらコリン宅に到着。

まー、今回も何の進展も無し。

２人で映画は今回で3回目。
スネークの言葉が引っ掛かって何も出来なかった…

俺って奴はホントにダメだな…

コリンと同世代のスネークにも相談してみた。

職場では全く接点が無い様に見られている俺とスネーク。
お互いにメールの頻度は1番高い。

「コリンは光砂今のことなんとも思ってなさそう(笑)」

パー子と違う見解である。

俺「じゃー、俺ってスネークから男としてどう見えるのさ？」

スネーク「身長たかいでしょー ワイルド系でしょー うーん
ちょいワルな雰囲気？」


ワイルド系って？
それって褒め言葉なのだろうか？
ちょい悪？

なんだそりゃ？






来週にも転職したい施設の求人に応募する予定だ。

○美には止められているが…
今の職場は限界。
コリンの結果云々ではない。
辞めるつもり。

今度はディズニーランド行った。
参加者はってーと、○美、肉�A、ｺﾘﾝ、クソ野郎、俺。

ﾃﾞｨｽﾞﾆｰは楽しいぜ！
開園から閉演まで楽しんだ。

５人で行ったので乗り物系は１人余ることになる。

ほとんど自然に、〇美＆肉�A、俺＆ｺﾘﾝ、クソ野郎って組合せだった。
クソ野郎には悪いが仕方ない。

キャラクターと写真撮ったり、お土産買ったり、ワンス・アポン・ア・タイムは抽選外れたけど素晴らしかった。是非また見たい。

今回も帰宅は午前様。
次回はハロウィンに行く予定だ。


今もｺﾘﾝと俺は普通に会話する。
ﾃﾞｨｽﾞﾆｰの話とか、ハンターハンター、ワンピースの会話で盛り上がる。

俺：「マレフィセント、って映画が公開されてるね。面白そうだよね？」

コ：「あ、あたしも観たいです♪」

俺：「では行きましょうね」

コ：「ＯＫですよー☆彡」

って感じでまたｺﾘﾝと２人で映画に行くことになった。

次回で３回目の２人で映画です。


果たして脈はあるのか？
ｺﾘﾝ編再開。

パー子に相談したところ、
「脈あり。嫌な人とは映画なんて絶対に行かないよ」とのこと。

ただ、「ｺﾘﾝは不思議ちゃんだからね・・・」とも。

読者の皆様の意見を伺いたいです。