犬以下の生活

先日、行きつけの立ち飲み屋に寄った。

そこは７０代のママ（？）と６０代ぐらいのオバハン２人の３人でやっている。
こういう店は大概、一人呑みの場合はお大尽でもないかぎり１０００円前後でカタがつく。
なので、万券を出すとお釣りに困る。というか、物凄く嫌がられる。
ちょうどその時、財布を覗くと万券が１枚しかなかった。
何とか小銭をかき集め、ピッタリで払うことが出来た。

その後、ダイソーに行って２個の買い物をしてレジで万券を出したが、「１０００円札はお持ちじゃないですか？」と聞かれてしまった。
確かに迷惑なのは分かるが・・・。

万券ってみんな大好きなんじゃないのか？こんなにも万券が嫌われ者だったとは知らなかった。

などと皮肉を言ってみる。

その後、２軒目の立ち飲み屋に寄ると、多分私と同じ歳ぐらいの女が一人呑みし、やたらと店員の兄ちゃんに絡んでいる。
立ち飲み屋に一人で来ている女というのは私の経験上、あまりタチの良くないのが多い。

都会のお洒落な店なら女の一人呑みも珍しくないのかもしれないが、こんな場末の酒場で女一人で呑んでいるのは要注意だ。

店員の兄ちゃんは、昔ちょっとヤンチャしてました的な雰囲気の、わりとイケメンな感じはする。
女は「エグザイルの○○に似てる」と何度も連呼し、支離滅裂なジャンルの酒の呑み方をしていた。
更に、隣で呑んでいたオッサンにも絡みだし、やたらめったらなついていた。
オッサンが店を出ると、帰るなと言って数百メートル抱きつきながら引き留めに行っていた。

こんな光景を見かけるのは一度や二度のことではないが、まあ何というか、酒は飲むとも飲まるるな・・・ということだ。