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犬以下の生活Author:泥酔者 ( Profile ) 金が無くても失う物は何もないが、プライドを無くせば全てを失う |
■ 2010/09/24 (金) ふるさとは とおきにありて おもうもの |
ご無沙汰しております。
先日、久々に両親が私のアパートに訪ねて来ました。 両親が来た時の定番は、近所のスーパーに買い出しに行って食料品や酒などおごってもらい、その後、回転寿司で昼食をおごってもらうといった感じです。 前回、実家に帰ろうかどうかという話をしたと思いますが、今回両親が来てから色々と考えるところがあります。 数年前、両親の1千万の金を兄と500万ずつ分けて郵便局の定期にしました。 両親の死後、両親の名義のままだと色々と手続きが煩雑だろうということで生前にあらかじめ名義を変えておこうというものでした。 当然、この500万は私の名義にはなっているものの私の金ではありません。通帳と印鑑も両親に渡していますし、私自身、この金は有事の際のものなので普段頭の中に留め置くことすらありませんでした。 父が少し離れ、私と母の二人になった再、父が「あの金(500万の定期)を私が使っているのではないか?」と疑っている発言をしていると母から聞かされました。 以前からも母から愚痴でよく、「最近父はことさらに金に汚くなった」「金のこととなると目の色が変わって怒り出す」などと聞いていました。 父は10年前ぐらいに軽い脳梗塞を発症しており、幸い体には顕著な影響は出ませんでしたが滑舌が悪くなり少し酔っぱらいのような喋り方になってしまいました。 その頃から次第に幼児回帰というか、昔の父からは想像出来ないぐらい短気になってしまい、公衆の面前でもいきなり些細な事で母を怒鳴りつけることがあるようになりました。痴呆は全くないのですが・・・。 疑いがかかっている話を聞いた時、そういう経緯もありますし、特に父を腹立たしく思うことはありませんでしたが、何というか寂しいというか情けないという感覚を持ってしまいました。 そもそも私が独り暮らしを始めたのは、いい年をして実家でノウノウと甘い汁を吸っている状態に歯止めをかけるためのものであり、ダイレクトには言いませんでしたが、母もよく「家借りて出たらどうだ」と言われていました。 離れているからこそ相手を心配する気持ちが芽生え、それが優しさに繋がっているのではないかと思います。 今は「早く帰って来い」と言われていますが、30半ばの独身中年が今さら出戻って両親と同居し始め、それが日常になると、必ずまた嫌気がさしてきます。確実です。 タイトルの言葉、本当にその通りだと何度も実感しています。 踏ん張れる限りは、独り暮らしを続けていくべきだと改めて思い直しました。 |
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コメント
こばひろ その通りです。30過ぎたおじさんが.親と同居する必要はないです。 (10/09/27 23:18)
ここへ それなら一人暮らしを続けたほうがいいですね。 (10/09/24 04:03) |
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