勇気

　昨日は自己嫌悪の泥沼にはまってしまいましたが…ネットでたまたま見つけた大学の講義が興味深かったです。

　

　
　自己嫌悪のメカニズムと、そこから抜け出す方法について。

　自尊心の低い人は、自己確証動機（自分と同じ自己像を、他者にも求めること）によって、無意識的にネガティブな評価を欲しているらしいです。
　自分の評価と逆の評価（ポジティブな評価）を聞くと、自己確証動機が混乱して、疑う。良い評価が本当かどうか、わざわざ確かめて、拒絶される体験を重ね、さらに自尊心が低くなることもあるとか。

　恋人に「本当に私のこと好き？」と繰り返し聞く行為。まさに。
　耳が痛いです。

　さらに、マインドセット（意思決定するときの心構え）というメカニズム。これは熟考する段階と、実行する段階の２段階。低自尊心者の特徴として、実行する場面になっても熟考が止まらず、あれこれ考えてしまう。これが良くないらしいです。

　
　○実行の段階に入ったら、「もう考えるのは終わり」と意識的に区切りをつける。
　

　考えても無意味なときには、自ら自分にそれを教えてあげる。
　当たり前のことのようでできていなかったので、妙に納得してしまいました。


　あと面白かったのは、低自尊心者の自己確証動機の作用。
　良いとも悪いとも判断しかねる評価の時には、ネガティブな評価を選択しがちだとか。これもなるほど。常に悪いほうに考えておくと妙に安心するのは、自己確証動機が満たされるからなのか…

　
　自分の思考のクセって、気付いて意識することで、少し客観性が保てますよね。
　原因を追究するだけで終わらない、実践的な話は大変興味深いです。


　今日はリセットして、また頑張ろうっと。