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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2015/05/31 (日) 人生相談


「きみの話はもっともだが、抽象論が多いのだよ。星野の話はつねに具体的なんだ」

「きみはたしかに選手の教育は出来るし選手もよく見ている。しかし“じゃあ阪神に”と選手を引っ張ってくるだけの政治力がなかった…星野はそれが出来るんだ。きみはツメが甘いんだよ」         (野村克也「ああ阪神タイガース」より引用)


僕は最近、人生相談の本をよく読んでいる
佐藤優、ひろさちや、西原理恵子、曽野綾子、美輪明宏・・・・
読んでいて気がつくのが、人によって質問者への対応が正論の紋切り型や
抽象論に終わっている事
「がんばって」では、何をがんばればよいのかわからない。



冒頭の文章は次にこう続く


星野は交際範囲が広く選手を捕まえるためのルートを持っているし『この人に話せばいくら必要で本人に渡すのはこれだけでも総額はいくら必要』ということまで計算するらしい。
そして選手本人についてもどういうアプローチをすれば乗ってくるか知っていて自ら条件も含めて直接口説き、自分の方に来るように話をうまく持っていく。そのうえで『高くつきますがよろしくお願いします』と球団首脳に談判するという。そうして、金本、伊良部、片岡、下柳らを手に入れた。


世間一般で言う「仕事」とは正にこのこと


ただ

私(野村)は『エースと四番を獲ってくれ』と要求はするものの『この選手が欲しい』という具体的な話は出来なかった。

では、ボヤキにしかならない






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 ■ 2015/05/23 (土) ヒロイン


昔、小学生や中学生の頃はかならずクラスに「ヒロイン」がいたものだ
美人で明るくて自然とクラスの中心になるような女の子が

今、あの子はどうしているだろう
懐かしいがほろ苦い、取り戻せない時間
彼女も五十を過ぎてもう子供も大学に入るくらいになっているだろう

眠れない春の夜更けにそんなことを思った
もう明け方の午前4時近い


この「無職コム」というサイトは30年後も存続しているのだろうか
あったとしても、その頃にはだいぶメンバーも入れ替わっているに違いないが

かんぱねるらさん、由香利さん、織田信長さん・・・
去っていった懐かしい人たちを思い出した


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ゆーと 夜明けの時間…青の刻ですね… (15/05/25 12:42)
伊藤 博文 同窓会も五十を過ぎるとその人それぞれの人生が浮き彫りになる。それにしても夜明けの空の青さは美しいね。 (15/05/23 13:46)
アイタルユウ 二十そこそこの時の小学校の同窓会で女子は皆、昔の面影なく垢抜けてそれなりに綺麗になっていましたが、当時一番人気だった子は昔のまま化粧も服も地味で控えめでしたが誰よりも綺麗で印象的でした。 (15/05/23 05:37)


 ■ 2015/05/15 (金) ボス


今の時代は「ボス」がいなくなった。

ボスというのは、威厳があって自然と人の上にたてる人
洋の東西を問わず、今は「貫録のある」人がいないようだ
それは現代の、お互い過度に干渉しない個人主義的というか
自分のところさえよければとりあえずオーケーみたいな風潮
と関係あるのかもしれない

国の大統領や首相は言うまでもなく、その国の顔
アメリカのオバマ大統領は、知的で性格もやさしい紳士だが
しかしアメリカという国のトップとしては少し役不足だと思う
昔のブッシュJr.は頭のほうは?だったが存在感があった
あの頃のアメリカは確かに世界のリーダーだった。
今のオバマ大統領は何をやりたいのか、やろうとしているのか、まったくわからない
結果、今のアメリカは「その他大勢」の中に埋没してしまって姿が見えなくなった。
それは韓国のパククネ大統領やフランスのオランド大統領も同じだ
今の世界のトップでそういうカリスマがあるのは
ロシアのプーチンくらいのものだろう








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伊藤 博文 そうかもしれない。しかし「顔」のない政治家ばかりというのも寂しいね。 (15/05/17 17:04)
まりあ 多くの有権者がボスを求めないからではないでしょうか。 (15/05/15 09:20)


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