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51歳独身の日記Author:ちょこのこ ( Profile ) 死ぬ気持ちもないけれど、生きる気持ちも起きない。 |
■ 2013/10/01 (火) 第十三話・・・「亡人」 |
男は自分の痛々しい姿を見ながら、空を飛んでいます。
暗闇の中に、わずかな光と霧でぼんやりとしか中に、ここまで旅してきた電車が確認できる。 初めて空から電車を見た。 すると、降りた時にはなかった改札がある。 しかも、その前には駅員が立っていた。 「切符をお見せください。」と駅員は無表情で言った。 「あっ、はい」 と男は切符を探した。 すると、ぼろぼろになった切符が見つかった。 差出すと駅員は笑顔になり「3号車でお待ちです。」と言った。 「誰かいるのか?」 3号車の方を見ると、なんだか懐かしいシルエットが……。 男はゆっくり近づいて行く。 それは、20年前に亡くなった父親だった。大好きな父だった。 当時、可愛がっていたが病気で亡くなった愛犬も一緒にいる。 「わぁ~」 涙が溢れて止まらない。 そういえば、この電車に乗ってすぐに車窓から見たのだった。 あの時は車両から見たが、今度は車両に乗っている。 男は頬をつたう涙をそのままに、大好きだった父と愛犬の元へ。 今度こそ、会えるのか! 20年前に言えなかった気持ちは伝えられるのか? 男の奇妙な物語、電車の旅もいよいよクライマックスへ つづく |
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コメント
ちょこのこ 意味深なお言葉いただきました。う~ん考えちゃうな。多分、絶対そうならないな。落胆させたらごめんね。今のうちに謝罪しとこm(__)mあっ土器土器ないね。 (13/10/02 11:05)
まりあ ふふふ。内緒にしておきます(*^黙^*;) (13/10/02 07:56) ちょこのこ まりあさん、そこでストーープ!あまり想像しないでヽ(´o`;ガッカリしちゃうよ。 (13/10/01 22:38) ちょこのこ うーさん、そんなに期待しないでください(^o^ゞコマってしまいます。あまり深く考えると、止まってしまうので浮かんだ通り思った通りラストまで行きますよ(^^)/ (13/10/01 22:34) ちょこのこ ひくいどりさん、息子にとって父親が亡くなることは、ただ悲しい以上のものがありますね。 (13/10/01 22:28) まりあ まさか…ひょっとして、、、、、○×なクライマックスでは(゜o゜) (13/10/01 21:46) うーさん あえてコメントせずにクライマックス楽しませていただきます。 (13/10/01 21:29) うーさん さあ、どうなっていくのでしょう?男の涙が意味するものは?? (13/10/01 21:25) ひくいどり 家族が死ぬのは悲しいですね(^^;死んでしまったら、また会いたくなるんでしょうね…。 (13/10/01 17:45) |
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