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爺放談


 ■ 2013/09/20 (金) 正論と矛盾


世論と言うものはかなり怪しいもので、その時節に起きた物事による世論がおおよそ大半を占め、それ以外は普遍的な諸問題による世論、統計学が要素の世論 などが世間をはびこる。

そんな中でも私が一番奇妙に思えるのが、平等と言うキーワードが軸になる世論だ。

現在この日本では自由を標榜している民主主義国家で、その中には「経済」「言論」「思想」「競争」その他あるゆる事柄に対してこの「自由」を享受している。

また、現在この事に関し、日本国民はこれを当たり前ぐらいに享受し、これらの事に少しでも不遇があればいきり立ったように不満を吐き出す。

それは経済的な問題であったり生活面での問題であったり様々だ。

ここで問題提起をしてみる。

平等と言う定義を決めることだ。

この定義づけはあまりに荒唐無稽なので三つの例を示す。


1、全ての始まりにのみ平等性を重視

2、全ての結果にのみ平等性を重視

3、始まりから結果に至るまで平等性を重視


こう定義づけすると分かり易くなってくる。


よく世間で騒がれている労働条件や賃金、そのほか学校生活内でのいじめ問題などなどは上記の例から見れば2番の例を重視した意見に分類されるだろう。

もちろん3番の例も入ってくるが世論を見てみると始まりはそれほど重視しているように見受けれないのでこれは省くが・・・

また、男女間の平等論者も2番に属する。

こうやって区分けしてみると見えてくることがある。


それは、「自由」という国家体制の中で現実的に可能な平等性は1番の例でしか有りえないということだ。


なぜなら結果の平等は人為的統制がなければ実現不可能なイデオロギーだからだ。


しかし人間は自分に不都合なことがあるとこの現実を無視し、2番の平等を声高に叫ぶ。

またそれがさも真実が如く、正義が如く世間をまかり通る。

2番を声高に叫びたいのであれば「自由」を捨てなければならない。

しかしそんなことを知ったうえで叫んでいる人はほぼ居ないだろう。

自由も得たいし結果の平等も得たい。

そんなユートピアは人間社会には適合しない。



人々は正義と言う錦の御旗で「矛盾」と言うことに気づかず平然と論理破綻した文言を声高に叫んでいる。










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はいむるぶし まりあっち!何をおっしゃいますか!私の心のどこかには・・・まり・・・あっ!いかんいかんまた悪い癖が・・・^^ (13/12/13 14:54)
はいむるぶし 腐敗官僚さん そうだ!そのとおりだ!そして私は煩悩の塊なのだ!^^ (13/12/13 14:52)
まりあ あなた…心のどこかに、3の考え方があるんじゃないの。。1は満足、2はどちらでもなさそうだし。。(なんとなくですが) (13/09/21 09:31)
腐敗官僚 有史以前の狩猟採集社会が原始共産制であり、全てが平等な社会であったそうなwしかしながら、そんな社会では国家という概念さえ存在しなし、もちろん現代ではそんな社会は存在しえない。社会のすべてが不平等の塊なのだ。  (13/09/20 20:47)


 ■ 2013/09/16 (月) これも上から目線!


よく世間で言われがちな「外国へ行って視野を広げよう!」と言う様な言葉を誰でも一度は見たり聞いたりすることがあるだろう。

一見この言葉はごく自然でわりと当たり前な思考形態の一つで、この言葉にほとんどの人達は反論の余地はないように思う。

その理由の最たるものは、外国に行くことで自国の良さや悪い点などが見え、自己啓発に繋がるという趣旨だ。

私もこの意見には確かに同調するし異を唱えるつもりは毛頭ない。

確かに私自身、外国に行ってその趣旨通りの事を深く感じたし私の友人や知人にも力説したことが過去幾度とある。

ただ、私はこの説にはある一つの条件が加わってしまう。

その条件とは「経済的尺度がほぼ同等」と言う条件が入る。

要するに、経済的後進国にこれは当てはまりにくいと言うことだ。

なぜなら、海外に行く理由には仕事か旅行と言うことが大半な理由だろう、中には留学と言うこともあるがどちらにせよ、行く時の年齢がすでにある程度の年齢を経ているため、その人たちの思考は既にこの経済的に豊かな国の中で育まれた思考形態での価値観が深く存在するため客観性・道徳観・社会性が妙に歪められた視点でしか判断できなくなると思うからだ。

後進国、例えば中国に行ったとする。

中国に行くという時点で私たちはいくら最近GDPが日本を追い抜いたとはいえ中国の一般庶民の所得は日本には相当の開きがあると認識している時点でやはり経済的後進国と言うことをハッキリと自覚している。

その感覚で上海の様な経済特区を見たとき。

「凄い!日本は抜かれるかもしれない!」

「ここは日本よりもすごい!中国もすごいな!」

等のような感覚が大方で、しかし上海から離れて少し田舎の方に行ってみると。

「やはり中国はまだまだだな・・・」

「この様な環境でたくましいな・・・」

「インフラがまだまだ、中国政府はやはりおかしい・・・」

と思うことが多いだろう。

なぜそうなるかは当たり前だが日本基準で見るしまたそれが当然の思考経路だ。

しかしこれが同じ経済レベルの国、アメリカだと少し変わってくる。

マンハッタンを見れば。

「日本はまだまだだな!」

「素晴らしい高層ビル群だ!」

「世界一位の国はやはりすごいな!」

少し離れた田舎に行くと・・・・

「道が広い!」

「建築様式がやはり日本と違う!」

「自然が豊か!」

この違いが判るだろうか?

中国では根底が経済的視点が中心の感想を持つのに対し、アメリカでは経済的視点もあるがそれよりも文化の違いという視点が多く入り込み客観性を帯びた視点になる。


ある種の色眼鏡をかけた思考で物事を判断する事は往々にして見誤る。

その見誤った知識でいくら経験や知識を身に着けてもそれは自己啓発にはつながらない。

ただの経験をしたいというならそれは否定をしないが、それを自己啓発につなげることとするなら少なくとも同じ土俵で判断する事が重要なのだ。

特に国家間では経済的土俵は一番重要な事柄に位置する。

経済的上位の国から下位の国へ自己啓発を求める行為は、極論言えば。


健常者が障害者を見学するような行為に等しい。


文化が遅れた国へ行き、自分の国の良さを知る。

衛生面が行き届いていない国であえて食事をし、意外に食べれる!とか美味しいとか・・・

その国の人々が川で体を洗っている、排せつしている、それを見てさも「人間とはそもそもこれが自然なのだ!」とかを思う様な思考・・・

その様な人間が日本に戻った時、不潔にしている人間を見てどう思うのか?

駅でたむろしているホームレスたちを見てどう思うのか?


本当に自己啓発の為の経験や知識を身に着けたいなら自分と同等、いやそれ以上の立場にある者と対峙することに本当の意味がある。

それは何に対しても言えることだ。

スポーツでも勉強でも芸術でも、自分よりレベルの低い所では何の勉強にもならない、むしろそれどころか堕落してしまう。

精神性は別と考える人もいるがそれは綺麗事だ。

「衣食足りて礼節を知る」と言う諺にもあるように人間は生活もままならない状況下では精神性どころではない。

経済的豊かさが精神性の豊かさにも比例する。

ゆえに先進国の人々が後進国に何らかの影響を受けたとするなら。


それは利己的で偽善に満ちた思考であると思う。







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まりあ ありがと。現実的なコメント いいね!★★★★☆ 共有しようとするから歪んでも新しいことが発見できていいんじゃない。男でも女でも^^ (13/09/21 09:34)
はいむるぶし 腐敗官僚さん 以前貴方は私に「いったい何者?」とおっしゃっていましたが、私こそ・・・いったい何者??? (13/09/19 20:02)
はいむるぶし 記入なしさん まさにおっしゃる通りです。アメリカと言う国は白人至上の国です。白人たちの権益を守るために移民政策を取り続けている・・・ (13/09/19 20:00)
はいむるぶし まりあっち 人の本質は世界各国どれも同じようなものです。しかし価値観や社会性は時間の経過とともに世界各国それぞれです。それを共有しようとすると歪が生じます。慈しみとは同じ価値観、社会性の中でこそ共有できるものです。 (13/09/19 19:56)
腐敗官僚 ミグ戦闘機の体験試乗ツアーや体験射撃ツアーで海外へよく行くんですが、そういった分野に関しては日本が世界一の発展途上国ですねw 貪欲に自己啓発の為の経験や知識を身に着けたいと思うが余り、体験試乗や体験射撃の範疇を大きく逸脱し、操縦訓練や射撃訓練に近いレクチャーを受けている今日この頃です。 (13/09/16 23:56)
記入なし アメリカでも南部のミシシッピーなどの黒人ゲットーなど見たら人種差別凄まじいと感じた。海外に行ったら危険だが最底辺層が住むところを見れば日本はマシかなと思うようなところもある。 (13/09/16 23:05)
まりあ ヒトの本質はどこの国のニンゲンであろうと、そんなにかわらないものだと私は思います。。ヒトはITじゃないし、汚いし、醜いし、不完全だし、欠陥だらけ、矛盾だらけね…。だけどそんなニンゲンが私は大好きだし、私はヒトを慈しんだりしちゃいます(*^_^*) (13/09/16 22:27)


 ■ 2013/09/16 (月) 若い力!


以前から私はテレビと言うものをほとんど見ない。

世情はもっぱらネットから仕入れている訳だが、この一年以内の中でかなり話題に上っているのは日本経済を除くと日本人の右傾向化とそれにまつわる動画各種だ。

ネット右翼、ネトウヨと呼ばれている彼等の勢いはかなりの物で、最近ではその勢力の大きさからかアンチも多数出て、揶揄の対象とまでなっている。

私の年代では考えられなかったし言葉にすらできなかった「愛国心」を彼等はいとも簡単に言葉にし、それどころか先の大戦の事を賛美までする人も少なくない。

これも単衣にネットによる情報の多様化が大きな要因と察する。

昔は情報源と言えばテレビか本等でしか無かったために、発信者側の都合しかなく一方通行の情報しか与えられてこなかったのがこの進化はある意味では真実に近づけることが可能となったということだろう。

とりわけ目を見張るべきは、若い世代にこの進化した情報を取り込み、これを操る者たちが出てきたことだ。

確かに新しいものに飛びつくのは若い世代の専売特許だが、しかしこの情報、いわゆる歴史観や政治性のある事は若い世代には一番縁遠いものと思っていたからだ。

政治面では、政治家は悪いことをしている、金権政治、汚職の権化、企業は弱者切り捨て!弱肉強食!弱い者いじめ!歴史に関しては、興味が無い!どうでもいい!過去、日本はなんか悪いことをしたんだろ!ぐらいにしか見ていないとも思っていた。

それがどうだ!それどころか若い世代でこの諸問題に真っ向からぶつかってきている人達が新しい情報システムを駆使して発信をしているのだ。

男性もさることながら、この様な話題にほとんどが疎い女性たちの中からも出てきている。

その代表的な発信者に「KAZUYA CHANNEL」と言う動画がある。

私はこの動画をよく見るのだが、これが結構面白く、約2分という短い時間の中で時事ネタや保守的な持論を展開し、要点を分かりやすく時折ギャグを織り交ぜ誰にでも分かり易い内容でまとめてある。

これが現在かなりの反響を呼んでいるらしく、かなりの人気を誇っている。

私は以前からかねがね思っていたことがある。

「日本人はどうして自国の事に興味が無い上、これでもかと思うほど自虐的なのだろう?」と・・・

しかし、この状況を見てその答えが出たように思う。

それは、これまでの日本の教育およびマスメディアが如何に偏った、つまりどれだけ左翼的思想に偏ってきたかを物語っていると言うことだ。

しかし現在でもこの保守的思想者達に向け、罵詈雑言を投げつける人達も多く存在するが一昔に比べればどれほど改善、均衡が取れてきただろうか?

私はそれでもまだまだ世界の国々と比べれば、日本は左翼的思考が強すぎると思うが・・

ネットで今や批判の代表格となっている「韓国」などは「無条件愛国主義者」なる人達で占めた国柄だ。

理屈など関係が無い!我が国が最高なのだ!という国民性が日本人にはあり得ない思考形態だが実は世界の国々は韓国ほどではないにしろそれに近い思考形態を持った国々の方が圧倒的に多い。

その思考の善悪はさておきこの日本は異常なほどの自虐性だ。

しかしこれが新しい情報システムでわが日本もようやく取り戻しつつある。

それも若い世代で取り戻しつつあるということが実にすばらしい。

今いる古い思考形態を後生大事に頑なに守り続けている戦後アレルギーに毒された世代達は日本の表舞台から早く退いてもらい、この素晴らしい若い世代達がこの日本を背負っていく姿は、どんな評論家や政治家が正論をいう事よりも頼もしく・・・


出来れば彼等が日本の表舞台を歩き、世界に発信している姿を見れる時代まで生きたいものだ。







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はいむるぶし 腐敗官僚さん プロパガンダは何についても無いとは言い切れませんがこの現在の流れはそれだけでは説明がつかないほどの潮流となっていますよ! (13/09/16 21:57)
腐敗官僚 若い世代w 自民党政権のプロパガンダなんですけどね。 (13/09/16 15:01)


 ■ 2013/09/14 (土) 日出ずる国


少しタイミング遅れの事だが2020東京オリンピック招致が決まった。

これは日本経済に多大な追い風となるだろう。

なぜならこれは誰にも文句を言わせない大規模な箱モノ行政が出来るからだ。

過去を振り返ってみると日本が一番景気が良かった時期、いわゆるバブル期には鈴木都政による箱モノ行政が一般市民やマスコミからの妨害も無く遂行した。

これが今後7年間という時期に渡って誰はばかりなく東京に巨額な税金が投入される。

この影響は相当期待できる。

なぜならそれは即ちあらゆる業種に税金が投入される事になるからだ。

しかし、ただ一つ気になることがある。

それは今回のオリンピック需要に大きなカギとなるBIGプロジェクト「リニア路線事業」だ。

前回の東京オリンピックではそれに合わせて「新幹線」が開通した。

これは当時の日本経済の右肩成長に大きなけん引の役割を果たした。

この時から半世紀たって、次はリニアが日本経済をけん引する役割と期待するのだが、現実には2027年予定を大きく前倒ししなければならないし、事業費約8兆円以上とも言われるこの経費問題、それに今も問題となっている経路問題も残っている。

しかし、この諸問題も現政権下では可能であると私は信じたい。

もしこの諸問題全てが可能となれば、長く低迷し続けた日本経済も大きく飛躍し、7年後以降は日本経済もまた安定することだろう。

今思えば、バブル期以降この日本に幾多の苦難があった。

世界に比類なき長期デフレ、それに加えてグローバルスタンダードと言う規制緩和という悪政により安い資本への流出による空洞化現象や銀行業をはじめとする金融再編による弱体化、そして大震災・・・・

普通の国家では労働・金融パニック、国体を揺るがすほどのデモ、流通不全が起きても何ら不思議ではない事が何十年も続いているのだが、それでも一般市民は平穏を享受している。

それどころかここまで凋落した国家に世界の祭典であるオリンピックがまた開催地になった。

西側諸国の中でも4回目、実質上は5回目に当たるこの開催回数はアメリカ・フランスに
次ぐ実績となる。

この日本の底力には想像を絶するものがある。

その根底には日本の二次産業がどれほど世界に大きな影響と実績を積んできたか、どれほど技術と信頼を勝ち得てきたかを表していると思う。

それと一番大事なことは。


日本人として長い歴史の中から育まれたアイデンティティーと誇り、誠実さなどがこの様な国家を作り、この様な結果を出してきたのだ。


日出ずる国の未来は明るい・・・・・





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はいむるぶし 腐敗官僚さん お久しぶりです!お元気でしたか?腐敗の進み具合はいかがですか?もうそろそろ日本初のゾンビになりましたか?^^ (13/09/16 00:14)
はいむるぶし まりあっち えっ?少子化?じゃ〜まりあっち!微力ながら小生と一緒にはげみますか!これで私も日本のお役にたてる!^^ (13/09/16 00:11)
腐敗官僚 おや、これは珍しい方が…御久し振りですねw 東京オリンピック開催はIOCへのロビー活動の成果でしょうね。それ以上でも以下でもないと思いますよ。真夏の電力需要さえ、満たせず四苦八苦して、さらに全ての原発が停止しているような状態で、大量の電力を必要とする「リニア路線事業」なんて不可能じゃないですかね。しかもまだ500q/hrだせるのは試験車両の段階で、実用化もまだじゃんw  (13/09/14 23:09)
まりあ お久しぶりでございます(*^_^*)でも…、日本は少子化だしぃ〜。子どもは農業のように栽培できないしぃ〜。まほろば、たゆたひ。。。。/ 招致が決まってから「まりさん、ホームレスと、違法ハウス入居者をそちら(関西)で受け入れてくれないかなぁ〜。都内は美しい会場にしたいからさぁ〜。」と、アホみたいな相談電話が増えました;;;; スウェーデンの刑務所のようなハコモノ施設(2015年完成、2022年に強制退去)を計画されている市町村も。。私は日の出ずる国、一人の母として怖い。。 (13/09/14 18:17)


 ■ 2013/05/02 (木) ひさしぶり!


ここから離れてしばらくの間、世間では色々なことがありましたがそんな中でもやはり一番の出来事は第二次安倍政権の誕生だろう。

かなり前、この日記でも書いた経済政策・・いわゆる「大いなる無駄遣い」が実現する。

この政策を続けることにより、確実に日本の経済はインフレ傾向へ向かい、GDPを押し上げ、税収も上がり、今現在抱えている諸問題も多くの面で対処可能となるだろう。

しかし、気がかりなのは「マスコミ」によるネガティブ報道と訳の分からない経済評論家と称する輩たちだ。

いくら正当な政策でも全てに良薬な政策など無いしそしてその効果はやはり時間を要する。

国民というものはエゴイストであり、即効性を求めて止まない。

現在、今時政権による経済政策で株価は上がり円安傾向に向かっている。

これは今のところ評価をマスコミも含めされているが、これは本質的にはどうでもよいことだ、なぜならこの両者は国家の外で起因していることで国家自身の実質経済が影響させている訳ではないからだ。

しかし、そうは言っても「株価」は経済指標にも繋がるから無視もできないがそれほど大したものでもない。

ただ問題なのは「円安」

これは一般国民にはダメージがある。

マクロ経済では「円安」はある意味歓迎出来ることだが、一般庶民には直接被害が大きい、あらゆる輸入製品が高くなるということだからだ。

これがある程度続けば一般庶民たちはいずれこの政策に疑問を持ちかねない、おまけにそれを機に「マスコミ」を筆頭に訳の分からない経済評論家たちが自分の本を売りたいがための政府批判が始まるだろう。

この時が第二次安倍政権の最大の山場となる。

何とかこの山場を乗り越え、あらゆる報道、世論、エセ評論家達の妨害にも屈せず、現在の方針を変えず政策を実行できた暁には、世界経済の中で真のリーダーシップを取れる国家となるであろう。


それともう一つ問題なのは「中国」「韓国」への対応と安全保障の問題だ。

特に「韓国」という国が厄介で、このままこの政策が進むと間違いなく韓国は疲弊していく。

そもそも韓国経済は砂上の楼閣なだけに日本の経済復興は韓国にとっては相当ダメージがでかくなるだろう。

厄介なこの隣国に歩調を合わせられ、過去にも幾度となくジャイアン並みのワガママに付き合わされる事の無い様、毅然とした対応を期待したい・・・・・




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はいむるぶし まりあっち!元気だぜ!いまだ私は南国育ちだぜ!仕事も相変わらずスチャラカだぜ!  えっ?ま・ま・ま・まりあっち・・・かうかうかう買わせて頂きます!全財産投げる!イ・イ・イ・一生後悔させへんで〜〜〜!^^ (13/05/02 23:33)
はいむるぶし サイコロさん お久しぶりです!私もうれぴー!!!おっと・・・のりぴーが憑依した・・・ (13/05/02 23:28)
まりあ お久しぶりですねぇ(*^_^*)お元気でしたか?こちらでは中国人観光客の方が減って、欧米からの観光客の方が増えました。儲かり始めましたよ〜♪ 日本の良いものが海外の方に買われる(買収される)時代が到来しました。さらに7月予定のTPPで、我が国の立場の弱い方たちは、海外の安くて悪いものを国内で買うしかない、苦渋の選択肢を受け入れざるをえない方が増えることになるでしょうね…。私も海外の方に買収されないように気をつけます^^;;;;私を買い取るなら今がチャンス(笑) (13/05/02 23:08)
サイコロ お久しぶりです。懐かしい方にコメントできて、とてもうれしい気持ちになりました。 (13/05/02 23:05)


 ■ 2009/10/26 (月) 大変申し訳ございません・・・・・・


長いようで短い間でしたがこの無職COMの皆さん、私は一身上の都合でお別れしたいと思います、また、今書いている日記を途中で投げ出す事の我侭をどうかお許し下さい。

そして、こんな私の拙い文章を今までご覧頂き、本当に有難うございました。本当に心より感謝しております。

この様な日記や掲示板は私には初めての経験で本当に色々と勉強になり、ましてやここのサイトの趣旨である「無職」と言う掲示板だけに全国の方達の生の声を聞ける貴重な経験をさせて頂いた事は、私にとっては本当に良い経験となりました。

名残惜しいですがこの「むしょくCOM」の皆様、これからもご多幸を祈りつつお別れの言葉とさせていただきます。本当に有難うございました。


最後にこの日記を読んでくださった皆様のお一人お一人に心を込めてお別れの挨拶を記して最後と致します。

 
「まりあさん」 私の拙い日記にいつも暖かいコメントを残して頂きました。本当に私は貴方に見て頂きたい為に書いていた事もあったほどです。本当に有難うございました。これからも旦那様と可愛いお子様と共に現在よりも更により良き人生を歩んでいく事と願っています。本当に有難うございました。またいつかどこかでお逢いしましょう・・・

「ミネヤっち」 スゴイ年下の癖に生意気な事ばかり言ってんじゃねーぞ!本当にお前って奴は世の中をなめてんじゃねーぞ!早く仕事を見つけろよ!ついでに早くいい女見つけて奴隷のように働けよ!最後にこれまで本当に有難う!じゃな!^^

「壷中の天さん」 このサイトでリアルにお会いしたいと思った初めての方でした。今も元気にしておられると思いますが如何でしょうか?エピフォンの調子はどうですか?練習してますか?私はなかなか時間が取れず、せっかく買ったギターも埃をかぶっております・・・ではこれまで本当に有難うございました、またどこかで・・・・

「ダメオさん」 短い間でしたが貴方との会話が今も心から離れません、現在もお忙しくしている事と思いますが、どうぞお体を大切にして下さい。本当に有難うございました。

「にゃ〜ごさん」 いつも穏やかで、それでいて心に届く貴方の文章やコメント、私は本当に貴方のファンだったのですよ!^^今まで本当に有難うございました。

「由良っち」 誰よりも女らしく、そして誰よりも優しい女性の由良っち!貴方の彼氏になった男は本当に幸せ者なんだけど世の男共はそんな由良っちに甘えてしまうんでしょうね!でもいつか、そんな由良っちの良さを分る男が出てきます!それまでは旅を諦めないで!ではまたどこかで・・・・・

「サイコロさん」 この日記の最初の頃から励ましのコメントをたくさん頂き本当に貴方のおかげでここまで続けることが出来ました、本当に心から感謝しております。貴方の思慮深いコメントは私の日記を一番理解してくれていると思っております。これまで本当に有難うございました。ではまた、お元気で・・・・・

「腐敗官僚さん」 博識で、貴方の方こそ何者?やはりゾンビだったのでしょうか?^^これまで本当に有難うございました!^^

「りこぴんさん」 頭脳明晰で、その読解力と分析能力はこの無職COMでは一番一目を置いていました。しかし何か儚さも併せ持つ貴方には、私はなにか特別なイメージを貴方に抱く勝手をお許し下さい。貴方に今後も幸多かれとお祈りしております、本当に有難うございました。

「ぱぱりんさん」 どんな辛い状況も、全てお笑いに変えてしまう貴方のショーマンシップには頭が下がる想いです。特にこのご時勢、淀んだこの時代においては貴方のような方が一番重要な人物なんです。貴方の現実はそんな簡単な物ではないと思いますがそれでもピエロを演じる貴方の姿勢は、この無職COMでは欠かせない存在である事は周知の通りでしょう。これからも貴方の底抜けに明るい書き込みで多くの人達を救ってください。これまで本当に有難うございました。

「40代おやじさん」 ぱぱりんさんと同様この無職COMでは欠かせない人物、その物腰の柔らかい柔軟な姿勢は多くの人達の心に響く事でしょう、これからも多くの人達の良きアドバイザーとして悩み多き人達の心を汲んであげてください。

「めとろんさん」 やはりこの無職COMには欠かせない皆さんのアイドル的存在は、多くの人達の心の支えとなっている事でしょう、貴方のその小気味良い書き込みは、中には誤解を生じる事も有るでしょうがそれでもそんな書き込みのおかげで癒されている方々もたくさんいる事が貴方の日記のコメントの多さで証明されています。女手一つでこの生き難い社会を生き抜くその姿勢はこの無職COMでは多くの人達に希望と支えとなっている事でしょう。貴方のこれからの人生に大いなる幸訪れる事を心から願ってやみません、どうぞお体に気をつけて・・・・・

「下っ端公務員さん」 この無職COMに本当に欠かせない存在であることは言うまでもありません、貴方のその優しさに気付く事、伝える事はこの社会では本当に難しい事でしょう、もちろんそんな事は重々承知の上であえて臨んでいる事でしょうから・・・
しかし、なかなか伝わりにくい貴方のその立ち居地も、貴方がこれまで続けてくれているおかげで既にどれだけの方達が救われたのでしょう、私の様に途中で投げ出さず、この先も続けていくでしょうこの姿勢は、いずれ更に多くの人達の共感を呼び、更に多くの人達の助けとなるでしょう。本当に心から感服いたしております。そしてこれまで本当に有難うございました、ではまたどこかで・・・・・

「ここへさん」 いつもコメント本当に有難うございました。また途中で降板してしまう事本当に申し訳なく思っております。こんなだらしない私ですがこれまで応援してくれた事を本当に心から感謝しております。本当にごめんなさい、そして有難うございました。

「名無しさん」 せっかくファンクラブ設立して頂いてこれで終わってしまう我侭をどうかお許し下さい、でも、P子ちゃんには貴方の事は伝えております!そうした所、彼女は本当に喜んでおりました!もし名無しさんの住所が分ればP子ちゃんの使用済み・・・・・私はどこまでも変態ですね!^^

「軍神殿」 師匠!申し訳ございません!この様なだらしない私をどうか叱ってやってください!!!!これまで本当に有難うございました!釣り、頑張ってください!所で軍神殿はやはりライバルは釣りキチ三平ですか?^^

「はむさん」 私はこの無職COMでは何故か和める方でした、どこか自然体で、何も気負うことなく表現されているはむさんの日記はいつも楽しみにしておりました。
貴方の表現されている文章は貴方自身を良く表している様に思い、その文章から伺える貴方の性格は本当に優しく、それでいてしっかりとした姿勢が伺えます。そんな貴方ならこれから先も奥さんとなる方もあなたの関わる全ての方も皆が幸せな方向へと向く事でしょう。これまで本当に有難うございました。ではまた・・・・

「36才のおっとこさん」 何が有ってもマイペースを貫くその姿勢は、ある意味下っ端公務員さんに通じる部分が有る様に思えます!^^貴方の存在も、この無職COMには無くてはならない存在でしょう!いつの日か!貴方が競馬で億万長者になる事を切に願っております!^^

「うつから復活さん」 腐敗官僚さんと同様とても博識な復活さん、少し神経質な面も見受けれますがそれも貴方の良い部分ですよね、いつも奥さんと可愛いにゃんこをとても大事にされていることが伺える日記、「ポチっとな攻撃」は私の大好きな表現でした。これからもお体を大事にしてご家族が平和でありますよう心から願っております。


それ以外の方

      5r53tnさん よもやんさん emuさん  スチャラカ係長さん fさん

      調和さん さむいぼさん 敗北者さん 栄さん ZEROさん 

      あおねこさん ユラユラさん ビタミンFさん うっきーさん 

      普通人さん 古株さん th1969さん アズール卿さん 

      ポメラニアンさん ボンさん ザザエさん 蜂須賀さん 

      まりおさん 43歳さん 通過さん 38毒男さん 豊臣秀吉さん

      ポール・マッカートニーさん リアンさん 43才の男さん K7さん

      ジョン・レノンさん 明智光秀さん 徳川家康さん スダチさん

      はぐれ雲さん ユミガイさん 41才の男さん 支援さん おやじさん

      30代おやじさん 向丘さん 潮さん 狭き扉さん 講談社編集部さん

      小学館編集部さん さいとうたかをさん


それと最後にナイト2009さん

最後に一言だけ・・・・・あまり細かい事にこだわらない様に、人ってケッコウ良いものですよ、貴方の日記があれだけ注目された事実を良く考えてください・・・・

      
そして、この無職COMのみなさん・・・・



本当に有難うございました。

心より感謝しております、どうか皆様、より良い未来を作ってください。

では皆様、さようなら、またどこかで・・・・・・・


 


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まりあ 今年はたくさんのあたたかいコメントなどを頂きありがとうございました(*^_^*) 来年は今年以上に良いお年となりますように。 (11/12/28 11:55)
まりあ あけましておめでとうございます(*^_^*) (10/01/01 14:30)
ぽぽりん 凡人の私には想像もつかないことがきっとあるのでしょうね・・・楽しかったです。お疲れ様でした(●´。`●)ほっ!  (09/11/06 01:30)
あおねこ@ 他人に感謝すると言う事は大切な事ですね・・・最近そんな大切な事を忘れていたように感じます。 (09/10/28 22:26)
サイコロ 再見 (09/10/27 23:54)
軍神 全国どこにいても達者で暮らすように、命さえあれば何度でも人生やり直せる、日本人として武士道魂や誇りを忘れないように、それと釣りキチ三平は尊敬はするが所詮は空想上の人物、私は現実の人間、しょせん敵ではないし、死ぬまでに10万匹を釣ってみせる、真の敵は我が心中にあり、以上〜さらば。 (09/10/27 02:43)
名無し ピ、P子ちゃ・・・・・ (09/10/27 00:28)
はむ お疲れ様でした。僕も貴方の文章にはいつも引き込まれていました。そして意味の深いコメントにもいつも考えさせられていました。さすが人生の先輩だなぁと。しかし出会いあれば別れあり、それは仕方のないこと。またどこかでお会いできるといいですね。お元気で^^ (09/10/27 00:19)
ナイト2009 しかし、なぜ私が最後のコメントとして書かれているのかが疑問。別に悪く思っていないので。 (09/10/26 23:28)
リトル 気が向いたらまた来てください。 (09/10/26 21:48)
ここへ ホームレス〜楽しい表現力豊かで面白い日記でした。仕事が忙しくなったのでしょうか。お元気でご多幸をお祈りします。 (09/10/26 21:12)
まりお お疲れ様でした。若輩者ですが那覇での親睦会では宜しくお願いします。また嫁の日記に突っ込みを入れてやってください。 (09/10/26 21:00)
にゃ〜ご 私の方こそ、つたなぃ日記にお付き合ぃくださった事。。ありがとうござぃました。はいむるぶしさんも、よぃ未来を^^お体、ご自愛下さぃませ。ありがとうござぃました。。^^ (09/10/26 20:42)
まりあ あ、そうそう…。「山登り中に気分が悪くなったら、引き返すことも勇気」なんですよね。以前、貴方様の日記を拝見した思い出を、わたくしは懐かしく思います(*^_^*) これからも体に気をつけて奥様とロンテちゃん?と陽気にお過ごしくださいね。そして、状態像が落ち着いて、スケジュールに空きがあった時にはこちらの、皆さんの日記に遊びに来てくださいね。またね(^ё^)ノシ (09/10/26 20:34)
告発者 ★編集勃起★作者の都合で今回で打ち切りとなりました。短い間でしたが応援ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。(≧▽≦)イジルキャラ1人減っちゃったYOヾ(≧▽≦)ノ (09/10/26 19:44)
ナイト2009 俺もは→俺は (09/10/26 19:03)
ナイト2009 ・・・・。俺は今、貴方の日記を読み、感慨にふけっている。俺もは冷たい心のはずなのになぜ、切なく感じるのか・・・。 (09/10/26 19:02)


 ■ 2009/10/24 (土) 愛と青春の旅立ち・・・・・23


彼はその日から仕事と金策に明け暮れました。

もともと彼が持っていた貯金、もちろん彼にそんな大金を持ち合わせている訳も無く、当然ながらこの様な理由からは銀行も貸してくれる訳ありません。

結局彼が出来る金策と言えば、両親と友人、そして会社の貸付制度、その他はあらゆる金融機関へと行き着くのでした・・・・・

もちろんこの相談はこの筆者である私にも当然舞い込んできたのでした。


「おい!マジか?しばらく何の相談も無いと思っていたらなんか凄い事になってねーか?」

「そうなんだ・・・・そう言った訳でどうしても5千万用意しなきゃならないんだ!」

「おいおい!そんな事マジでするつもりかよ!いくら好きだからってこれは行きすぎだろ?」

「現実を考えると俺もこれは行きすぎだと思う、でも、もう後戻りできねーよ!今の俺じゃもうママ無しでは考えれねーよ!」

「お前少し本当に冷静になれよ!それよりこの事を当の本人のママは知っているのか?」

「いや!知らないと思う・・・・」

「なんだ?それじゃママの知らない所でこんな騒動になっているってか?」

「うん・・・多分・・・・あの男が言わない限りママは知らないと思うし、あの男はそんな事をペラペラ言うタイプではないと思うからこの先も知らないと思う・・・」

「じゃー当然の疑問として聞くが、その男はその金で本当にもうママに付きまとわないと言う確証があるのか?それとその金を払って本当にママがお前の物になると言う確証は?」

「・・・・実は・・・・両方とも確証は無い・・・・」

「お・お前・・・そんな曖昧な事で・・・・・」

「分ってる!そんな事はお前に言われなくても自分が一番良くわかってるよ!でもどうしようもねーんだ!今の俺はこうする以外どうしようもねーんだ!」

「騙されているかも知れねーぞ?それでも本当にいいのか?ヤクザの言う事をいちいち真に受けて、その男が言っている事全てが嘘かもしれんしママのこれまでお前に対して取ってきた姿勢も全て演技かもしれないんだぞ?それでも本当にいいのか?」

「そうかも知れん!そうかも知れんが惚れた俺が悪いんだ!どんな事を言われても惚れている事は間違いない!だから騙されていたとしてももう俺にはこれしか出来る事は無いんだ!」

「その代償が5千万では洒落にならん額だぞ!」

「そうかも知れん、でもこれが本当で、もしこれを揃える事が出来てママが自由のなって何のわだかまりも無くママと一緒に居れる事が出来たなら、俺は、俺は絶対後悔しないと思うし、それよりも俺が今これをしないでママを諦めたらもっと、この先もずっと後悔すると思う・・・・」

「たかだか女一人のことじゃねーか?今諦めてもいずれ違う女に惚れてこれまでの事は忘れちまうよ!そうなった時、今やめといて良かったって絶対思うぞ!」

「その可能性は否定せんが今の俺では考えれん・・・・」

「悪い事はいわん!絶対止めとけって!こんなばかばかしい事!」

「・・・・・・・・」

「な?違う女へ行こう!そういやお前に惚れているP子ちゃんって居るじゃねーか!とりあえずその子で良いじゃんか!あの娘だってエロいし相当可愛いぞ!」

「いや・・・・」

「何贅沢言ってんだ!あの娘だってお前には勿体ねーぐらいだ!贅沢こいてんじゃねーぞ!」

「だめだ!やっぱりダメなんだ!他の女の事なんて考えれねー!何を言われてももうやるしかねーんだ!」

「病気だ・・・・・コリャ本当に病気だ!でもそんな事を言ってももう仕様がねーな!」

「そうなんだ!もう俺は病気なんだ!だからもう諦めてくれ!」

「分った!もう何も言わん!病人に何言ったってしょうがねー!でもこれは言っとくぞ!もし結果的にどうなっても自分でしたことなんだから誰の責任でもない自分の責任なんだからな?」

「分ってる!」

「本当か?本当に分っているか?」

「分ってるって!」

「もしこれが全て騙された事であっても誰も恨んじゃいけないぞ!例えそれが騙した本人であるあの男も、そして・・・・・」

「分ってるって!それが例えママであってもって言いたいんだろ?」

「そうだ!その通りだ!」

「分ってるよ・・・・・それはあまり考えたくないことだが分ってるって・・・・」

「そうか!それなら良い!この事は全てお前が始めた事なんだからな!」

「・・・・・・」

「それで今日は俺に何か言いたいんだろ?こんな話をしたいんじゃねーだろ?」

「そ・・・そうなんだが・・・・」

「言っとくけど俺はそんな金持ちじゃねーぞ!それを踏まえて言えよ!」

「分ってるよ!出来ればで良いんだ!出来ればで・・・・・」

「幾らだよ?」

「お前のできる範囲で。」

「じゃ2千円な!^^」

「そ・そこをなんとか!なにとぞ何とか!」

「本当に洒落になんねーよ!何で俺がそんな事に協力しなきゃなんねーんだ?俺に何にも良い事ねーじゃんか!それよりどうせ騙されると分っている事になんで大金を貸さなきゃなんねーんだ?どう考えてもおかしいだろ?」

「い・いや!そう考えてしまったら話は終わっちゃうよ!何事も前向きに!」

「分った!じゃー前向きに考えてどうやって返すんだ?」

「あ・そ・それは!俺ももう直ぐこの先重要なポストに着くし、昇給もするし、そしたらボーナスも上がるし・・・・・」

「確かにお前の所は給料良いもんな!でもその話じゃ返すのに相当時間が居る話だな!」

「いや!そんな事は無い!あっという間だよ!年月なんてあっという間!」

「お前それは貸す方が判断する事でしょ!本当になんでこんな友人を持ってしまったかな〜!それが俺の敗因だな・・・」

「ま〜ま〜これも何かの縁!何事も良い方向で考えましょうよ!^^」

「それもこっちが考えること!お前が言うんじゃね〜!」


結局、私も彼にお金を貸すハメとなりました。

しかし、私などの貸した金額では目標金額に達するには程遠いものでしょう。

彼はその後も金策に明け暮れ、細かい部分は聞けませんでしたが当然消費者金融にも手を出した事と思います。

そして、約束の一ヶ月ももうそろそろと言う時、彼は久しぶりにママの店へ足を運ぶのでした・・・・・・


「いらっしゃいませ〜!」

「お久しぶりです!」

「ま〜どうなされていたのですか?少し心配していたのですよ!何か有ったのですか?」


彼は久しぶりに会うママを見て、なんか少し後ろめたい気持ちを持ちながらもママのエスコートでテーブルへと歩んでいきました。


「お仕事!お忙しかったのでしょうね?お会い出来なくて寂しかったですわ・・・」

「いえ!仕事の方は何時もとそれほど変わりありません・・・・」


ママは男の話は全く触れようとせず、他愛の無い話を続けて時にはお酒を作ったり灰皿を変える指示を出したりで、その場の雰囲気は何か不自然なものとなっておりました。


「そろそろ私、他の席へ参りますね、今日はどうぞごゆっくりして行って下さい。」

「はい!そのつもりで来ました!」

「フフ!ではごゆっくり・・・」

「ママ!」

「ハイ!」

「ママ!今日は無理を承知で伺いますが、今日はアフターお付き合い願いませんか?」

「えっ?」

「どうしてもママにお話があるのです!ですから・・・・・」

「分りました!・・・・では前に落ち合ったあのお店で・・・・」

「あ・ありがとう・・・・」


そうしてママは別のテーブルに向かい、ママの代わりにやはりP子ちゃんが着きました。


「よ〜〜〜〜し!やっと会えた〜〜〜〜!」

「・・・・・・・」

「何よ!もう!せっかく会えたのに〜〜〜!なに〜〜〜このリアクション!」

「あ・ごめんごめん!」

「ハイハイ!どうせあたしゃ××様の眼中になんか居ませんよね!プンプン!」

「ごめんなさい!そんな事は無いんだけど今日はちょっと・・・・」

「はは〜〜〜ん!なんかあったな〜!どうせママがらみの事なんだろうけど!」

「い・いや!仕事だよ仕事!」

「良いよ!どうせ何を聞いたってあたしに関係が無い事は明らかなんだから!」

「そ・それは・・・・・そうだけど・・・・」

「それにしても・・・・・」

「それにしても?」

「それにしても××様に会うといつも思うんだよね・・・・」

「なにを?」

「私ってそんなに魅力ないかな〜?」

「そ・そんな事無いよ!P子ちゃんは思いっきり魅力的だよ!そんな事当たり前じゃん!」

「これでも私を指名してくれるお客様もケッコウ居るんだよね!それにあたしってケッコウきわどい衣装じゃない?指名客じゃなくてもあたしが横に着くとケッコウ喜んでくれるお客様も多いのよ!」

「そ・そう思うよ!」

「でも××様ってあたしの衣装なんか全然目に入ってないでしょ?分る?この衣装?こんな衣装着た女性が横に座ったら普通胸元に目が行くでしょ?どうなの?」

「そ・そりゃそうだよ!だから目のやり場に困るよ!」

「うそ!うそうそ!全然気にしちゃいないでしょ!ほら!こうやってちょっと前に屈むだけでビーチク!見えそうなんだよ!」

「ば・ばか!だからってやることねーだろ!」

「えっ?見えた!あたしのビーチク!^^」

「ばか!見てねーよ!何時まで屈んでんだよ!早く戻せよ!」

「なによ〜〜〜!せっかくサービスしてんのに見ないの〜!こんなサービス他の人には頼まれたって絶対しないのに〜!もったいない〜!」

「分ったから!もういいだろ!」

「これなんだよな〜!だからなんか傷つくんだよな!なんで××様にはあたしの魅力に気付かないんだろう?ね〜〜〜なんで〜〜〜〜!」

「しらねーよ!」

「ぶぅぅぅぅぅ!」


何時もの如くのP子ちゃんの明るさのおかげで、彼はこれまでの事を忘れる事が出来た事と何時ものテンションを取り戻し、本当にいつもP子ちゃんの天然な?気遣いに癒されている事を感謝するのでした。


「ところで××様!もうあの男に会ったの?」

「えっ?」

「だって××様ってじっとしているタイプじゃないもん!どうせもうなんかしらのアクションはしているんでしょ?」

「う・・・・・うん」

「やっぱりね!そんな事でしょ!今日はそれを言いにママに会いに来たんでしょ?」

「うん・・・・・・そうなんだが・・・・・」

「ま〜!なんか訳ありよね!まっいいや!これ以上は深追いやめよ!聞くと不愉快になっちゃうもんね!」

「それもそうだね!聞かない方が良いよ!」

「あ〜〜〜〜〜!そんな言われ方したら聞きたくなっちゃうじゃ〜ん!もう〜〜〜!ね〜!何が有ったの?????」

「P子ちゃんには関係ないよ!」

「あ!なんかムカつく〜!その言い方〜!言っとくけどあたしのおかげで男の居場所が分ったんですからね!そこんとこ分ってんの?」

「そ・そうだよね!ごめん!関係無いって言い方は悪いよね!ごめん!」

「わっかればよろし〜!・・・・・それで何が有ったの?」

「い・いや・・・・大した事無いよ!」

「大した事無いんだったら言っても良いじゃん!ね〜ね〜!何が有ったのさ?」

「ほんの少し・・・・」

「ほんの少し?」

「ほんの少し金が要るんだ・・・・」

「お金が?」

「そう・・・・・」

「それでそのお金は有るの?」

「・・・・・・・」

「大丈夫なの?・・・・・・・お金・・・・・」

「まー!何とかなるよ!もうじたばたしたって仕様が無いし!成る様になるよ!」

「そうなの・・・・・・・幾らか分んないけど・・・・・・あたしが何とかしようか?」

「えっ?」

「あっ!ごめんなさい!偉そうな事言っちゃって!本当にごめんなさい!・・・でも・・・・あたしで出来るなら、お金!なんとか出来るかも・・・・」

「な・・何を言ってんの!そんな事・・・・それこそP子ちゃんには関係が無い事だよ!」

「ううん!そんな事無い!関係はあるよ!」

「なんの?」

「だって・・・・」

「だって?」

「だってあたし・・・・・・××様のこと・・・愛してるもん!」




つづく





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はいむるぶし 皆様、これまで本当に有難うございました!心より感謝しております!私の一方的な我侭をどうぞお許し下さい!それでは・・・・・ (09/10/26 15:47)
腐敗官僚 爺放談っというか・・・妄想じゃねw (09/10/25 18:02)
まりあ はいむるぶしさん、お金貸しちゃったの?…お人好しなんだから^^ この主人公さんは現在どんな殿方になっておられるのかしら?許可を取ってからその辺も書いてね^^ (09/10/25 16:58)
告発者 またネタ切れで打ち切りになるかと思ったm9(・∀・) (09/10/24 23:43)
名無し P子ちゃんキターーー!ビーチクもキターーー!。金を渡すか?P子ちゃんの愛を受け取るか?さあ、どっちだ。 (09/10/24 23:40)
ここへ 友人もP子ちゃんも恋は盲目というやつなんでしょう。最後はどうなるのかな。楽しみにしています。 (09/10/24 21:30)


 ■ 2009/10/19 (月) 愛と青春の旅立ち・・・・・22


いきなりの男のこの申し出に、彼はどう反応してよいか戸惑っていました。


「ま〜そうだな!とりあえず値段を決めんと君もどう言えば良いか分らんだろう!」

「・・・・・・」

「とりあえず彼女を前の男から切るのに要した3千万、そして彼女が無一文からここまで暮らすのに要した金が・・・・・・・」


男は金の計算をぶつぶつと言いながら電卓をはじき出しました。


「良し!これでどうだ!」


一体いくらの値段を彼女に付けたのかを彼は固唾を呑んで聞きました。


「君の現在の立場、もちろん給料やおおよその貯金、その他の君の交友関係や両親、その他君が現在所有している社会人としての肩書きを考慮し、社会的信用での公的機関からの君への貸付金額、等を考えて・・・・・」

「ゴク・・・・・・」

「まーざっと1億だな!」

「えっ?い・・・一億ですか?」

「そうだ!1億だ!」

「な・なにを・なにをいっているんですか!僕にそんなお金が用意できる訳無いでしょう!何を言っているんですか!」

「そうか?そんなに無理な金額かい?」

「当たり前じゃないですか!僕が幾つと思っているんですか!こんなまだ若造が1億なんて!逆に聞きたいぐらいですよ!どうやって用意できるんですか!仮に僕が1億もお金を用意できたらそっちの方がおかしいでしょ?」

「ふふ!そうか!」

「当たり前ですよ!何を言っているんですか!」

「人一人の値段が、しかもそれが愛した女ならそれ程高い金額とは思わんが!」

「確かに倫理的に人一人の値段を1億とするのは安いかもしれませんがそれとこれとは話が別でしょ?実際に1億を揃えるとなったら話は別ですよ!」

「まー確かに君ではそうかも知れんな!では私も少し譲歩を使用ではないか!」

「えっ?」

「確かに君の言うとおり、君の年齢では1億はそうは揃えれる奴はおらんだろう、ではその半分の5千万でどうだ?」

「えっ?」

「それなら今の君なら何とかなる金額だろう?私もこれ以上は譲歩できん!彼女に費やした最初の金が3千万、それと彼女に掛けた金が少なく見積もっても1千万は掛かっている!マンションと店に掛かった金は今後も私が所有するのでそれは良いとするが残り1千万は私への背任行為としての慰謝料だ!」

「5千万!」

「そうだ!5千万だ!」

「僕にとっては1億も5千万もそれほど大差は有りません!それ位途方も無い金額です!そんなお金を用意できる訳が無い・・・・・」

「そうか?では諦めるが良い!別に君に売らなくても他にいっぱい居る!別の奴に相談するだけだ!」

「別の奴?」

「そうだ!それぐらいで買う奴は他に居るだろう!」

「なんて事を・・・・ママを・・・ママを売り買いするなんて・・・・」

「今一度言うが私は慈善事業をやっているわけではない!それが人であろうが物であろうが私には関係ない!儲かることは何でもする!それがこの業界だ!」

「・・・・・・・」

「では話は終わった!早々に引き取りたまえ!」

「ちょっと待って下さい!」

「なんだ?まだ話が有るのか?」

「何とかします!」

「うん?」

「僕が何とかします!だから少し時間を下さい!お願いします」

「何とかするってどうするのだ?先にも言ったがこの業界は現金主義だぞ!分っていっているのか?」

「分っています!しかし今の僕には今すぐにはそれ程の大金は用意できません!しかし・・・」

「しかし?」

「しかし!絶対何とかします!ですからそれまで少し時間の猶予を下さい!お願いします!」

「どれぐらいの時間だ?まさか1年も2年も待てと言うんじゃないだろうな?」

「分っています!僕にももうそれ程時間の猶予が有る訳ではありません!」

「それでは何時までだ?」

「1ヶ月!」

「1ヶ月?」

「はい!1ヶ月で何とか揃えて見せます!ですからそれまで猶予を下さい!お願いします!」

「分った!1ヶ月だな!では1ヵ月後、またこの事務所で待っていよう、もしそれまで待っても何の答えも無い場合は他にこの話は持っていくからそのつもりでいろ!」

「分りました!絶対何とかしますからそれまでは・・・・・」


とうとう彼は、男の言うその条件を飲んだのでした。




つづく




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まりあ そうそう。自然の摂理に逆らって一人にしてもらわなきゃw (09/10/25 16:56)
告発者 おい自慰!何人アイドルがいるんだよ( ̄ε ̄ ) (09/10/25 00:19)
はいむるぶし まりあさん そんな訳でまりあさんも私にはアイドルです!もうこれは自然の摂理なんです!自然には逆らえません!そこんとこヨロピク!^^ (09/10/24 18:35)
はいむるぶし 告発者っち そうだよ!マニアだよ!それの何が悪い!ほっといてくれる!^^ (09/10/24 18:33)
まりあ うれしく思います(*^_^*)今宵はこれくらいにしとうござりまするw (09/10/20 23:07)
告発者 まりあマニアなエロ爺(*^_^*) (09/10/20 19:53)
はいむるぶし まりあさん 手垢の付いていない時にお逢いしたかったです〜!その時はもう日本におられたのですか?チクショウ!先を越された!でも・・・・・手垢など私は全然気にしませんけど・・・・・!^^ (09/10/19 23:19)
はいむるぶし ここへさん こんな世界の事は知る必要など全くありません!こんな所に住む住人は私等の常識の範疇では計り知れません!えっ?私がですか?私は全うですよ!360度非の打ち所が有りませんです!ハイ!・・・・すみません!嘘つきました!^^ (09/10/19 23:14)
はいむるぶし 名無しさん すみません!しばらくP子ちゃんを出さなくて!もう直ぐまた出てきますからその時まで待っててちょ!^^ (09/10/19 23:11)
はいむるぶし 告発者っち どうだ!面白いだろ!TV化してもオメーに役やんねーぞ!^^ (09/10/19 23:09)
はいむるぶし 軍神殿 流石!軍神殿!その達観された貴方のつめの垢でも煎じて飲ませてやってください!えっ?それは私だって?こりゃどうも失礼しやした!^^ (09/10/19 23:08)
まりあ 男性目線じゃないので、「Boooo Sh*t!女性を買うなんてなんてひどい展開なのぉ?も〜!!ボツ!」って、手垢のついていない頃の私ならコメントしてたかもねw あ、今は平気ですよ(*^_^*)それにしても、買うって凄い。次回に期待♪ (09/10/19 22:21)
ここへ 「社長はママを1億で買えというのかな?」昨日の予想は当たりですね。でもママがお客に恋愛感情をもっただけで店を辞めてもらう、ママを金で買えということになるのか別世界のことだけどいまだに納得できません。友人は5千万なんとかつくろうとするのでしょうけど、1ヶ月では無理でしょうね。  (09/10/19 21:58)
名無し 関係ないけど、昨日観た伊坂幸太郎原作の映画「フィッシュストーリー」、面白いのなんのって。ラスト5分の落ちの描写は圧巻でした。で、そのレベル位の結末を期待していますw (09/10/19 21:42)
告発者 これって新しいシリーズなの?( ̄ー ̄)  (09/10/19 18:54)
軍神 自分は合理主義なのでキレイ事の感情論じゃなく金のほうが好きだな、何故ならば人は簡単に裏切るが、金は世界どこ言っても裏切らないし永遠に巨大な力を持てるから、そして私が悪の道、つまり詐欺師や上手い儲け話、偽宗教をやれば1億3億程度の小さなら集められる、もっとも引き際を知っているので、夜の世界の女などに手は出さないけどね、人生の道を外れない事を祈るだけだ。 (09/10/19 17:38)


 ■ 2009/10/18 (日) 愛と青春の旅立ち・・・・・21


「それでだ・・・・・」


男はタバコに火を点け、話を彼の目的の方に戻しました。


「君に話したと思うがあのお店は私の店だがそれだけではない」

「はい?」

「彼女の持っている物全てが私によるものだ!」

「えっ?」

「彼女の持っている物、例えば家もそうだ!」

「えっ!あのマンションもですか?」

「そうだ!あのマンションもマンションの中にある全ての物、それ以外にもあるぞ!彼女の着る服、靴、歯ブラシに至るまで私が用意したものだ!」

「そ・それはどうして・・・・」

「当たり前だ!彼女が前の男と手を切った時、彼女は無一文だった!それを私が現在までになるまで面倒を見たのだ!」

「そ・そこまでして・・・・・」

「私は彼女がいずれ夜の世界で金を生むと踏んだからだ!それまではある程度は投資せねばならん!」

「失礼ですがそれ以外の意図は無かったのですか?」

「それ以外とは?」

「い・いや・・・ママを・・・・・」

「バカか?私がママを女として見ているか?と言う事か?」

「はい・・・・」

「私は今までその様な感情にとらわれた事は一切無い!私が見る女も男も、人間全てが金だ!そんな甘っちょろい感情はこの業界では命取りになる!常に相手の隙を伺っているのがこの業界だ!そこで生きてこれるのは甘い感情をすてた者だけだ!」

「・・・・・・」

「君が言っていた、私が彼女を縛っていると言うのは間違いではない、確かに縛り付けている!しかしそれは彼女も望んだ事だ!前の男からの一件で彼女をもう誰も助ける者など居ない!だから彼女は私に近づくしかなかったのだ!」

「・・・・・・」

「それも全ては金のためだ!金が無くては彼女も生きてはいけん!私は彼女の可能性に出資し、彼女はそれに応じただけだ!」

「・・・・・・」

「さーどうする?ここまで聴いてそれでも君は彼女を私から奪う事ができるのかね?」

「・・・・・・」

「どうした?なんか言ってみろ!これぐらいで言葉を無くしたのかね?」

「違う!」

「うん?」

「なんかが違う!」

「何が違うのかね?」

「ママの人生がこのままだとおかしくなる!こんなのがママの人生じゃない!」

「人生???ふふ!またなんかおかしいことを言い出す!ふふ!まー良い!聞いてやる!話してみろ!」

「こんなんじゃママが寂しすぎる!これじゃ奴隷じゃないか!」

「奴隷?」

「そうだ!これじゃ奴隷だ!ママは貴方の奴隷でしかないじゃないか!そんな事は今の常識ではおかしすぎます!ママも一人の人間なんです!自由に生きる権利がある!恋愛もする権利がある!それを束縛する権利は誰にもありません!」

「ふふふ!いかにも君が言いそうな主張だな!」

「何がおかしいのですか?」

「おかしいから笑っただけだよ!」

「なら理由を言ってください!僕が言った事がおかしい理由を!」

「君は何のために生きているのかね?」

「またさっきの質問みたいですね!そして貴方はそれも金と言いたいのでしょ?」

「そうだ!君も彼女も・・・・そして私も結局は金の為に生きているんだ!その意味では世の中全ての人々は金の奴隷なんだ!」

「そんなに金が重要なんですか?」

「重要だ!そんな奴隷も金で開放される!金が有れば一時の時間が買える!その買った時間の中で人は自由を手に入れるのだ!唯一その時間だけが自分を奴隷から開放してくれるのだ!」

「もうそんな事は聞き飽きました!僕はそうは思わない!僕は自由に恋愛もしているし自由を謳歌しているつもりです!そしてママにも僕のように生きて欲しい!それだけなんです!」

「それでどうしたのだ?私はもう既に彼女に相当出資している!まだまだ彼女は私の出資した金額を回収するには程遠い働きしかしておらん!そんな彼女を私が手放すと思うかね?」

「・・・・・・・」

「君のような青二才が偉そうな美辞麗句をどれほど並べた所で現実は何も変わらんぞ!」

「払います・・・・・」

「うん?聞こえんかった、もう一度言ってくれ」

「払います!」

「払う?何を?」

「僕が一生掛けてママに費やした金を全部払います!」

「は!?」

「僕が全部返します!だからお願いします!ママを・・・・ママを解放してやってください!お願いします!」

「本当に君って男はおめでたい奴だね!私がそれを聞いてハイよろしく!とでも言うと思うかね?」

「思いません!しかし・・・しかし僕にはそれぐらいしか思いつきません!なんとか!何とかお願いします!」

「こりゃ病気だ!あのね、あんまりこの業界で生きている人をなめちゃいけないよ!」

「なめてなんかおりません!しかしこれしか思いつかないんです!お願いします!どうか・・・どうか分ってください!」

「私は慈善事業をやっているのではない!そんな話は市井の人間相手にやってくれ!この業界ではどんな事も現金取引だ!そこの所は肝に銘じろ!君はそんな人間を相手にしているんだぞ!もっと真剣になれ!」

「でも・・・・真剣です!本当です!真剣なんです!」

「それより仮に私が君の申し入れに首を縦に振っても当の彼女はそれで本当に喜ぶかね?」

「えっ?」

「なんか君の話は全て彼女もそれを望んでいることが前提の話なんだが君の意思は彼女に伝わっているのか?」

「そ・それは・・・・・」

「なんだ?どうした?」

「いや・・・・まだはっきりとは・・・・」

「なんだこりゃ?ひょっとするとお前の独り相撲か?」

「そんな事は絶対無い!ママも・・・・ママもそれを望んでいるはず・・・・」

「なんか頼りない話だな、ふふ!ひょっとするとお前は彼女に騙されているかも知れんぞ?」

「それはありません!絶対そんな事は無いです!」

「本当にそうか?怪しいぞ!なんせ彼女は銀座で働く夜の女なんだぞ!そんな女の戯言を信じちゃって良いのか?」

「僕も一応営業マンのはしくれです!人の心を読むのが仕事です!自分の直感を信じます!ママは嘘をついては居りません!」

「なんだ?彼女とはもうそんな仲になっているのか?」

「えっ?い・いや!そんな意味じゃ!」

「ふふふ!まー良い!私は最初にも言っているが自分の店の事は隅から隅まで何でも知っている!つまらん隠し事はせんで良い!」

「・・・・・・・」

「まー実を言うとこの件については私も困っていたのだ!」

「はい?」

「どうも彼女は本当に君の事を男として意識しているみたいなんだよ!」

「えっ!」

「これは私にとっては本当に困った問題なのだ!契約違反なのだ!」

「どう言う事・・・・・」

「夜の女に特定の男の影が客に知れたら客はしらける!それが店の顔であるママがそうなってしまえば致命的だ!」

「・・・・・・」

「銀座を生き抜くということは恋愛など御法度だ!しかし多くの女達はどうしてもその誘惑に負けて銀座を後にしていく」

「・・・・・・」

「銀座に集まる男達はそれなりの男が集まってくる、恋愛経験豊富な男達ばかりでおまけに金も持っている、そんな男共に次も金を落とさせるには役者以上の演技を求められる、しかし本当に好きな男が出来た場合女と言う生き物はどれだけ最高の演技をもってしても直ぐばれてしまうのだ!」

「・・・・・・」

「こうなってはどんな女であろうと限界は近い!ましてやそれが店を任されているママとあっては致命的なのだ!これは私に対して彼女の契約違反の何者でもない!背任行為だ!」

「そ・それでどうしようと?」

「さすがの私でも感情までコントロールするのは難しい、金を使えば出来なくは無いがせっかく金を回収する目的で出資してきたのにこれ以上彼女に使うのは何をやっているのか意味が分らん!」

「それで・・・・・・」

「そこでだ!実を言うと君にここへ来てもらったのは私にとっても好都合だったのだ!」

「えっ?」

「私は彼女に見切りを付けようと思うのだ!」

「えっ?見切り?ですか?」

「そうだ!見切りだ!」

「ではお店は?」

「店は存続させる!彼女にはもちろん辞めてもらう!代わりは他にも居る!このまま彼女で続けて行くよりよっぽど良い!これ以上損失を出してしまっては取りかえせんようになる!」

「それは僕にも責任が有るということですよね?」

「確かに私にとっては君の存在は目の上のたんこぶだ!しかしそれは君に責任は無い!店に来る客は君と同様ある程度はホステス達に同じ思いを抱いているしそれがなければ店は潰れてしまう!」

「・・・・・・・」

「重要なのは彼女がもうそういう感情を抱いてしまったと言う事だ、そこで君に相談だが・・・・」

「はい?」

「彼女を買ってくれんか?」

「は?!」

「彼女を買って欲しいといっているんだ!」

「は!?ママを・・・・ママを買えって???」





つづく



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はいむるぶし にゃ〜ごっち と言う訳で我が愛しのアイドルにゃ〜ごっちはこれからも私宛にコメントヨロピク!^^これこそごり押し!^^ (09/10/24 18:32)
はいむるぶし 告発者っち いーーーや!幻想ではない!にゃ〜ごっちは私の永遠のアイドルである事は疑いの余地は無い! (09/10/24 18:31)
告発者 年老いたファンの為に日記再開したら・・・アイドルさん(≡゚∀゚≡) (09/10/20 23:09)
にゃ〜ご 私は元気に不細工ですよ〜♪いぃイメージ持ってくれてるんですにゃwありがとう^^ (09/10/20 18:49)
告発者 ダンナその永遠のアイドルは幻想だぜ( ̄ー ̄)  (09/10/19 18:53)
はいむるぶし 告発者っち 私ぐらいになると顔を見ずとも文面から分るのだ!おぬしもまだまだ若い!^^ (09/10/19 15:04)
告発者 顔を見てから言え^^ (09/10/19 02:48)
はいむるぶし おぉ〜〜〜〜!にゃ〜ごっち!おひさ!どうですか?元気にしておりますか?由良っちがいなくなってにゃ〜ご節が聞けないから寂しかったぞ!もっとコメントくださいな!・・・・何を言っておるのだ!私にとってはにゃ〜ごっちは永遠のアイドルだぜ!^^ (09/10/18 23:30)
にゃ〜ご それくらいいぃ女になってみたぃもんですにゃw (09/10/18 23:14)
はいむるぶし ビタミンFさん 初めてのコメント本当に有難うございます!そうですか!ワクワクしてくれますか!嬉しいですね!描き甲斐があります!そうなんです!私の友人の話なんです!細かい部分では私の想像も入り込んでおりますが大筋でノンフィクションであります!これからもよろしくお願い致します!^^ (09/10/18 23:01)
はいむるぶし ここへさん 銀座のホステスが男の影を背負っちゃあきまへんがな〜!そりゃ詐欺でっせ〜!って言うか銀座そのものが詐欺ですね!^^ (09/10/18 22:58)
はいむるぶし まりあさん いえいえ、まだもうちょっと続きますよ!今後も期待を裏切らない驚きと感動の超大作を乞うご期待!^^えっ?そこまでじゃない?すみません!言い過ぎました!^^ (09/10/18 22:55)
ビタミンF 毎回、読ませて頂いています。ワクワクさせてもらってます。え!これはノンフィクションだったんですか? (09/10/18 22:30)
ここへ ひさしぶりで随分まじめな話になってますね。ママがお客に恋愛感情を持ったぐらいで経営に支障がでるのでしょうか?これはノンフィクションですよね?社長はママを1億で買えというのかな? (09/10/18 21:11)
まりあ 飼うってどうなるんでしょう。。。いよいよラストですね(*^_^*) (09/10/18 20:54)


 ■ 2009/10/07 (水) 愛と青春の旅立ち・・・・・20


「お前はママの背中を見たことがあるか?」

「えっ?い・いえ・・・」


いきなり男は質問してきました。

しかもその質問はママの核心をいきなり突く様な質問で、彼は知ってはいましたがあえて知らないフリをとりました。

それはもし「知っている!」とした場合「どうして?なぜ?」と返って来るのは火を見るより明らかで、その返答如何では自分にももちろんママにも迷惑が及ぶ可能性が合ったからです。


「そうか!まだ知らないか」

「何か有るのでしょうか?」

「ママの背中には立派な彫り物があるんだ!」

「彫り物?」

「そうだ!立派な天女が背中を舞っている!」

「えっ?そ・そうなんですか?」

「その意味をお前は分るか?」

「えっ?そ・その意味って・・・・・」

「そうだ!ママは以前有る男と付き合っていてその時の物だ!」

「そうなんですか・・・・・」

「それはまだママが学生だった頃、お小遣い欲しさに夜の世界へ足を突っ込んだ時、ある男に夢中になり、その男にそそのかされて入れたんだ」

「・・・・・・・」

「ママも当時は世間のせと言う文字も知らないまだお嬢さんだった、そこをその男は着け込み、言葉巧みに背中に彫らしたんだろう・・・」

「それで?」

「惚れた弱みもあったかも知れん、その男は彼女を本当の夜の女に仕上げようとし、彼女はそんな男の企みなど微塵も気付かず、後に気付いてももう後の祭りさ・・・」

「その男とはいったい・・・・・」

「組の者さ!」

「組の?」

「ちんけな奴だ!女を専門にしているゴロツキだ!良い女を次から次へと引っ掛けちゃー店に入れてその店から相応の金をふんだくる、入れた女が人気が出れば店から毎月報酬を貰い、当然女の給料もピンはねする!」

「・・・・・・」

「最初は女も何の疑問も持たずに働くがしばらくすると疑問を持ってくる、そんな時は話で言いくるめるか、それでもダメなら完全にその女を売り飛ばす!そんな事を繰り返しているのだがママの場合は疑問を持たれる前に引導を渡す方法を取ったみたいだ!」

「それが・・・・」

「そう!それが彫り物さ!こんな物を入れちまうと堅気にはもう戻れない!ママも後で気付くがその時既に遅しで、もう友達も両親も身内全てに相談など出来やしない!」

「・・・・・・・」

「奴はそれ程ママを高く買っていたんだ!ママは夜でかなり稼ぐだろうと・・・・」

「そ・それで・・・・」


彼はある程度は想像していましたが、ママの過去のその後も続く男の話に釘付けになっていました。


「私がママの働く店に顔を出したのはそれからしばらくしての事だった」

「・・・・・・」

「初めはただのお客の一人として通っていたんだが、ある日を境にママが私によく相談事を持ちかけるようになった、そうして私とママは普段外でも会うようになった!」

「・・・・・・」

「そうしたある日、ママは私に助けを求めた!」

「助けを?」

「そうだ!ママに付きまとうあの男と切り離して欲しいと!」

「そ・それで?」

「ママもその時はもうすっかり夜の女だった、だから私にあの男と同じ匂いを嗅ぎつけたのだろう、私にしかこんな事は頼めんと・・・・」

「・・・・・・」

「しかしいくら私でもこれは難しかった」

「なぜですか?」

「お前この業界を知っているか?」

「い・いえ・・それほどは・・・」

「まあそうだろうな!この業界はやってはならん事がいくつか有る!一つは他人の縄張りで商売をする事、それともう一つは・・・・」

「もう一つは?」

「もう一つはこの業界に属している男の女を取る事だ!」

「女を?・・・・・」

「最初の方もヤバイが女の方はもっとヤバイ!なんせこれは男の恥も掛かっているんだ!同じ業界の人間に取られたとあっちゃー話は直ぐに広まってこの業界では生き難くなる!要するに「なめられる」訳だ!」

「なめられる・・・・・ですか?」

「そうだ!この業界はなめられちゃ終わりだ!だからこと女の事は下手に手を出せない!」

「・・・・・・」

「お前「小指を詰める」って事ぐらい聞いた事あるだろ?」

「はい!良くテレビや映画で・・・・」

「この「小指を詰める」ってやつはお前も知ってるが本来の意味まで知っている奴はあんまり居ない!」

「本来の意味?それは組員が不祥事を起こした時の罰として・・・・ではないのですか?」

「違う!本来の意味は女だ!」

「えっ?おんな?」

「そうだ!女の不祥事を起こした組員に向けた罰則だ!」

「どうしてですか?」

「昔、ヤクザ達の間で実しやかに噂されて来たものが有った、それは男の小指には性的な神経が集中していると・・・・それから組内で女癖が悪い者にそれを断ち切る意味で小指を詰めさせた!そしたら詰めさせられた男は性的に大人しくなった・・・というのが始まりだ!」

「へ〜そうなんですか!」

「だからこの罰則は女関係のみの罰則であってその他の不祥事についてはその都度組長の裁定によるものだ!しかしそれが何時の間にか色んな事での罰則に使われるようになったがそれはお前も言うようにTVや映画の影響は有るだろう!」

「・・・・・・」

「しかしこれでも分るように、昔から女の事はこの業界では御法度なんだ!」

「では、どうされたのですか?」

「しかし私もママの期待に応えたかった、ママもその時はもう限界の様だった、しかもあの男は使えなくなった女は直ぐ売り飛ばす奴だからな・・・・」

「それでは貴方も・・・・・」

「バカ言え!私は女に惚れたりはしない!」

「ではどうしてですか?」

「私の目には、ママの資質がこんな物ではないと思ったからだ!」

「えっ?」

「あの男の所ではママを引き出せん!あんな男ではママの資質には気付かんのだ!ママはまだまだこんな物じゃなくもっと夜の世界で活躍する!その意味で何とかしたかった!」

「それじゃ・・・・それじゃその男とそれ程変わりがないんじゃ・・・・」

「そうだ!それがどうした?私達の業界ではこれが当たり前だ!」

「それは・・・・」

「フフ!まー良い!・・・それで私はママを引き取る為にその男と会って話をしたんだ!」

「それで?」

「そしたらその男!やっぱりどうしようもない男で話は簡単だったよ!」

「簡単だった?」

「そう!簡単だった!金で話は済んだよ!」

「金で?」

「そうだ!金をよこせだと!ふふ!本当に助かったよ!奴は借金が相当あったみたいで、組でも自分の立場が相当やばかったみたいで俺の持ってきた話は奴にとっては渡りに船だったようだ!所詮女でしか生きて行けない男だから頭は悪かった!女には強いがビジネスやお金の事はからっきし素人でね、本当に助かったよ!」

「それで幾らほど?」

「たったの3千万さ!」

「3千万?」

「そうさ!たったの3千万さ!本人がそれで良いと言っているからこれでこの業界にも悪い噂も立たず、大手を振ってママを物に出来たのだからこんなに安い買い物は無いさ!」

「買い物?」

「そうだ!買い物だ!」

「それじゃ人身売買だ!」

「そうだ!それの何が悪い?」

「ママは人間だ!物なんかじゃない!それっておかしいでしょ?」

「お前バカか?それで皆が丸く収まったんだぞ!ママも男も私も、皆がそれぞれ目的を達したんだから何を文句をつけようがあるんだ?」

「なんかが違う!丸く収まれば良いってもんではないでしょう?」

「やはりお前は昼間の人間でおまけに相当何の苦労もしてないだろ?」

「そんな事は有りません!僕もそれなりに苦労はしてます!」

「では聞くが世の中で一番大事なのはなんだ?」

「世の中で一番大事な事?そ・それは・・・・」

「金だ!」

「金?」

「そうだ!世の中で一番大事なのは金だ!」

「ち・ちがう!それだけではない!金も大事ですがそれだけじゃありません!」

「じゃーなんだ?」

「まだ僕には分りませんがそれだけでは絶対無いと思います!」

「まだ分りませんがだと?何を言っているんだか・・・・では聞くがお前はどうしてママの事が好きになったんだ?」

「どうして好きになったか?・・・どうして?・・・そんな事に理由などありません!知らぬ間に好きになったんです!」

「知らぬ間に? ふふ! では聞くが、もしお前が好きになったママがその辺で汚い格好して座っていたらそれでも好きになったか?」

「言っている意味が分りません!」

「では逆に、おまえ自身が小汚い格好していたらママがお前に今までの様な態度で接してくれていると思うか?」

「そ・それは分りません・・・・」

「バカか!そんなお前に振り向く訳無いだろう!火を見るより明らかだ!良いか!所詮人はどんなに綺麗事を言ってても同じレベル同志でなければ付き合えんのだ!」

「それは分りません!そんなに決め付けないでも・・・・」

「では聞くがお前の交友関係はどうだ?お前とそれ程の差は無いだろう?」

「そんな事は有りません!僕の友人で何時も金が無いって言っている奴も居る!」

「そうか!で?そいつとどう言った付き合いをしているんだ?」

「他に友人達と何の差も有りませんよ!」

「本当にそうか?」

「はい!」

「そう思っているのはお前だけじゃないか?」

「えっ?」

「その友人はお前と居る時は何時も考えていると思うぞ!」

「なにを?」

「お前の様な年齢になるともう学生の時の様ではないのだから、何もせず、話だけで済む訳ではあるまい!やはりどこかに行って酒を飲むか、食事をするか?とにかく金が一切要らない訳ではない!」

「・・・・・・」

「そんな時、その友人に選択権が無い!お前は余裕があるからどこへも行けるが友人はそうではない!その立場ってお前は考えたことが有るか?」

「有ります!だからその友人と会うときは何時もお金が掛からない様に極力します!」

「で?時には奢ってやるとでも言いたいのかね?」

「そ・そんな・・・・」

「お前は分っていない!お前はその友人の前では常に立場が上なのだ!」

「・・・・・・」

「一度や二度なら誤魔化しも利くだろう!しかし毎回そんな事が続いたらどうだ?常にお前が場所も何も全てを決め、友人はそれに従うしかない!こんな関係を続けていけるかね?」

「・・・・・・」

「逆に考えたらどうだ?お前が友人の立場に立ったらどうかね?」


彼はつい、ママと最初のアフターの時を思い出しました・・・・・・


「お前は分っておらん!人間関係も社会生活も同レベルでなければ行き詰ると言うことを!」

「・・・・・・」

「お前の会社もそうだろ?お前の様な一流の会社がくだらん会社と取引して無いだろ?同レベルかそれとも上のレベルか?」

「・・・・・・」

「どちらにしても、そのレベルを維持しているのは金だ!」

「金・・・・・・」

「そうだ!金だ!金さえあればなんでも出来る!さっき言ったママの昔の話も、お前の会社でのいざこざも、全ては金で解決できない物は何一つ無い!」


「金か・・・・・・」




つづく


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告発者 寝たきり老人。。。あっ間違えた!ネタ切れ老爺(*^_^*)こら〜〜〜♪ロロロロシアンロシアンルーレット(*^_^*) (09/10/19 05:21)
はいむるぶし 告発者っち うるせ!^^ (09/10/18 20:07)
はいむるぶし まりあさん なるほど!今やジャンクフードにどっぷり犯されている私も貧しい食生活!^^ (09/10/18 20:06)
告発者 えっまだ続くの(*^_^*) (09/10/17 22:20)
まりあ う〜ん。料理の本に載っているようなメニューはあまり出ないですよ、日本と同じ一汁一菜、一肉一野菜。日本の良食材をふんだんに使われた料理が多く並んでいましたよ。日本製はいいとか。ところがっ!日本の食卓には海外の安くて安全性が微妙?火もしれない、なものが並ぶこともあるので、ある意味日本は他国に比べて貧しいのかもしれません。。。。 (09/10/16 23:26)
はいむるぶし まりあさん お帰りなさい!何時ものようにお元気そうでなによりです!ロシアはどうでしたか?美味しいものを一杯食べてきましたか?でも良く考えたらロシア料理ってあんまり知らないな〜!ボルシチとピロシキぐらい・・・・やべ!食生活が貧困なのがばれる!^^ (09/10/16 22:48)
はいむるぶし 告発者っち こら〜〜〜!勝手に終わらすな!まだまだ続くぞ!しかしこの所仕事が忙しくってゆっくり書けないんだ〜! (09/10/16 22:43)
告発者 エロシア人(*^_^*) (09/10/15 23:20)
??? フフ!ただいま帰りました^^ え゛っ!まさか、打ち切りなんて私は信じないわよ。。。 / お待たせ、お土産のゴーヤー味のチン*コウです。日本のお菓子がたくさん売られてました。良かったらどうぞ(*^_^*)つチン*コウ■ (09/10/15 22:54)
告発者 ◇編集後記◇作者の都合で今回で最終回となりました。短い間でしたが応援ありがとうございました。( ´ ▽ ` ) (09/10/14 02:59)
はいむるぶし お〜〜〜〜!由良っち!何をしとるんだ!どうしたのだ?早く帰って来い!寂しいぞ!由良っちの日記は楽しみだったんだぞ!こんな爺の楽しみを奪う権利は無い!だから早く帰って来い! (09/10/12 19:04)
由良 盛り上がってきたねw小指じゃなく、アレぶった切ればいいのにwwwああ、また恐い女ぶりを曝してしもたw拝金主義じゃないけど、不相応な付き合いは疲弊するねえ。由良も3000万で買っていただきたいw資質を買われたママはある意味幸せかも。対価が自由だっつーのなら3000万じゃ安いがのw (09/10/09 21:27)
はいむるぶし 名無しさん そうでっせ!銭でっせ!銭亀が居るって事とちゃいまっせ!銭形平次が本当に居たって話ですぜ!ほんまかいな!^^ (09/10/08 19:08)
はいむるぶし ここへさん ひと〜〜〜〜つ人世の生血を啜り!ふた〜〜〜〜〜つ不埒な悪行三昧!み〜〜〜〜〜っつ醜いハゲがある!よ〜〜〜〜っつ良い子に嫌われる!えっ?もういい?こりゃまた失礼しました!^^ (09/10/08 18:59)
はいむるぶし 軍神殿 今だ私は駒のように働いております!あ〜〜〜!何時これから開放されるんだ!?ゆっくりしたい〜〜〜! (09/10/08 18:55)
はいむるぶし サイコロさん オーー!その展開は想像も付きませんでした!流石深読みのサイコロさんですね!ふ〜〜む!言われてみれば確かにこれまで私が関わってきた女性軍らは豪傑な方が多かった様に思いますね!その中でも際立って豪傑はうちの嫁・・・・やべ!まずい!これ削除して良い?^^ (09/10/08 18:53)
名無し 「命より大事な銭や!」と、萬田はんも言うてはりましたで。 (09/10/08 09:53)
ここへ 資本主義は先立つものは金で、金のために悪事を犯す人間もいるけど、悪事を犯すと返ってくることが社長のような大悪人にはわからないのでしょう。 (09/10/08 06:17)
軍神 そう神は天を支配し、金は地上を支配するユダヤの名言、金こそ全てを支配する巨大な力なのだ!!戦争も世界金融も裏世界にいる財閥どもが、1日で数千億円もの大金をチェスの駒のように動かし一喜一憂しているのさ。 (09/10/08 00:51)
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