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なんとなく・・・。 |
■ 2008/02/21 (木) 一時休載のお知らせ |
20日21日と連休中です。
といっても、7連勤あけ・・・。しかも、連休は一ヶ月ぶり 週一回しか休みないし、9連勤もあったり・・。 小説を考える時間と体力もなくて、更新もできませんんでした。 今日は久々にゆっくり!車を中も外も掃除しに行って、洋服かって あそんで・・。楽しい一日でした。 明日はアルバイトの女子高生とご飯行く予定です。 まあ、それはいいんですが。。。 木村カエラのNEWSINGLE「JASPER」買いました。 車で聴いています。 電気グル-ヴの石野卓球が作った曲です。 木村カエラも石野も大好きだし。何より久々に「名曲!」って思える完成度。 サンプルヴォイスもすげー良い! 今年は電気もすでにシングル2枚出しているし、4月には8年ぶりに アルバムが出ます。「J−POP」というタイトルです。 今年は個人的には「音楽の当たり年」です。 先日 会社の社長に「CMの曲をつくれ!」と言われました。 心の中で「忙しくてできねー」って叫びました。 でも、まてよ・・・。 ずっと、最近は音楽活動から離れていましたが、そろそろ再開しようかな? 機材も新調したいな。 今年は僕本人も音楽の当たり年にしたいです。 次回はマスターベーション的な小説を再開します。 かしこ |
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■ 2008/02/13 (水) vol 15 「凝縮」 |
「そういえば、あの女を殺せないから、赤ん坊にしたんだ・・。」
じゅんの思考がますます複雑になった。 最終的には殺して解決すればいい。そう考えてしまう自分の変化に気がつく・・。 「チカラの犠牲者にできないのなら、誰かに殺させるしかないのか?」 それでは、おんなの行った殺人以下である。 みゆはシャワーを浴びている。おんなの風呂は長い。 そのころ、コウタの家には警察が到着していた。 コウタのチカラは願いをかなえると指定した人間を殺せるというものだ。 最初の願いは「母親が死ぬことで逮捕される」であった。 コウタはパトカーに乗せられた。 母親の死因は毒殺。 チカラの作用で、呼んでもいない警察はすぐさまコウタを逮捕した。 コウタは母親の死をなんとも思っていなかった。 だれでもよかった。 そういう人間だ。 「一度、獄中生活を体験してみたかったんだ。」 とにかく狭い空間に居たいのだ。 コウタは10日後 釈放された。 理由はない。そういう願いだ。 コウタは数字を減らした。12人が死んだ。 コウタは母親が死んだ直後まで時を戻す。 母親の死因は動脈硬化。血管の破裂。 12人は数字を減らした日時に死ぬ。 コウタのいる時間軸ではまだ生きている。 数時間後 「くそ、またか・・・。」 ニュースは「1」が左肩についた死体が出たことを告げる。 おんなの時とは違い、じゅんはすぐに行動を起こさなかった。 マスコミと警察とやじうまがコウタの家を取り囲む。 「うわ、予想どうりの賑わいだね。」 コウタはテレビで自宅の映像を観ていた。 「この先どうしよっかな〜♪」 コウタのテンションは少しあがっている。 みゆを抱きながら寝ると少し安心する。 |
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希望の光 Yさん そういうのじゃないよ。やってみたかったのです。でも、自分の中では生産的です。 (08/02/17 01:41)
ワイ どうでもいいや〜!マスターベーション?なの? (08/02/14 01:26) 希望の光 なんか、いろいろごちゃごちゃになってきたよ。小説って書くの難しいのね・・。誰か読んでくれてます???? (08/02/13 01:44) |
■ 2008/02/12 (火) vol 14 「異界」 |
思い出は美化されたかと思うと、そのうち忘却の彼方へ
昼過ぎまで寝て、起きるとゲームばかりして 食事もまともにしないようなおとこは ただ、ただ 過ぎる日常と戦っていた。 労働意欲は全くない。今年の5月に27歳になった。 ネットで「数字殺人」をチェックするのも日課になっていた。 「なぜ?順調に数字は増えていたのに、急に1からはじまったと思ったら、100もいかなかった。」 「殺人者がもう一人増えたけど、殺されたってこと?」 引きこもりだが、天才・・。ってタイプである。 「それに、殺人のペースがなるべく週1回にしようとしてる感じだね。」 「たまに、まとめて殺してるけど・・・。」 「コウタちゃん〜。ご飯たべなさい。」 ママのおでまし。 「あ、部屋の前に置いておいてよ。」 「はーい。」 コウタはかれこれ2週間は外出していない。 たまに外に出る時は図書館にしかいかない。しかも自転車で。 「おい、お前も殺してみるか?」 突然男の声が耳元で聞こえる。 「な!」 幽霊みたいな男は、パソコンのモニターに映った。 声は耳元から聞こえるのだが・・。 コウタは一瞬驚いたが、すぐに存在を受け入れた。 コウタの左肩に焼印が浮かぶ。 「ねえねえ〜。どっかいこうよ〜。」 「どっかいこうか!」 「なによ、なんか適当な返事ね。」 まだ、学校は夏休みだったが、じゅんは自分のアパートに戻っていた。 「友達のナミちゃんは彼氏と旅行行ったって!」 おんなはそういう言い方が好きだ。 じゅんは考えていた。赤ん坊にしたおんなのことを・・。 「アイツ、成長したら 何歳からチカラを使うだろうか?」 じゅんは殺してしまったほうが良いのかもしれないと思っていた。 しかし、無駄にじゅんは人を殺したくない。 「犠牲者よりもあのおんなの方が命が重い?」 じゅんはジレンマにかられていた。 「もっと、冷酷に殺すべきなのか?」 「なにボ〜っとしてるの?」 みゆはじゅんが考えている間も話し掛けていた。 「ご、ごめん・・。なんだっけ?」 「もう!」 コウタはすぐさま母親を殺してみた。 |
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■ 2008/02/07 (木) vol 13 「輪廻」 |
「ただいま。」
「あ、なに?今日は部活行かなかったの?」 「うん。なんか風邪気味で帰らせてもらった。」 「熱あるかもしれないから計りなさい。」 「あ、うん。」 「かあさんこそ、今日は仕事なかったの?」 「なんか最近は若い社員さんが入ってきて、休みが増えたのよ。」 「ひとがいない時は連勤連勤で使うくせにね・・・。」 「いいじゃない。かあさんもゆっくりする時間があっても・・・・。」 その記憶は徐々に色あせていく。 じゅんは赤ん坊の行く末に困り、孤児院に置いて来てしまった。 「これでいいのか・・。わからない・・。元の年齢に戻すわけにもいかないし・・。」 「育てるわけにも・・・・・・・・・・・。」 じゅんは彼女を敵だとは思っていなかった。 本当の敵はあの男である。 現時点ではそう思うしかない。 「もう、僕は普通じゃない。」 じゅんは徐々に、この苦しみから逃れるために 数字を使いきろうと考え始めていた。 「幽霊みたいな男の存在はチカラでは消せない。」 当然、以前にためしていた。 「数字を使えば人が死ぬ。」 じゅんはしょうがない状況で犠牲にした人達に苦しめられている。 「みゆ。キミは僕の天使だ。」 人は天使ではない。 天使は時に悪魔の微笑みを浮かべる。 幽霊みたいな男は暗がりでこう言う。 「早々にも死者の魂を集めなくては・・・。」 「ねえ、おにいちゃん。いままでどこにいってたの?」 妹のさえが言う。 「ちょっとね。」 「ちょっとって?なんなの?また内緒?さては、彼女と・・・。」 「うるさいよ!ませガキ!」 さえはそうは言っても、一周忌はちゃんと家にいてもらいたかった。 夕食は後ろめたさから、じゅんの作ったカレー・・・。 「おにいちゃん。これ、普通過ぎるよ・・・。」 「なんだそりゃ?はははは。」 ここまではありふれた日常にみえるが、 じゅんはあのおんなをおいてきてしまったことや、保身のための殺人に気が狂いそうだった。 「いっそチカラで違う世界をつくりあげてしまおうか・・。」 「おれはもともとはなんなんだ?魂を集めているのなんのためだ?」 繰り返し、繰り返しつぶやく・・。 |
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