1月14日(土) 21:00〜21:52
昨年9月に放送し、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した
「タクシードライバーは眠れない」を再び送る。
規制緩和後のタクシー業界では新規参入、増車、
価格の3つの自由化が図られ、サービスの多様化が期待されていた。
だが現実には激しい安売り競争と供給過剰が起き、
運転手の給与は激減。長時間労働が恒常化し、乗客の安全を脅かす恐れもある。
「規制緩和の実験場」と呼ばれる大阪でも運転手の平均年収は
280万円にまで落ち込んだ。リストラや倒産を経て大量に流れ込んだ
運転手の平均年齢は55歳を超え、激烈な競争の中で
運転手たちは過労運転や休みが少ない状況に苦しんでいる。
投稿者 : 放送中 日時 : 06/01/14 21:06