欧米キリスト教の考えでは子供は神様からの授かり者である。
したがって自分が年金をもらえるからって子供の育成をおろそかにする事は
ない。神様からの授かり者だからコミュニティー全体で次の世代を育成
しようとする。
しかし日本では子供は親の所有物である。
自分が年金をもらえる事になっていると、子供がニートになっても困る事は
ない。平気で子供にパラサイトさせるのも親に余裕があるから。
団塊の世代が次の世代の育成に熱心でないのも「どうせ年取ったら年金もら
えるのに敢えて自分たちのライバルを育成する事はない。俺たちが定年まで
働ければ全てハッピ〜」という心理が働いているからだろう。
民間の企業年金だけだったら会社がなくなれば年金もなくなるので次の世代
を育成しないなんて心理にはならないだろう。
こういう議論をすると親の面倒を見ないバカ息子娘のケースを持ち出す人が
必ず出てくるが、社会の役に立たないクズ人間を製造した責任は取らなくて
もいいのか?
そういう育て方をした親にこそ年金なぞ払うべきではない。自己責任どころ
か社会を不安にした罰として税金を取ってもいいくらいだ。
日本社会の実情を考慮する事無く欧州型の公的年金制度を導入した官僚は
日本を滅ぼした元凶として歴史に名前を残すであろう。
投稿者 : 名乗るほどの者じゃね〜ぜ 日時 : 05/10/29 08:30