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THE CRANE FLY 門出の詩

カテゴリ:雑談
ここまで歩んで来た道は夢でも幻でもないんだ。
良いことばかりじゃないけれど、悪いことばかりでもない。
誰もが一度はくぐる道。花につつまれた門出道。
それぞれの夢をいだいて新たなる道を行く。
不器用に歩んで来た道だけど、決して振り返らぬような道じゃないんだ。
つまらない授業を聞きながら教科書のすみに書いた夢。
たとえ教科書があせたって今も変わらずこの胸に。
休憩中の渡り廊下、好きなあの子とすれ違えば、話しかけようかやめようか、頭の中は真っ白。

時流れ早く。春の風がふけば。
言葉で表せないほどの、気持ちで門をくぐった。
さみしくなんかない。悲しくなんかない。
小鳥達が僕らのために祝福の唄を歌う。
いつも先生を怒らせて。机ごと廊下に出された。
迷惑ばかりかけたことを唄に込めて謝ります。
六時間の授業の中でたった一つ覚えた事は、
心の内をさらけだせる仲間作りをすること。
嘘っぱちだらけの、霞んだ世の中で。
出会いと別れ繰り返して、また一歩大人になる。
あの日は戻らない、ならば前へ進め。
胸に焼き付いた思い出が僕らの背中をおすよ。

時間とともに、形は変わりゆくけど。
思い出たちはずっと僕の宝物。
何処か遠くに、逃げては隠れてみても。
黒いお日様、ずっと僕の後をついてくる。
だから。
嘘っぱちだらけの、霞んだ世の中で。
出会いと別れ繰り返して、また一歩大人になる。
あの日は戻らない、ならば前へ進め。
胸に焼き付いた思い出が僕らの背中をおすよ。
かたい話ならやめにして、はめを外して写真をとろう。
いつの日かまた会える時はこの場所で笑ってて。


投稿者 : 記入なし 日時 : 05/02/18 03:01
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ページ1.THE CRANE FLY 門出の詩 (no.1から99まで) 日時:2005/02/18 - 2005/12/30