ﾄﾞﾗｺﾞﾝｸｴｽﾄ�V　ﾄﾛの冒険　財団版

学生時代から俺は何気に書店でバイトを始め、気が付いたら店長になっていたが、ある日社長が車の売買に手をだしていた事が発覚。
経営状況は一気に窮地に追い込まれ、打開策として息子を社長にしやがった。
瞬時に会社は倒産。親は何故息子をそんなに信用できるのかね？愛とかですか？？？

当然バイト暦の長かった俺にまともな転職先は見付からず、その後7年くらいは食えるだけましさと、派遣やバイトやブラック企業で働いていた。
いろんな職場経験を買われ、だいたいの仕事には慣れて、そこそこの対応が出来るようになってきた。大手の正社員となり、プロワーカー契約もして会社間で仕事をする日々がはじまり、数少ない日本の企業の裏側を垣間見る貴重な経験をした。

書店での接客やアルバイト教育も経験した俺。
女性陣が持つ独自の見方と言うのも心得ている俺だったが、やはり派閥と言うのは枠が無く大小何処でも香ばしく焼かれている。

劣悪した会社で俺は自分でも驚く程度にのし上がって行った。

同じ頃、日本をよくしようと研究する若者や天才なのに何故かここに入社してきたM氏との出会いで、俺の人生が狂い始める。

そんな中。
去年の夏に母他界。それを期に、俺の個人的事情で問題のあった家族問題も結構解決し、実はそこそこまとまったお金も手に入った。
実は両親が貯めていた貯蓄をそっくり身内に盗られてしまった過去が有る。結果として今も言い訳ばかりされるが。

多少は謝罪の意味か、お金が帰ってきた。−−−−−−−−−この余談は触れないで話を進めよう。



俺の性格は元々小心者。正直社会が嫌いだし、人間付き合いもめんどくさい。
お金が無いせいで何にも出来なかっただけなんだけどね。


ﾆｰﾄにも成れず、でも職場ではその性格から様々無理難題を押し付けられ続けた為、気が付けばどんな会社でも少しだけ、仕事が出来るようになってしまう。結果そこそこの位置に置かれるような奴だ。


好い加減この時代に飽き飽きした。企業すると決め、活動を始めるが、ろくな会社が無い。
じゃぁ創れば良いじゃないかと言う訳だ。

今はでも、この日本で人に還元される企業と言うのは直接的に存在できない時代だと分かっている。
そこで県全体で活動をしている地方農業の財団法人に目処を付け受験。合格し財団法人の従業員と成れた。
大手の企業が財団法人下の人材を使い地方農業から輸出迄を検討しだす現代社会の移り変わりのラインに乗っかった。ただそれだけだ。

とまぁ。こんな感じ。
庶民なんで時代に流れて生きてます。