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アラフィフ喪男の花粉症日記

この日記は、
中国山地にある小さな町在住の49歳の日記。

[悩み]
・冬は超冷え性、春は超花粉症、夏は汗かき。

 ■ 2007/09/18 (火) 【タッチ】の感想。柏葉兄弟


図書館で【タッチ(あだち充の漫画)】を久しぶりに読みました。

私は柏葉英二郎のファンです。
柏葉英二郎が明青学園野球部で酷い冷遇をうけ追い出されたのは、漫画でははっきりと語られてなかったけど、兄・英一郎の陰謀だったのだと読み取れました。


漫画では、
[英二郎は、兄の英一郎が甲子園にいけなかった雪辱を果たすために、明青に入ったのだが、当時のエースピッチャーが英二郎が入ることで、ピッチャーの座を奪われる事をおそれ、兄の英二郎のバイク事故の身代わりになったことを利用し、英二郎を追い出した]という設定だったが、
そのエースピッチャーが、英一郎の命令で、英二郎を追い出したと告白しました。

おそらく英一郎は、英二郎が甲子園に行くことにより、自分より弟の方が優れてることを立証されるのを恐れたのでしょう。
今まで、優秀な兄(英一郎)ダメな弟(英二郎)という立場が逆になることを恐れたのでしょう。
英一郎は「こころから野球を愛し、人を思いやり、真面目で一生懸命」の裏側に、計算高い悪質な性格を持っていた。

英一郎は、現実社会で活躍している人たちの裏側をまさに描写しています。




地区予選決勝で上杉達也が
「和也をあんたと一緒にするな」と言うと、
英二郎が
「だったらお前はどうだったんだ?華やかな舞台で活躍する弟(和也)を見ながら何を考えてた。弟が舞台から転げ落ちるのを、1度でも期待しなかったのか」と言ってるシーンが1番印象に残ってます。


私は、永遠に舞台に上れないような人生を送っており、柏葉英二郎の影のところに共感をもてるので彼のファンなのです。



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