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人生には必ず邪魔が入る。

疫病神が疫病神を連れてきました。
疫病神はかわいいワン子を連れていました。
ワン子の不幸を見逃せませんでした。
自分を終身刑とし、不幸を背負う代わりに
何とかワン子を救う事が出来ました。

 ■ 2024/08/05 (月) 【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】  第十三章 第二話


【名もなき男の、ああくだらなき我が人生】

第十三章 新たな歩みもヘタレはヘタレ

第二話


面接を消化し、某警備会社の入社が決まった。
念願であった実家からの脱出。
少し離れた市への就職であった。そして部屋を借りた。
一人で暮らすにはなかなか贅沢な2DK、閑静な場所であった為に家賃もそこまで高くはなかったはずだ。

仕事はまず泊まりで研修所のような場所に行き、その後配属みたいな感じだった。
何の仕事でもそうだが研修の段階では皆やる気と希望に満ちている感じで雰囲気的に嫌いではない。しかし分かりやすい程にライバル視なのか何なのかそんな空気を醸し出しマウントを取ろうとしてくるウザいのもいた。

こういう属性の奴等というのはいちいちウザい。

そしてその後に自身が勤務する営業所への勤務が始まった。
職場はなかなか厄介な曲者揃いであった。
どこの警備会社もこんな感じなのだろうか……?

まずは課長クラス以上の上司はイケイケというか属にいうところの恐い感じの風貌と威圧的な態度の人が多かった。
そうでなければ、非常に姑息、根回しを駆使するタイプ。
そして同僚もあまり好きになれない先輩方が多かった。
身長の高い人間は、2人ぐらいいたかな「お前はそれしか誇れるものが無いのか?」と言ってやりたくなるぐらい長身である事に優越感を持って接してきた。
子供の頃から背が高いね、みたいに言われチヤホヤされ続けて勘違いして大人になったのだろう、他人の優しさに気づかず感謝の出来ないとんだピエロだ。

スポーツもやっていたらしくそれを売りにしていたが、「いやいや、お前その身長ならプロぐらいのレベルになってないとダメだろ」と、言ってやりたくなった。

その他にも
出世願望だけはある仕事はまったくやらない典型的なサボリーマンタイプ。
苦手な不良上がりタイプの年下先輩。
陰険で信用出来ないタイプ。
超嘘つきタイプ、話しをしていると嫌いではないがその一線は越えたら絶対にダメだろ、を越えてしまう感じ。

自然と一緒に仕事をしたくなるような人徳を持った人もいたが、まあバリエーションに富んだ職場であった。

こうして破滅の道が幕を開けたのだ。


その時代に捧げるBGM
最後の死闘 FFV
https://youtu.be/4_GGHjLODo8?si=GwjGlNKAZ3LJUGae




お名前   コメント

日記主 大なり小なりあるにしても人が集まると厄介ですね。 (24/08/06 10:38)
記入なし 自分の居た警備会社ても、クセ者、多かったですね。。。 (24/08/06 06:35)


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