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ボロクソ駄目日記


 ■ 2010/01/28 (木) レッドアリーマ&吸血鬼ハンターD


『イース』の大地に赤い魔物が降り立った魔物が辺りを見渡す、いない、反応はこの辺りだ、何所へ言った?辺りの魔物を締め上げて居場所を聞き出すか・・しかし、事を起こすの得策ではなかった、何より人間に見つかっては色々と面倒だ、妙な力を感じた、魔界にしか存在しない力「魔導」、レッドアリーマは力の存在を確かめるため、翼を広げ飛び発った

タルフは助けを待っていた、我慢だきっと誰かが助けにくるはずだ、牢屋の向こうにも人が囚われていた、自分が此処に来る前から捕えられていた、しかし会話は無い、距離が有り過ぎるわけではない、見張りがいるわけでもない、ただ話さないだけだった、黒いトガリハットに黒い鎧首には赤いマフラーを捲いている、肩から伸びた長い髪は雪のように白い、タルフは彼に何度も呼び掛けたが眠っているらしく応えはない。話しかけるのを止めた、暫くすると振動が響いた、魔物達の叫ぶ声がこだまする
「どうした!」
「敵だ!!!お前達も追撃に回れ!」
魔物達が武器を持って次々に移動し始めていた
だが、次の瞬間追撃に向かった魔物達は火達磨になって吹き飛ばされタルフは思わず後ずさった、新手が武器を構え突撃するが全員吹き飛ばされてしまい壁に叩き付けられた、助けだ!父さん達が助けに来てくれたんだ!、だが助けに現れたのは父親でも村人でもなく、ましてや人間ではなかく、紅い悪魔「レッドアリーマ」だった、虫の息の魔物の頭を脚で踏み潰し片手で締め上げている魔物を自分の方に寄せ尋問を始めた
レッドアリーマ「ナーガスは、奴は何所にいる」


村人「ルダ!無茶だ!死にに行くつもりか!」
ルダ「離してくれ!息子をタルフを捜しに行くんだ」
イース6神官ハダルの子孫ルタは武器を持って入り口で村人達に取り押さえられていた、2週間前、彼の一人息子ハタルが行方不明となっていた、村人が辺りを捜索したが発見できず現在に到った、その時村人が3つの人影に気付いた、一人は金髪に紅いバンダナを巻いた体格の良い男、二人目はタルフ位の歳の子供だった、三人目は紅い髪をした青年だった

レッドアリーマは質問を繰り返した
魔物「ナーガス将軍、サールインの神殿・・・だが誰も入る事はできん・・・」
必要な情報を聞きだそうとすると魔物はピクリと共動かなくなった、レッドアリーマは魔物を投げ捨てた。
視線を感じて振り向くと牢の向こうで人間の子供がこちらをジッと見つめていた、戦闘に夢中になっていて気付かなかったが、此処は侵入者を閉じ込めておく場所だ、四方は牢で固められていた牢に閉じ込められているのは子供ともう一人先程感じた力の持ち主だった
力の正体はその男から発せられる気迫と直に判った
だが、無数の怒号と足音が彼を現実に引き戻した、音の数からして30といったところだろうか、一人で相手にするのは容易いが、この先も敵の軍勢を相手にするには得策ではない、彼は手刀で男の牢を切り裂いた
レッドアリーマ「手を貸せ」魔物の死体から剣を取り上げ男に投げ渡す、男がそれを受け取る
レッドアリーマ「名は?」
男は静かに゛D゛と応えた



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