U_sanのいいんですよ。それで。

たまには図書館にでも。脳、五感に関する本を読んでみた。
しかし、体たらくな僕は２０頁も読むと頭が痛くなって読むのを
止めてしまう。面白そうな本なのだが。

糖分が不足してるかと思い、近くのコンビニでブラックサンダー
を購入。糖分補給し、いざ図書館へ。

今度は１０頁でダウン。うーむ、なにか読み方が間違っているの
かも知れない。たしかに普段から頭なんぞは使っていないのでオ
ツムが弱いというのはわかってはいるが・・

エコーロケーションというのは反響音で周囲を認識する能力らし
い。イルカや蝙蝠なんかがよく説明に使われているが、人間にも
備わっている能力らしい。

盲目のエコーロケーションの達人がいて、目が見えないのに自転
車に乗って山道を走ったりできるんだそうだ。「チッチ・・」と
舌打ちし、その反響音から周囲の状況を把握できるんだって。

これって特別な人だけに備わった能力ではなくて、ほとんどの人
が日常的に無意識に利用してるものらしい。自分で音を出さなく
ても周囲が発している音、その反響音で何らかの情報を認識する
らしい。

脳というのは、僕らが聞こえているとおもっている以上の音に対
し、反応しているんだって。

夕方、自室にこもり、耳を澄ます。
嫁さんがばたばたと動いている。僕はそれで嫁の位置、行動を予
測しようとこころみたが、けっこう外れていてがっかりした(笑)

ただ、時折ゾワッと鳥肌が立つような思いをしたのだ。二の腕の
皮膚が収縮するような。どういうときにかというと嫁が迫ってく
るときだ。嫁の足音が近づいてきて、突然ドアをバンッて開けた
ときにゾワッとしたのだ。

音の大きさに驚いたからだろうと思っていたが、後日、本の続き
を読んで納得した。人間は近づいてくる音に対して敏感に反応す
るんだそうな。それは危険回避のためらしい。そう予知するよう
にできてるんだね。

さて、続きを読んだときのはなしだね。やっぱり１０頁でダウン
してしまった。なにか読み方が間違っているんじゃ？

耳を澄ませてみました。字をなめるように見ていきました。両手
の指で紙のざらつきを味わってみました。頭は痛くなりませんで
した。１００頁読んで、止めました。