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U_sanのいいんですよ。それで。


 ■ 2014/11/02 (日) 逃避行


朝、はやくに目覚め、母親の元へ行く予定だった。
実際は行かなかったのだが・・
いざ、動こうとすると吐き気と腹痛と・・
心因性のものだ。
会いに行こうとするときはだいたい起こる。
行きたくないというのが本音なのだが・・
行くとか行かないとか考えることも止めて大人しくしてた。
時間がどんどん無くなっていく。
15時を過ぎたらもう無理、あきらめよう。
吐き気と腹痛がさらに増していく。
電話をしないと・・
決心がつかない。
夕食を終え、一息ついて電話した。

母親を好きとか嫌いとか、そんな思いはもうない。
ただ、体が拒絶反応を示している。

母親はボーダーっぽいかんじがする。
境界性(ボーダー)パーソナリティー障害。
実によく当てはまる。
しかし、高齢者は境界性パーソナリティー障害のくくりには入れない。
高齢者はほとんどその傾向にあるから。
多くの喪失体験とかがそうさせるらしい。
私の記憶では、母親は30前半の頃から異様だったので
ボーダーのくくりに入れてもよいような気がするが。
治療法はないに等しいのでうまく付き合っていくしかないが。
気が重い。

もう治療はしたくない、いざとなったら週末病院でやすらかに逝きたい
などというので「もう治療はしないんだね?決心したんだね。」と問う
と「それは先生に相談してから。」という。誰も信用できない、病院も
先生も信用できないといってる先から・・自分で決めることはできない
し他人に委ねることもできない。

やはり引導を渡すのは自分なのか。死を受容することの難しさ、そのへ
んの思いを電話で話した。その上で自分の人生は自分で決めるしかない
と。甘い言葉は渡さない。

そして僕は寝入った。よく眠った。逃避行の天才だ。


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