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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2009/08/23 (日) 現場で汗だく


現在6:45です。

先週は時間のあるときに市役所へ行き被災証明を取り直した。役所で働く同級生にあったのだが、「え〜、おまえんとこも大変だったのか?」と明るく言われ、ちょっと腹が立った。そして、被災証明を取り直す窓口でも段取りが悪くてイライラ。住民票を取らねばならなかったので、その窓口に行ったら、そこにも同級生がいて「大変だったね」と労われた。

ついでに、相談窓口があったので、うちの上の土地の土砂排出について相談する。あくまでも、民地のことは所有者でというのが市のスタンスであり、それは分かったから、やらない所有者には指導・勧告などをしてくれないかと言った。うちの裏は山なので、住んでいる人がいない。直接的に影響がない場合は所有者は排出に積極的でないケースもあるのである。

でも、それも出来ないという。

ということは、今後の台風などで、その土砂がうちに流入したら。死人がでたらどうしてくれんだと話すが、押し問答。「忍者さんの言うことは分かりますが市はなにもできないんです」と言われた。悔しいったらありゃしなかった。

仕事の方は、休んだ分のツケが回ってきて、とても気ぜわしい。勤めのほうもだが、自営のイベントの仕事もキュウキュウになってきて気ばかり焦る。

昨日は、支援をしてくれた師匠が関東から来て、被災した家を視察にきたのだが、イベントの現場で行くことが出来ず、妻子が対応した。問題は、塀をついても、後ろの土砂の流入の懸念であった。師匠は、建設のプロなのでそのへんをシビアに指摘して帰っていった様子。金のことは心配するなと言ってくれたが、それがまた心理的に負担になる。


こっちは、市のボランティアセンターにもなっている公会堂で、汗だくになってイベントの運営をした。この会場がボランティアセンターにもなっているなんて知らなかった。敷地内の広場にはテント村が出来て沢山の人がいた。一輪車やスコップがいっぱいあった。レンタカーのバスで現場へ散るボランティアのみなさん。ありがたい気持ちと、「ボランティアで災害対応」する行政の姿勢に腹が立って仕方なかった。市長、県知事と公会堂でのイベントにやってきたが、えらく多くの取り巻きに囲まれた「政治家」たちは、ボランティアセンターに顔を出したんだろうか? 

16時に現場がはねて、帰宅し、風呂に入って少し寝て、娘の幼稚園の夏祭りに行く。楽しそうな笑顔の花が咲く園庭で平和を少し考えて、トリの花火大会の前に帰宅して、酒を舐めて寝た。

妻はPTSDになった。週末に娘とポケモンを見に行ったのだが、劇中で激流などが出てくると胸が苦しくなるという。大量の水とかが怖くなったらしい。俺も10年来のPTSD患者(交通事故が原因)で、夫婦ともども精神安定剤のお世話になることになった。


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