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忍者の無職 キャリアデザイン日記


 ■ 2005/08/05 (金) 映画監督の講演と妖怪大戦争


現在13:23です。

昨日は、母から電話があり、著名な映画監督が講演をするので行ったらどうかと言われる。最初は邪険に答えていたのだが、行ってみることにした。

暇だからな
(by上野顕太郎  って最近、マンガ書いているのだろうか? 俺が好きな漫画家は流行らないんだよ〜。ながいけん然り、泣くよウグイスの人しかり。クロマティ高校がブレイクしたのは嬉しかったが)

公民館みたいな研修センターに行くと、驚いた。
「キャリア教育研究会」とあるではないか? 参加者は中高の教師。その記念講演で映画監督の講演があったのだ。キャリアカウンセラーの俺としては、けっこう良いチャンスというか、勉強になる会ではある。

しかし

皮肉を感じざるを得なかった。俺は芸術系の大学に行ったのだが、当時の教師は強行に俺の進路に対して反対した。当時、映画監督になりたいという俺の希望は「経済的ではない」という理由で反対された。親にではない。教師に、だ。
 講演に来る映画監督にしても、映画監督になったのは最近であり、それまでは腕の良い助監督だった。経済的には喰えていたはずだ。(監督になると責任やら、ギャラの不確定さから、最近は監督になりたがらない助監督が多い) しかし、社会保障はないし、実際にその監督はケガで6ヶ月仕事できなかったときにはキツかったと言う。たぶん彼が高校生のときは俺が受けた以上の白眼視とかタワケ者呼ばわりがあったに違いない。身上つぶすにゃ映画と演劇って言われていたんだから。

 反対に、そういう圧力にも屈しない強い意志が「夢」を叶える力だ。ゆえに一般の人間には夢が叶えられない。強い意志を持続できるのが「才能」なのかもしれない。

 最近はキャリア教育があって、大学進学先も職業を見据えた取り組みをしているようだ。それはそれで良いのだが、教師の持つ職業観って、どっか金を稼ぐことに後ろめたいような感覚を覚えさせるところがある。(俺の兄だけか?) それに、頭を下げてナンボという新人(=未経験時期)経験がないのか、先生呼ばわりされるのが当たり前だからか知らんが、どうにも偉そうだし、バーチャルな感じがする。これらは人の感情を数値、統計化できないのに、それに当てはめないと作業が出来ない教育の徒花であろう。ルール敷かないと教師の「個人」のコピーばっかりが出来ちゃうし。

これ、私の主観なので、記述は正確ではない。性格だね、こりゃ。

講演は有意義だったが、スタート時間は遅れるわ、最初に監督のプロモーションビデオを20分くらい流すわで、実際に話を聞けたのは30分程度だった。段取り悪い。話には感銘を受けたが、その後のパネルディスカッションは見ないで会場を後にした。

さて

夜になった

試写会は2名OKだったので弟を誘って見に行った。
妖怪大戦争である。
これから見ようと思われるかたに、さしでがましく、ご案内。
1.この映画は妖怪がたくさん出ます。
2.監督はゼブラーマンの三池監督です。ゼブラーマンが好きだった方にはオススメ。
3.妖怪の弱点があります。それは映画の中では説明されないのでご注意ください。
4.帝都物語、大戦の世界観がそのまま生きています。加藤憲則が出てきます。帝都〜を知らない方には全くの説明が映画の中にはありません。とてつもなく霊力の高い悪役だとお考え下さい。
5.子役の男の子はカワイイです。(変な意味ではない)
6.キャシャーンの世界観が好きだった方にはオススメです。なお、キャシャーンも宇多田の旦那が監督するよりも三池監督のほうが良かったんじゃないかと思わせる出来に仕上がっています。
7.稲生物怪録が少しベースにあります。

俺には楽しめたのだが、弟は3.4.7.を知らなかったので、さっぱり面白くなかったらしい。ていうか、分からなかったらしい。製作者のほうで観客をナメることがあって、製作者が知っていれば観客も分かるんだという思い込みがある。3.4.の説明のなさはそこに起因するのだろう。

けっこう面白い映画だと思ったんだが、もう少しタイトルの付け方、なんとかならんのかと思った。妖怪大戦争だぞ。タイトルだけで潜在顧客の3割は落ちたんじゃないのか? ガメラの一作目、「大怪獣空中戦」だっけか? 中身は良いのに、タイトルで損している邦画って多いと思うよ。


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幸運を祈る 一反木綿がCMで出てるのをチラっと見ました。鬼太郎の中であのキャラ一番、好きだったかもです^^ (05/08/05 23:49)


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