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忍者の無職 キャリアデザイン日記 |
■ 2005/01/25 (火) 妻子の居ないときの映画日記 |
現在9時を回りました。
昨日の日記であらかた、行動内容はご報告したので、取り立てて、どうと言うわけでもない。今しがた、8時にメーカーオプション(=嫁)、8時10分におじゃ魔女(=娘)はパート、幼稚園に旅立った。あえて報告すると、中国の安眠茶は、利いた。人民元を無駄遣いしなかった訳だ。 彼女達が不在中に俺が見たDVDは下記の通り。 映画は嗜好品の一つなので、好みが分かれる。優劣を書くつもりはない。あくまでも俺の「偏った好み」として、ご笑読していただければ幸いです。 1.ゲロッパ (日本 井筒和幸監督) テレビでおなじみの井筒監督。どうも、俺には、かつての大島渚監督の行動様式( テレビで映画の制作費を稼ぐ)のような気がしている。映画そのものは面白い。ただ し、サービス精神旺盛というか饒舌と言うか・・・。常盤貴子が真面目に演技してい るのに少し驚いた。あと長塚圭史(京三の息子)が良い。 2.ドッペルゲンガー(日本 黒沢清監督) 役所広司主演。役所が見飽きたという向きもあるが、それでも演技は安定している。 ドッペルゲンガーとは自分の分身であり、原語が登山用語だったと思う。ゲロッパに くらべ、今度は省略が多く、?と思うところがある。井筒と黒沢を足して2で割るよ うな映画だと良いのにと思う。 3.ゼブラーマン(日本 三池隆史監督) 哀川翔100本目作品、宮藤官九郎脚本。哀川は「黄泉がえり」でも、落ち着いた演 技を見せてくれたが、今回も、なかなか良い。鈴木京香が安定した演技を見せてくれ るし、かぶりものさえクリアしてくれている。東映作品はCGが不得手。 4.死に花(日本 犬童一心監督) オーシャンズ12を見る前にぜひ見て欲しい。老人が銀行を襲う話であるが、しっか りした作りで、ストーリーの矛盾や演技の破綻のない安定した作りである。星野真理 ファンならば、水着シーンがあり、一見の価値がある? ただし、青島幸男の喋りや 風貌が林家喜久蔵師匠に見えてくるので、注意が必要だ。老人ばっかりなので、邦画 ファンならある程度の感慨を持って楽しめる。動く森繁久弥が登場する。演技なのか どうなのかは不明だが、生きている森繁が観測できる貴重な1本だ。 5.ブラザーフッド(韓国 シュリの監督) 朝鮮戦争の話。劇場公開時にメーカーオプション(=嫁)が見て「CGなどでカネを かけて、これ以上、凄惨なシーンを作る必要はもう無いんじゃないか?」と言わしめ た作品。たしかに戦闘シーンは、そのまま切り取って「プライベートライアン」にま ぜてもワカラナイんじゃないかと思うほどの出来だ。朝鮮戦争史を少しでも分かっ ている、朝鮮半島の地理が分かっているとより楽しめる。弟が女々しい、兄の行動原 理がよくワカランという声もあった。この映画はおすぎがラスト30分は涙なしには 見れません!と言っていたが、どこで泣けばいいのか分からなかった。 6.キルビル2(アメリカ タランティーノ監督) 日本のBC級アクション映画おたくのタランティーノ監督が爆発の続編。お話として は面白いし、そういう事情を知っているとより楽しめる。1作目よりはカネがかかっ ていないように思える。そして、先の事情を知らない場合は、それら監督の趣味に どこまで付いていけるのか不安になる。エンドロールが3バージョンあって、ちょっ と勘弁してほしかった。いきなり梶芽衣子の恨み節を聞かされてもね〜 7.キャッチミー イフ ユー キャン(アメリカ スピルバーグ制作) スピルバーグ監督ではない。製作だ。長い、長いが面白かった。トムハンクスは安定 そして器用にこなし、デカプリオは童顔を活かしつつも、真面目に演技をしていた。 童顔役者の末路(例・マイケルjフォックス)を考えると、デカプリオは演技をみが くしかあるまいと思った。詐欺師の話、しかも、実話というのが、また花を添える。 日本で作ったら、クリストファー・ウォーケン(デカプリオ・主人公の父)は田中 邦衛にやってほしい、と思った。 8.半落ち(日本 長谷部清監督) 監督が我が県出身者で公開当時、監督ばっかり宣伝したがために、損をした映画だと 思った。というのも、ストーリー、雰囲気、キャスト、すべてが結構良い。映画でひ さしぶりに柴田恭平を観測した。キャストも吉岡秀隆、鶴田真由など豪華であった。 よくよく、よく出来ているのに、やっぱり宣伝の仕方が悪かった、と思う。このDV Dの特筆すべき点は映像特典で、原作者のインタビューはあるのに、監督のインタ ビューがないこと! なんだそりゃ? 9.ラスト・サムライ(アメリカ) 日本を描くとき、欧米人はトンデモないのだが、さすが親日家のトムクルーズであ った。ちゃんとしていた。正直驚いた。初めてではないだろうか? よって結構安心 して見れた。ただ、具足(鎧兜)の時代考証が・・・?というのは野暮か。この映画 によって福本清三氏が有名になったが、有名になるほど露出が多くなかった。どっち かというと、原田真人氏(映画監督でもあるが)とか、中村七之助(勘九郎の息子) のほうがブレイクしそうなものだが。このDVDの特典は監督による音声解説字幕 付きで、結構、映画作りの勉強になった。 ま、以上です。 こんなこと書く暇あったら、青色申告の準備をしろってな〜。 |
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コメント
あぱぱん この中で見たのは、ゼブラーマンと半落ちだけだな。ゼブラーマンのテーマ・・・忘れちゃった。 (05/01/25 20:56)
幸運を祈る 映画がお好きなのですね〜^^ (05/01/25 18:41) |
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