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遺作イズムゲッチュー日記

Author:稲木恵次 ( Profile )

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 ■ 2011/07/12 (火) スクラップブッキング2〜シークルシークルハーレム男〜


 渋谷博仁容疑者

 東京都東大和市の自宅で集団生活に加わるよう誘った女性を脅したとして、警視庁捜査1課は26日未明、同市芋窪2、自称元占師、渋谷博仁容疑者(57)について脅迫容疑で逮捕した。渋谷容疑者は6年ほど前から女性と同居を始め、現在10人と「一夫多妻」生活をしていた。警視庁は集団生活の実態や背景などの解明を急いでいる。

 調べでは、渋谷容疑者は昨年11月ごろ、20代の女性を自宅での共同生活に加わるよう誘い、断られた際に「誘われたことを人に話すと危ないことになる」と脅した疑い。警視庁は、女性からの被害相談を受けて捜査していた。

 渋谷容疑者は毎日新聞などの取材に「女性を脅したり、暴力的に上から押さえつけるようなことは一切していない」と話している。同居女性のほとんどが「渋谷」姓を名乗っている。

 女性の一人は毎日新聞などに対し「占いの助手としてここに来た。(同居女性が)2、3人だったときは奪い合いみたいな感じもあったけど、これが5、6人になると女性同士で仲が良くなった。好きじゃなかったら出て行っている」と話している。

 渋谷容疑者の自宅は約200平方メートルの敷地に建つ3階建て。渋谷容疑者は20代の女性9人と50代の女性1人とともに生活し、1歳の女児もいるという。登記簿によると、03年10月〜04年1月にかけて、自宅の土地を女性8人に贈与している。

 近所の住民によると、数年前には住み付いた女性の両親が「娘を返してくれ」と詰め寄ったり、渋谷容疑者が出した事務員募集の広告を見て面接に来た女性が、渋谷容疑者の言動を不気味に感じ、近所に助けを求めたこともあったという。

 ◇渋谷容疑者との一問一答

 渋谷容疑者は25日、東大和市の自宅で毎日新聞などの取材に応じた。主なやりとりは次の通り。

 −−なぜ、こういうこと(集団生活)になったのか。

 子供のころから、ある夢を繰り返し見ていた。夢で見たことを実践したら、娘よりも若い人がこんなに集まってきちゃった。

 −−夢とは。

 あるシチュエーションを想定し、ある呪文を唱える。もてるはずのない者がもてる、という内容の夢。00年1月ごろからこの家で占いを始めた。占いを受けに来た女性が(同年)4月ごろから一緒に住み始めた。最初は物好きな人もいると思ったが、5人、10人と増えた。

 同居の女性はみんな妻と認識している。私は最近、パニック障害などの症状を患うようになった。万が一のことがあったら彼女たちに家も土地も分割してあげるつもりだ。

 −−仕事は。

 やっていない。(女性たちは)デパートやコンビニで働いている。

 −−女性とのトラブルは。

 女性を脅したり、暴力的に押さえつけるようなことは一切していない。

(毎日新聞) - 1月26日17時18分更新







謎の集団生活、57歳男を脅迫容疑逮捕…民家を捜索

 渋谷容疑者らが集団生活していた東京・東大和市の民家

 東京都東大和市の民家で、女性10人、女児1人と不自然な集団生活をしていた男が、集団生活への参加を断った20歳の女性を脅していた疑いが強まったとして、警視庁捜査1課と東大和署は26日未明、男を脅迫容疑で逮捕、朝から同容疑で民家の捜索に乗り出した。

 捜索には捜査員約50人が動員されており、脅迫事件としては異例の体制。被害者の女性は「催眠にかけられそうになった」などと話しており、同課では、女性たちは男にマインドコントロールされている可能性もあるとみて、集団生活への勧誘手法を詳しく調べる。

 逮捕されたのは、同市芋窪2、無職渋谷博仁容疑者(57)。

 調べによると、渋谷容疑者は昨年10月20日夕、都内に住む専門学校生の女性(20)を民家に誘い込み、「私は自衛隊幹部。周りにはスパイがいる。ここにいれば助けられる」などと集団生活に加わるよう勧誘。怖くなった女性が帰ろうとすると、「ここを出ていけば、殺されたり、事故にあったり、病気になったりする」などと脅した疑い。

 調べに対し、渋谷容疑者は「夢の中に出てきた話をしただけ」などと容疑を否認しているという。

 同課によると、渋谷容疑者は自衛隊に所属していたことはない。だが近所の住人によると、渋谷容疑者が外出するときは、いつもサングラスをかけ、迷彩服姿だったという。

 一方、同課などは26日朝、集団生活を送っている10人の女性のうち8人に任意同行を求め、事情聴取を始めた。集団生活を始めた経緯などについて説明を求めている模様だ。残りの2人は捜索に立ち会っているとみられる。

 渋谷容疑者らが集団生活していた木造3階建ての民家は、東京北西部の多摩湖近くの、山林や茶畑に囲まれた住宅地の一角にある。渋谷容疑者が1995年に新築したが、現在は、同居女性のうち8人に贈与され、共有財産となっている。

(2006年1月26日10時40分 読売新聞)





“占い師”女性10人と集団生活 脅迫の疑いで57歳に逮捕状 警視庁

 女性10人と同居している男から脅されたとして、別の女性が被害を訴えていた事件で、警視庁捜査1課と東大和署は、無職渋谷博仁容疑者(写真)を脅迫容疑で逮捕した(25日、東京都東大和市)(時事通信社)09時51分更新

「ほれさせる呪文 数人居着いた」

 東京都東大和市の三階建て民家で女性十人と集団生活を送っている自称占い師の男(57)から集団生活に誘われ、「誘われたことを口外すると危ない」と脅されたとして、女性が警視庁に被害届を出していたことが二十五日、分かった。警視庁は脅迫容疑で逮捕状を取り、二十六日未明にも男を逮捕する方針だ。

 集団生活を送っている女性は二十代九人と五十代一人の計十人。男は平成十二年ごろから女性たちと集団生活を始め、同居女性と結婚、離婚を繰り返しており、ほとんどが男の姓を名乗っている。女性が産んだ乳児一人も一緒に生活している。警視庁は不自然な形の集団生活の実態も慎重に調べる。

 同居中の女性の一人は「大人数は楽しく、幸せなので離れる気持ちはない」と話した。一方、脅されたという女性は昨年十月、男から集団生活に加わるよう執拗(しつよう)に誘われたという。

     ◇

 集団生活をする男は取材に次のように話した。

 −−なぜ集団生活を

 「六年ほど前にカウンセリングの助手を募集する広告を出して集まった女性に、子供のころに夢見た『女性をほれさせることができる呪文(じゅもん)』を試すと数人が居着いた。呪文の成功率は十人に六、七人」

 −−なぜ結婚と離婚を繰り返す

 「女性から籍を入れようと誘われた。多くの人と結婚したいが重婚はできないので、この方法しかない」

 −−集団生活を強制しているか

 「暴力や強制はない。均等に愛情を注いでいる。こういうことをやっていれば騒ぎになると思った。連れ戻しに来る親はいるが居留守を使って逃げている」

 −−暮らしは

 「私は虚弱体質で無職。コンビニなどで働いている女性に出してもらっている。生活費は一人約十万円。部屋は五部屋。朝夕は食事当番の女性が作り、居間で全員で食べる。一部屋四人くらいで雑魚寝。私は廊下の隅で寝る」



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