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犬以下の生活

Author:泥酔者 ( Profile )
金が無くても失う物は何もないが、プライドを無くせば全てを失う

 ■ 2011/01/12 (水) サラリーマンというもの


サラリーマン・・・つまり、「月給取り」っていうことですよね?
和製英語らしく、外国に行っても通用しない言葉だとか。

それはともかく、日本でサラリーマンといえば、いわゆるホワイトカラーの会社員を指すものだと思います。
多分、日本で一番多い労働者層なんでしょうね。

私は親父が元祖トラック野郎だったので、小学生の頃、将来の夢はトラックの運転手と書いていたものでした。
でも、漠然と・・・普通のサラリーマンになるのだろうなとも思っていました。

そして今、サラリーマンどころか糞虫以下の人間になりました。

私より遙かに後に入社した、しかも派遣から嘱託採用になった若い兄ちゃんや姉ちゃんも、今や私を軽く飛び越え正社員になっています。

そんな彼らと比べれば、当然私の給与や賞与も格段に低いです。
課長からは遠回しな首切り宣言的な言葉も幾度となくかけられています。

もう既に辞める覚悟・・・というか、頭の中は辞めることで一杯です。
何とか追いすがって残留したところで、末期がんの人間が数日延命するようなものです。

話がそれましたが、今日、立ち飲みで泥酔して帰る際、駅で背広を着て出張やら何やらでアクティブに行動しているサラリーマンを無数に見かけました。

子供の頃、いわゆる普通で底辺とも思えていた労働者階級のサラリーマン。私は今、それすらにもなっていない。

背広を着た若者や中高年が、私とは確実に違う世界に住む貴族のように思えてきました。

そんなことを考えながら電車に乗り込むと、ボロボロと涙がこぼれてきました。

きっと乗客は、気持ちの悪いオッサンだなと思っていたことでしょう・・・。


お名前   コメント

泥酔者 鈴木氏>優しいというと美しいですが、私は単に打たれ弱く女々しいだけなのだと思います。外見に反して、非常に臆病で小心で気弱で・・・それだけの屑です。あと、メールは届いてるでしょうか。 (11/01/14 03:23)
泥酔者 信長氏>過ぎたるお言葉を頂き恐縮です。ですが私は俗物であり心の賤しい男であります。お互い悩み苦しむ日々ではありますが、とりあえず死ぬまでは生きるしかないのでしょうね。自らのことを考えると、安易に他人に対して「頑張れ」とは言えません。私に欠けている最大のものは、頑張る意思です。 (11/01/14 03:19)
鈴木 ご自分を責めちゃいけません。周りと比較する必要もありません。泥酔者さんはきっと優しい人だと思います。故に心が繊細なのかもしれません。いずれ一緒に酒を酌み交わす際には、大いに語り合いましょう。 (11/01/13 19:55)
信長 お疲れ様です。あなたの日記を過去から拝見させていただいてます。とても心が温まると言ってはなんですが、ある種の勇気をいただいています。あなたの日記はとても「綺麗」です。私も同じ境遇で同じ生き方をしていますが、あなたのように「素直」になれない自分がいて悲しい毎日を送っています。あなたは、そこらの人間よりも全然立派ですよ。ほんとに心からそう思っています。あなたのように人間らしくありたい。今の私の希望です。 (11/01/13 00:07)


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