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これ程の屑はいるのか?

Author:堕落者 ( Profile )
人生は地獄よりも地獄的である

 ■ 2013/10/26 (土) あの件のその後


こんにちわ。今日は夜勤明けの休日です。

先週の土曜、夜勤明けに私のほうから兄に電話をしました。
兄と話すのは実に・・・どのぐらいぶりか分かりません。多分数年は前のような気がします。

内容はといえば、あらかたのことは母から聞いていたので、取り立てて衝撃的なことはありませんでした。
以前の日記で書いた通り、兄と父が喧嘩になったことについて等の話でした。

兄の話では、父は最近、このように怒りっぽくなったり同じことを何度も言ったり、昔のことを思い出しては何度も口にしたり・・・そして、その怒りっぽくなった家庭で母に手をあげることもあるとのことでした。
結論から言うと、少し痴呆の症状が出てきているのでは・・・ということです。
これらの件も既に母から聞いていました。
手をあげる・・・というのが、私自身が見ていないのでどうとも言えないのですが、さすがに殴る蹴るなどの深刻なものではないと思います。

母は実際のところ、本当に父が呆けたと思っているのかどうか・・・それは分かりません。

私自身はというと、そんなことはないと信じたいし、実際に会った印象では依然と特に変わりはありません。
父はだいぶ以前に軽い脳梗塞を患い、それ以来滑舌が悪くなっているので知らない人が聞くと印象は確かに呆けととられなくもない感はあります。
ですが、少なくとも私との会話では何ら辻褄の合わない話をするわけでもなく、重要な人名や事柄を忘れているわけでもなく、昔と変わらず馬鹿話もできます。
でも確かに、昔に比べてかなり短気というか感情を抑えられなくなっているのかなと思う所はあります。
幼児回帰というか・・・しかしこれは、年齢を考えると(70代半ば)致し方ない所もあるのかなと思っています。

もう一つの話は、これも日記で話しましたが、兄が預かっている金の話です。

私名義にしてあった金を全て両親に渡していたのですが、この金は両親が既に全部使っているということに対し、兄はあれだけの金を何に使ったんだ・・・ということで怒っていて、それが元で口論になってる感じだと。
あれだけの金・・・具体的な金額はあえて言いませんが、数百万です。

実際、使い道の詳細は分かりません。結構パチンコにハマッていたので、それに注ぎ込んだのかもしれませんが・・・兄は、それだけで全部使い切れるわけないだろうと更に口論の火種に。

私との先日の電話では、両親の金なのだから使途については何でも構わないが、その使途を明確に言わないことについて立腹しているもよう。

私としては、「両親の金だから構わないと言うのなら、何も使途について詮索せずともよかろうに」と思ったのですが、それを言うと兄の性分からして今度は私と口論になろうだろうから言わないでおきました。

なので、兄には「俺のアパートに来る際には小遣いだ何だとくれていたので、その分もかなりあると思う」と言っておきました。

そして今日、実家に行ってきました。

無論、父とも話しました。
相変わらず滑舌は長嶋終身名誉監督みたいな感じですが、何ら痴呆と思える感じはありません。年寄りならではの、同じことのリピートは多少ありますが。

父が少し席を外した時、母ともサシで話しました。
母としては、金のことでかなりうるさく追求する兄に対してかなり憤っている印象を受けました。

両親から小遣いを貰っていると私が言ったことについて・・・母の話では、どうやらそれも兄にとっては気に食わない話のようです。
兄の嫁も、「○○(私)ももう一人前なんだから・・・」などと言っている様子。

言うまでもなく、兄夫婦にとっては、両親が私に金を渡しているという事実が非常に面白くないことなのでしょう。

私としては、両親が金の使途を色々詮索されるのは辛いだろうから、私に渡しているのが主な使途ということにすれば収まりも多少つくかなと思ってのことだったのですが。

いや、それは別に構わない。私は兄夫婦にどう思われても何ともない。言い方は皮肉っぽいですが、私が悪者になって話が収まるのなら、私は喜んでレイプ犯でも殺人犯にでもなります。

父と兄との喧嘩は、父の話によれば・・・ことさらに父のことを痴呆よばわりすることに立腹したのが主な理由のようでした。

私が、「兄の言うとおりハイハイと言っとけば丸く収まるだろう」と言うと、父は、「どんなになっても自分の息子にそんなこと言われてハイハイと頭下げていられるか」ということでした。

兄も喧嘩っ早い性格なので、どうも話を穏便に進めることをしようとしない。四捨五入すればもう50歳で、孫もできているというのに・・・どうしてその辺の駆け引きを理解できないのか。

私としては、兄のほうの話も無碍にはできないし、だからといって父の味方もしてやらねば、二人の息子から責められる父の立場は丸潰れになる。

私が感情に走って、どちらかの味方の立場を鮮明にすれば、ますます建設的な話は出来なくなり、おもいっきりテレビ時代のみのもんたに相談しなきゃならないレベルになってしまう。

立場としては母も私と同じの様子。
「両親の金だから構わないと言うのなら、何も使途について詮索せずともよかろうに」
ということを思わず言おうとしたと母に言うと、母は「もっと言ってやってもよかったのに」と憤っている感じだったので、兄夫婦に対する不信感はかなり高まっているようでしたが・・・。

それと、兄は私に対し、「お前が帰ってくれば俺も安心なのに」ということを何度も言ってくる。そうすれば家賃もいらないし・・・と。

しかし、私にも私の生活がある。以前の実家を出て私が独り暮らしを始めたのも、それこそ伸るか反るかの究極の精神状態下での究極の選択だった。
正直、現在の就職難では県外への就職なども考慮していかなければならず、親元に帰れば全てが解決するという問題ではない。いや、解決するのは兄の両親に対する介護問題か?
俺が親元に戻ったら、その先の俺の就職先からライフスタイルまで、全部お前が面倒見てくれるのか?

そもそも長男が死んだ際、「お前に両親の面倒を見させるわけにはいかない」と啖呵を切って自分の家の近くに両親に家を建てさせたのは自分だろ?

私はその際、以前の実家を離れて次兄の近くに家を建てることについて意見を聞かれた際、強く反対した。
今は長男が死んで、その保険金で何か形のある物を遺しておきたいという気持ちだろうが、人が死んだ悲しみというのは必ず早晩冷めて癒えていく。
そして平常に戻った際、近場で次兄の監視下に置かれることに必ず窮屈さを感じるだろうと。
しかし、感情的になっている両親に泣いて同意を求められては、私にそれを拒否することはできない。何故なら、元の実家は私の所有物ではなく両親の所有物なのだから。

そして今、私の予言通り両親は次兄の近くに家を建てたことを後悔し、父にいたっては元の実家に戻りたいと言っている・・・。



そんなこんなで、少し前にアパートに帰ってきたわけですが・・・。
頭の痛いことばかりです。

そりゃ、酒でも飲まなきゃやってられません・・・。


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めとろん 次男さんにいいたいとしている「親のお金の使い方を詮索するな」も言わなくて良い一言だと思います。今後はご両親のぐちに付き合い、帰りたくないなら帰る必要はない。次男さんには余計なことは言わず、もらえるものは素直にもらっておく。これが一番仲良くできる道なのでは。ご両親も言い分はあるでしょうが元々ご自分の選択ですし次男さんを陰で悪く言うのもどうかと思います。 (13/10/26 22:26)
めとろん 男は本能的に闘争心があり、常にお互い比べ合っていますね。大好きであってもそりが合わなくてもそんなこととは関係なしに、兄貴より、弟より、劣っている状態に置かれると居たたまれない。次男さんのしっかりしてはいるが威圧的な性格がお兄さんや貴方も苦しめたかもしれませんが、次男さんも生まれ持った性格であり悪いわけでもない。全てはバランスのなせる結果にすぎないですね。何処に住むかはご両親の希望どおり戻られてもいいし。あくまで試験的にでいいじゃありませんか。対処的に引っ越すのはどうでしょうか。 (13/10/26 22:11)
めとろん 月日が経つと次男さんの性格とお父さんの性格があわず窮屈になり戻りたくなることが三男である貴方には分かっていたからと言って、そのときにもっと良い策があったでしょうか。三男である貴方が強力なご両親の助っ人になりえましたか?後悔する結果になったとおもっているかもしれませんが、家を建てずに近くにも行かずに暮らしていたとしたらまた違う後悔や結果が生まれていませんか?行動には後悔というリスクはつきものですが、この手順を踏むしかなかったように読んでいて感じました。 (13/10/26 21:52)
めとろん 分けてかきます。一つめは次男さんの行動は間違っていなかったということ。長男さんがなくなる前は修羅場で、堕落者さんは家族のバランスの面と自分が生きる為にも家をでるしかなかったでしょ。そして長男さんは亡くなった。親御さんの辛さ、ほっとした面もあるかもしれないが、いつか普通に戻って生きてくれることずっと望んでいらっしゃったのは同じ親として・・・もうなにもかもいやになって駄目になりそうだったと思います。そんな親を救う為次男さんは精一杯やりました。次男さんの判断はこれ以上のものは有りませんよ。 (13/10/26 21:36)


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