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日々の記録


 ■ 2004/05/31 (月) 世のため、社会のために役に立つ事とは


 前回を含めて2回にわたり大学院生活について書いてきましたが、これを延々と書いていても埒があかないと言うかきりがないというようにも感じられます。

 そんなに自分の人生について書きたければ、個人のホームページを作ってそこに自分の半生を書くかはたまた自費出版等で伝記を出版すればいいという事になるのでしょう。にしても前者はともかく後者はとても・・・・・・、くだらない他人の人生を綴った本なんか読んで感動する人間やそういった類の物を読みたいと思う人間などいるとは思えません。

 第一「○○(アーティストでもタレントでも構いません)のファンをやっていてそれで本業の勉強をおろそかにした」とか「私は自分が社会の底辺に這いつくばろうとも○○を信奉し続ける」、「○○との出会いは私の人生にとって衝撃的であり他の何物よりも勝る物では無かった」といったようなものを長々と読まされても大多数の人にとっては読むだけ時間の無駄、読んでいてウンザリさせられるといった印象しか残さない事は間違いないと思えます。かの「リアル鬼ごっこ」みたいに。この「リアル鬼ごっこ」はアマゾンをはじめ書評系サイトでは結構酷評されていて何かと話題(?)のホラー小説です。そこで言われている事で最も多いのは「日本語が滅茶苦茶、今時の小中学生でもこんな風には書かない」とか「物語として成り立っていない」、「設定が全く生かされていない」といったものです。私も書店で立ち読みしましたが、立ち読みした限りでも前に述べた3つの問題点に即刻気付き、読む気が失せてしまいました。古本屋の100円コーナーに並ぶようになったら買って家でもう一度読み直してみようかと思っています、話のネタ用に(笑、近くの図書館でもリクエストが多いようなのでなかなか借りられませんので)。


 さて私は仕事探しにおいて、その志望動機には社会に貢献できる仕事をしたいという事を挙げています。確かに建前という事もありますが、自分の今までの人生を振り返ってもさすがに人のため、社会のために生きてきたとは言えず―自分のために努力するというのは必要ですが―、結局のところ自分の一時の満足だけを追求するような生き方を続けてきたとしか思えません。しかしながら学生時代は「世の中のため」、「社会のため」といっても一体何をすれば社会に対して貢献できるのか少しも考えた事がありませんでした(今だから思うのですが、介護施設などのボランティアをすればそれこそ社会に対する貢献といえるのでしょう)。

 CDを購入する、書籍(この場合は文芸書、専門書、学術書、コミック、雑誌をトータルして)を購入するという行為も当然ながら自分のためであり社会のためにもなりません(強いて言うのならばミュージシャンや作家の印税収入のため、レコード会社や出版社の利益のためにはなりますが)。

 私は長い間自分自身の楽しみのために投資してきた事はこの日記でも書きましたが、これを親に否定されると感情を剥き出しにして怒る事があって時には自分のしている事を強引に社会の発展に寄与しているかのように持っていったりして、後になって考えると「何でバカな事を言ったのだろう」と思う事があります。「世の中には多様な価値観が存在する。アニメやマンガ、ゲームにはまる事がどこが悪い」、「アニメやマンガは日本を代表する現代文化だ」といった事を大っぴらにほざいて自己正当化をしようとしても世間一般からは胡散臭い奴と見られるのがオチでしょう。

 しかし世のため社会のために生きるというのも難しいようにも思えます。結局は「自分が生きていくため」になるのではと思ってしまいます。ブルーハーツの歌ではありませんが、「あれもしたい これもしたい もっとしたい」というのが行き着く先なのではないのでしょうか。確かに様々なSF小説を読んだり、宇宙をはじめとする自然科学系の本を読むのも自分のためでありそれらをもって社会のために役立てられるかといっても全くとは言わないまでもそうはならないでしょう。

 世の中に出回っているものを見ても、本当に世の中の役に立つようなものなの?と思えるものもたくさんあふれています。というとエンターテイメント関連はその代表的なものであると言えるのではないでしょうか。ミュージシャンや作家、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイターの方々が社会のために貢献しているのかといえば全てがそうだとは言えないと思います。誰とは言いませんが利益第一みたいな人もいるようですし。俗に言われる「萌え」系の作品が日本の産業界を支えているなどとは聞いた事がありません。むしろそういったものを嗜好する人々は自分の心の充足のためとかであって、決してエンターテイメント分野を通して社会のために役に立てたいとまでは思っている人はそうはいないでしょう(クリエイターの人の中にはいるのかもしれませんが、あくまでも楽しむ側から見て)。


 私は就職活動をしながらも心の充足はなんとかして図りたいと思っています。しかしながらそう思うようにはいかず、試験や面接、説明会の合間を縫ってどこかに出かけるなどという事も難しいようです。それでも先週末にはとある会社の筆記試験の後、上野の国立科学博物館で開催されている「スター・ウォーズ・サイエンス・アンド・アート」展に行きました。スター・デストロイヤーをはじめとする宇宙船の模型やドロイドの模型、シリーズ作品内で使われた衣装などを見るとSF関連の映画製作というものは実に奥が深いという事を認識できて、興味深かったです。こういった感じの展覧会が今後増える事を願うばかりです。







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豚女 何かしら仕事に就いてれば、それで既に誰かの為になってるのではないのかなぁ? (04/06/01 17:07)
とと 奨学金借りてたんですか? (04/06/01 13:44)
プリモ 世のため社会のため生きたいと思うけど難しいですよね。 (04/05/31 21:20)
無色オレンジ 福祉の仕事なら、気持ちが優しい人にしてもらいたいって会社がいっぱいだと思いますよ。 (04/05/31 21:13)
キシリトール 博物館に行ってきたようですね♪ (04/05/31 20:59)
41 本屋とか どうでしょうか?。同人系のショップだったら アナタの趣味も生かせるのではないかな。とりあえずバイトでも何でもいいから 自分でお金を稼ぐというのが 今のアナタには必要だと思います (04/05/31 20:57)


 ■ 2004/05/25 (火) 続・大学院で何をやってきたのか〜所詮は「逃げ」に過ぎなかったのか〜


 10日ぶりに記入しますが、前回自分の大学院時代の事を書いた後に、就職情報のサイトを幾つか見て、文系の大学院生の就職の厳しさというのを再確認しました。前回の書き込みに際して、大学院での取り組みに劣等感を持つ必要は無いとかそんなに心配する必要は無いといったレスポンスを頂きましたが、それでも就職情報のサイトを廻ると気分が重くなります。

 そういったサイトを見ると、文系の大学院ではいかにも社会に出たくないから院に通っているという人間が少なからず見受けられるという事が述べられていたりします。だからといってお仲間がいるから自分も安心する事など出来ません。実際に私が大学院にいた頃を考えてみても、いわゆるモラトリアム院生など私の周りにはいませんでした。みんな自分の研究に対して真摯に取り組んでいる方ばかりでした。今思えば私は多くの人に迷惑を掛けまくっていました。学費を支払っている両親は勿論の事、ゼミの担当教授にもあるいはゼミのドクターの方や同期の人や後輩などにも。講義の際に私はしばしば眠りに入ってしまう事が多く、その度に回りの人に起こしてもらうという事もありました。不真面目な人間はとことん不真面目だという事を今更ながら気付きました。

 世間でも理系の院生は割と高く評価されているように感じられる一方で、文系の院生は一般社会からはズレているように見られている、それゆえ就職するのも厳しいという事なのでしょうか。つまり企業側からの見方は下のような感じなのでしょう。


 理系大学院生>理系学部生>文系学部生>>>>>>文系大学院生


私も大学院に進んだ時には、祖母に将来は大学教授ないしは教員の道を進むのかみたいな事を言われた事を覚えています。それでも大学に残って研究活動に専念できるのはほんの一握りで、それが不可能ならば就職を考えなければなりません。たとえドクターに進む事が出来ても、助手はおろか非常勤講師の口ですら少ないらしく、しかもその時にはもう30を過ぎているだけに普通の勤め口は無きに等しいようです。私の担当教授が言うには、ドクターでは正規の在籍期間の3年間で5本の論文をクオリティを落とす事無く書いて発表しなければならず、4年間かかって出来損ないに等しい論文を書いてやっとこ修了した私にはドクター進学は無謀以外の何物でも無いという事でした。

 私は政治学系の研究科に所属し、ドイツの政治史を専攻していましたが、何でも歴史系は自分の専門を社会に出てから生かせるフィールドが少ないようです。敢えて言うのならば、教員免許を取得して教師となるか、学芸員の資格をもって博物館や資料館等で学芸員として働くか、あるいは予備校の講師になるかぐらいでしょう。にもかかわらず私は教員免許はおろか学芸員資格もまたは司書の資格も持っておらず(といっても取得するチャンスが無いわけではなく現在それを取るために必要な時間がありません)、実社会に出るための勉強など何一つしていませんでした。大学、大学院でそういった資格を取る機会はあった事はありましたが、要領が恐ろしいほど悪く、計画性も無く、ひとつの事をやるのに精一杯だった私にとって二つも三つも色々な事をやる事は不可能に近かったのです。それだけではなく勉強よりも自分の趣味が大事、という事もありますが。

 大学および大学院の8年間の生活で身に付いた物は、前回書いた美女系作品をはじめSFや音楽鑑賞といった趣味への愛好以外には何も思い浮かびません。一つだけ言える事は、私は大学院はおろかゼミにとってもお荷物以外の何物でもなかったという事です。


 3月頃から就職活動を始めて現在までに、民間企業をはじめ団体などおよそ20幾つを受け、中には書類選考で落ちたものもあれば書類選考または筆記試験を通過しても面接(それも一次)で落ちたものが7割、ちなみに面接までこぎ着けていながら落ちたのが5つあります。残りの3割は今週に筆記試験を控えているかあるいは選考中のものだったりしますが、5回も面接に臨んでいながら一つぐらい一次面接を突破すらできないのは面接官に私が余り好印象をもたれていないと思えてなりません。普段のだらしない生活を精一杯隠そうとしても所詮は無理なのでしょうか。学生時代自分が打ち込んだものには、自分の研究を挙げていますが正規の2年で終わらせた人とダラダラ4年続けた輩ではどちらを採用担当者が取りたいのか明白にも思えます。

 自分は、割と親しい人を相手に大した事のない世間話は一応出来るのですが、物事をきちんと起承転結を伴った会話で伝える事は未だに苦手です。電話でもとつとつとしゃべってしまう事もあります。コミュニケーション能力は決して高いとはいえません。子供の時から生きる上で必要とされる事に真面目に取り組んでこなくて、必要とは言い難いものばかりに没頭していたツケが今重く我が身にのしかかっています。

 要領が悪く物事に対して行き当たりばったりで臨んでしまうという事はこの日記でも度々書きましたが、今を持ってもその性格というか悪癖が改善する事さえ出来ません。このままでは後4年で30になりますが、その頃になっても自分の性格はちっとも変わらないのではと思えてなりません。第一今から10年前に自分と今の自分とを比較してみても性格的な面では変化している所など少しも見当たりません。変わったという所を挙げるのならば、自分の趣味の領域が当時より幾分かは広がったという事だけです。社会性が身に付いたかどうかは・・・・・・・・、考える気にすらなれません。


最後になりましたが、文系院生の就職について書かれている就職情報サイトの掲示板を載せておきます。 
http://job4.nikki.ne.jp/?action=bbs_05&pid=200303020431523410&dangumi=2&limit=0




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豚女 難しい・・・・・ (04/05/31 11:46)
ベルエポック 失礼だが、あなた童貞か?もしそうなら、いかなる手段を使っても、捨てることをお勧めする。それがコンプレックスになり一歩踏み出せないいうこともありえるからだ。 (04/05/30 09:48)
ベルエポック まだ26だろ?悩んでる前に資格の勉強なり就職を探しなさいよ。あなたよりもっと年寄りでも必死に仕事を探してる人いるよ。それこそ40でもな。 (04/05/30 06:29)
motoki 少なからず似たような面は私も。 その趣味に関する仕事って探さないのですか? いいんじゃないのかな 面接受けてるんだから オレよりマシ 少しずつランク落として行ってDQNだけは避けるような職場 ありますよ どっか (04/05/26 00:18)
(´・ω・`)しょぼんぬ 私も大学院まで行ったので状況はわかるなあ・・・しかも事情により修士4年行った_| ̄|○ もうだめぽ。 (04/05/26 00:13)
オッキー 俺も今年で26歳。後4年したら30です。物事をいろいろ考察できる力があるのがすばらしいと思うのですが。マイナス要因だけを分析しても行動に移せなくなるだけですよ。 (04/05/25 23:44)
韮山 とらわれすぎ。(^^;) そのひとことです。ちょっと厳しい指摘をさせてもらうなら、既に既卒の身分なのにどうして学生向けのサイトの言うことに縛られるのですか? そのサイト(登録しようとも思わないので私は読めません)でいっていることは、恐らく就活を避け院への進学を考える4大生への注意喚起でしょう。院卒に対するダメだしを意図したものではないはず。なんだか、大学での勉強ができれば、なにがなんでも社会で評価されるように誤解しているようですが、とんでもない間違いです。学芸員や司書の資格など、博物館・図書館が求人を絞っている中、資格を持っているだけで仕事を得られるものではありません。一時学芸員を目指した、有資格者の私が言っているのだから間違いありません。あなたに欠けているのは、どういう社会にでて、どういう仕事がしたいかというビジョンでしかなく、学歴でも能力でもありません。そこを考えれば道は開けますよ。0(^^)0 (04/05/25 23:08)
無色オレンジ でも、能力はあるんじゃないか、とおもう大卒の私であった(^^) (04/05/25 22:10)
うp 理系大学院も厳しいよ。大学院はハイリスク、ハイリターンを背よっている。院卒枠はこの不況で確実に減っている。給料が高くなる院卒敬遠されがちです。 (04/05/25 21:11)


 ■ 2004/05/15 (土) 改めて大学院で何をやってきたのか考え直してみる


 面接を受けるたびに自分の人間的未熟さが感じられる事は前回書きましたが、ここでは自分が過去、とりわけ大学院時代どのような事をしていたのかをいくらか深く書いてみたいと思います。

 既に2月や3月の日記にも書きましたが、自分は研究に人生を捧げるという意志の下で大学院進学を選んだわけでなく、まだ学生気分を継続したいというモラトリアムな意識がありました。そのため修士1年の時から自分が本当に研究生活をしていくのか、今考えるとはなはだ疑問に思えてきます。

 1年次は、自動車の免許(普通)を取得するのに恐ろしいほどの時間がかかり(怠慢な性格もありましたが)、実際に免許を取得したのに1年以上かけてしまいました(仮免取るのに9ヶ月、正式な免許を取るのには4ヶ月)。

 おまけに大学時代からの趣味であった美女・美少女がたくさん登場するコミックやアニメ、またはライトノベルなどに没頭していったのもちょうどこの頃です。その遍歴というのをその年に興味を持った作品のタイトルでもって書いてみます。


2000年以前・2000年
藤島康介作品(「逮捕しちゃうぞ!」、「ああっ女神さまっ」)、サクラ大戦、
カードキャプターさくら、天地無用!魎皇鬼、まもって!守護月天、
天王寺きつね作品(「オルフィーナ」、「エデンズボウイ」)、デ・ジ・キャラット、ルームメイト、エクセル・サーガ、田中ユタカ作品など
2001年
エンジェリックレイヤー、ちょびッツ、藍より青し、あずまんが大王、
NOIR、鋼鉄天使くるみなど
2002年
おねがい・ティーチャー、まほろまてぃっく、R・O・D、ギャラクシーエンジェル、天広直人関連など
2003年
ほとんど無し


 2003年がほとんどないというのは、そういったものに興味を持たなくなったという事ではなく、新しい物を探す時間的余裕が無かったからです。それでもここに書かれた作品のほとんどは今でも関心が薄れてはいません(経済的理由から古本屋に売却した本はありますが)。

 それにしても、こうやって表にすると自分が学問とは無縁のものに全てを捧げていたという事がうかがえます。何故そういったものを愛好するようになったのか理由を問われてもいい答えは出ません。生身の人間と合わせる事が出来ないから、こちらがどんな事をしようが考えようがお構いなく好いていられる二次元世界の美女や美少女に惚れこんでしまったとは言えるのですが・・・・・。

 一方本業である学業の方に関して言うと、1年次は必要単位数の講義の予習や復習で手一杯で、2年次はゼミを除けば講義はありませんでしたが、論文のテーマが曖昧のままでろくに研究書を読んだり、必要となる資料を探したりする事無く一年をただダラダラと過ごし、留年1年目も7月の例の事件までは2年次の延長でした。それでもその年の夏以降も論文を一行も書く事が無く、少し書き始めたのが締切の約2週間前、当然まともな論文になる訳が無く留年して来年度に。この際一年次から共にゼミで学んできた人達は先に修了してしまいました。そして2003年度は、様々な不平不満を抱えていましたがそれでも論文は完成させました。しかしながら担当教授によると、4年かかったものならばもっと内容的にも充実させるべきだという事でした。終わってしまった今となってですが、私の論文は正規の2年の間で完成できるようなものだったという事を認識しました。


 そして今、壮絶極まりない醜飾活動、もとい就職活動を行わざるを得なくなっています。業種をえり好みする事すら出来ず、応募資格の年齢枠の広い業種には人気が集中して私のような超のつくほどダメな院生には内定すらおりません。このままでは人があまりやりたがらない仕事を探すしかないのでしょうか。

 ちなみに以下のサイトは、大学院に進学するにおいて知っておくべき情報などを取り上げています。大学院進学に際しての心がけや大学院修士課程の修了者の進路、就職の厳しさなどについて述べられています。私も留年一年目の秋以降にこういったサイトの存在を知りましたが、本来なら大学院に進んだ段階で知っておくべきだったと思っています。

http://www.keinet.ne.jp/keinet/doc/keinet/jyohoshi/gl/toku0209/index.html
http://www.nanzan-u.ac.jp/~urakami/in.html
http://penta.cside.com/scholarlife.htm
http://hp1.cyberstation.ne.jp/sato/graduateschool003.html
http://www5a.biglobe.ne.jp/~teorema/
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/5828/


 ところで昨日、母校の大学図書館から延滞図書の返却の催促の電話がかかってきた事なのですが、私が記憶している限りでは昨年のを合わせると5回目くらいになります。なかなか返す時間が無いので、返却期限オーバーに気付いているのに、ほったらかしてしまいます(また自分が借りている本はそんなに借りて読む人はいないだろうという先入観もあります)。やはりこういった事を繰り返していると社会で働くようになっても平気で大事な用件のほったらかしをやらかしてしまうのでしょうか。



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ベルエポック 大学院に行ったことがハンデになるなら、院生だった期間をバイトしてたことにすればいい。学歴を小さくするように書くのは詐称にあたらないはずだ。 (04/05/30 06:43)
ベルエポック オタク趣味についても30近くなったら自然に飽きる。社会にでて金をかせぐようなったらほかに趣味ができる。 (04/05/30 06:36)
ベルエポック 私も超絶的な運動神経の悪さで1段階3回、2段階6回、3段階11回、落ちたよ。でも慎重な性格が災いして、事故なしさ。実際、車を使う仕事してたけどさー。そんなもん関係あらへん。 (04/05/30 06:32)
韮山 趣味は個人の自由。確かに、相容れない価値観の人が多いことは確かでしょうが、仕事をバリバリやっているひとだって、何かしらの趣味の時間は持っているもの。 また、院生としての取り組みにも劣等感を感じているようですが、あなたのようなパターンの院生も多いはず。むしろ、修了した事実に誇りを持ち、自信を持って就活すればよいのでは? 自信のなさから来る迫力のなさ。 あなたの場合、それ以上に大きな就活の障害要因はないと思います。 少し楽観的な展望ももって、前向きに頑張りましょう0(^^)0 (04/05/16 14:30)
引継ぎ求人中 うちではたらかない? (04/05/15 21:52)
motoki あなたが思う程、心配する事はない気が? でも自分の事となると心配するもんだね。 僕も免許を一年以上かかったし たぶん趣味も含めて何もかも誇りに思えないんでしょ まっ でも楽しきゃいいのよ 乗馬してパカパカしてっより漫画読んだ方が楽しいんだから (04/05/15 21:04)
トホホ図書館員 そこまで心配なさらなくてもいいですが、ご注意を(^^;) (04/05/15 20:29)


 ■ 2004/05/14 (金) 生きる喜びや心の安らぎなどについて


 ここ1週間は集団面接(私含めて3名)を2回ばかり受けましたが、その度に他の人と比べると自分がいかに劣っているかを痛感させられます。

 面接を受ける際には相手が自分を是非雇いたいを思うような事が言えるように前日には色々考えますが、集団面接となると自分の言っている事が稚拙に思えることもあって、自分を美化する事の限界というものを感じる事があります。

 自分は勉強やスポーツに精を出すよりも、SF小説に音楽にマンガやアニメといったあまり自分から動かなくても相手から(出版社やレコード会社といったマスコミ)一方的に与えられるものを受け取るだけの立場にいたにすぎなかった人間であると思い知らされる事ばかりで気分が重くなります。私は自分の生きる喜びはどこにあるのか真剣とはいかないまでも考えますが、どうやら新刊の書籍や音楽の新譜の発売といったものが近い将来に存在しており、それがあるからこそ辛い現実にも耐えられたと思っています。私はSFが何よりも好きだという事はこの日記でも書いてきましたが、ペリー・ローダンシリーズの邦訳がどこまで出るのかとかハヤカワや創元のSF作品の新作は何が出るのかとか、スター・ウォーズの劇場版エピソード3の公開やスピンオフ小説の発売を楽しみにする事に重きを置いているとも感じられます。

 SFや宇宙関連の書籍、そして美少女や美女が多数登場する恋愛モノのコミックを読む事および好きなアーティストのCDを聴く事は学生時代からの楽しみのほとんどでした。太陽系外の恒星、銀河、銀河団といった宇宙の写真やイラスト、宇宙を所狭しと展開される壮大な物語は私に辛い日常を忘れさせてくれる効果は大いにありました。しかしそこで自分の思考を停止してしまい、いつしか同種類のものを大量に購入して多くの本に囲まれている事に喜びを持ってしまった事が自分を現在の悲惨な状況に追いやってしまった一因でもあります。それでも性懲りも無く今でも母校の図書館を含めた5つの図書館から月平均50冊を借りてきて、平気に延滞を繰り返して今朝も大学図書館から催促の電話を受けてしまいましたが・・・・・・。

 私は例の奨学金使い込み事件以降、お金が余りかからないという理由だけで大学、公立図書館を含めて5ヶ所利用しています。家もそうですが、図書館も私にとって辛い日常からしばし逃れられる場所であると思っていた時期がありました。確かに最近の図書館は椅子もよくなおかつCDやビデオを視聴できるという事もあり、結構重宝します。前述のように私は月平均50冊も本を借りて、その10分の1程度を読んだり目を通したりして残りはほとんど目も通さないで、返却期限を2週間近くオーバーしてから返却してまた借りる事を繰り返しています。

 借りる本は分厚いハードカバーの本が多いです。ハードカバーの学術書となると一冊5000円から7000円ぐらいの値が付きますので、図書館でまとめて借りたものを値段で換算すると3万から4万、場合によっては5、6万くらいはいくでしょう。これを一時期とはいえほとんどタダで近い値段、ないしは往復で500円から1000円未満の交通費でまかなえるのであれば安いものだとは思います。

 それでも親から指摘されるのは、図書館の移動などに使う時間があればそれを就職活動の準備(履歴書を書いたり、筆記や面接対策)に当てろという事なのですが、図書館に行く事は最低院生街道まっしぐらだった私でも心に幾ばくかの潤いを与えてくれたものなので今後も利用しつづけるでしょう。今まであるいは現在の私にとって図書館を利用する事は、どこか心のバランスを保つ緩衝材みたいなものになっています(だったら学生時代に司書の資格をとっておけ、と言われそうですが)。
 


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MOTOAKI >motokiさん SFについてよく勉強されていると思うとお書きになられましたが、自分自身で考えてみると決してそうとはいえません。もっと自分以上に詳しい方はネットでSF系の書評ページなどを拝見するとたくさんいます。ですから自分はまだまだ勉強不足(SFのみならず様々な分野において)だと思っています。 (04/05/15 16:10)
motoki 何もないよりはいい 受動的といえばそーかも?だけどスポーツ出来るより劣ってるとか思わないよ 運動できる、だから何?って僕は思います SFについてよく勉強されてると思うんですが・・ (04/05/15 00:41)
41 司書は卒業後でも2ヶ月ぐらい 時間を取れれば資格は取得できますよ。 でも書類選考で小論文提出があります。 日記を観ている限り 大学院卒にしては いいたいことが伝わらない文を書かれているので少し 練習されると 良いと思いますが…。あと やっぱりハロワ経由の面接を一回受けたほうが いいんじゃないかな。まずは 一対一の面接にこぎつける会社を見つけることを 当面の目標に! 以上。 (04/05/14 21:48)
ばぶるす 絶対売らないと思っていたSW関連書籍、全部売りました。なくても以外にこまらんね。データベース的なものはネットでいいしね。 (04/05/14 10:35)


 ■ 2004/05/04 (火) GWといっても自分にとっては無為な日々


 前に書いた時から2週間が経過しましたが、この間にもエントリーやら説明会やら面接やらと忙しい日々を過ごしてきました。GWもすでに後半となりましたが、私にとってGWは、ここ数年遠出したりとか、何かの展示会に行ったりとか、またはどこかの繁華街に行ったりしておらず家でただ無為な日々を過ごしていつのまにか終わっていたという事の繰り返しに過ぎません。大学院の大半はほとんど毎日がGWと変わらない日々を送っていたという事もありますが。第一親と同居しているだけに、四六時中両親がいるというのもどこか落ち着かないというか、そんな気分になります。

 ちなみに今年のGWは無業者(つまるところ無職)になって初めてのGWでもあります。学生時代のようにそう親が資金援助をしてくれる訳でもなく、4月にはいってからは就職活動用の必要経費を別とすれば親からまとまった資金が降りて来るわけではないから学生時代と比べたらキツイです。ならアルバイトをして足しにすればいいじゃないかという声も出てきそうですが、今の私はどこかに内定をもらう事が先決なのでなかなかアルバイトする時間もありません。いや、アルバイトを始めたらそのままズブズブとフリーターの道に進んでしまい、将来を棒に振る可能性のほうが高くなってしまいますが・・・・・。

 お金の問題に関しては、私にとってこの上なく重い問題なのです。今から2年前の7月に発覚した奨学金の使い込み、それが今でも尾を引いています。奨学金をSF小説やライトノベル、漫画や趣味の本、同人誌やCD、DVDなどの購入につぎ込んでいた大学院生など全国いや世界中探しても私ぐらいのものでしょう(ちなみにその奨学金も今年の暮れ頃から少しずつ返還しなければなりません)。将来の自分に投資する事無く、自分が一生の内で一度も会う事のない赤の他人(例えば作家や漫画家、ミュージシャン)の繁栄ために投資をして自分は路頭に迷うような事をしている私が「お恵みを・・・・・」などといっても誰も援助はしてくれないのでしょうね。今でも時々「あの時こうしていれば」と思う事がありますが、そんな事を言っても何の解決にもならないという現実が存在するだけです。現実はご都合主義で彩られたトンデモ架空戦記みたいに都合よく超兵器がごろごろと登場したり、未来の記憶を持った人間が何万人も過去に転生してその記憶(ないしは未来の兵器)を使って不利な戦局を打破していけるようにはいきません。都合のいい事が言えるのも無駄遣いをしてしまった過去が存在するからであり、もしその当時に戻る事が出来ても結局は同じ事の繰り返しをするだけじゃないのか、という気がします。

 学校で勉強する意味や、学生生活をエンジョイする意味、学校で人と付き合う事によって自分に与える影響など大学から離れてみて初めて気付きました。学生の時の私は、上のような事には何も感じる事が無く、コンサートへ行く事や毒にも薬にもならないラジオの深夜放送やテレビのバラエティ番組などを聞いたり見たりする事が意味ある事だと勘違いしていました。これらの行動は前述した赤の他人への投資に過ぎず、自分にはプラスになるものではないという事を今痛いほど認識させられています。逃した魚は大きかったというか、本当の物の価値は失ってみて初めて気付いたというか、そんな感じです。

 この日記に不定期とはいえ書き込むようになって2ヶ月が過ぎました。多くの方々の様々な思いを読む事で自分にとってプラスにしていけたら、という気持ちでこのホームページをこれからも利用していく次第です。



 最後になりますが、無業者になって1月が過ぎた私ですが、それでもやりたい事や欲しい物がある事には変わりありません。例えば5月30日までに上野の国立西洋美術館で開催されている「ヴァチカン美術館所蔵古代ローマ彫刻展」や6月20日まで同じく上野の国立科学博物館で開催されている「スター・ウォーズ サイエンス・アンド・アート」の両展示会には是非行ってみたいと思ってはいますが、経済的にも苦しいためなかなか行く事が難しいのが現状です。書籍やCD、DVDのように発売されてから時間が経っても店に行くなり、オンラインショップを使うなりしていつでも購入出来る物とは違って、展示期間が過ぎてしまうと似たような展覧会が行われる事は無いという事を思うと何が何でもいくべきかと就職活動中にはそういった事は控えるべきかというジレンマに悩まされます。

 どうしても欲しいものとなると現在その最右翼にあるものはTM NETWORKのDVD「CAROL the LIVE」です。あの伝説と呼ばれている「CAROL TOUR」のミュージカル部分までを収録した貴重な作品であり、現在のTMには幻滅している人でもこれを見ればまだ勢いがあった頃のTMを実感できるものではないかと思っています。CDや書籍に関しては、レンタルショップや図書館などを使えば安い値段または無料で聞いたり読んだりする事が出来るので、他の物を捨ててまで欲しいという気持ちを持つ事はありませんが。






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豚女 あうぅ。。。。。長いっす・・・・ (04/05/06 21:39)
韮山 美術館・博物館は、良いですよ。失業中、私も国立博物館に2・3度足を運びました。先日、無職最終日にも、「空海と高野山」を見てきたところです。 失業したからと言って、人間をやめるわけではなし。 どうしても行きたいものには行きましょう。0(^^)0  過去の自己投資のことを気に病んでいらっしゃるようですが、効率的な自己投資をできている人など極わずか。気にすることはありません。 説明会に多く参加するよりも、実際に仕事をしている人と交流を持って、生の声を聞いたらどうでしょう。 院卒という立派な経歴を持つあなたにとって足りないのは、そのあたりだけだと思います。 前向きに、がんばれ0(^^)0 (04/05/06 00:26)
(´・ω・`)しょぼんぬ GWは時間つぶしだった。という感じです。美術館久しぶりいってみるかな・・・。 (04/05/05 13:59)
キシリトール 美術館や博物館などは、気分転換にもなりますし、行ける時に行っておいたほうがいいと思いますよ。 (04/05/04 23:59)
motoki いろいろ迷ってるようですが、いいんじゃないかと思う (04/05/04 19:44)
名無しの案山子 コンサートへ行く事や毒にも薬にもならないラジオの深夜放送やテレビのバラエティ番組などを聞いたり見たりする事が意味ある事だと勘違いしていました>そんな事無いと思います僕も好きな事ですしこの事を通して気分転換できているなら絶対無駄な事では無いと僕は思います (04/05/04 18:59)


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