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日々の記録


 ■ 2004/06/30 (水) 6月最後の日に思う事


 今日は6月最後の日です。そして今年もちょうど半分が終わった事になります。ちなみに私が大学院を修了してから約3ヶ月が経過しました。

 先週末も千葉方面に出かけたりして6月だけでも東京のみならず、横浜、川崎、千葉と学生時代以上に動く事だらけでした。その割には結果が芳しくないのは問題ですが・・・・・・。


 ちょうど今年も半分終わったので、2004年上半期を振り返ってみますが、今年(といっても残りは半分ありますが)ほど自分の人生にとって焦りや苛立ち、自分自身の愚かさなどを認識した年はありません。義務教育に始まり、高校、大学、大学院と計20年学校教育を受けてきましたが、自分はその中で社会や人のため、あるいは自分が社会を生きていくために役に立つ事をほとんど身に付ける事がありませんでした。おかげて20年の学校教育で身に付けられなかった事を、今年1年で身に付けなければならずこのような事も自分を極端に卑下するような気持ちを抱いてしまう要因だったりします。

 社会に出る前に自分がやらなければならない事は一杯あるのに、私はいまだに平気でドジな事をするし、常識的に考えたらやらないような事すらやらかしています。今時の小中学生ですらやらないような事を。そういう事をやらかす私を見て、母親は私を真人間、または社会に適応できる人間にするために注意をするのですが、自分は小学生時代からそういった注意をうざいものに感じていました。「こっちは死にもの狂いで一生懸命やっているんだ」みたいな感じで。もし自画自賛の限りを尽くした自伝を執筆するのならば、他人から見れば下らない事ですら、銀英伝の「長征一万光年」並に雄大なものにしてしまうかもしれません。私も昔は自分が未知の力を持っているに違いなく、それが開放された暁には自分は相当優秀で何人も畏れ敬う人間になれるものと信じていた節がありました。実際はそういった力など存在せず、ダメ人間街道をまっすぐに突っ走る事になりましたが。

 私は妙に極端な事を言う癖もあって、自分の事ですらおかしな事をやらかすと、ダメ人間、ダメ院生に始まり、院卒無能人間やらダメドジ男やら、ドジ野ダメ男(「丸出だめ夫」みたいだ、中学時代にアニメやっていたという記憶があります)といった感じで自分をののしる事があります。こういった事も自分が天然記念物並の要領の悪さを持ち、物事が変われば同じミスを性懲りもなく繰り返す事が原因となっています。この要領の悪さですらいまだに直る気配がありません。直すよう努力はしているのですが。
 

 周りの状況を把握できない、集団生活になじめない、状況の変化を読めないとないないづくしな人生を今も送っているように思うのですが、この状態を一日でも早く改善できなければこれから応募する企業または団体を後20、30増やしていったところで、面接を受ければすぐにボロを出す事は火を見るより明らかです。面接になると緊張して自分の言いたい事すら言えなくなるというのは、社会人になる以前の問題のようにも感じられてなりません。
 
 学生時代も自分の欠点を直すよりも、その時の楽しみを優先するような生き方をしていたので、自分が将来どのような人生を送るのかさえも考える事などこれっぽっちもありませんでした。考えていた事といえば、自分の趣味をライフワークにする事や、5月14日の日記に記したペリー・ローダンの邦訳を死ぬまで追いつづけていたいとか、「スター・ウォーズ」のエピソード3やスピンオフ小説の新作はどのようなものになるのかとか、好きな作家、アーティストの最新作は何時出るのかあるいは何であるのかといった事ぐらいです。もし自分が仕事に就かなくても、後2〜3年ぐらいはこういった事だけを追いかけているのも可能であるかもしれませんが、30過ぎてからは何の資格も無い人間など社会のゴミのような最底辺を送らなければならなくなると思われます。そうなれば自分の趣味など追いかけられなくなって、野垂れ死する事も考えられるでしょう。それこそ社会不適格オタク人間のたどる当然の末路と世間の嘲笑を買ってもおかしくはありません。



 余談となりますが、最近の自分の生活を顧みると説明会や試験、母校の就職課(今の私にとって一番の情報源でもあります)に出かける時以外はコンピュータに向かってネットをしている時間が多くなったようにも感じられます。半日以上ネットしている事すらあります。大学院を修了してから約3ヶ月、なかなか親しかった人とも会う機会が減っただけに私の心も一種の飢餓状態なのでしょうか。図書館で月30〜40冊近く本を借りてくる事を考えれば、ネットの時間を減らして借りた本を読破する事に当てるべきなのかもしれません。図書館から借りた本を別としても、自分の部屋には積読状態の本が和書、洋書問わず大量に存在しているだけに。

 そういえば来月の11日は参議院選挙でしたね。ここ最近のニュースからはうんざりさせられるような話題しかありませんが、選挙のニュースを聞いてもこの国には明るい未来が来るのかはなはだ疑問です。今の日本のとって必要な指導者は、ルドルフ大帝ことルドルフ・フォン・ゴールデンバウムまではいかないにしても、カイザー・ラインハルトかペリー・ローダンのような人物なのじゃないかと思ってしまう事があります。宇宙的規模での行動力を持つ人物でないと日本の明るい未来は開けないのでは、とも考えてしまいます。







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