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酒と縁を切りたい(涙) |
■ 2006/06/26 (月) 映画「初恋」を見てきて・・・ |
「初恋」13時からの上映を見たのだが観客計15人
【内訳】 ◎1人できてるのは4人(うち女1人) ◎男女比男6人女9人 で、カップルや中高年夫婦、女同士二人。白髪あたまのおじさんが1人できてたり、若 い男が1人、女が1人、俺も1人。 終了のエンディングでキャストとテーマ曲が流れ ている時は女性で2人くらい涙ぐんでた人がいた。 あの3億円事件の実行犯が叔母家族に預けられ愛情を受けてない孤独な女子高生だったというラジカルな発想から生まれた作品だがひきつけられていくものがある。 大雑把なあらすじは孤独な女子高生みすずは当時若者のたかり場だったJAZZ喫茶に顔を出す。そこには周りの浮ついた連中と違い孤独で無口で影を持っている東大生岸とであう。 同じオーラーを持つ二人はそこで出会う。ある日岸は過激派で機動隊とやりあっても権力に対しては痛くも痒くもないから3億円強奪を持ちかける。実行するのはみすず。何故、女子高生がやらなければならなかったかというと当時は女性でバイクや車を運転できる者が少なくさらにみすずは無免許だから警察当局には絶対疑われることがなかったのが理由。 天涯孤独のみすずにとって岸から犯行実行に際して「お前が必要なんだ」といわれ 彼女自身生まれて初めて自分を必要としてくれる人が現れたと感じ恋心を抱くようになる。東大生岸も実は日記に初めてあったときから好きだと記していたことが後からわかるのである。岸の都合でみすずは犯行後会えなくなる。 その後、大学合格。兄の死。大切な存在を失って落ち込むが再び天涯孤独になったヒロイン中原みすずは、自分ひとりでもスーツ姿(パンタロンを履いているところが自分の幼少時代みた女性ファッションでなつかしかった)で、胸を張って前を向いて歩いていく姿印象的だった。とても強く前向きな女性になっていたのであった 当時の時代風景、若者たちのもやもやなどを60年代と舞台に繰りひろげられる。 正確に言うと舞台が1966〜1969年で、街並みや走ってる車が俺が小さい子供の頃みた光景そっくりですごく懐かしかった。 登場人物のファッションなんかもね。特に、女性のブラウスやスーツにパンタロン姿がとても懐かしい。 町並みに関して言えば路地裏に入ると新潟市や長岡市にはまだあの懐かしい街の風景が残っているところもあるよ。 ノスタルジックな気持ちになり映画の余韻に浸りしばらく頭の中がボーっとしている。 自分の初恋のときの気持ちとか思春期の時の事とか20代の時のこととか30代のこととか色々と・・・ 今、自分が40歳になって半年も経っているのに40歳というのが未だ実感として湧かない。 映画鑑賞後、年甲斐になくとてもセンチメンタルになっている。 去年の今頃は自分がまさか仕事についても心身的にやられて医者にアルコールドクターストップをかけられて断酒にトライするとは夢にも思わなかった。 医者に掛かりシアノマイドを毎朝夕服用して、断酒の団体にも入った。 シアノマイド服用のときはスリップしたが断酒の団体が自分を飲酒という悪癖から支えてくれているように感じる。 最後に映画「初恋」に関心のある人は劇場まで足を運ばれてみるのも良いかもしれません。 但し、自分の住む地域では6月いっぱい。すなわち金曜日までの上映なので絶対見たいと 前から思っていたので今日見に行ってきた次第です。 今日で断酒7日目。ちょうど一週間☆彡 |
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