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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2015/04/01 (水) ペナントレースの星勘定


プロ野球が開幕した

セリーグでは阪神、パリーグでは西武が好スタートをきったようだ
もちろんまだたった4試合、最後はどうなるかわからない

この2チームは昔日本シリーズで戦ったことが1回だけある
もう一度30年ぶりに、このカードのシリーズを見てみたいのだが

ペナントレースは混戦になると面白い。
3チームくらいで僅差で終盤までいくような展開がベストである。
(もっとも今はペナントレースの後に決定戦があるが)

最終戦で優勝チームが決まるというのも何回かあった


ここで唐突かもしれないが、人生の俯瞰の話

人の一生は20代までが、進学、就職、結婚等
社会の椅子取りゲームである「勝ち抜きトーナメント戦」
この段階では、いい学校に入る、いい会社に就職する、いい相手と結婚するために
闘わなくてはならない。
ここでは、もちろん努力も必要だが、運が大きく左右する
勝ち抜き戦は負けたら、そこでアウトだからだ

そして、それ以降、30代以降は総当たりの「ペナントレース」のようなものだ
ここでは勝ち抜きではなく「勝ち負けの勝率」で勝敗が決まってくる
優勝チームで80勝60敗くらい、最下位のチームでも60勝80敗くらい
144勝0敗や0勝144敗という数字はあり得ない
「長期のリーグ戦」だけに、運というより本人の辛抱と努力、研究心が
重要な要素になってくる

リーグ戦に勝つ秘訣はいわゆる「捨てゲーム」をうまくつくること
100点満点は狙ってはいけない、80点で合格なら20点は捨てること

夏場の暑い時期に投手を酷使しては秋口に糸が切れてしまい脱落してしまう
逆に酷暑の連戦の時期をじっと辛抱し、日程の飛び飛びになる秋に
「リリーフ投手の物量作戦」で混戦を脱出という見事な采配をみたことがある

優秀な人間はやはり全体像を俯瞰し先を読むことができる

しかし、もちろん勝負をあきらめてもいけない、
最終戦で勝敗がつく場合もあるのだから













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