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不信のとき

Author:伊藤 博文 ( Profile )
心に愛がなければ、いかなる言葉も相手の胸に響かない。
    〜聖パウロの言葉より〜

 ■ 2015/02/14 (土) 記憶転移・生まれ変わり


【記憶転移】
記憶転移(きおくてんい)とは、臓器移植に伴って提供者(ドナー)の記憶の一部が受給者(レシピエント)に移る現象である。
以下は、レシピエントがドナーの家族との面談に成功、記憶転移を実際に体験したと信じるに至った希少な例である。

クレアは重篤な「原発性肺高血圧症(PPH)」に罹り、1988年、米国コネティカット州のイエール大学付属ニューヘイヴン病院で心肺同時移植手術を受け、成功した。ドナーは、バイク事故で死亡したメイン州の18歳の少年だということだけが彼女に伝えられた。

その数日後から、彼女は自分の嗜好・性格が手術前と違っていることに気がついた。
苦手だったピーマンが好物に、またファーストフードが嫌いだったのにケンタッキーフライドチキンのチキンナゲットを好むようになった。
歩き方が男の様に。また以前は静かな性格だったが、非常に活動的な性格に変わった。
夢の中に出てきた少年のファーストネームを彼女は知っており、彼がドナーだと確信した。

ドナーの家族と接触することは移植コーディネーターから拒絶されたが、メイン州の新聞の中から、移植手術日と同じ日の死亡事故記事を手がかりに、少年の家族と連絡を取ることに成功し、対面が実現した。家族が語るところによると、少年のファーストネームは彼女が夢で見たものと同じだった。彼はピーマンとチキンナゲットを好み、また、高校に通うかたわら3つのアルバイトをかけもちするなど活発な性格だった。

記憶転移が起きる説明として、「臓器内の神経組織が記憶を蓄えているから」という説がある。例えば、心臓の中には神経線維の密集した部分があり、大脳から独立して心臓の運動を制御している。この部分が、大脳皮質と比較すればごく少量であるが記憶を蓄えておくことができ、移植によってその記憶がレシピエントに受け継がれるという考え方である。

また、生物の細胞自体に記憶を蓄える能力があるとする細胞記憶説もある。

【生まれ変わり】
子供たちが自発的に「前世」を語り始めるのは、発話が可能になる2歳から5歳までの間であり、多くのケースでは5歳から8歳までには子供たちは語るのをやめてしまい、成長するにつれ本人の記憶からも忘れ去られることになる。子供たちが語る内容は,「前世」の人物が死亡した時の様子,居合わせた人や物の描写、死亡してから生まれ変わるまでの様子などである。わずかな記憶のみをもつ子供もいれば、膨大な記憶を持つ者もいる。

そうした子供たちが示す行動には,まず「前世」の家族に対する親近感の表明がある。子供たちは時に「現世」への違和感を表明し,「本当の親のところへ連れて行って」などと訴える事がある。子供たちが前世の居住環境や親族の名を語り、その証言が事実と符合した例も多い。また死亡時の状況(やそれと類似した状況)への恐怖があり、特定の乗り物や火や水、銃火器などへの恐怖が見られる。「前世」の人物と同様の食べ物や衣服の好き嫌い、前世と同じような発話や動作、前世の死に方に関連した先天性欠損や、痣(母斑)などが見られる事もある。スティーヴンソンは先天性欠損と母斑については生まれ変わり事例の「最有力の証拠」となると見なしている。(→#先天性刻印)

そうした子供たちの割合は、いずれの文化圏でも男児がかなり多いという特徴が挙げられる。次に、前世の記憶では子供たちの圧倒的多数が、自然死ではなく(事故にあったり殺されたりなど)非業の死を遂げ、突然に人生に終止符が打たれているという特徴がある。「前世」と「現世」の性別が異なっている場合には,性の違和感が見られる場合もある。また「前世」で成人していた場合、その記憶を語る子供たちの物腰は大人びたものであることが多い。早熟な性的行動や、酒・タバコといった大人の愛用品への嗜好も見られる。

死亡した前世の人物の母親が、予告夢を見ていたというケースも多い。「次に生まれる子供は、死者の生まれ変わりである」と直観するに至る夢を見ている事例である。また稀ではあるが、死者が自然に生まれ変わる場所を正確に指摘していたケースもある。

・真性異言
極めて稀ではあるが、前世を語る者の中には、その前世で語っていた言語を操る能力(真性異言)のある者がいる。研究機関が収集した2000例の中のわずか3例がこれに当たる。そうした事例では、催眠中に前世の人格が出現し、スウェーデン語やドイツ語などにより文章で意思疎通ができるほか、前世の言語での歌を歌う能力などが確認されている。

・先天性刻印
子供たちが語る「前世の記憶」と符合する場所に母斑や先天性欠損が現れるケースがある。「前世の人格」が死亡した際に追った傷、あるいは前世の人格が持っていた痣、傷跡、ほくろや手術痕などが、現世の人格において同じ場所に再現されるケースである。中には、殺される際に手や指を切断されたために、その部分が欠損する形で現れた例もある。研究機関はこうしたケースを112例ほど収集している。中には、「前世の人格」が亡くなったときの状態を医者が記録したカルテも入手できたケースもある。  









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めとろん かなり興味ある内容でした。 (15/02/16 01:59)


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