かえで日記 ６th

今回の怪我では、実体験を通じて学習することが多々ありました。
例えば、看護士でありながら、癌の苦しみを知る人は少ないとか・・・。
私は今回の怪我で、いかに介護の現場でその人の苦しみを理解してあげられなかったのかが身にしみて分かりました。（恥ずかしいです、ほんとに。）
※でも、けしていい加減なお仕事をしてきた訳ではありません。もっとも、だからこそ続ける事が難しくなりました。

今、私は数ヶ月のリハビリをしてきたのですが、介護の現場を退いた後にこのような実践的な体験をする事になったのは、何の因果なのか･･･「神様のいじわるっ!!」と思う事しばしばです。(^^;

リハビリって、「寝たきりにならない為に多少の辛さの我慢は仕方が無い」･･･それはそうかもしれません。
腰痛（もちろん、腰に限った事ではありませんが）は辛いです。それに、その苦しみは本人以外に分かる事は難しいです。
でも、その苦痛に対して、あまりに配慮の無い介護サービスが多かったりします。
そりゃ、「これで十分」なんて言える事は無いのですが。
勿論、個人のスキルや信念も大きく左右されるので、個人差があって然るべきですけど...。

「介護はステーションでやってんじゃない、現場でやってるんだっ!!」という感じでしょうか？(笑)
いえいえ、本当に笑えない実情があるんです。
（あ・・・『容疑者・室井慎二』見なきゃ!!←横道ですが!!）

もっとも、人間社会に身を投じていらっしゃる全ての方にそれぞれの蟠りを抱えていらっしゃるんでしょうね。

偉そうな事が言える立場ではありませんが、夢や希望を捨てず、より良い社会作りに頑張って、みんなで楽しく笑顔で過ごせる社会にしたいですね。


・・・次の日記は退院してからになりそうです。
（こういった言い回しって、２度目はカッコ悪い〜!!）


■ 製作日誌 2006/05/31 ■

（お休みです) m(__)m