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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2013/01/01 (火) 1月1日


新年、明けましておめでとうございます。

まだまだ続きそうな、放浪の旅です。

宮城県大崎市は快晴。

ちょっと、この大崎市で6泊予定でいます。今までの疲れをとり、新年からは、心新たな旅にしたいと思う。当初の目的(何の目的があったかは知らないが、知らず知らず動かされている)は果たしていると思う。
今後は、のんびりと進んで行こうと思う。夏場のように、どこでも野宿出来ると言う訳ではないからね。今のところ、経済的、身体的、意識的に問題は生じていない。

社会からのフェードアウトを進め、そのうち、この世界からの離脱をする。
なかなか、思うように進まないけれども、何とかなるでしょう。
自身の意思で、思うように動けるだけでも幸せです。

           花は咲く

真っ白な 雪道に 春風香る
私は なつかしい あの街を思い出す
叶えたい 夢もあった 変わりたい 自分もいた
今は なつかしい あの人を思い出す

誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましている
誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう

夜空の 向こうに 朝の気配に
私は なつかしい あの日々を思い出す

傷ついて 傷つけて 報われず 泣いたりして
今はただ 愛おしい あの人を思い出す

誰かの想いが見える 誰かと結ばれている
誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く 私は何を残しただろう

花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために


12月27日
9時過ぎ、ホテルを発つ。天気は快晴。なれど、風は冷たい。
雪が積もっている歩道を、とことこと歩く。所々、凍結している。

雪を掻き分け、凍り付いている道に足を滑らせながらも、少しづつでも進む。
何時かわからないが、宮城県栗原市に入る。さらば!岩手県。

トコトコトコ・・・ズルッ・・・テクテクテク・・・ズルッ・・・・ゴロゴロゴロ・・・ズルッ・・ズ・ズ・ズ・ズルッ・・・を繰り返しながら歩く。途中、コンビニがあると、トイレを借り、時間を見る。とにかく歩く。

雪を掻き分け、掻き分けながら進む。
体力は消耗し、時間は流れ去る。遅々たる歩み。

一時、三時二十分・・・と、時間だけが過ぎ去る。
コンビニに立ち寄ったときに、店員さんに、「一番近い駅はどこでしょうか!?」と、尋ねると、「くりこま高原駅」とのこと。それでも5km以上あるとのこと。また、山超えの道だとのこと。お礼を言って店を出る。

歩きながら考える。
このまままっすぐに進むか・・・!?聞いた道を曲がるか・・・!?
まっすぐ進めば、サバイバルになる。
山超えの道を行けば、新幹線が止まる駅に着く。新幹線が止まるのだから、駅周辺にはホテルがあるはず。考えながら歩く。
・・・交差点に来た。・・・曲がった。サバイバルを避けて、山超えの道を選び、ホテルで部屋が取れなくとも、新幹線で古川駅まで行けばよい!安易な道を選択した。

安易といっても、山といっても(丘のような山道)、雪道、凍り道。
歩道には雪が積もっているし、雪の下は凍りつしている。坂道を登るが、滑る。車が走っていない時に車道に出て、除雪されている車道を、足早に登る。車が来たら、歩道に避難。その繰り返しで、丘のような山道を登る。

だんだん暗くなってくる。
しかし、心細くはない。不安感も焦燥感もない。ただただ・・・歩くのみ。自身に課したものである。やはり・・・私の中の私が、「ニヤリ」としているのを感じる。私も、この旅で、だんだん図太くなってきているのが分かる。この旅では、自身の決定は自身で行う。これまでの人生で、私は、自分というものを持することが出来なかった。集団の意識に流され続け、後悔の連続であった。だからこそ、この旅では、他を非難する事も、非難される事もない。総ては自己責任。だからこそ、ストレスというものがないのでしょうね。

トコトコトコ・・・ズルッ・・・ズ・ズ・ズ・・ット・・・テクテクテク・・・ズルッ・・ズルッズルッ・・・ゴロゴロゴロ・・・と、歩く。とにかく歩く。それしかない!
車が止まっている。
私は、歩く。車に近づくと、車は走り出した。暗くなった雪道を、台車を押しながら歩いている私を不審者と思わないほうがおかしい。が、中には、私の姿を見て応援してくれる人もいる。さて・・・どちらの方か!?まあ〜どちらでも良いがね。私は、ただ、ただ、歩くのみ。

「くりこま高原駅」に着いた。
さて・・・ホテルはあるか!?
駅構内には、周辺地図や、観光案内がある。
駅の中に入り探す。有った!ホテルに一番近いホテル。荷物を駅の隅に置いて、ホテルに行き、部屋があるかどうかを聞いた。幸い、部屋は取れた。荷物を取りに駅に帰り、荷物を持ってホテルに入る。ホテルの女性スタッフは、私に興味を覚えたようだ。そのフロントの女性スタッフと、旅の話し、震災、原発、放射能、洗脳、誘導、マスコミ・・・等々の話をした。若い女性スタッフは、ネット情報にも明るく、頷いて聞いてくれた。ここでも、魂の共振・共鳴が起きたと感じた。私のように、ホームレスのような格好をしたおじさんに対して、若い女性が取る態度、雰囲気(波動)はある程度決まっているからね。この女性スタッフも、これからの世界の創り手なのかもしれない。

ホテルに入り、大浴場に行き入浴(このホテルはスポーツジムが併設されていて、大浴場、スポーツジム、プールがあり、運動後に入浴し、サウナなどで疲れを癒しているようだ。また、青森でもそうだったが、このような大浴場には、地元の人が入りに来ている様だ)。

入浴後、就寝。

12月28日
朝、ホテル周辺を散策した。
何もない、田園風景。駅周辺には、ホテルは一軒だけ。複合型スーパーマーケットが一軒。

部屋の掃除が有るので、時間をつぶし、ホテルに帰りサウナへ。
休養日。

12月29日
8時30分過ぎにホテルを発つ。目指すは大崎市。天気は快晴・・・に近い。
鴨!?の群れが頭上を飛んでいる。自然が近い。

トコトコトコ・・・と、歩く。
近頃、警官からの職務質問をされない。パトカーが通り過ぎるときに、私を見つめてはいるがね。(別に、警官と接触したいわけではない)

年末か・・・!?
今日から6泊くらい出来るかな・・・!?と、考えながら歩く。くりこま高原は、一関インターと大崎市の中間位に位置するから、今日はゆっくりと歩くことが出来ると思う。
時に嫌世的になり、自身の行動に疑問を呈するようになる。
そういえば、鶴田浩二の歌を聴いて共感した。「傷だらけの人生」だったかな!?「右を向いても、左を向いても真っ暗な世」・・・今の社会を表している。まあ〜大晦日が一番くらい・・・とも言われているしね。冬至を過ぎ、今後は日も長くなる一方になる。元気を出そうと思うが、そう簡単には行かないね(苦笑。

とにかく歩き、大崎市古川駅前のホテルにたどり着いた。ここは、多くのホテルがある。
1月3日までの6泊の部屋の確保が出来た。

さてさて・・・!?

12月30日
天気は雨。
午前中、部屋の掃除が有るから少しの時間外出する。11時頃帰り、休養。

12月31日
今日は通常清掃だから、2時位までは部屋には入れないと思う。天気は良いから、今後の道筋を確認する為に、とことこと歩きまわる。やはり、歩いていると気持ちが良い。
古川駅に来るまでは、少し迷って、うろうろしたからね。4日に発って、福島県を目指し南下するための道筋を確認。まあ〜いつものこと。観光には興味はないし、観光地で、人込みに揉まれると、余計に疲れるしね。ひっそりと、ホテルの部屋に引き篭もり(ホテル籠り)。部屋には、地上デジタルとBSが受信できるテレビがある。今日の夕方から、高倉健主演の作品が放送される。


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夜曲 中年競馬でなく夜曲です。 (13/01/02 11:54)
中年競馬 やまとさん、ありがとうございます。精神的な動揺はありません。すべて身から出た錆です。今後の人生に生かしたいと思います。 (13/01/02 11:53)
やまと 夜曲さん あけましておめでとうございます。精神的な動揺はありませんか?貴方は、貴重な体験をなさっています。その体験を今後の人生に生かしてください。貴方にとって、良い年でありますように。 (13/01/02 11:16)
夜曲 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。旅が無事に進みますように。 (13/01/02 10:09)
やまと 一発屋さん あけましておめでとうございます。貴方にとって、良い年でありますように。 (13/01/01 13:08)
一発屋 あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。本年も宜しくお願いします。 (13/01/01 12:59)


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