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無色の妄想日記タイトルを変更しました。 現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。 ありがたいことです。 旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。 今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。 残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。 ただ・・・それだけ。 |
■ 2012/09/28 (金) 9月28日 |
栃木県宇都宮市に来ている。
栃木県に入って、8日間野宿をしてのホテルチェックイン。 早速、洗濯と入浴。 いや〜〜〜〜〜やっぱり大浴場を独占しての入浴!気持ちいいね〜!日本人を感じる! 体に付いた垢をしっかりと洗い流し、ゆっくりと入浴。 茨城県をトコトコと歩きながら横断し、栃木県に潜入(爆笑、道の駅を泊まり歩きながら、野宿を繰り返してのホテルチェックイン。まことに、此処までくるとは思わなかったね。 今日は9月28日。 大阪を出発したのが7月26日。丸2ヶ月を過ぎる。まだ生きている!?自分自身不思議なものです。8月のあの岩手のアップダウンの道を汗だくになりながら歩き回り、夜は夜で藪蚊に襲われながら寝れなくてね。世間様では熱中症という話題が満載でしたが、私は・・・熱中症・夏バテからも見放されているようだ。 ところで・・・一般のホテルのパソコンでは掲示板の閲覧は出来なくされているようだ。参った情報統制です。真に参ったものです。アホどもが・・・・(怒・・・! 歩いている(野宿を繰り返していると)と世間様の情報から隔絶されているので、一般情報は皆無に近い。何が起きているのかさっぱり解からない。それでもよい、自分自身が「今」という時を生きているからね。はひゃはっはっは・・・という感じ。 9月7日 9時過ぎ、多賀のホテルを出発。 今まで6号線を南下してきたが、今日からは245号線を南下。残暑が厳しい。太平洋を眺めながら南下。天気がよく、穏やかな海の表情をしている。自然の姿。静と動。静かな穏やかな表情と、荒れ狂った時の激しい表情。地球の先住民たちは、この表情を知っているが故に、自然との共生、循環思想を持っていたのではなかろうか。日本民族(大和・倭)、アメリカ大陸のインディオ、オーストラリアのアボリジニ、イヌイット・・・と、世界中の先住民たちは迫害、弾圧を受けている。唯一、政治的、経済的に発言権を持っている日本民族(大和・倭)も、半日種族が日本人に成りすまし、やりたい放題をしている。 昼過ぎ、東海村に入る。14時頃原子力科学館を見学。何かと話題になっている原子力。 夕方、今夜はどこに泊まるか!?と、考えていた。公園、トイレ、駅・・・と、色々と考えながら歩く。そして、閑静な住宅地に迷い込む。私のような形をした者が、夕方、閑静な住宅地に迷い込むと碌な事は無い。こんな時は一刻も早く近くの駅に辿り着き、大きな町に移動するに限る。一般住民の態度が豹変し、警察官のような尋問口調になる。お互いが不愉快な思いをする。 電車に乗り、ひとつ駅を移動した。 那珂湊駅。その駅から歩いて大洗町に行く。那珂港町と大洗町を繋ぐ海門橋を渡ったところに「巌船 一里塚ロードパーク」が有り、其処に屋根付きの休憩所があった。トイレで体を拭いて、着替え、休憩所で野宿。 夜釣りに来ている人が多い。 9月8日 「茨城百景 大貫海岸」を見下ろしながら記す。 昨夜は大洗町に入った所にある休憩所で野宿。いつもの事ながら、難儀な事よ。 大貫海岸では、9月に入っても残る暑さの為に、海水客がわりかし多く、海水浴を楽しんでいる。この辺まで来ると311の災害は軽い方だろう。 犬を散歩させている若い女性と話した。 311の時の事を伺ったが、その女性は、昨年、引っ越してきたばかりで解からないとの事。しかし、友人がボランティアで被災地に行ったことを話してくれた。女性と話していると、軽自動車に止まり、男性が降りてきて、私たちのそばで聞いている。こんな場所で、私のような不審者と若い女性が立ち話をしていると、どこから見ても危ない雰囲気を醸し出しているのでしょうね。色々と事件が起きていますからね。地元の人が、護衛の為に立ち寄っていると思う。景色を見る振りをして、聞き耳を立てている。震災の話し、放射能の話となるにつれて、小難しい話により、ナンパ等とは次元が異なる世界だということに気づき、立ち去る。しかし、地元の人も偉いものです。自然とそのような行動が取れるのですからね。今の世がどれだけすさんできているかを物語るものです。 女性に礼を言って別れ、私は歩き始める。 茨城に入ってから51号線を歩いている。 それにしても、この残暑はいったいどうしたことか!?しかし、野宿をしていると、夜の冷え込みは徐々に厳しくなっているのが解かる。夜は冬用のコートを羽織って寝ている。まだ、寝袋は出してはいない。 51号線を歩いていて、気分的に気が変わったのか、354号線に入り、「道の駅 たまつくり」を目指す。 野を越え山を越えて歩く。歩く、歩く。ひたすら歩く。 まだ日があるうちに、「たまつくり」に通じる道に出た。ひたすら歩くが、徐々に闇は強くなる。途中で真っ暗になり、道は狭いし、交通量は多い。危険を感じ、途中に有る自販機のそばの休憩所で休む(ちょうど、屋根付きのベンチがあった)。そこで着替え、寝る用意。 自販機には時折買いに来る客がいる。スキンヘッドの若者が来たので、「道の駅 たまつくり」までの距離を聞いた。その若者は丁寧に答えてくれた。ありがたいことです。 休憩所には多くの蜘蛛の巣が張り巡らされていて、蚊が居なかった。 比較的ゆっくりと休むことが出来る。 9月9日 朝の天気は晴れ。 いざ、たまつくりに向けて休憩所を出発。どのような駅なのか!? 8時過ぎ、「道の駅 たまつくり」に着く。此処は、どのような雰囲気(波動)を持った駅なのか!? 多目的トイレで体をよく拭き、着替える。 天気はよい。着ていた衣服を水洗いして、バックと荷物に上において干した。乾きが早ければ、もう一着水洗いして干そうと思う。 この駅の雰囲気(波動)はどのようなものなのか!?しっかりと観察する。四ツ倉の様な事に成れば、早々に退散する。しかし、車中泊している方も追いし、敷地が広いから大丈夫そうだ。しかし、楽観視するのは止めている。経験上、楽観視は厳に慎まなければ無ければならない。気分的に落ちこむからね。 人生塞翁が馬! なんとかなるさ! マンウオッチング。色々な人がいる。 早々、今日は髪を洗った。手洗い用の石鹸がトイレにつしているから、それでごしごしと洗った。気持ちよい。 このような生活をしていると、外部情報に接することが極端に少なくなった。世間ではどのような動きになっているのか解からないし、解かろうとも思わない。 「矢印」 「道の駅 たまつくり」のベンチで横になっていると、うとうととしてはっと目覚めた。目の前には青い空に白い雲。その雲の形に意識が向いた。「矢印」の形をしている。その時、本当に目覚めた。すると、雲の形は、私が視認したことを確認するように消えていった。う〜ん!?この事が何を意味することなのか!?雲の矢印は、私が進もうと考えている方向ではなく、逆の方向を示している。私は、たまつくりから355号線に入り、潮来の駅に行くつもりであった。そして、千葉に入るつもりであったが、雲の矢印の方向は、霞ヶ浦大橋の方向、つまり、茨城県横断のコースを取っている。私のちんけな表在の意識より、目には見えない世界の指示に従う事が正しい道という事を知っている。私は、茨城県横断コースを取った。 ここたまつくりは気持ちがよい駅です。 清掃作業のおばちゃんと話したが、気持ちよく受け答えをしてくれた。まあ〜最初の頃の私を観察する目には、色々な意味が含まれているが、私と話し、私の行動の意味を知るにつれて、共感してくれた。 9月10日 「道の駅 たまつくり」で目覚める。 今日も暑くなりそうだ。さてさて・・・といっても、今日、明日は此処で休養するつもり。354号線を進むにしても、公園、道の駅、ホテルを目安にすればよい。 朝、地元のおじさんと話す。 「どこから来たの?」から始まり、私が来た目的を話し、311の時の状況を伺う。311の災害、放射能と。しかし、方言が混じって、なかなか聞きとりにくい。(苦笑 しかし、言わんとしている事は理解できる。多くの人にホームレスのように見られ、白眼視されているが、中には私の行動を理解してくれ、「大変だけど、頑張って」と応援してくれる人もいる。初めの会話では、「大変だ!終わったら、どうするの!?」と、疑問視する人もいるが、話が進むにつれて、「男として生まれてきて、やりたい事を、夢を追いかける事が出来ずに・・・」と、言葉を詰まらせる男性もいる。私の話を聞いて、あこがれるが、「気持ちはわかる。しかし俺には出来ない」という方がほとんどである。多くの柵に縛られているから仕方が無いことだがね。 でもね、応援してくれてもらえるだけで、意識の世界ではつながりやすくなるから・・・。ありがたいことです。 徒然に記す。 「何もすることが無いのではなく、積極的に何もしない時間の心地よさ」 ストレスフリーに近い状態である。 この状態は、真に心が軽くなる。気力が沸いて来る。肉体的には過酷な状況下に置かれていても、あたかも、気力の鎧を纏ってるが如く、益々元気になってくる。人という生き物は不思議な生き物です。 |
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