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無色の妄想日記

タイトルを変更しました。

現在、福島県郡山市に仮寓させていただいている。
ありがたいことです。

旅をしている時の状況が時に思い出される。泊まる当てもなく、地図を片手にひたすら歩いた。雨の中、強風の中、雪降る中、そして、暴風雪の中。ひたすら歩いた。歩いている時には不思議に恐怖感や切迫感は無かった。何とかなるという気持ちですね。

今、雨、露、雪、風を凌げる部屋を提供していただいている。このことがどれほど嬉しい事か。実感している。

残された時間がいくらほどあるかは判らないが、残された時間を、自身の身魂を磨くために使おうと思う。スピリチュウアルを学んできているのだから、自身が信じる道を進む。    ただ・・・それだけ。

 ■ 2012/09/18 (火) 9月18日


今日、茨城県を横断した。
太平洋側の51号線を右に折れて354号線に入り、霞ヶ浦の「道の駅 たまつくり」で泊まり、たまつくりで目には見えない世界からのシグナルを得て、354号線をそのまま進むことになり、今日埼玉に抜けた。と、いても、埼玉へは間違いで行ってしまっただけ。引返して、古河に向かった。
茨城県の西側は、連日「狐の嫁入り」のような雨が降っている。
なんか変な天候です。台風の影響で大きな気流の変化があったようですが、なんか変・・・!?
変といえば、私がスレ主のスレッドが閲覧出来なくなっている。

8月30日
早朝、4:00ごろ地震があった。
建物の揺れから、震度2〜3と感じたが、宮城県では震度5強の揺れであった様だ。ここは福島県福島市にある「道の駅 安達」。ここは盆地であり、空間線量が高い地域。
「道の駅 そうま」で野宿している時も揺れた。東北地方はよくゆれるものです。
「道の駅 安達」は、夜間も休憩所が解放されているから、休憩所内で寝る事が出来、蚊に悩まされることがない。嬉しいものです。今日もここで休養。
話し好きのおじさんと一緒になり、モトクロス、トラック、車の整備、政治、経済、輔車脳、お金・・・とうとう、いろいろな話をした。いろいろな話が出来るのが旅の醍醐味であるが、私は気をつけなければならない。

夕方、バイクで回っている若者と話した。
私の旅の話を、若者は神妙な姿で聞いていた。共鳴するものがあるのだろう。

8月31日
6時前に「道の駅 安達」を出発。
この駅は、私が経験した駅の中で一番の駅になる。
歩きに歩き郡山市に来た。途中、ショッピングモールで休んだ時に、私は両腕が真っ白になっていた。塩が噴出していた。おそらく首なども塩が噴出していたでしょう。それを見ていた男性がやってきて、私の隣に座った。私は何気なく話しかけた。すると、男性は、私が塩を吹いているのを見てやって来たとの事。炎天下を「道の駅 安達」歩いてやって来た事に対して、男性は感嘆していた。私の歩いている目的を話し、311のことを伺った。男性は、いろいろと話してくれたが、その中で、被害にあった地域のことを話してくれた。それは、盛土の地域。地域には、切土の地域と盛土の地域がある。切土の地域とは、山を削り住宅地にした地域であり、盛土の地域とは、切土の地域から搬出された土砂を埋め立てて作った地域。切土の地域は地盤がしっかりとしているから、地震の揺れに対しては強い地域であり、それに対して、盛土の地域は、湿地帯に切土の土砂を持ってきて埋め立てた土地であり、地震の揺れに対して脆く、土地自体のズレヤ液状化などの被害が大きい。そういえば、東京などは盛土の地域になる。埋め立てて、埋め立てて今日の大都会を築き上げている。あのビル郡の重さは如何程のものなのか!?とてつもない重量が盛土の地域にのしかかっている。また、東京湾の周囲は、石油コンビナート、天然ガス貯蔵地域になっており、東京湾が火の海になるという警告を発している学者もいる。その東京に、直下型の地震の噂が流れている・・・!?
郡山市に着き、ホテルに入った。
9日ぶりに風呂に入り、のんびりとする。しかし、そのホテルには大浴場がなく、部屋の風呂だから、今ひとつである(贅沢は言っておれない)。

フィリピンでM7.6の地震。

9月1日
郡山駅前のホテルを10時ごろ出発。
右足裏はパンク状態。電車でいわき市へ。しかし、電車は13:18分。トホホホ・・・。駅で時間潰し。メモを津s家手いると、厚かましいおばはんが覗き込むように読んでいる。まあ〜どこにでもいるものだが、これだけ厚かましいとね!?
福島県を回ってみて、マスクをしている人は少ない。昨日も地元の人と話してみて、地震関係の話はしてもらえるが、放射能関係では口をつむぐ。どうしようもない事ながら、逃げたくとも逃げる事が出来ない人たちは、今の日常をそのまま送るしかない状況に追い込まれている。大人たちはよいが、子供たちは・・・いくら言っても行政は動かないし、反対に汚染地帯に返そうという動きがあるから困ったものです。

今まで幾度もメモしてきたが、逃げたくとも逃げることが出来ない状況ならば、「怒り、悲しみ、憎しみ、ねたみ、嫉み」の感情に振り回されることなく、これまでと同じように生きてゆくしかない。そのほうが、感情に右往左往させられて生きるより過ぎ行くときは幸いです。これらを福島県の人たちは実践しているように感じる。ある面素晴らしい事に思う。また、この事もメモしてきたが、今は時の流れの端境期にいる。大きなときの流れの変わり目。われわれ実財界に存在している人類の感覚では父として進まないような時の流れに感じるが、地球の動き、人身の動き・・・と、大きな動きが始まっていると思う。それに伴い、肉体的な変容も始まっていると思う。そうなると、今まで繰り返しメモしてきている「新人類」の誕生も、あながち妄想とはならないものであるとも思う。

電車に乗りいわき市に着く。
こちらは涼しい。盆地である福島市とは異なる地域になる。ホテルを予約し、チェックイン。風呂、ベッドがあるだけで十分満足である。
東北地方を旅していて思うこと。
肥満の方が目につく。肥満まで行かなくとも、老若男女にふくよかな体の人が多い。単なる錯覚なのか!?しかし、何かがおかしいと感じる。まあ〜私自身の脳みそがおかしいということは解っているが・・・それにしても、異次元の世界を観ている様な感覚的違和感を感じる。また、東北だから仲間同士の会話には方言が混じる。そのことが余計に他国に来ているような感覚になる。

いわき駅前には大きなアーケードが作られている。野宿するにはうってつけの所と感じる。マンウオッチングもまた楽しいものです。ホームレスの如く、街の片隅から道行く人たちを眺める。

9月2日
空模様が怪しい。雨もまたよきもの。ホテルを9時過ぎに出発。「道の駅 よつくら港」に向かおうとしたが、バス停で雨宿り。よつくら港は被災して休業していたが、8月に開業したようだ。しかし、雨!逆戻りしていわき駅に避難。いわき駅には大きなアーケードがあるからよいがね。
雨が上がり、再出発。国道6号線を目指して歩く。
南そうまでは6号線が通行止めになっているから、内陸におれて飯舘村に向かった。今度は、いわき駅より6号線を北上する。雨は降ったりやんだりしている。空を見上げると、太平洋側はどんよりとした雨雲が広がり不気味な感じを受ける。その反対の内陸側は、晴天である。私はその間を歩いている。だから、降ったろやんだりする空模様である。途中、体育館の軒先で休憩。体育館の軒先で地元の人と話す。いわき市の線量は低いとの事。しかし、低いから大丈夫ということはない。人其々の感受性の問題ですが、若者の一人は「馴れですね・・・」と諦め顔。福島市や郡山に比べて低いだけのこと。

「道の駅 よつくら港」に着く。家族連れで賑わっている。

少し北上すると通行止めになっているのもかかわらずね。

太平洋側に面した場所。津波が来たら一発でアウト。確か、山元町の小学校も、311前には風光明媚な場所であったが、太平洋側であったがゆえに壊滅していた。「道の駅」も場所により色々とあるものです。ここ「道の駅 よつくら港」は観光地化しているようだ。新しい建物が出来、2Fは食堂、1Fは名産品の販売店になっている。
ここの職員から「よつくら港」では野宿は不可との事。軒先も敷地内であるからだめとの事。「まったく〜」という思いであるが、我を出さず、静かに立ち退く。
これもひとつの流れ。

JR四ツ倉駅に着く。今夜はここで野宿できるか!?いままでJRの駅で断られたことはない。
私が歩いているのを観察している人がいた。駅で休んでいると話しかけられた。ここらの地域は色々と厄介な感情があるようだ。その男性と話していてよくわかった。311の話し、仮設住宅の話し、被災者の待遇の違いによる軋轢、義捐金の使途、仮設住宅への入居の順、部外者(東京などから流れてきたホームレス)が優遇されている−この事は、安達でも聴いたことがある・・・等々、多くの溝が出来ているようだ。また、政治家に対するものも、311の時いち早く家族を連れて逃げたくせに、選挙の時だけ頭を下げる。市民はそのような事をよく知っている。マスコミ情報では決して知ることが出来ない実情を聞く事が出来る。政治家の動き、民衆の動き、その裏にある意図。多くの錯綜する意図が見え隠れしている。それに繋がる利権。当然、そこには個人的な感情が絡みついているがね。現実問題として、大きな壁が立ちふさがっている。やはり、実際に歩いて、地元の人から話を伺う事で、多くの現実が見えてくる。個人的にどうこうできる物ではないが、多くの問題により、地域の人の心に亀裂が出来上がっている。
しかし、それ以上に大きな問題が「放射能」ですが、市民はこの問題に対して見ようとしていない。考えようとしていないようだ。この姿勢は、郡山でも福島でもそうまでも見られること。

JR四ツ倉駅で、陰謀論を知っている人と話した。
マスコミには決して載らない情報をお聞きした。年に一回程度、福一を査察する為に、ある特定の集団が来ていたようだ。どのような集団かは解らないが、電力会社の高位の者が平身低頭しての案内をしているようだ。おそらく、世界支配組織のものでしょうね。これだけで、福一の存在は決してマスコミ、政治家が話す内容とは異なることが解るというものです。

ところで、JR四ツ倉駅も追い出された。これもひとつの流れ。しかし、参ったものです。夜道をとことこと歩き、道路の高架下のトンネルで寝た。朝方雨が降った。トンネル内だから、このような状況に対応できる。これもひとつの流れ。ひとつの経験。


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