夜長すぎる

　今日は先日行っていた高齢者施設に見学に行ってきた。待遇も、場所も悪くない。でもいまいちピンと来ない。なんだかここで働く自分が想像できない。そこで今日思ったことがある。私はなぜに以前の仕事が苦痛だったのか。新卒で一人職場だったとか、家からめっちゃ遠いとかそんなことではなかった。なによりいやだったのは、ここに住む高齢者のようには絶対なりたくない、この人達に何を言っても何をしても無理だ、変わらないとすべてをあきらめようとしたことである。そして、自分の上司に、こんなふうになりたいと思う人が誰一人としていなかったことである。みんな何かをあきらめ、自分を犠牲にして人を援助する仕事をしている。本当にその人の為を思って援助をしている人はいなかったように思う。自己犠牲の上に成り立つ福祉なんて何の意味があるのかと思った。私にそこまでのボランティア精神はない。

　私は、前任者から、この仕事を続けるのなら早くあきらめて、お金のためと割り切ることだと言われた。たしかにお金をもらって労働している以上それもしかたないのかもしれない。でも私にはできなかった。

　なら何ならできるのか。私は人にありがとうと感謝されたいわけでもないし、尊敬されたり、好かれたいとも思わない。だけど、誰かが前向きに何かを努力していて、変わりたいと思うなら、それを手伝いたい。私が何かのきっかけになってくれたら本当に嬉しいと思う。何もそれは福祉じゃなくてもいいのだと思う。今の日本の福祉では何かを前向きに変化させようとすることは難しいと思う。特に高齢者は。

　大きな視点で物事を見て行きたい。歳をとってまたやりたきゃやればいい。こんなことがわかっただけでも私は、福祉にトライして辞めたことは無駄ではなかった。私なりの役割や意味があった。とてもいい人生勉強になった。うん。

　次にどんな仕事にトライするにしても、前職で気づいたことを忘れないでいたい。

　にしても、８月中に仕事決まるんだろうか。夜考えると、悪いことばかり考える。悪いことは考えない。いいことだけを考える。考えそうになったらとにかく歩くか、本を読んだりする。　大丈夫だ！必ず良い方向に行く！今こうしていることも自分にとって必要だったのだ。私なら絶対大丈夫！自分を信じる。大丈夫だから。３ヵ月後必ずこの日記を見て元気に笑ってる。私は何があっても私の味方だから。またそう思えるようになったじゃない。絶対うまくいく。みんな私のこと見守ってくれている。必死に頑張ったじゃないか。もう無理に頑張らなくていいよ。よくやったよ。

　私にとって良い場所や道が必ず出てくるからね。だから今は、大変だけど笑ってて。あなたの笑顔のに励まされる人もいるからさ。