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爺放談


 ■ 2014/05/25 (日) th1969さんへの返信です!


今回はth1969さんの返信と記入なしさんのコメントに対してのお話にします。

th1969さんの日記に書かれている内容には私もほぼ同意します。

大衆という物はそれほど深くは考えておらず、ほとんどが環境や自分が取捨選択したものの中で自分にある種合致した物だけに興味を引き、それほど深堀せずに意見を出す。

ま〜大抵がこの様な物でしょう。

例えれば私から見れば「サッカーファン」と称している人達と同じ様に思います。

現在においては「ネット右翼」なども一種のファッションの様な物でしょう。

この事象は、別に日本特有のものではなく、どこの国々も一様に「一般大衆」という物はこんなものです。

ただこれは言えると思います。


「愛国心」と言うキーワードにこれほど敏感な国は日本だけです。


th1969さんが分析されているように「閉塞感」「自己矛盾」など様々な理由や問題点はありますが、このキーワードにこれほど食いついてくる事の国民性としての違和感を持つのです。

私の日記にも書きましたが、これが「家族愛」と言うキーワードならこれほど粘着されません。

多くの諸外国では「家族愛」「郷土愛」「愛国心」は当たり前の感覚で、その理由がどれだけ底が浅くとも、矛盾を生じても、この「愛情」は非難され難い感情なのです。



それでも、現在のこの「愛国心」に「客観」や「正当性」を盛り込む感覚が正しいと思う「一般大衆」が多ければ、もしこれが多数を占めれば、これは最早「アナキズム思想」に近づく思想です。


th1969さんは「リベラル」的言説が説得力を喪失したと分析をされておりますが私はそうは思いません。

現実に「改革」「変革」と言う言葉を大衆は支持しています。

多くの政治家や橋下市長をはじめとした「改革路線」

「竹中平蔵」「東 浩紀」「ホリエモン」など他にもたくさんいますが色々な声はありますが大衆としては支持されているように思います。

しかし一番重要なのはこのサイト内でも良く見受けれる事ですが

「権力=悪」と言う感覚です。

この感覚が近年増幅しているように思われます。

もちろんその背景には20年以上に渡る不景気が引き起こす「閉塞感」あらゆる不満がそうさせている事は理解しますが、これがあらゆる方向へ飛び火しているようにも思います。

「弱者=善」と言う様なロジックが多数を占め、異質な「平等」を求め、その対立軸に「権力」というものがあり、その対象となるのは「国家」「政治家」「企業」「既得権益」「官僚」「公務員」果ては「天皇制」にまで及んでいるように思います。

そして、それらの思考を正当化する「リベラル的思考」新自由主義、個人主義、改革、変革は今の時代にマッチしたのではないでしょうか?

私の日記で書いた「ダンダリン」というTV番組然り、バラエティ、ニュース、討論番組これらも基本設定は「権力=悪」が大前提の物が多いように思います。

TVという物は世論を誘導もしますが、世相を映すのもまたTVです。

もしこの構図が正しければこれは危険です。

この様な思考は「ニヒリズム」を生み、「努力しても報われない」「運命論」「虚無感」などが増幅され、惹いては「愛国心」「郷土愛」「家族愛」にまで波及します。


私の時代でももちろんこの様な思考はありました。


「朝日新聞」「日教組」「岩波文庫」が筆頭に「権力批判」「アナキズム」「共産主義」を力強く謳ってました。

私の学生時代は正に「日教組」の全盛です。

しかしそれと同時に「愛国心」(時勢上大きな声ではいえませんでしたが)「郷土愛」は常にありましたし、それ以上に「愛社精神」が大きくありました。

全共闘や学生運動も実は「愛国心」があるから強いからこそ大きな運動となるのです。


しかし現在はどうでしょうか?

どんなに不満が募っても大した運動にもなりません。

ただネットを通して不満の声を上げたり、妬みや権力批判に終始し、だからとて努力は否定した思考が多いように思います。

これは私にはどう見ても「ニヒリズム」にしか見えません。

その様な人々が、現在の「愛国心」を叫ぶ人達に向け、しらけた揶揄を飛ばしている様に見えて仕方ないのです。


再度書きますが。

「愛国心」「郷土愛」「家族愛」という物は正当性や客観など入り込む余地のない純粋な感情だという事です。


どの様な理由や矛盾があろうと、それが如何に場当たり的な感情で叫んでいようと、「愛国心」「郷土愛」「家族愛」を揶揄する行為の方に私は違和感を覚えるということです。




それと次に「記入なし」さんへのコメントに対しては「愛国心」に過剰に反応している国のことですが、こんな国の事は私にはどうでもいいことです。

国際社会においてこの国の影響力はほとんどありません。

ただ問題なのはメディアがこの国の力を過剰に報道している事とそれを信じ込んでる人が一番問題です。

それと安倍さんの事ですが、安倍さんの支持する部分としない部分があり、しかしこれまでの歴代総理の中では良い方だと思います。

総理大臣と言う立場上思い通りにはいかないと思います。

そんな中ではよくやっている方だと思います・・・

















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はいむるぶし 共同体と言うと聞こえはいいですが実際は経済協定ですからそれはドロドロな世界です。基本信頼関係は国家間ではありえません! (14/05/26 21:20)
はいむるぶし イギリス・フランス・オランダは資源大国だからまだいいですがドイツは大変ですよ。敗戦国という物はいつまでたってもはずれくじを引かせられる運命なのですね。 (14/05/26 21:15)
はいむるぶし あおねこ@さん 基本EU加盟国のほとんどが同じ宗教でそれぞれの元首が親戚関係と言う同じアイデンティティーからの発想ですが一番悪かったのは国家間の経済格差までをも統一させたことでしょう。 (14/05/26 21:11)
はいむるぶし 記入なしさん EUはそもそも無理があったんです英国がEU加盟をためらっていた事が如実に表れてきました。フランスの甘い経済見通しに振り回され一番被害をこうむったドイツが可愛そうですね・・・ (14/05/26 21:08)
記入なし まあハト派同士の会合みたいなのがあるなら、そういうのの結果も周知してもらいたいですね。 (14/05/26 16:27)
記入なし 2つというのは? そういえば、希死念慮のある人間がいるとして、「生きるか死ぬかを悩むのではなく、どう生きるかで悩め」みたいな話を聞きますね。この意味で、どう仲良くするかを探っていくEUや東アジア共同体はアリと言えばアリ。日米同盟を包含するTPPもアリ。と言えるのかどうなのか。 (14/05/26 16:27)
あおねこ@ 宗教でも、そうですが、一元論で他は認めないでは、話し合いにはならないですからね… (14/05/26 15:20)
あおねこ@ それは、選択肢が二つしかない事が、原因ではないでしょうか? (14/05/26 15:18)
記入なし EUの議員選挙で反EU派が躍進だそうですね。欧州における冷戦終了後の情熱の向け先はこのEUだったと思いますが、新しいビジョンが無ければ虚無感や地域対立になりそうです。 (14/05/26 10:19)
はいむるぶし 記入なしさん お〜すばらしい!しかし今日本が侵されているニヒリズムは能動的ではなくて受動的ニヒリズムです。しかも厄介なのはそれらが一様に頭でっかちで権利は主張するが義務は果たさない手におえないタイプが蔓延してるように思えます。この土壌からは何も生まれませんね・・・ (14/05/25 22:42)
記入なし 人生は闘いそのものです。ニヒリズムとは誰もが向き合い闘うべきものですが、簡単に勝てるものではありません。 (14/05/25 22:19)
記入なし ニヒリズムというとニーチェやキルケゴールが思い浮かぶけど、第二次世界大戦は多くの知識人にニヒリズムとの闘いを迫りました。戦後アルベール・カミュやアンドレ・マルロー、ジャン・ポール・サルトル等著名な知識人達は実存主義を旗印にして、能動的ニヒリズムもしくは行動的ニヒリズムという生き方を唱え、それが世界中の学生運動の精神的バックボーンになった訳です。 あのマザー・テレサも、実は己のニヒリズムとの闘いからインドに赴き活動を始めたそうですから、ニヒリズムとは偉大な精神を生み出す土壌でもあるのですね。  (14/05/25 22:18)
はいむるぶし 記入なしさん 全く仰る通りです。そもそも愛情なんて心はエゴイズムです。しかし所詮人という物はエゴイズムで単純な思考で最終的には判断するものです。この20年以上の閉塞感をぶつけているという視点はth1969さんの言っている事は間違いじゃりませんが過去と違う点は現在は「ニヒリズム」に侵されている点だと思います。 (14/05/25 21:46)
記入なし 国家=権力=悪、まあ実際はこんな単純な図式では見てなかったでしょうけど、成田闘争はある意味多くの国民にこの印象を与えましたよ。 それとは別にして、現代社会に於いて国家という枠組みを否定するなんて自殺行為に等しいけど、確かにそんな考えの人は愛国心を懐き難いかも。ただし、家族愛、郷土愛、愛国心の全てがエゴイズムと背中合わせなんだから、謙虚な心で受け止めるべきでしょうね。 (14/05/25 21:34)
記入なし そうですね。俺もちょっと居座って迷惑かけちゃいました(苦笑)。勉強がまだまだ足りないので、もっと精進してきます。 (14/05/25 21:08)
はいむるぶし 記入なしさん 問題は日記にも書きましたが一般庶民に蔓延している「ニヒリズム」だと私は思っております。 (14/05/25 21:08)
はいむるぶし 記入なしさん 日本人以外による攪乱なんて微々たる事ですよ。しかもその某国の力では何にもできません。記入なしさんもこんな国の事は気にするに値しませんから放っておけばいいのですよ!^^ (14/05/25 21:05)
記入なし それが日本人以外による攪乱なんじゃないですか? 逆に、どういう理路によると母国を無視または憎悪できるか知りたいです。 (14/05/25 20:56)
はいむるぶし 記入なしさん 確かに愛国心と反権力は共に抱くことに問題はありません、しかし昨今の愛国心否定論者の根底には国家の否定が根本に有る様に見受けれます。これは「国家=権力」という意味合いで、これは他にも「企業=権力」「官僚=権力」と言う構図があり、常に意識している訳ではありませんが意識の根底を支配している様に思えるのですが・・・ (14/05/25 20:37)
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 ■ 2014/05/24 (土) ネット右翼


「ネット右翼」


ネットを徘徊しているとよくこの言葉が目に入って来る。

簡単に言えば「愛国心」を持った人たちの事を揶揄した言葉だ。

しかし私にはこれが妙に映る。

なぜ愛国心を持つ事が揶揄の対象になるのか?

理由は何となくだがこうではないか?

物事の事象に対して客観的な思考を放棄し偏向した思考に対しての物ではないか?

もし上記の理由ならある意味理解はできる。

確かに人が物を考える時、この「客観」を放棄すれば、これはただの「ひとりよがり」になって他者から賛同は得にくいものとなってしまう。

「社会性」という物はほぼこの「客観」を土台とした思考が出来ている事かもしれない。

しかし人という物はどうしても感情が入り込み、この「客観」が揺らぐ時が来る。

また、その揺らぎが当然と受け止められて、許容されやすい物もある。

その代表的感情が


「家族愛」


これはどの人々にも当たり前の様にあり、この感情には他者が口を挟みにくい。


要するにこの感情は許容され、逆にこれに「客観」を入れた感情には「冷酷」とまで思われてしまう。

ではこれと同様に感情が許容されてしまう物は他にないか?


「郷土愛」「愛国心」などはどうであろうか?


「郷土愛」も「家族愛」ほどではないにしろある程度は許容されていそうだ。

なぜなら「愛国心」ほど揶揄の対象にはなっていない。


ではどうして「愛国心」はこれほど揶揄され「客観」を求められてしまうのか?


私は世界各国を周ってきたわけではないが、それでも私の印象ではここまで愛国心が揶揄の対象となってしまう国家は間違いなく「日本」だけだろうと思う。


その原因を作ったのはもう知っている人も多いと思うが


「GHQ」「日教組」「左翼思想型マスコミ」「旧社会党及び共産党」


などの影響が現在もモロにあったり、若年層では「リベラル」と呼ばれる思想に取りつかれている信者たちだろう。


しかし、私の学生時代の時には凄い勢いであった「左翼的思想」「日教組」などの影響は現在では薄れ、もう旧態的な愛国心の否定、いわゆる愛国心による再び戦争への介入という理由で愛国心の否定や揶揄とはどうも違うように伺える。

どちらかと言うと「古い考えはカッコ悪い」「愛国心などダサい」と言う様な感じに見えて仕様が無いのだ。

例えば「天皇制」の否定や、「国、国家」の否定、「伝統」「社会」「文化」・・・・

どこかこの思考がファッションと化しているようにも見える。

この思想が俗に「リベラル」自由主義、革新・・・・

アメリカ大統領も「CHANGE」なんて言って当選した。

改革、革新、自由主義・・・確かになんかカッコイイ言葉ではあるが・・・



思想とは、その国々によって異なるものである。

例えば宗教だ。

イスラム文化の中で育てばイスラム教を主とした思考形態で、それを主軸に考える。

キリスト教文化でも然り、ヒンドゥー然り・・・


それぞれの国民はその中で育ち、その国独自のアイデンティティーを育む。

そしてその土台となる物は古くから連綿と繋がる文化なのだ。

これは一朝一夕には作る事が出来ない。

人の思考形態を造る土台は親から語り継がれ、その親はまたその親から、そうして遠く過去からの全く変わる事の無い思想文化が受け継がれていく。

この連続性が無ければ独自のアイデンティティーは育まれない。

アメリカと言う新造国家は多民族国家でしかも歴史が無い。

だからアメリカは「国旗」という物にどこの国よりも重んじた姿勢をどんな所にも目に付くように置く。

「愛国心」を国旗を通して人為的に作っているのだ。

この行為もあと500年ほど継続すればそれなりのアイデンティティーを育む事が出来るだろう。

日本においてはこれは「天皇制」に当たる。

神話時代も含めれば「2600年」の歴史を持つ。

この現在も変わらない日本独自の文化「天皇神道」が日本人の歴史文化を支え、日本人であることの思考の土台を作ってきたのだ。


私達の祖父たち親達そして自分自身の思考形態の土台、アイデンティティーを造っている基礎「天皇神道」と言う伝統。


今やだれもそれが神道の行事だとあまり考えない「初詣」「お祭り」「節句」「祭日」「結婚式」「節分」「相撲」「祈願」「地鎮」「七・五・三」・・・・

この様な行事が当たり前のように受け入れ、その中で育む思考がその国独自のアイデンティティーとなる。


エリザベス女王の在位60周年を祝う同女王夫妻主催の昼食会が開かれた時、世界各国の50人近くの王族・皇族らが招かれた。

エリザベス女王を祝う催しなのだから当然世界各国の王族や貴族はエリザベス女王を敬う姿勢を取っていた。

しかしエリザベス女王は天皇ご夫妻には全く違った。

エリザベス女王は天皇ご夫妻に自ら立ち寄り、その礼をを示し上座を差し出した。

なぜなら英王室の歴史に比べれば天皇の歴史は遥かに長い、万世一系のこの伝統は世界に類がない。

伝統を重んじる国家の元首が取ったこの行動は、やはり一流で伝統の重みという物を本当に理解しているからこそ出来る事だろう。

アメリカでは大統領が晩餐会には、最高儀礼のホワイトタイで出席する。

因みにアメリカ大統領がこの歓迎の仕方をするのは、天皇陛下とローマ法王と英国君主のみだ。


リベラル、新自由主義、革新?ま〜何でも言う事は自由だがその様な人間も全てはこの「天皇神道」と言う土台で作られた思考で物を喋っているのだ。

ゆえにそれを否定するという事は自分自身を否定しているに等しい。


伝統という物は長い長い年月を経て価値を持ち、それを次は変えず守っていくという事の大変困難な道のりを経て今がある。

日本と言う恵まれた環境の中、本当に価値のあるものは実はそこに当然の様にあるもの、しかしそれは過去から多くの人達が血と汗にまみれた尊い犠牲の上に成り立っているもの。

そんな思いを微塵でも馳せる心があるなら「愛国心」は当然あって良いもので、それを否定したり揶揄するなんてことは普通の感覚ではできないと思う。



世の中には、変えて良いものと・・・絶対変えてはいけない物があるということを・・・













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はいむるぶし 全ての記入なしさん!答えは日記に! (14/05/25 18:08)
はいむるぶし 5r53tnさん そうです!日本人なら当然です!あったりまえのこんこんちきちきです!^^ (14/05/25 18:07)
はいむるぶし まりあっち えっ!園遊会!い・い・いく!皇居!いくいく!ついでに目黒エンペラーにも・・・・^^ (14/05/25 18:06)
はいむるぶし タヌキっぽさん そんな事はありません!私もそんな勉強してません!私もよく何を言いたいのか分からなくなっちゃいます〜!^^ (14/05/25 18:04)
記入なし 下のあなたに答えます。安倍総理大臣の政策及び政治信条を踏まえた言動に付いては明言しませんが、安倍総理が最も尊敬する人物は吉田松陰先生なので、尊敬する人物と同じ価値観や世界観を抱いているという前提で支持しますよ。 (14/05/25 15:44)
記入なし 安倍さんが言ってましたね。自国の旗を振るのは健全な愛国心、他国の旗を破るのは偏狭な愛国心と。安倍夫人は韓国芸能のファンだそうですが、下のあなたは安倍さんを支持しますか? (14/05/25 11:59)
記入なし 問題は、愛国心という言葉の意味が胡散臭くなる輩ほど安易に口にするからですよ。 (14/05/25 11:34)
記入なし ジャパン ディスカウント http://www.watch2chan.com/archives/30451773.html (14/05/25 07:28)
記入なし 本当にネットをご覧なら日本人の愛国心を攻撃してるのが誰なのかお分かりでしょうに (14/05/25 06:16)
5r53tn 社長、この考え方は日本人なら当然というものですよね。 (14/05/24 21:17)
まりあ あらら・・・・はいむるぶしさん、、、、、、今日の皇居の特別参観にはずれちゃったのねぇ(/_;) 明日もありますよ^^ いつかいっしょに園遊会にまいりましょう(*^_^*) (14/05/24 20:11)
タヌキっぽ 進歩的文化人と自称する方々は、何か言えば・書けばメシを食える日本は優し過ぎ?(ベンキョ不足で自分の言っていることを良く分かっていません、ごめんなさい) (14/05/24 19:22)


 ■ 2014/05/23 (金) 国の借金?


良くマスコミから流れてくる「国の借金」という物がある。

多くの国民はこの情報を必要以上に重くとらえている人達が多いように思う。

それも仕方ないのは、マスコミが必要以上に重い事項として取り扱っており、さも国民がこの借金を返済しなければならない様に流布しているおかげだろう。

次世代は生まれた瞬間借金を背負わされているような・・・・


これは大きな間違いである。


「国債」は読んで字のごとく「国の借金」であって国民の借金ではないということを知らねばならない。

要するに私達一般国民が債権者なのだ。


ところが現在のマスコミ報道は逆転した報道内容になっている。

更に一部のエセエコノミスト達がこれに乗じてマスコミの報道に乗っかってそれらしい恐怖感を募らせるようなコメントをだし、それに乗じて自らの書籍を売ろうと一生懸命である。

なぜなら一時「ノストラダムス」の様な終末論的な書籍は売れるという実績が今もあるからだ。

一般庶民たちはこういった終末思想的発想が大好きだからだ。

恐怖心は興味を注がれる。

マスコミも出版社もこの事はよく知っているからわざと煽る。


話はそれたが、ではこの「国の借金」はどうすればよいのか?


良く言われることだが「徳政令」なるものがある。

これは国が借金を強制的にチャラにする方法だ。

中南米の国々ではこれを良くやっている。

しかしこの方法はあまりよろしくない。

なぜならチャラにした後、国はもう国債を買ってもらえない可能性が高いからだ。

それはそうだろう、なにしろ貸した金がいきなり却ってこなくなるのだから当たり前と言えば当たり前だ。

だから当然だが中南米各国は国際信用度が全くない。

しかしそれでもこの日本がこの「徳政令」を発布し借金をチャラにしたら中南米各国の様に信用度がガタ落ちになるかと言うと意外にそうでもない。

なぜなら日本の国債はそのほとんどが日本人が保有しているから中南米の様にはならないだろう。

それだけ中南米各国は諸外国から多く借金をしてきたことが伺える。

しかしそれでもこの「徳政令」を使えばいくら外国に借金が無くても日本の信用度は落ちる事は必至だ。

であることからそんなに簡単には「徳政令」は使えない。

ではどうすればいいのか?

答えは実に簡単!


放っておけばいいのだ!


なぜなら日本の借金の債権者は「日本人」だからだ。

これが中南米やギリシャ、ポルトガル、の様な自国以外からの借金なら返済を余儀なくされ、それが滞ればいずれ経済破綻に追い込まれる。

しかしこの日本は借金の大半が同じ国民で、催促される事の無い借金だ。

極論言わば「何時返しても良い無期限の借金」だ。

本来、国債は税収で賄われる。

国家の経済状況は変動する。

国家だろうが国民だろうが経済は常に流動する。

円の価値も流動する、いずれの時間が経過すれば現在100万円の価値が100年たてば1万円の価値に相当するかもしれない。

しかし借金の金額は一定である、だから100年後は現在の借金を簡単に返せるぐらいの税収になるかもしれない。

これは一つの例に過ぎないが事実この様な例も想定できるし、そもそも景気がインフレ傾向へ移行すれば自然と借金は減っていく。

以上から日本国の借金は何の問題も無いことが分かる。


ではなぜこれほど騒ぎ立てるのか?


色々な想定は出来るが、まず第一に・・・


「多くの国民達は基本的に扇動できる」


この想定があり、これに乗っ取って政府もあらゆるマスコミも動いている。


政府側がこの「日本の借金」を問題視する事情は分かり易い。

税収を上げるという理由だ。

国家という物は国家予算が多いに越したことはない。

しかしそれを実現させることはかなり困難を極める。

なぜなら「民主国家」だからだ。

全ての国会議員は選挙で選ばれるため、国民にとって都合の悪い事はあまり出来ない。

特にお金が絡むことは実に言いにくい。

しかし、何らかの理由付けが出来れば話は変わる。

国民がもし納得をしてくれそうな理由付けが出来ればこれ幸いに大きな顔で言える。

もしその理由付けが弱くても、後は「国民は扇動できる」と言う特性を生かし、それをさも当然の様な理由付けでゴリ押す。

ゴリ押すためにはもう一つの力である「マスコミ」の協力は必須条件だ。

マスコミという物は左巻きで政府のご意見番のように思われているが実は全くの逆である。

政・官・民の一体とよく言われているがこの「民」ほとんどの方はこの「民」を財界と思っているが実は「マスコミ」も大きな役割を担っている。

なぜならマスコミの仕事のネタである「情報」はほとんどが「政」「官」からのものである。

である以上ほとんどのマスコミはこの「情報」という物と引き換えに取引をしている。

だから当然ではあるが本当に政府がしたい事にはそれを肯定した記事が踊り、国民の扇動に一役買うのだ。


今回の消費税の引き上げは正にその例だ。


今、絶好の消費税を上げるチャンスで、一度決まればあとは景気が浮上しても消費税でダブルの税収を見込める。

これは「政」「官」にとっては最高のシナリオだ。


今、消費税を上げることが良い事か悪い事かは少し経済をかじったことがある人には簡単に分かる事だ。


「デフレ」時に税率を上げるなんてことはあらゆる政策の中でも最悪のシナリオだ。


内需消費を促さねばならない時に逆張りして何の意味があるのだ!


有りもしない恐怖を植え付け、借金でも何でもない事を嘘をついてまで国家の危機をあおり、税金を取る。

この国には本当の「売国奴」なる者が多く存在し、「竹中平蔵」のような人物が世間をまかり通る・・・・


しかし、それらに対抗するには「一般庶民」が騙されない事、踊らされない事、知識が、本当に必要なのだが・・・・・















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はいむるぶし サイコロさん 流石!その天秤は国民主体で動かさなければいけませんが大衆という物はどうにも鈍感で・・・私は民主主義よりも選民制が本当は良いと思っています。 (14/05/24 19:22)
はいむるぶし 記入なしさん 国家の財政破綻の定義が・・・少なくとも日本は債権国家なので財政破綻はあり得ません。国債も打ち出の小槌ではないと仰っていますが現在毎年振り出される国債額はご存知ですか?ドイツの国家予算並みの額ですよ!普通の外国から見たらこれはもう打ち出の小槌〜! (14/05/24 19:17)
はいむるぶし タヌキっぽさん どひゃ〜そんなことをしたらデフレがさらに促進〜〜〜! (14/05/24 19:12)
サイコロ どちらに傾きすぎてもバランスを欠く・・・天秤ようなものですね^ (14/05/24 10:43)
サイコロ 知恵も持たない富める者は、古来から餌食にされやすい・・・ある銀行家が述べていましたが、分不相応な財を持つものは不幸に見舞われると。国民は国に対し、ありとあらゆる公共財を要求する反面、国は国民に対し徴税権を振るって、債権債務を平らならしめようと試みる・・・ (14/05/24 10:12)
サイコロ さすがですね^相当勉強されていますな〜 (14/05/24 06:30)
記入なし このテーマに付いては諸説あるけど、確実な事は国家(財政)も破産(破綻)するという事であり、それは日本とて例外ではありません。国債も打ち出の小槌ではないしね。 (14/05/23 21:05)
タヌキっぽ 御米は農家と直取引、野菜は作ったり貰ったり、雑魚は捨て値で、不動産は家族内世代交代に合わせ使い回す、老若男女それぞれの得意分野で相互扶助、、と、消費生活を縮小し家族内で融通し合い納税を少なくする。あっ、大金持ちさんには、大きく納税してもらいたい (14/05/23 21:00)


 ■ 2014/05/22 (木) 既得権益


世の中には様々なエコノミストと呼ばれる学者がいる。

政府が「国家戦略特区」なるものを創りそれを審議するため「特区諮問会議」という物が設置された。

それを構成しているメンバーはほぼ「構造改革派」が占め、その中の主要格が「竹中平蔵」

その名も知れた小泉構造改革の主要ブレイン「竹中平蔵」だ。

この方の経済理念は「自由競争」を基本とした経済政策を推進することが現在の日本の停滞した経済に一番効果があると信じている。

であることからかこの方の解説の中に多く出てくる言葉が「既得権益」なるものだ。

このサイトでもよく使われているようにも思うがこの「既得権益」という代物はどのようなものなのか?

何か現在においてはどうもこの言葉は良い意味では使われてはいないようだ。

何か悪の代表のように使われているようなこの「既得権益」

今回はこの「既得権益」なるものを検証してみたい。

そもそもこの「既得権益」とはどのように生まれたのか?

話は遡る事、時は「江戸時代」

誰もがよく知るこの時代は国家がほぼ全ての国から貿易をせず「鎖国政策」を強いていた。(オランダと中国だけは特別許可)

しかしこれも皆よくご存じの「ペリー来航」によりこの牙城が崩れていく。

そして明治維新を経て、この日本は「開国」し、多くの国々の貿易の的となっていく。

これには一長一短があり、良い所では「産業改革」「知識、教育」しかし悪い所では「力の不平等による軋轢」「他国文化の流入」「侵略性の危険度」などだ。

当時の日本はまだ開国したての「赤ん坊」国家であった為、上記の「侵略性の危険度」を一番重要視し、国家防衛としての政策を推し進めた。

その結果、日本はそもそも生真面目な性質が良かったのか著しい勢いで防衛力を身に着けていく。

しかしそんな日本も「資源」の壁にぶち当たり、結局この「資源大国」に大敗を喫するのだが、この教訓を生かすためその後の国家としての政策に色々な物が盛り込まれていく。

色々な教訓の中で一番重要なことは「権益」だった。

日清戦争以降、日本が世界の主要国家に翻弄され、泥沼の体制に入っていった。

その原因は開国という自由競争の中で、自国の権利を主張する事の難しさ。

一度開国した国家が独自の権利を主張する難しさ。

自由経済の残虐性を弱肉強食を垣間見たその時にはもう後戻りが出来ず、強国の餌食となって行き、国家は破壊された。

その教訓を生かし「権益」の重要性を重く受け止めたのだった。

特にエネルギー、食糧、金融を初めとする生活に直結する物への国家権益、それ以外にも自由にすると諸外国からのダメージが大きく出る恐れのあるものにも「関税」「既得権益」を付けた。

いわゆる「保護経済」であった。

その甲斐あってかその後の日本は「奇跡の経済復興」を成し遂げた。

もちろん経済復興の要因は他にもある、たとえば「朝鮮特需」は相当の経済的牽引を果たしたのも事実だが、しかし、やはり政府が取った保護経済政策は復興の大きな要因だ。

そして日本は順調に右肩上がりの経済国家として世界の中枢に躍り出る。

保護政策は内需を拡大し、国家としての力を蓄える。

気が付けば日本はGDP世界2位にまで押しあがっていた。

しかし世界はこれを黙ってみてはくれない。

自由という錦の御旗を掲げ日本に昔の様な開国を迫ってきたのだ。

「貿易不均衡」による「関税」の引き下げ、金融市場への介入、「権益」の撤廃などを外交から圧力をかけてきたのだ。

要は「保護経済」から「自由経済」へ誘おうとするものだ。

その為にはありとあらゆる手段が盛り込まれた。

「自由経済」という事が素晴らしいと言う「プロパガンダ」だ。

同時に「保護経済」の貶め、いわゆる「既得権益」に対しての負の印象付けであった。

手口は巧妙だった。

諸外国から直接手引きしてはなかなか難しい、だから同じ国民である人間がこれを推進すれば容易であり、しかもその人間が信頼を勝ち取っていれば尚推進しやすい。

そこで登場するのが「小泉内閣」だった。

先進大国は知っていた。

「一般大衆」という物がどういう物なのかを・・・・

彼等に知性は無い、一般大衆というものは自分で考えている様で実は何も考えていないということを・・・

一人のカリスマなど作る事は何の造作もない事。

そこに肩書があり、そこに知性が有るように見えれば、後は宣伝媒体が後押しすればもうそれだけで十分だ。

多くの日本国民は諸手を挙げてこのカリスマに縋り、ものの見事にこの「既得権益」は破られていった・・・・

大手都市銀 13行 あったのが現在はたった 4行 

大手生命保険会社は倒産 合併

大手証券会社の倒産

大手グループ企業の株式の持ち合い破棄、これにより資本金の小さい所からのM&A

世界金融の流入

郵便事業の民営化(国家最大の金融の自由化)

国内企業の空洞化

自由化により賃金低下

非正規労働者の増加

デフレの促進

など様々な悪影響がでた。

しかし未だに多くの国民達は気づいていない。

「既得権益」というものの重要性を・・・


過去、同じ日本人である私達の父や母、もしくはおじいさんやおばあさん、この方達が命を懸けて守ろうとしたもの。


それは諸外国から押し付けられてきた「自由経済」という弱肉強食。


私達の親達や祖父たちはそれから自国を守るため「権益」というものを世界に主張するため命を投げ出してきたのだ。


世界のどの国々も、この「権益」を守り、世界と経済活動を行っている。



自由と言う言葉はどれほどの危険を孕んでいるかを「一般庶民」は理解しなければならないが難しい所だ・・・・・





















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はいむるぶし まりあっち そうですか?多くの国民は気づいてないと思いますよ。っていうかまりあっち!私の言っていることは逆ですよ!変えちゃダメと言っているのですよ! (14/05/23 20:31)
はいむるぶし 腐敗官僚さん それは酷でっせ〜!だんな〜!少しは私等にもおめぐみを〜!^^ (14/05/23 20:29)
はいむるぶし サイコロさん おっしゃる通りです!少し韓国の話も入れようと思ったぐらいです! (14/05/23 20:27)
はいむるぶし タヌキっぽさん そうだ!そうだ!海外産でいいのは女性だけだ!とくにロシア系は歓迎だ!えっ?ちがう?^^ (14/05/23 20:26)
まりあ はいむるぶしさん、みんな既得権益については気づいているとおもいますよ。。わかっているけれど。。。。かえようとしないの。。どうしようもないと既得権益者も一般も思っているの。。。。そこが国民病かもしれません。。。。そうそう、男と女は素敵な既得権益のやりとりで愛を育むところがありますよ(*^_^*)今度、奥様のいらっしゃる時にいきなり家庭訪問しちゃいます〜(*^w^*)袖の下も持参してますよw (14/05/23 09:25)
腐敗官僚 「既得権益」で生計がなりたっている者ですw 「一般庶民」は理解する必要はありませんよ。ただ死ぬまで働いて納税してくれれば良いのです。 (14/05/23 00:21)
サイコロ 韓国が好例ですね (14/05/22 23:12)
タヌキっぽ 豚肉は海外産と国内産の味に差が在り過ぎ。そういえば菓子類もそうだっ! (14/05/22 22:12)


 ■ 2014/05/20 (火) ブラック企業


「ダンダリン 労働基準監督官」というTVドラマを見た。

友人から勧められての事だがま〜ま〜楽しめた。

このドラマの見どころは一にも二にも「竹内結子」が何しろ可愛かった。

それと共演しているあまりよく知らないが「トリンドル玲奈」この子も実に可愛かった。

ま〜それはさておき、内容の方はと言うとこのご時世にズバリ合った「ブラック企業」への戒め的な内容でそれを重くしないでエンターテイメント要素を多く含んだ娯楽作品だ。

雇用者側と労働者側を対立軸としその請負人として「労基職員」と「社労士」との対立を描いている。

もちろん双方に分のある脚本にはなってはいたが、この時勢と圧倒的視聴者の数の論理で労働者側に分が偏った作品に仕上がっている。

この様な作品はある種のプロパガンダにもなる訳で、このご時世仕方ないのかもしれないが私は少しいかがなものか?とも思う。

確かに昭和30年代ぐらいまでの世界の労働条件は雇用者側に有利であった。

しかしその後は労働法の改正が進み労働者側に有利な条件がどんどん盛り込まれ、現在ではかなり守られた条件が整っている。

だからとて私も対等の立場とまでは言わないがそれでも部分的には労働者側の方が有利と思う部分も多々ある。

しかしこの対立軸は、資本主義社会の中ではどこまで行っても多少の差はあれ交わる事の無い二軸であろう。

なぜなら人は所詮「利己主義」だからだ。

このサイトでの記事や日記を見ていても如実に表れている。

もちろん私も含めてだが、多くの不満や疑問も全ては「自分にとって」と言う視点が大半を占めており、中にはその意見が「一般論」として語られている者すら居る。

ま〜それはさておき・・・

労働者側にとっての仕事とはどういったものか?

これを客観的に考えてみる・・・

定められた時間で提示された仕事をこなし、その対価「予め定められた対価」を雇用側から支給される。

これが基本だろう。

この基本から連想されやすい労働は工場のライン作業なんかが分かり易い。

定められた時間、定期的に流れてくる部品、それに対する労働、実に簡潔で分かり易い。

しかし多くの人々はこの労働は忌み嫌う。

これほど分かり易い労働は無いのだが嫌うのだ。

多分その理由は、この労働、単純作業には人間性を無視、そこに個性や思考が入り込む余地が無いいわゆるロボットのような作業だからだろう。

そうなると労働と言う中に人間性、個性、思考、アイデンティティーが含まれていく労働を求めることになる。

これが厄介になってくる。

これらは雇用者側から見ればむしろ邪魔な物だからだ。

なぜなら 極論言えば、どの様な業種であろうが雇用者は実は「ロボット」を欲しがっているからだ。

自分に都合の良い「ロボット」

遅刻、欠勤、悪態、過失、要求、さぼり、・・・などが無いすなわち「ロボット」の様な人材を本音は要求している。

雇用サイドはなるべく「ロボット」に近づけようとする要するに「アンドロイド」だ、しかし労働者サイドは出来るだけ「人間」により近づけようとする・・・

それである以上この両者は交わる事は不可能である。

しかし現実はこの両者ともこの辺を手探りで探りながらお互いが譲歩しあいながら業務に支障を出さないように日々をやり過ごしている・・・

この図式が雇用者と労働者の一般的な図式だろう。


「ダンダリン」この物語は労働者側、すなわち「人間」側にスポットを当て、雇用サイドに問題点を突き付けている。


「ブラック企業」


この定義もあやふやだがしかし現実に存在する。

この物語の中でも語られているがこの対立する両者、どちらがより譲歩することが正しいか?

これは資本主義社会の永遠のテーマで答えはないだろう。

ただ一点私は思うことがある・・・・


雇用者が人材を雇うという事の意味だ。


その人材を「アンドロイド」の様に変えていくシステムでも何でもいいが、私が思う雇用と言う意味は。


「その人材の生活を安定させる責務」だと認識している。


もしその事業者が上記の責務を放棄し、ただ利益利潤を追求するだけの者だったらその人間は雇用する資格が無い事業者だろう。

現実には色々な障害や様々な事象により、従業員の生活の安定を脅かす事はある。

しかし事業者がこの責務を放棄しない限り、いずれは安定を取り戻す事が出来うる。

また、この事業者の姿勢は必ず会社によい循環を生む。

長い目で見れば、この様な会社が結果的に利益を生み、あらゆる障害にも強いものだ。

私は過去、色々な会社の社長とお付き合いし、色々と学ばさせて頂いた。

そんな中で一番学べたことがこの事だ。


私が思う「ブラック企業」とは



そんな企業倫理も無い事業者がいる会社だと思う。


















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はいむるぶし まりあっち そんな〜!まりあっちがリコちゃんなら私何でもしたがっちゃいます〜!なんでもいって〜!^^ (14/05/22 21:26)
はいむるぶし 腐敗官僚さん それはまだまだですがいつか来る世界でしょうね!ま〜私等が死んだあとの事だからその世代が何とかするでしょ!^^ (14/05/22 21:24)
はいむるぶし タヌキっぽさん その通りです!原点を忘れた経営者が多すぎます!私はよく昨日の事を忘れます!もうすぐ朝食べたものを忘れそうです!そんな私はボケ老人?^^ (14/05/22 21:22)
まりあ 私のこと、リコちゃんって呼んで〜(*^ρ^*) 私もたぶん…利己主義のリコちゃんですもの〜w (14/05/20 22:16)
腐敗官僚 もうしばらくすると、映画に出てくるターミネーターと同じスペックの自立型ロボットが安価に量産されるようになるでしょう。そうなれば、全ての工場で全ての労働者が駆逐されロボットに置き換わるw 雇用が存在しないのだから、労基署もクソもない。 無能な者は駆逐するに限るw (14/05/20 21:42)
タヌキっぽ 不景気の底を打ったような時期だからこそ原点を忘れず経営の舵を握ってくれよ〜 >長い目で見れば、この様な会社が結果的に利益を生み、あらゆる障害にも強い (14/05/20 20:58)


 ■ 2014/05/19 (月) Love Psychedelico


私の音楽は80年代で終わっている。

これ以降はほとんど聞いていないし耳にも入ってこない。

その理由は色々あるが仕事が忙しかった事と、これ以降の音楽にまったく興味が無かったことが最大の理由だろう。

しかし、そんな私が気になったバンドが一つある。

それは


「Love Psychedelico」


このバンドは非常にカッコイイ!

このバンドの音楽、特に70年代を意識した音色と曲調、編曲、ギターアクション、どれをとってもカッコよすぎる。

特に

「Your Song」 「裸の王様」  「I am waiting for you」 「My last fight」


上記に挙げた曲、これは秀逸で単純なコード進行でありながら実に見事な編曲、メロディーライン、ボーカルの特性、どれをとっても素晴らしい出来栄えだ。

このボーカルを担当しているKUMIさんの声色、英語と日本語のMIXされた歌詞も秀逸で70年代当時の洋楽を思い浮かばせる技法はまさに洗練されており、私の様な当時の音楽ファンにも容易に耳に入って来る。



彼等の今後に更に期待したい!












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 ■ 2014/05/19 (月) リッケンバッカー!


ずいぶん以前から趣味でギターを弾いている。

若い時、ビートルズのコピーバンドをやっていた。

仕事の都合上や仲間の都合などで解散となったがそれでも7〜8年はやっていた。

ずいぶん以前の日記にも書いたがここ数年前にまたギターが弾きたくなり「OVATION]と言うギターを購入した。

なぜOVATIONなんかを購入したか?

BEATLESには無縁のギターなのだがデザインが大好きで一度は持ってみたかったからだ。

そんなギターを買ってはみたものの以前の様にバンドを組める訳でもなく、うちの従業員を誘ってはみたもののジェネレーションギャップがありすぎて相手にされない。

だから一人寂しく、暇を見つけては一人ギターを弾いているだけの趣味であった。

だがつい最近、ひょんなことからある人からライブバーを紹介してもらった。

そこは私にはうってつけのバーで、やっている曲目は基本60年代洋楽で、新しくとも70年代の曲ばかり・・・

BEATLESはもちろんの事、エルビス、ベンチャーズ、CCR、PPM、S&G、ライチャスブラザーズ、クリーム、ショッキングブルーなどなど・・・

私は「なんてここは楽園なんだ・・」と思い、それからという物、仕事終わりにはここへ顔を出す始末。

このライブバーには専属バンドが居る訳ではなく、だいたいがここの常連さんがとっかえひっかえステージに立って演奏をする。

私はそれをいつも羨望の眼差しで見ていた。

そして、そんな私にもとうとうお声が掛かった。


「○○さんも何か楽器をやられているのですか?」

「は・はい!いちおうギターを・・・」

「そうなんですか!じゃ今弾いてくださいよ!」

「い・いや!私なんて下手ですし皆さんの足を引っ張るだけですから!」

「そんなこと気にする奴なんてここに居ません!皆で楽しめばいいのですから!」

「それはそうですが・・・」


私はその日はまだ遠慮の方が勝っていたので、常連さんの邪魔にならないように隅っこで飲んでいた。

そんな日々が続き、そうしたある日、とうとう私も演奏する機会が巡ってきたのだ。

いつもいる常連さんでギターを担当している人が来なかったからだ。

もうその時は常連さんの間で私がギターを弾けることを知っているので、すぐさま私に声をかけてきた。


「○○さんお願いします!サイドを担当してください!」

「えっ!」

「譜面はありますのでよろしく!」

「えっえっえっ!!!」


半ば強引にステージに立たされた私は、ここはもう堪忍してギターを手に取った。

このライブバーは私等の生演奏で歌う事が出来る、カラオケとは違う本物のバンド演奏をバックに歌う事が出来る事からそれが好きなお客が集まってくるお店だ。

各テーブルに置かれてある曲目リストの中から番号を指定し、それを演奏し客はステージに上がって歌う。

もちろん曲目リストはほとんど60年〜70年代の洋楽。

私がギターを手に取ったと同時に早速リクエストが入った・・・


「じゃ○○さんいける?譜面は〇〇ページね!」

「は・はい!」

「もし良かったらハーモニーつけてあげてね!」

「えっ?」

「だって○○さんの好きなビートルズだよ!大丈夫でしょ?」

「確かにそうですが歌もですか?」

「大丈夫大丈夫!じゃいくよ!1・2・3」


ドラムのカウントが入る!

もうやるしかない!私は無我夢中で右手を振り下ろした・・・

久しぶりのバンド演奏。

私の後ろから聞こえてくる正確なドラムのリズム、更に聞こえてくるベースの低音、そして私自身のシールドを通してアンプから出てくるギターの音・・・

ずっと一人で、アンプを通さない生の弦の音しか聞いてこなかった、本当に久しぶりのアンプから聞く音、それとバンドの自分以外の生音・・・

私は嬉しくて、無我夢中でこの一体感に酔いしれていた・・・

演奏を途中間違ったかもしれない、しかしそんな事よりもこの瞬間が楽しくてそんな事はもうどうでもよかった。

 
客からのリクエストが無くなるとステージはいったん休憩に入る。


今回は約10曲ぐらいの演奏だった。

幸い私はこの年代あたりの曲はほとんど網羅している。

知らない曲は無かったので全て問題なく演奏できたように思う。

途中からは私も余裕が出来たのかハーモニーも入れるぐらいになっていた・・・


「〇〇さん!いけるじゃん!ぜんぜん大丈夫だよ!」

「あ・有難うございます!」

「これで演奏スタッフが一人増えたね!」

「そんな!私なんかまだまだですよ!」

「いや〜大丈夫だよ!ところで○○さんは仕事なにやってんの?」

「くぇrちゅいおp@・・・・」

「じゃいつも来れる訳ではないんだね」

「は・はい・・」

「じゃ来れる時は今回みたいにサイドお願いするよ!」

「私なんかで良ければ!」


こうして私は念願のバンドが出来るようになった!

しかも私がしたかったオールディーズだ!

これを機に私は前から欲しかったギターを増やそうと思っている。

GUILDのギターとフェンダーのテレキャスターを購入しようかどうかを悩んでいる。

それを嫁に言ったところ・・・・


「買えばいいじゃん!」

「えっ!いいの?」

「別にいいんじゃない!欲しいんでしょ?」

「うん!」

「それっていくらぐらいなの?」

「2つで50〜60万ぐらい・・・」

「・・・・・・・」

「で?」

「今年はどこもまだ旅行に行ってないよね?」

「・・・・・・・」


新しいギターを手に入れる事はまだ当分無理そうだがこの店のおかげで楽しみが一つ増えた。


これまで以上にギターの練習にも身が入る。

世に多く存在するおやじバンド、これまで無理だと思っていた事が私にも出来るかもしれない。

いずれはリッケンバッカーも手に出来る日が来るかもしれないと思いつつ仕事をしている・・・・


暫くして嫁が私にこうも言ってきた。


「若いお姉さんがいる飲み屋へ行かなければ買えるじゃん!」


「・・・・・・・・・」



まだまだ道は険しい・・・・・・













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はいむるぶし タヌキっぽさん ジャズギターの難しさったら・・・弾き方が特殊で私などは・・・でも頑張る!^^ (14/05/20 21:15)
タヌキっぽ >このボーカルの方…  正しくは、食べ過ぎ!でしょうW 本題、「五線紙」のギターカバーはYouTubeに幾つか在りました。ステージで披露される日を待ってます (14/05/20 21:06)
はいむるぶし タヌキっぽさん これはカッコイイ!しかもこのボーカルの方、歌うますぎ!この曲は知りませんが竹内まりあってジャズでしたっけ?このジャズギターも良いですね!今度挑戦してみようかな! (14/05/20 20:53)
タヌキっぽ 邦楽にご興味無いでしょうけど…こんな夜を重ねておられる?http://www.youtube.com/watch?v=soY5_MZaRZc (14/05/20 05:21)
タヌキっぽ ギターを弾ける…いいですね。「五線紙@Souvenir〜Mariya Takeuchi Live」のように弾け、傍に同様な歌唱力の女子が居たら…と、夢に見ます (14/05/20 05:04)
はいむるぶし サイコロさん 夫婦仲?あれ?悪かった時ってありましたっけ?いや〜記憶にないな〜!誰か別の方と勘違いされてませんか〜?私の様な愛妻家を捕まえて何をおっしゃっているのですか〜!^^ (14/05/19 22:36)
サイコロ おお!演奏もできるのですか^天は二物も三物も与えますね!ところで、夫婦仲は修復されたのですね^よかった、よかった^^ (14/05/19 21:22)
はいむるぶし まりあっち ナイロン弦のギターは持ってませ〜ん!クラシックも実は好きで何時かはナイロン弦にも挑戦しようと思っております!アルハンブラ「想い出」は弾いてみたい一曲ですね!^^ (14/05/19 17:35)
まりあ はいむるぶしさん、私と一緒に『G線上のアリア』弾いて^^ ゆっくりと・・・・包み込むやうに(なにげにリクエストしてみたw) なんか、はいむるぶしさんうまそうな予感♪ (14/05/19 17:26)


 ■ 2014/05/17 (土) 夜の世界


私は普段から良く飲みに行く。

何時も大体行きつけのお店へと足を運ぶのだが、基本動機は不純である。

可愛い女の子を口説くためだからである。

今後もこの修業は続くであろう・・・・

まあ、それと若い娘と接点を持つ事で自分自身老いへの抵抗がそうさせるのかもしれない。

しかし、よく失敗もする。

私の悪い癖で、一人の女の子に集中する事が出来ず、意中の娘以外の娘にも良く口説いたりしてしまう。

ま〜だいたいは無礼講で済むのだがたまに本気で怒られたりする。

そうなると馴染みの店を変えたりすることがあったりもする。

要するに出禁になったりしてしまうのだ。

そんな時に思う事だが、所詮夜の世界での出来事、要するに全てがフィクションの世界でそこまで憤慨しなくても良いじゃないか?と思うのだ。

夜の世界で働いている女の子のほぼほとんどに旦那や彼氏はいる。

それはそうである。

そもそも夜の世界で働こうなんて思っている女の子達は大抵ある程度容姿に自信を持っている。

言わば真夏のビーチにビキニをまとえる!みたいなものだ。

たまに勘違いの娘もいるが・・・・

ゆえにそんな女の子達に男がいないなんてほぼ有りえない。

ゆえに夜の世界は全てがフィクションなのである。

たまに夜の世界で恋愛関係になったりもするが確率的には低い・・・

なぜならここでの出会いは「金」がきっかけで、しかもどこへ行くにも全て「金」が付きまとう。

この世界に長くいればいるほどこの思考は固定化され、金を介さない思考を男に出来なくなってくるらしい。

要するにこの子たちにとって男は「お客様」以外何物でもないという事だ。

しかし世の男どもはこの構図を分かっていても踏み外したりする。

恋愛を求めてしまうのだ。

夜の娘達にはこれは最高形だ。

こうなると男はその娘にじゃぶじゃぶとお金をつぎ込む。

彼女達はこの形を多くの男どもに求める為、いとも簡単にどんな嘘でも平気で着く。

これが仕事とはいえ、よくもそこまで嘘をつき続けれるよな〜・・・と思うこともある。

確かに夜の世界は全てがフィクション、とはいえ「そこまでするか?」と言うことも良く見受けれる。

どう見ても持てない男に、ほぼ恋愛に発展することは皆無だろう・・・と言うような男に貢せまくる・・・

いくら仕事とはいえこれはやりすぎだろうと思う事例も多々見受けれる。

歳取った私みたいなおじさんが余計なお世話だろうが、彼女達の行く末を気になってしまう。

若いうちからこの様な世界にどっぷり浸かってしまえば、普段の生活にも影響が出るのでは?と思ってしまう。

別に統計を取ってはいないが私の経験からやはりこの世界の女の子達の行く末は大抵幸せとはほぼ無縁な生活を強いられている娘達が多い。

これは事実だがAV女優のほとんどの前職がキャバクラやクラブ、ま〜夜の世界だ。

結局、夜の世界、フィクションの中で働くこと、それが長ければ長いほどもうそれはどれが現実でどこがフィクションなのか?この感覚がマヒしていき、どれもフィクションと変してそれ以上のフィクション、いわゆるソープ嬢やAV嬢への足掛かりとなっていくのだろう。

また、それとフィクションに侵され過ぎた脳みそは現実を受け入れ難くもなってしまうのだろう。

現実社会はフィクションで済まされるほど甘くはない。

彼女達はその対応能力も夜の世界で削がれ、もう現実世界では生きる能力を失っていく。


それを踏まえて夜の世界に飛び込んでいく彼女達はどれだけ居るのだろうか・・・・











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はいむるぶし 腐敗官僚さん この文面からそうとりますか?やっぱり文章という物は難しいですな〜! (14/05/19 14:06)
はいむるぶし まりあっち 前にも言われてませんでした?そんなにまりあっちのご主人に似ているのですか?じゃたまには交換しませんか?^^ (14/05/19 14:04)
腐敗官僚 まるで、「酸っぱい葡萄」ですなw (14/05/18 13:26)
まりあ はいむるぶしさんって、ウチの主人みたいですわねぇ( 艸`*)ププッ 踏まえるも何も、様々な理由で夜の世界へ飛び込んでゆくしか無い女性も多いのでは。。女性だけでなく、春を売る男性もいらっしゃいますね。。ボランティア先で過去に経験された方からよくお話を聞きます。。まだお若いのに、亡くなる方も多いです。。 (14/05/18 09:47)


 ■ 2014/05/15 (木) スポーツの祭典


私の日記の中で以前にも書いたことがあるかもしないが、重複しても再度書きたい。


本当に思うのだが・・・


あらゆるスポーツ競技において「女子の競技が本当に必要なのか?」と言う事だ。


また、オリンピック競技において「主観が入り込む競技は必要か?」


上記2点の問題提起を切にしたい。


別にスポーツをすることは老若男女だれがどこで何をやろうと何の問題も無い。

ただ、スポーツの祭典的および世界の頂点を決するような催しに女子の分野がこれほどいるのだろうか?

前日、女子サッカーがやっていたそうだがサッカーに女子の大会が本当にいるのか?

男子サッカーに比べ圧倒的参加国の少ない女子サッカーの世界一を決めて何の意味が?

仮に参加国が多くても所詮は女子の中で世界一位を決める事がそんなに重要なことだろうか?

地球上の本当の世界一位を決める祭典は意味があると思うが、その半分の人口の世界一位を決める事がそれほど重要なことか?

それと、オリンピック競技に主観が入り込んでは一番駄目だろう。

そんな競技が本当にオリンピックに必要か?

また、そんな競技が大抵いつももめ事を造る。

フィギュアなんて競技がオリンピックに必要か?

もっとシンプルな誰にでも分かり、誰もその結果に異論を付ける隙を与えない、そんな競技だけでオリンピックはいいだろう。

スポーツなんてものは実はもっとシンプルで、誰が見ても聞いても納得がいく結果。

それこそがスポーツの祭典にふさわしいと思うが・・・・











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はいむるぶし 記入なしさん ま〜そうですな! (14/05/17 23:20)
はいむるぶし まりあっち まりあっちにルールは不要だぜ!ご要望とあらば不肖この私が手取り足取り・・・・えっ?いらない?そんな〜!私を見捨てないで〜!^^ (14/05/17 23:19)
はいむるぶし 腐敗官僚さん へへ!!!育ちは最高だぜ!へへ!! (14/05/17 23:16)
記入なし まあ、やはりビジネス絡みでしょうね。 (14/05/16 01:05)
まりあ バレエも素敵なのでスポーツの祭典に入れましょう〜(*^_^*)旦那の好きなラグビーのルールもいまだに意味がわかってないし(^_^;)、サッカーとか野球とも難しすぎに感じる私ですw (14/05/15 21:03)
腐敗官僚 うぅ〜んw 育ちがにじみ出てますなw (14/05/15 20:12)


 ■ 2014/05/13 (火) 自由という名の・・・


上海での知識や経験は私の中で大いに、本当に良い経験となった。

特に目を見張るべきは「資本主義」という有り方だ。

「資本主義」とは金本位の正に弱肉強食である。

ここ上海と日本を比べれば、どれだけ日本は社会主義で弱者にやさしい国家だということが本当に実感する。

別に中国だけとは言わない。

タイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア、インド、アメリカ、南米諸国、・・・どの国々も日本よりはるかに資本主義である。

社会主義代表とされるヨーロッパ諸国でも、日本より秀でている国家はほぼ無い。

そもそも無理であるヨーロッパ共同体がギリシャ、ポルトガルをはじめとした経済破綻、潜在的破綻のイタリア、失業率、若い労働力の流出など問題は山積している。

日本人の中で良く日本批判をする、特に社会的弱者に多く見受けれるが、この人々こそ海外へ行くべきである。

どれだけ日本はこの社会的弱者達に優しい国家であるかを肌で感じれるはずだ。

もうそろそろこの国民も客観的視点からこの国を判断するべき時で、しかもそれが一番景気にも作用する事だと理解してほしいと思う。

毎日連夜のごとくマスコミから垂れ流される報道にも疑問を持ち、さも弱者寄りな意見で聞き耳の良いことに惑わされず、マスコミお得意の「権力=悪」という構図に嵌らず。

弱者ゆえの「妬み」「迫害感」「孤独感」「失望感」「喪失感」から一歩踏み出した視点を持つ事が全てのキーワードとなる。

全ての自由国家、民主主義国家の最大なる本懐は


「努力が報われる!」


ということに尽きる。


これが無ければ民主主義も自由も何の意味も無い。


しかしこう言うと否定的な人たちは「すべての努力が報われるわけではない」というロジックを展開しがちだが、しかしこれだけは言える。


「努力を放棄した人たちには何のチャンスも巡ってこない!」


と言うことだ。


本当の平等とは「努力の自由」と言う事だ。


また、「努力」という物は弱者達にありがちな「自己分析」では何の意味も持たない。

いくら自分が努力をしている、もしくは努力をしてきたと100万回唱えても100万人に訴えても負け犬の遠吠えに過ぎない。

「努力」という物は結果が全てで、かつ他人が判断するものである。

あらゆる資格、試験、学歴、肩書、は全て結果である。

これらも全て「努力」と言う大前提があってこそ付随するものでそれらを放棄した者には何の結果も持たない。

多くの国民はこの事を忘れ、しかも自分は何の努力もせずただ単にマスコミの誘導に嵌められ「権力=悪」と言う構図に思考が毒されていく。

権力を持つということは少なくとも多くの弱者達の何倍も努力をしてきているという事だ。

別にこの「努力」という物に対して格別の価値を付けて言っている訳ではない。

例えばスポーツの世界で「金メダル」を取れたからと言ってその人間が人間性も思考も全て秀でているとは思わない。

しかしその「金メダル」取ったプロセス、努力を垣間見るこの行為に国民の多くは称賛する。

スポーツの世界では見えやすいし判断しやすいから称賛されるが、それと同じ様に権力を持つ者、官僚、政治家、企業家、達もスポーツ選手と同じ様に努力を重ねてきた結果があるという事だ。

見えやすいものは称賛し、見えにくいものはただ一つの出来事で全てを判断し重箱の隅をつつくがごとく非難の対象となる。

多くの人々は「客観」と言う行為を忘れ、すぐ「独善」に嵌る。

もし、国民の3割以上がこの「客観」を自然体すれば、現在の景気も回復基調にすぐ移行するだろう。

とくにどの国家でも一番数が多い生活弱者達、彼らがこの客観を受け入れる事が出来れば、その国家は理想的国家へと移行出来うるだろう。

なぜなら多くの生活弱者達のほとんどが「独善」で、いちばん国家の足を引っ張っているからだ。

特にこの日本ではその割合が多い。

なぜなら、これほど住みやすい国家でありながらそれでも飽き足らず不満の声を高らかに挙げまくる。

彼等の多くが諸外国に行けば本当に死ぬしかないであろう・・・

福祉、ボランティアも結構だが、それらが本当に必要なのはこの日本にはほぼ居ない。

自由、権利、民主主義、これらは実に本当は凄く残酷なもので、競争と弱肉強食を強いられるものである。

そんな中での本当の平等とは何度も言うが

「努力の自由」

だという事だ。


今回の上海では本当の自由社会を垣間見たことであった・・・・











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はいむるぶし まりあっち そうですどんなに文明が進もうと、どんなに道徳モラルが進化しようと、所詮人間が考える事は突き詰めれば原始的な思考が支配するものです。 (14/05/17 23:23)
まりあ 既得権益者になるかどうか・・・人である限り、有史よりづづくめっちゃ原始的・現実的な考え方ですねぇ^^; (14/05/15 21:06)
はいむるぶし 記入なしさん 何時の世もどの様な時代でも、上記のロジックは普遍です。既得権益者になる努力をすればいいだけの事です。努力次第で誰でもなれますよ! (14/05/15 19:32)
記入なし 一億総中流時代は努力すれば皆でパイを分け合えたから社会的不満は少なかったけど、今は分けるパイが小さくなってしまい既得権益者は自分の分を減らしたくないので、努力だけでは如何ともし難い状況もある訳ですが、新しいフロンティアを開拓するしかないのでしょう。 (14/05/13 17:50)


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